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2023-12

14時の日経報道

11月18日(木)19:10

前日11/17の米国株
NYダウ 35,931.05ドル ▼211.17ドル
ナスダック 15,921.571 ▼52.284
S&P500 4,688.67 ▼12.23
米国10年債利回り 1.587%  
NY原油 78.19ドル ▼0.17ドル
前日の米国株 主要3指数そろって反落
主要3指数ともに最高値圏にあり、この日は利益確定売りが
優勢となりました。
クレジットカードのビザが5%の大幅安となり
NYダウを70ドル近く押し下げました。
米国長期金利の上昇が一服し、金融株や景気敏感株の一角が
売られました。


日経平均株価
 前場
寄付 29597.93(9:00)▼90.40
高値 29614.63(9:01)▼73.70
安値 29402.57(11:23)▼285.76
前引 29451.41(11:30)▼236.92  
 後場
寄付 29413.27(12:30)▼275.06
高値 29715.95(14:16)△27.62
安値 29407.37(12:30)▼280.96
大引 29598.66(15:00)▼89.67 -0.30%

TOPIX
2032.97(9:00)
2044.82(14:16)
2024.38(12:38)
2035.52(15:00)
前日比▼2.82 -0.14%

値上がり銘柄数 770
値下がり銘柄数 1314

新高値銘柄数 43
新安値銘柄数 216

騰落レシオ25D 89.2

日経平均25D乖離率 +1.17
TOPIX25D乖離率 +0.61

前日の米国株は反落
主要3指数ともに最高値圏にあり、この日は利益確定売りが
優勢となりました。
この流れを受けて、日経平均株価は寄付きから売り先行で
始まりました。
29,500円台での小動きになりましたが、10:45過ぎに先物売りに押され
前引けにかけて、下値を探る展開になりました。
アジア市場で香港株、上海株が下げて始まり、日経平均先物に
短期筋の売りが出て、日経平均は下げ幅を広げました。
安値 29402.57(11:23)▼285.76
後場も前場の株安の流れを引き継いで弱含みになりましたが
14時に日本経済新聞電子版が、政府が19日に閣議決定する経済対策の規模が
財政支出ベースで55.7兆円程度となったことが報じられました。
事前の観測報道は40兆円規模だったため、先物買いが入り日経平均は
一時プラス圏に浮上する場面がありました。
後場安値 29407.37(12:30)▼280.96
高値 29715.95(14:16)△27.62
大引けは再びマイナス圏となりましたが
本日14時の日経報道が相場の下支えになるかどうか?
明日以降の短期筋の動向次第です。

日経平均日足チャート
日経平均は、10/6安値27293.62円で底打ち後、戻りを試す展開となりました。
上昇 10営業日後 10/20高値29489.11円
下落 3営業日後 10/25安値28472.55円
上昇 7営業日後 11/4高値29880.81円
下落 5営業日後 11/11安値29040.08円
上昇 3営業日後 11/16高値29960.93円
そして、11/17(水)陰線を引き、本日11/18(水)大陰線を引くかと思いましたが
後場繰り返しに転じ、一時プラス圏に浮上大引けはマイナス圏でしたが
下ヒゲの長い十字線となりました。
14時日経報道
経済対策規模が、財政支出ベースで55.7兆円と報道

現時点では、日経平均、TOPIXともに右肩上がりのトレンドは生きています。

目先、米国株が下がった場合
11/18時点の25日移動平均 29249円
短期的には、25日移動平均が下値サポート
本日、TOPIXは25日移動平均が下値サポートになりました。

