3万円大台トライその後伸び悩み
11月16日(火)19:35
前日11/15の米国株
NYダウ 36,087.45ドル ▼12.86ドル
ナスダック 15,853.846 ▼7.112
S&P500 4,682.80 ▼0.05
米国10年債利回り 1.621%
NY原油 81.43ドル △0.55ドル
米国株主要3指数は揃って小幅に反落
米国長期金利が先週末終値1.56%から1.63%まで上昇しました。
高PERのハイテク、グロース株の上値が重くなりました。
NYダウは朝方プラス圏で推移しており、長期金利上昇の割には
ハイテク株比率の高いナスダック指数の底堅さが目立ちました。
主要3指数下値は堅く、ほぼ横ばい圏で引けました。
日経平均株価
前場
寄付 29749.71(9:00)▼27.09
高値 29960.93(10:59)△184.13
安値 29681.25(9:02)▼95.55
前引 29841.26(11:30)△64.46
後場
寄付 29844.42(12:30)△67.62
高値 29865.46(12:32)△88.66
安値 29743.33(14:59)▼28.42
大引 29808.12(15:00)△31.32 +0.11%
TOPIX
2050.24(9:00)
2062.81(10:59)
2046.87(9:37)
2050.83(15:00)
前日比△2.31 +0.11%
値上がり銘柄数 890
値下がり銘柄数 1189
新高値銘柄数 87
新安値銘柄数 74
騰落レシオ25D 87.8
日経平均25D乖離率 +2.30
TOPIX25D乖離率 +1.60
前日の米国株主要3指数は小幅に反落したものの下値は底堅く
先週末終値を大きく下回る動きは見られませんでした。
日経平均は反落して始まり、寄り付き直後、95円値下がりしましたが
10:45過ぎに先物主導で、30,000円に迫る場面がありました。
高値 29960.93(10:59)△184.13
バイデン大統領と習近平国家主席が、オンラインによる首脳協議を開催し
米中関係の対話を維持することの重要性などが話し合われたことが伝わると
協議が波乱なく通過したことへの安心感から中国上海株や香港株が上昇し
この流れを受けて、日経平均先物が断続的に買われ、この日の高値を付けました。
日経平均は買い一巡後は、伸び悩んで前引けを迎えました。
後場は積極的に買い上がる動きは見られず、模様眺めとなり
マイナス圏に沈む場面がありました。
米国株主要3指数は、最高値圏を維持して強含みが続き、ドイツ株、フランス株も
史上最高値圏にあり、イギリス株も高値水準での強含みが続いています。
米国株、欧州主要国株の強い相場が続く半面、日本株は追随して高値を超える
力にかけ、日経平均は30,000円の大台が大きな壁になっています。
本日、米中首脳のオンライン会談を好感し先物主導で、30,000円に迫る場面が
ありましたが、買い一巡後は急速に伸び悩みました。
欧州では、新型コロナ感染拡大が再び急増し、韓国でもワクチン接種率が
70%を超えているものの、1日2,000人水準の高止まりになっています。
一方、日本では東京都を中心に感染者数が減少、大阪府でも急速に減少
全国的に低い数値が続いています。
日本が諸外国に比べ、手洗い、消毒、うがいの徹底やマスク着用で
3密を避けているのが、好結果になっているようですが、日本だけが
急速に減少し、低下傾向が続いているのは、諸説ありますが
定かではありません。
米国株欧州主要国株高は、先駆したワクチン接種による経済再開が
好結果をもたらしたのですが、日本は現時点で欧米諸国の接種率を超え
経済再開が徐々に進んでいるものの、景気回復は欧米諸国に比べ遅れており
そのため、30,000円の大台が上値の壁になっています。
岸田政権による40兆円規模の財政政策内容が、報道されましたが
メインプレーヤー海外投資家の反応はいま一つとなっています。
成長戦略よりも分配に重視していることが、海外投資家の期待に
つながらないようです。
日本株は上値が重いものの、本日前場30,000円トライの場面がありました。
今後も米国株が、大崩れしない限り底堅さは続きそうです。
日経平均、TOPIXの日足チャートは、ともに高値が切り上がっていて
良い足取りになっています。
本日前場高値29960.93円 △184.13 上ヒゲになり、米国株や外部要因次第では
いったん押しが入るかもしれませんが、米国株が崩れなければ、再び30,000円の
大台にトライする場面がありそうです。
