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2023-12

売り方の買戻し優勢で高値引け

11月1日(月)15:05

2021年10/29(金)週末の主要国市場 
日経平均先物 29,060円△280円 先々週末28,690▼180円
ドル円相場 113.96円~113.98円 先々週末113.46円
NYダウ 35,819.56ドル△89.08ドル 先々週末35,677.02ドル△73.94ドル
ナスダック 15,498.389△50.271 先々週末15,090.200▼125.500 
S&P500 4,605.38△8.96 先々週末4,544.90▼4.88 
10年債利回り 1.558% 先々週末1.634%
NY原油 83.22ドル△0.41ドル 先々週末83.98ドル△1.48ドル
上海総合指数 3,547.3361 △28.9195 先々週末3,582.6036▼12.1795
欧州市場 
ドイツDAX 15,688.77▼7.56 先々週末15,542.98△70.42 
イギリスFTSETM100 7,237.57 ▼11.90 先々週末7,204.55△14.25 
フランスCAC40 6,830.34△26.12 先々週末6,733.69△47.52 

週末の米国株 主要3指数は揃って最高値を更新
好決算を発表した銘柄が買われ、相場を下支えしました。
好決算を発表したマイクロソフトは4日続伸し上場来高値を更新しました。
一方、売上高が市場予想を下回ったアップルが売られNYダウの重しになりました。
(売上高が11四半期ぶりに市場予想を下回る内容)
マイクロソフトは、昨年7月以来時価総額でアップルを逆転し
米国株で時価総額首位になりました。
決算内容で減益になったアマゾンが2%値下がりし
主力ハイテク株の値動きは、高安まちまちとなりました。
ハイテク株比率が高いナスダック指数は5日続伸。
連日高値を更新しているEVのテスラは買いが続き
半導体関連株の上昇も目立ちました。


日経平均株価
 前場
寄付 29330.68(9:00)△437.99
高値 29633.33(9:20)△740.64
安値 29267.63(9:02)△374.94
前引 29538.15(11:30)△645.46 +2.23% 
前場日経平均寄与度上位銘柄 +20円以上6銘柄
ファストリ +130.05
東京エレク +66.97
アドバンテスト +40.18
ソフトバンクG +34.05
ダイキン +32.95
ソニーG +25.02
マイナス寄与 10円以上銘柄 なし

 後場
寄付 29523.32(12:30)△630.63
高値 29666.83(15:00)△774.14
安値 29523.32(12:30)△630.63
大引 29666.83(15:00)△754.39 +2.61%


重要イベントの衆議院選挙自民党過半数の攻防事前予測を
上回って無事通過し、売り方の買戻しや短期筋の先物買いが入りました。
日経平均株価は、窓を開けて大幅高で続伸して始まりました。
寄付きの時点は、主力株の多くが買い気配のまま寄り付いておらず
次第に寄り付き始めると上げ幅を拡大しました。
寄り後740円上昇する場面がありました。

日経平均寄与度上位値嵩株、半導体関連銘柄、日経平均採用主力大型株が
買い優勢となり、日経平均が全体相場の値動きをあらわすTOPIXに比べ
買い優勢となりました。
本日の上昇の多くが、先週大きく売っていた投資家の買い戻しが
上昇の原動力になりました。
朝方売り方の買戻しがまとまって入り、日経平均は740円上昇した後は
高値 29633.33(9:20)△740.64
後場にかけても高値水準を維持し、前場高値を上回りました。
選挙前まで、売っていた投資家の買い戻しはこれで出きったとする
一部報道がありましたが、今の相場はAIによる売買が主流であり
単純なものではありません。
明日以降もメインプレーヤー短期筋次第の相場となります。

マザーズ指数 
本日は日経平均寄与度上位銘柄、日経平均採用の大型株が買いの中心に
なりましたが、マザーズ指数も大幅高で反発しました。
しかし、マザーズ指数は昨年10/14高値1368.19を付け、これがコロナ後高値となり
その後は高値を切り下げる下降トレンドになっています。
マザーズ指数は個人投資家が主戦場で、指数の上値が抑えられており
個人投資家の懐事情に大きく反映します。
多くの小型株が低調な水準で推移しているのが目立ちます。
そして、決算発表で一段と「2極化」が進むことになります。

自民党は追加公認を含め261議席を獲得。
国会の安定運営に必要な絶対安定多数を単独で確保しました。
自民は安定多数の244を上回り、絶対安定多数の261議席を得ました。
絶対安定多数は衆院で常任委員会の委員長を独占したうえで
各委員会で自民が過半数を確保できる議席数です。
一方、事前予想で伸びが予想されていた立憲民主党は共産党との
共闘が不発で議席を減らしました。
日本維新の会が、41議席で第3党になりました。
政府与党は、11/10に首相指名選挙をするための特別国会を召集する方針。
岸田首相は、第2次岸田内閣を発足させます。
衆院選の公約の経済対策を11月中に閣議決定し、2021年度補正予算案の
年内成立をめざします。
その規模は、数十兆円規模、30兆円規模になるとの報道がありますが
これが当面相場の下支えになる見込みです。