「短期的には楽観、中長期では警戒」米国株次第
日経平均、TOPIXの日足チャートは、ともに高値が切り上がっていて
良い足取りになっています。


上場来最大の値下がり局面からの切り返し
3491GAテクノロジー GA technologies
11/4 1233円買い  決算発表12月中旬
経済産業省 DX銘柄2021選定企業
首都圏中心に、中古物件に特化したAI活用の不動産流通
プラットフォーム リノシーを運営。
中古不動産を自社で仕入れ、販売することによる売買収入
仲介収入、販売後の物件の集金代行など手数料収入を得ている。
物件をユーザーとマッチングさせる機能だけでなく
取引成立まで自社販売担当者を介在させる点が特徴で
これによって詳細な顧客情報を蓄積。
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
単18.10 20,126 678 641 399 17.7
連19.10   39,286 1,193 1,019  510 19.0 連結開始
連20.10   63,070 1,888 1,654  903 31.3
連21.10予  85,000  -490  -970 -1,340 - (9/14減額修正)
連22.10予 100,000 3,400 2,900 1,450 41.6
コロナショック時安値20年3/13安値599円(修正株価)
その後大相場となり、20年12/15高値3995円最高値形成後、本格調整局面
直近安値9/21安値975円 10/14安値989円
18年10月期以降の売り上げの伸びは、まさしく成長株です。
今期21年10月期は、売り上げは確保できる見通しですが、営業減益
9/14減額修正しました。
この報道で、2000円水準で底練りしていた株価は底割れし
株価は一気に半値になりました。
取引量の増大に伴い、調達価格が高騰した商品が増加し従来の計画より
マージン(売上総利益)の低い取引が多く発生したとしています。
10月決算企業のため、本決算は12月中旬
今期21/10期の悪材料(営業赤字)は織り込みましたが
来期22/10期見通しが、どのようになるかで相場の方向性が決まります。
トレンド転換期待で、11/4 1233円買い 予定を早めて買いました。
売り目標未定
22/10期増収増益の方向性次第で2000円以上の目標
11/18終値1606円△119円 高値1637円 6連続陽線
昨日75日移動平均超え、9/16の大きな窓をかなり埋めてきました。

上場来最大の下げ 大底買い
バイオ関連コア銘柄 
4587ペプチドリーム 10/26 2567円買い
11/18終値2879円
2021年2/8最高値6540円からの本格調整
菅裕明東京大学教授の技術を基盤として設立されたバイオ創薬ベンチャー
基盤技術PDPSで特殊環状ペプチド医薬品候補を大手製薬と創製、技術供与
2014年からはPDPS技術のライセンス供与も開始。
契約した製薬企業からの契約金や報奨金が収益となる。
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
単20.12  11,677 6,991 6,976 4,448 35.4
単21.12予 11,000 5,000 5,000 3,600 27.7
単22.12予 27,000 5,700 5,700 3,900 30.0
研究開発や基盤技術への先行投資負担
305億円投じ22年3月予定で富士フイルムの放射性医薬品事業取得。
22年12月期はコロナ影響緩和、買収で売上急増。
神経疾患での武田薬品との大型契約含めPDC(ペプチド薬物複合体)強化
21年2/8高値6540円最高値形成後本格調整局面入り
かつてない値下がりとなりました。
2021年高低 2/8高値6540円(最高値)10/25安値2445円 
2020年高低 1/16高値5760円 4/6安値3165円(コロナショック時)
2019年高低 8/2高値6240円 1/23安値4215円
外国人比 42.9% 浮動株5.1%
外国人保有比率が高く断続的に売りが出ていました。
長期保有目的投資 売り目標未定
2021年2/8高値6540円 2020年1/16高値5760円

6630ヤーマン 11/17記 決算発表12/14
美顔器や痩身器具など家庭用美容、健康機器メーカー
化粧品も販売 通販や家電量販店が販路
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連22.4予 40,000 6,400 6,200 4,300 73.7(四季報秋号)
連23.4予 42,000 6,700 6,500 4,500 77.1(四季報秋号)
9/14決算発表 第1四半期(5-8月期)すべて25%を超過し高進捗率
以下は各進捗率
売上+26.59% 営業益+45.76% 経常益+47.66% 純益+47% EPS+49.86%
決算発表を好感し、株価は上昇9/16高値1539円まで買われましたが
その後貸株を使っての空売りに押され、10/25安値1151円まで調整となりました。
売り一巡後は再び株価は切り上がり、11/15高値1468円まで戻りました。
11/15引け後、今期22/4月期第2四半期累計(2021年5-10月)業績予想を上方修正
通期予想は据え置きました。
株価は通期の上方修正を期待していたため、市場の判断は失望売りになりました。
11/16終値1189円 ▼277円 -18.89% 安値1166円
11/17も売り優勢の展開
数日下値模索となり底が入る見込み
2021年高低 1/14高値2084円 8/20安値1007円
2020年高低 12/11高値2458円 3/13安値386円(コロナショック)
今後の短期レンジ予測 1100円~1300円
11/18記
11/18安値1124円短期的な底入れを想定
短期レンジ予測 1100円~1300円


押し目を買ってはいけない銘柄 
1969高砂熱学 11/17記
空調工事の最大手 大型完工端境期で一服
2020年10/30安値1375円からの上昇相場は、9/24高値2266円で
天井形成となり、戻り高値は右肩下がりになっています。
直筋75日移動平均を割り込み、25日移動平均は下方向
このような銘柄の押し目を買うと非常に苦労します。
11/17時点200日移動平均 1892円
目先200日移動平均位迄下方向に切り下がりそうです。
「中途半端な水準の買いは禁物です」