しかし、インデックスの株価位置を見ると8合目以上の位置にあります。
個人投資家は、高値圏では、徐々に現金比率を高めるべきと考えます。
現時点ではまだ早いですがいつの時代も高値圏に迫った時は
「備えあれば患いなし」です。
◎2022年相場は、米国利上げ観測浮上により、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、現時点での日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の上下幅は、5,000円水準ですが、今の株価水準29,000円台後半の率にすると
6,000円~7,000円水準になるかと思います。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態でしたが
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。
暴落時日経平均の下値メドは、BPS1倍が意識されます。
直近の日経平均BPSは、22776.90円 日経平均EPSは、2054.82円
11/12PBR1.30倍 PER14.41倍
PBR1.0倍とは、大暴落時に意識される数値で、通常の急落暴落時には
当てはまりません。
日経平均BPS22776.90円
11/12(金)1.30倍
1.25倍 28471円
1.20倍 27332円
1.15倍 26193円
1.10倍 25055円
2022年相場は、米国のテーパリング終了後の金利引き上げが意識される年です。
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
「備えあれば患いなし」
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
現在の株価は、30,000円の手前ですが、今後上昇したとして
日経平均の上値が、31,000円~32,000円とした場合
高値形成から、5,000円~6,000円の急落や暴落の可能性があるということを
今から頭の片隅にとどめてべきでしょう。
「備えあれば憂いなし」
インデクスが高値水準で、2020年3月のコロナショック以降
大暴落がありません。
2022年相場は、米国のテーパリング後の利上げが控えており
米国株が本格調整局面に入ることに今から警戒します。
暴落の局面で大底買いする銘柄を今から時間をかけて研究します。
11/16(火)全上場銘柄の株価位置の分布状況
過去1年間の株価位置 最安値 0 - 100 最高値
80 -100 高値圏銘柄数 640銘柄
0 - 20 安値圏銘柄数 1228銘柄
11/16(火)東証1部25日移動平均
+乖離銘柄数 948銘柄
+10%以上乖離銘柄数 129銘柄
-乖離銘柄数 1221銘柄
-10%以上乖離銘柄数 77銘柄
東証1部
値上がり銘柄数 890
値下がり銘柄数 1189
新高値銘柄数 87
新安値銘柄数 74
騰落レシオ25D 87.8
インデックスの位置に対して、全体相場は2極化が進み
相場全体には買いが波及していません。
この流れは時価総額上位銘柄も同様です。
東証1部 時価総額5000億円以上株価位置の低い銘柄
6753シャープ
4912ライオン
2503キリンHD
9604野村HD
4452花王
9051近鉄G
9007小田急電鉄
9502中部電力
9008京王電鉄
9532大阪ガス
昨年コロナショック後大きく上昇した2413エムスリーは
1/8高値10675円最高値更新後、本格調整が長引いています。
11/10安値6221円 レンジ下限を割り込み底練りが続いています。
大相場を出した銘柄は、次の年は本格調整となり
日本を代表する2413エムスリーも調整局面を抜け出せません。
中途半端な株価水準で、「値ぼれ買い」は禁物です。
押し目を買ってはいけない銘柄
8725MS&AD 日経225 300 400 500
損保首位級 傘下に三井住友海上、あいおいニッセイ同和
9/14高値3945円 9/27高値3939円
その後高値を更新できず、戻り高値が切り下がり
25日移動平均は、右肩下がりになっています。
インデックスが高値圏にあるため、下値は限定的ですが
下値抵抗の75日移動平均を下回ると一段安になりそうです。
11/16時点75日移動平均 3672円
週足チャートで見ると
10月第1週の大陰線が、上値を重くしています。
週足でも弱含みになっており、今後はインデックス次第です。
「中途半端な水準の買いは禁物です」

