11/24(水)と11/25(木)の相場
11/25(木)記
11/24(水)
日経平均株価は大幅安になりました。
日経平均終値 29302.66▼471.45
前日の米国ナスダック指数の下げを背景に、朝方から売り優勢で始まり
短期筋の先物売りと海外ファンドの(11月決算期末)の実需の売りが出ました。
この売買のほとんどがAIによるプログラム取引です。
AIのプログラム取引が日本市場の過半数以上を占めているため
このように突然売り込まれたり、逆に理由もなく上昇したりする現象が
日常茶飯事のように突然起こります。
下がると下げ要因の後講釈が付け加えられますが、この下げは
海外ファンドの期末の売りとトレンドに追随するAIのプログラムが
関与した需給要因の下げといえます。
以前日本株を買わない理由として、先進国の中でワクチン接種が最も出遅れて
いたことが原因とされていました。
先駆してワクチン接種が始まった欧米各国とは周回遅れでした。
しかし、11月にはG7の中で最も高い接種率となり、感染者数は激減したまま
今のところ増加の傾向はありません。
一方、ドイツでは感染者数が過去最大となりこの流れは欧米諸国で広がりを見せています。
日本株を買わないとされる大きな理由が解消され、欧米とは立場が逆転し
大きな差ができたにもかかわらず、日本株の上値が重いのは
海外投資家が割安と言われている日本株の上値を買わないためです。
企業業績など株価水準を決める日本株のファンダメンタルズは良好です。
それに加えて、財政出動55.7兆円という過去最大規模の経済対策が決まりました。
しかし、日本株の買い材料になっていないのは、旧来のばらまき型で
日本経済の潜在成長力を高めるとは考えにくいという見方が多く
岸田政権が掲げる「新しい資本主義」の成長戦略ば、海外投資家の評価が
得られず、構造的な改革がされないまま海外との成長競争に不利になるとの
見方が多いようです。
そのため上値が重く、短期筋主導のよくわからない相場になっています。
11/25(木)
日経平均株価は反発 前日500円近く下落したため、主力銘柄に
自律反発狙いの買いが入りました。
米国市場が、25日に休場となるため様子見姿勢が強く
上値は限定的となりました。
25日は米国市場 感謝祭の祝日
今後の講座で詳しくご説明させていただきますが
バイデン大統領は支持が低迷しており、来年の中間選挙で
民主党の敗北が濃厚になっています。
中国の周近平国家主席の様々な強硬な政策のリスクもあり
中国景気減速の可能性があり、2022年相場は荒れる場面が予想されます。
11/27(土)手術後落ち着き次第、仕事に復帰します。
ご迷惑、ご心配おかけします。
次回は12/5(日)午後、配信させていただきます。
よろしくお願いいたします。
工藤庄司
11/24(水)
日経平均株価は大幅安になりました。
日経平均終値 29302.66▼471.45
前日の米国ナスダック指数の下げを背景に、朝方から売り優勢で始まり
短期筋の先物売りと海外ファンドの(11月決算期末)の実需の売りが出ました。
この売買のほとんどがAIによるプログラム取引です。
AIのプログラム取引が日本市場の過半数以上を占めているため
このように突然売り込まれたり、逆に理由もなく上昇したりする現象が
日常茶飯事のように突然起こります。
下がると下げ要因の後講釈が付け加えられますが、この下げは
海外ファンドの期末の売りとトレンドに追随するAIのプログラムが
関与した需給要因の下げといえます。
以前日本株を買わない理由として、先進国の中でワクチン接種が最も出遅れて
いたことが原因とされていました。
先駆してワクチン接種が始まった欧米各国とは周回遅れでした。
しかし、11月にはG7の中で最も高い接種率となり、感染者数は激減したまま
今のところ増加の傾向はありません。
一方、ドイツでは感染者数が過去最大となりこの流れは欧米諸国で広がりを見せています。
日本株を買わないとされる大きな理由が解消され、欧米とは立場が逆転し
大きな差ができたにもかかわらず、日本株の上値が重いのは
海外投資家が割安と言われている日本株の上値を買わないためです。
企業業績など株価水準を決める日本株のファンダメンタルズは良好です。
それに加えて、財政出動55.7兆円という過去最大規模の経済対策が決まりました。
しかし、日本株の買い材料になっていないのは、旧来のばらまき型で
日本経済の潜在成長力を高めるとは考えにくいという見方が多く
岸田政権が掲げる「新しい資本主義」の成長戦略ば、海外投資家の評価が
得られず、構造的な改革がされないまま海外との成長競争に不利になるとの
見方が多いようです。
そのため上値が重く、短期筋主導のよくわからない相場になっています。
11/25(木)
日経平均株価は反発 前日500円近く下落したため、主力銘柄に
自律反発狙いの買いが入りました。
米国市場が、25日に休場となるため様子見姿勢が強く
上値は限定的となりました。
25日は米国市場 感謝祭の祝日
今後の講座で詳しくご説明させていただきますが
バイデン大統領は支持が低迷しており、来年の中間選挙で
民主党の敗北が濃厚になっています。
中国の周近平国家主席の様々な強硬な政策のリスクもあり
中国景気減速の可能性があり、2022年相場は荒れる場面が予想されます。
11/27(土)手術後落ち着き次第、仕事に復帰します。
ご迷惑、ご心配おかけします。
次回は12/5(日)午後、配信させていただきます。
よろしくお願いいたします。
工藤庄司