最高値更新中 天井を見極める
7816スノーピーク 11/17記
キャンプ用品、アパレル製造販売 米国やアジアでも展開
世界的にキャンプ需要が高水準、コロナにより日本での成長が想定超。
コロナショック時安値20年3/13安値513円 大底形成
その後キャンプ需要の高まりから、増収増益となり株価は直近にかけて
最高値更新中 11/17高値8940円
かつて7564ワークマンの急成長による株価急騰は
19年12/17高値10570円まで買われ、コロナショックにより急落
20年3/17安値5400円まで下落後再び上昇し、7/30高値10490円まで切り返し
これが戻り高値となりました。
ワークマンは、好業績を株価が織り込んだ後は、直近にかけて
下降トレンド継続中、10/29安値5940円まで売り込まれました。
7816スノーピークも今は上昇していますが、株価は過熱圏に入っています。
天井を見極める銘柄です。
(トレンドは生きているため、このタイミングでの空売りは厳禁です)
10月中旬から下旬にかけて、米国系ファンドの買い
その水準からかなり値幅が出ているため、過熱感あり

押し目を買ってはいけない銘柄 
8725MS&AD 11/17記 
日経225 300 400 500
損保首位級 傘下に三井住友海上、あいおいニッセイ同和
9/14高値3945円 9/27高値3939円
その後高値を更新できず、戻り高値が切り下がり
25日移動平均は、右肩下がりになっています。
インデックスが高値圏にあるため、下値は限定的ですが
下値抵抗の75日移動平均を下回ると一段安になりそうです。
11/16時点75日移動平均 3672円
週足チャートで見ると
10月第1週の大陰線が、上値を重くしています。
週足でも弱含みになっており、今後はインデックス次第です。
「中途半端な水準の買いは禁物です」

年初来安値更新中 底値を見極める
4577ダイト 11/9記
中長期での安定収益成長に定評のある医薬品の原薬製造販売
製剤の製造受託が主力の企業
22/5期 減収ながら最高純益圏 予想EPS310円 増配50円予想
来期23/5期 増収増益予想
コロナショック時安値 20年3/17安値2384円
その後の高値 20年6/4高値4560円
その後のレンジ下限3000トビ台
今後は、3000円の攻防になりそうですが割り込むと
一段下値となる可能性があります。
11/9時点底打ち感はなし
11/0安値更新3055円
底打ち後の戻りメド1 3500円
戻りメド2 3700円~3900円





次回更新は、11/19(金)15:05頃更新予定です。

「短期的には楽観、中長期では警戒」米国株次第

「主要国株は高値圏」来年は米国テーパリング後の利上げ観測に要注意
米国株 NYダウ、ナスダック指数、S&P500指数 最高値水準を維持
欧州市場 ドイツDAX、フランスCAC40 最高値水準を維持
イギリスFTSETM100高値水準を維持
今後も米国株が、大崩れしない限り底堅さは続きそうです。

「短期的には楽観、中長期では警戒」米国株次第
日経平均、TOPIXの日足チャートは、ともに高値が切り上がっていて
良い足取りになっています。
米国株や外部要因次第では、いったん押しが入るかもしれませんが
米国株が崩れなければ、再び30,000円の大台にトライする場面がありそうです。
しかし、インデックスの株価位置を見ると8合目以上の位置にあります。
個人投資家は、高値圏では、徐々に現金比率を高めるべきと考えます。
現時点ではまだ早いですがいつの時代も高値圏に迫った時は
「備えあれば患いなし」です。

◎2022年相場は、米国利上げ観測浮上により、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円

2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、現時点での日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の上下幅は、5,000円水準ですが、今の株価水準29,000円台後半の率にすると
6,000円~7,000円水準になるかと思います。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態でしたが
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。

2022年相場は、米国のテーパリング終了後の金利引き上げが意識される年です。
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。

◎個人投資家の堅実な銘柄選びのポイント
コロナによって多くの企業が収益悪化に苦しんでいます。
四季報秋号を見ると以下の項目が多くの銘柄に記載されています。
◎継続前提に重要事象 113銘柄
◎継続前提に疑義注記 32銘柄
一般の個人投資家は、これら銘柄への投資は、リスク管理の観点から
売買を控えるべきです。

お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
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なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
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プロフィール

k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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