次回更新は、11/17(水)15:05頃更新予定です。
年初来安値更新中 底値を見極める
4577ダイト 11/9記
中長期での安定収益成長に定評のある医薬品の原薬製造販売
製剤の製造受託が主力の企業
22/5期 減収ながら最高純益圏 予想EPS310円 増配50円予想
来期23/5期 増収増益予想
コロナショック時安値 20年3/17安値2384円
その後の高値 20年6/4高値4560円
その後のレンジ下限3000トビ台
今後は、3000円の攻防になりそうですが割り込むと
一段下値となる可能性があります。
11/9時点底打ち感はなし
11/0安値更新3055円
底打ち後の戻りメド1 3500円
戻りメド2 3700円~3900円
日経平均株価の年間値幅
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円
日経平均PER 11/8 13.54倍 EPS2179.25円
11/8ソフトバンクG決算発表の影響を受けて
日経平均PER 11/9 14.45倍 EPS2026.68円
日経平均採用銘柄の予想EPSは、11/8ソフトバンクGの決算を受けて
上昇一服になりました。
米国のテーパリング終了後、すぐに金利引き上げは行わないとのことですが
今後時に振れて、米国利上げ観測、長期金利上昇になると高値圏の米国株は
一時的な調整局面になり、日本株もその影響を受けることは常に用心しなければいけません。
日経平均株価、TOPIXの株価位置の確認
インデックス高値圏での「個別銘柄の底値圏の買い」は、市場の地合い悪化により
底割れのリスクがあり、常にインデックスの株価位置と連動させて
「買いのタイミング」を考えることが重要です。
◎個人投資家の堅実な銘柄選びのポイント
コロナによって多くの企業が収益悪化に苦しんでいます。
四季報秋号を見ると以下の項目が多くの銘柄に記載されています。
◎継続前提に重要事象 113銘柄
◎継続前提に疑義注記 32銘柄
一般の個人投資家は、これら銘柄への投資は、リスク管理の観点から
売買を控えるべきです。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
前日11/15の米国株
NYダウ 36,087.45ドル ▼12.86ドル
ナスダック 15,853.846 ▼7.112
S&P500 4,682.80 ▼0.05
米国10年債利回り 1.621%
NY原油 81.43ドル △0.55ドル
米国株主要3指数は揃って小幅に反落
米国長期金利が先週末終値1.56%から1.63%まで上昇しました。
高PERのハイテク、グロース株の上値が重くなりました。
NYダウは朝方プラス圏で推移しており、長期金利上昇の割には
ハイテク株比率の高いナスダック指数の底堅さが目立ちました。
主要3指数下値は堅く、ほぼ横ばい圏で引けました。
日経平均株価
前場
寄付 29749.71(9:00)▼27.09
高値 29960.93(10:59)△184.13
安値 29681.25(9:02)▼95.55
前引 29841.26(11:30)△64.46
後場
寄付 29844.42(12:30)△67.62
高値 29865.46(12:32)△88.66
安値 29743.33(14:59)▼28.42
大引 29808.12(15:00)△31.32 +0.11%
TOPIX
2050.24(9:00)
2062.81(10:59)
2046.87(9:37)
2050.83(15:00)
前日比△2.31 +0.11%
値上がり銘柄数 890
値下がり銘柄数 1189
新高値銘柄数 87
新安値銘柄数 74
騰落レシオ25D 87.8
日経平均25D乖離率 +2.30
TOPIX25D乖離率 +1.60
前日の米国株主要3指数は小幅に反落したものの下値は底堅く
先週末終値を大きく下回る動きは見られませんでした。
日経平均は反落して始まり、寄り付き直後、95円値下がりしましたが
10:45過ぎに先物主導で、30,000円に迫る場面がありました。
高値 29960.93(10:59)△184.13
バイデン大統領と習近平国家主席が、オンラインによる首脳協議を開催し
米中関係の対話を維持することの重要性などが話し合われたことが伝わると
協議が波乱なく通過したことへの安心感から中国上海株や香港株が上昇し
この流れを受けて、日経平均先物が断続的に買われ、この日の高値を付けました。
日経平均は買い一巡後は、伸び悩んで前引けを迎えました。