値下がり率トップ -23.70%
10/19決算発表を嫌気しての売り優勢
6629テクノホライゾン 
好業績を背景に7/15高値2262円まで買われ直近にかけて
調整を続けていました。
10/29決算発表
増収減益予想を嫌気して寄付きから売り物に押され
S安売り気配のまま値が付きませんでした。
966円▼300円安売り気配
あす値が付き、数週間下値模索になりそうです。
10月29日引け後決算発表
2022年3月期業績予想の下方修正
営業利益予想 従来30億円(前期比24%増)から
20億円(前月比17.4%減)に減額。
連続最高益見通しが一転して減益予想となりました。
9月買収のアポロ精工などが寄与し、売上は従来予想を上回る見込み
教育市場向け書画カメラや電子黒板の国内販売が前期の需要増の反動減
半導体部品不足の影響を受け、収益が圧迫されているとのこと。
あす値が付いたところを「値ぼれ買い」すると底割れリスクがあります。
会社四季報秋号見出し「最高益」でしたが、結果は大幅減益となりました。
現在のメインプレーヤーは海外短期筋です。
インデックスだけではなく、個々の銘柄も中途半端な水準で買うと
非常に危険です。
買うときは過去1,2年の株価位置を見たうえで、買いの判断を
行うことをお勧めします。
優待取り、配当権利取りなど、目先の欲に手を出して
大きな損出になるケースが多々あります。
優待をもらうより、その株価が安いところを買って
権利付きの高値圏で売って、自腹で優待分以上の買い物をした方が
お得と思います。

短期筋主導の日本市場は、年々ボラティリティーが高くなっています。
取引の過半数をAIによるプログラム高速売買が占めており
様々な報道や企業データー更新を瞬時にAIが判断し売買を行っています。
今やインデックスに留まらず、数多くの銘柄にもこの流れが波及しており
腕に覚えのある投資家以外の一般の個人投資家は、中途半端な株価水準での
売買は、時として大きなリスクを伴います。
本日は、上記銘柄 会社四季報秋号見出し「最高益」6629テクノホライゾンの
一例をご紹介いたしましたが、7/15高値2262円が、あっという間に
本日11/1 966円売り気配で値が付かず、売りたくても売れないことになりました。 
会社四季報は、個人投資家のバイブルですが、時としてこのように裏目に
出ることも多々あり、今の相場の難しさを感じます。

このような日本市場においては、「買い」だけではなく、「空売り」も取り入れ
「二刀流」で臨まなければ儲けのチャンスが少なくなります。
コロナによって多くの企業が苦しんでいたため、「空売り」は一時中止していましたが
コロナ感染拡大が一巡したため、再開しようと考え、昨日から空売り候補銘柄を
研究し始めました。
まずは手始めに、
1,時価総額1000億円以上企業
2,過去1年間の株価位置が直近最高値圏
3,天井圏で高値更新が難しくなっている銘柄
(できれば、高値が右肩下がりになっている銘柄)
様々な条件を付け、信用取り組み(信用倍率)も要チェック
業績の先取り分をすでに織り込んでいることも株価で確認します。
今後の全体相場の流れに連動しながら、「空売り」も組み入れていこうと思います。

空売りしてはいけない強い銘柄の一例
6504富士電機 11/1高値5720円
6098リクルートHD 11/1高値7750円
5384フジミインコ 11/1高値7380円 14:40時点
9613NTTデータ 11/1高値2344円 14:41時点
6967新光電気工業 11/1高値4770円 14:41時点
その他強い銘柄多くありますが、相場が生きている強い銘柄は絶対に
空売りしてはいけません。






次回更新は、11/2(火)20:00頃更新予定です。

FRBによるテーパリング開始の時期は12月ころ年内開始?
2022年半ばにテーパリング終了の見通し
利上げの時期は、夏場以降になる模様。

11/2,11/3 FOMC テーパリング(量的緩和の縮小)の年内開始発表?
11/5 米国10月雇用統計
12/3 米国11月雇用統計
12/14,12/15 FOMC

◎個人投資家の堅実な銘柄選びのポイント
コロナによって多くの企業が収益悪化に苦しんでいます。
四季報秋号を見ると以下の項目が多くの銘柄に記載されています。
◎継続前提に重要事象 113銘柄
◎継続前提に疑義注記 32銘柄
一般の個人投資家は、これら銘柄への投資は、リスク管理の観点から
売買を控えるべきです。

お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
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なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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