後場は積極的に買い上がる動きは見られず、模様眺めとなり
マイナス圏に沈む場面がありました。
米国株主要3指数は、最高値圏を維持して強含みが続き、ドイツ株、フランス株も
史上最高値圏にあり、イギリス株も高値水準での強含みが続いています。
米国株、欧州主要国株の強い相場が続く半面、日本株は追随して高値を超える
力にかけ、日経平均は30,000円の大台が大きな壁になっています。
本日、米中首脳のオンライン会談を好感し先物主導で、30,000円に迫る場面が
ありましたが、買い一巡後は急速に伸び悩みました。
欧州では、新型コロナ感染拡大が再び急増し、韓国でもワクチン接種率が
70%を超えているものの、1日2,000人水準の高止まりになっています。
一方、日本では東京都を中心に感染者数が減少、大阪府でも急速に減少
全国的に低い数値が続いています。
日本が諸外国に比べ、手洗い、消毒、うがいの徹底やマスク着用で
3密を避けているのが、好結果になっているようですが、日本だけが
急速に減少し、低下傾向が続いているのは、諸説ありますが
定かではありません。
米国株欧州主要国株高は、先駆したワクチン接種による経済再開が
好結果をもたらしたのですが、日本は現時点で欧米諸国の接種率を超え
経済再開が徐々に進んでいるものの、景気回復は欧米諸国に比べ遅れており
そのため、30,000円の大台が上値の壁になっています。
岸田政権による40兆円規模の財政政策内容が、報道されましたが
メインプレーヤー海外投資家の反応はいま一つとなっています。
成長戦略よりも分配に重視していることが、海外投資家の期待に
つながらないようです。
日本株は上値が重いものの、本日前場30,000円トライの場面がありました。
今後も米国株が、大崩れしない限り底堅さは続きそうです。
日経平均、TOPIXの日足チャートは、ともに高値が切り上がっていて
良い足取りになっています。
本日前場高値29960.93円 △184.13 上ヒゲになり、米国株や外部要因次第では
いったん押しが入るかもしれませんが、米国株が崩れなければ、再び30,000円の
大台にトライする場面がありそうです。
しかし、インデックスの株価位置を見ると8合目以上の位置にあります。
個人投資家は、高値圏では、徐々に現金比率を高めるべきと考えます。
現時点ではまだ早いですがいつの時代も高値圏に迫った時は
「備えあれば患いなし」です。
◎2022年相場は、米国利上げ観測浮上により、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、現時点での日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の上下幅は、5,000円水準ですが、今の株価水準29,000円台後半の率にすると
6,000円~7,000円水準になるかと思います。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態でしたが
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。
暴落時日経平均の下値メドは、BPS1倍が意識されます。
直近の日経平均BPSは、22776.90円 日経平均EPSは、2054.82円
11/12PBR1.30倍 PER14.41倍
PBR1.0倍とは、大暴落時に意識される数値で、通常の急落暴落時には
当てはまりません。
日経平均BPS22776.90円
11/12(金)1.30倍
1.25倍 28471円
1.20倍 27332円
1.15倍 26193円
1.10倍 25055円
2022年相場は、米国のテーパリング終了後の金利引き上げが意識される年です。
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
「備えあれば患いなし」
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
現在の株価は、30,000円の手前ですが、今後上昇したとして
日経平均の上値が、31,000円~32,000円とした場合
高値形成から、5,000円~6,000円の急落や暴落の可能性があるということを
今から頭の片隅にとどめてべきでしょう。
「備えあれば憂いなし」
インデクスが高値水準で、2020年3月のコロナショック以降
大暴落がありません。
2022年相場は、米国のテーパリング後の利上げが控えており
米国株が本格調整局面に入ることに今から警戒します。
暴落の局面で大底買いする銘柄を今から時間をかけて研究します。
11/16(火)全上場銘柄の株価位置の分布状況
過去1年間の株価位置 最安値 0 - 100 最高値
80 -100 高値圏銘柄数 640銘柄
0 - 20 安値圏銘柄数 1228銘柄
11/16(火)東証1部25日移動平均
+乖離銘柄数 948銘柄
+10%以上乖離銘柄数 129銘柄
-乖離銘柄数 1221銘柄
-10%以上乖離銘柄数 77銘柄
東証1部
値上がり銘柄数 890
値下がり銘柄数 1189
新高値銘柄数 87
新安値銘柄数 74
騰落レシオ25D 87.8
インデックスの位置に対して、全体相場は2極化が進み
相場全体には買いが波及していません。
この流れは時価総額上位銘柄も同様です。
東証1部 時価総額5000億円以上株価位置の低い銘柄
6753シャープ
4912ライオン
2503キリンHD
9604野村HD
4452花王
9051近鉄G
9007小田急電鉄
9502中部電力
9008京王電鉄
9532大阪ガス
昨年コロナショック後大きく上昇した2413エムスリーは
1/8高値10675円最高値更新後、本格調整が長引いています。
11/10安値6221円 レンジ下限を割り込み底練りが続いています。
大相場を出した銘柄は、次の年は本格調整となり
日本を代表する2413エムスリーも調整局面を抜け出せません。
中途半端な株価水準で、「値ぼれ買い」は禁物です。
押し目を買ってはいけない銘柄
8725MS&AD 日経225 300 400 500
損保首位級 傘下に三井住友海上、あいおいニッセイ同和
9/14高値3945円 9/27高値3939円
その後高値を更新できず、戻り高値が切り下がり
25日移動平均は、右肩下がりになっています。
インデックスが高値圏にあるため、下値は限定的ですが
下値抵抗の75日移動平均を下回ると一段安になりそうです。
11/16時点75日移動平均 3672円
週足チャートで見ると
10月第1週の大陰線が、上値を重くしています。
週足でも弱含みになっており、今後はインデックス次第です。
「中途半端な水準の買いは禁物です」

次回更新は、11/17(水)15:05頃更新予定です。
年初来安値更新中 底値を見極める
4577ダイト 11/9記
中長期での安定収益成長に定評のある医薬品の原薬製造販売
製剤の製造受託が主力の企業
22/5期 減収ながら最高純益圏 予想EPS310円 増配50円予想
来期23/5期 増収増益予想
コロナショック時安値 20年3/17安値2384円
その後の高値 20年6/4高値4560円
その後のレンジ下限3000トビ台
今後は、3000円の攻防になりそうですが割り込むと
一段下値となる可能性があります。
11/9時点底打ち感はなし
11/0安値更新3055円
底打ち後の戻りメド1 3500円
戻りメド2 3700円~3900円
日経平均株価の年間値幅
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円
日経平均PER 11/8 13.54倍 EPS2179.25円
11/8ソフトバンクG決算発表の影響を受けて
日経平均PER 11/9 14.45倍 EPS2026.68円
日経平均採用銘柄の予想EPSは、11/8ソフトバンクGの決算を受けて
上昇一服になりました。
米国のテーパリング終了後、すぐに金利引き上げは行わないとのことですが
今後時に振れて、米国利上げ観測、長期金利上昇になると高値圏の米国株は
一時的な調整局面になり、日本株もその影響を受けることは常に用心しなければいけません。
日経平均株価、TOPIXの株価位置の確認
インデックス高値圏での「個別銘柄の底値圏の買い」は、市場の地合い悪化により
底割れのリスクがあり、常にインデックスの株価位置と連動させて
「買いのタイミング」を考えることが重要です。
◎個人投資家の堅実な銘柄選びのポイント
コロナによって多くの企業が収益悪化に苦しんでいます。
四季報秋号を見ると以下の項目が多くの銘柄に記載されています。
◎継続前提に重要事象 113銘柄
◎継続前提に疑義注記 32銘柄
一般の個人投資家は、これら銘柄への投資は、リスク管理の観点から
売買を控えるべきです。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
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