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2023-12

FOMC結果発表待ち

12月15日(水)14:20

前日12/14(火)の米国株
NYダウ 35,544.18ドル ▼106.77ドル
ナスダック 15,237.640 ▼175.642
S&P500 4,634.09 ▼34.88
米国10年債利回り 1.445%  
NY原油 70.20ドル▼0.53ドル

前日の米国株主要3指数は続落
11月の米国卸売物価指数(PPI)の上昇率が市場予想を上回り
FRBの利上げ前倒し観測が広がり、ハイテク株を中心に売りが
優勢となりました。
FOMC結果発表を15日に控え、押し目を拾う動きは限定的でした。
11月の米国卸売物価指数は、前年同月比9.6%上昇
前月比0.8%上昇、10月の0.6%上昇から伸びが加速し
市場予想0.5%上昇を大きく上回りました。
2010年11月以降で最大の伸びとなり、インフレに対する警戒感が
改めて意識されました。
インフレ懸念を背景き長期金利が上昇し、金融株が買われました。
欧州主要国株も総じて値下がりし、ドイツDAX指数は5営業日続落しました。


前日の米国株、欧州主要国株安を背景に本日の日経平均株価は
前日終値を挟んだ水準での値動きになりました。
前日の米国市場で、ハイテク株を中心に売りが出た流れを受け
東京市場でも半導体関連銘柄などが売られ、指数の重しになりました。
11時発表、中国11月小売売上高は前年同月比3.9%増加
市場予想4.5%増加を下回り、増加率は10月4.9%増加から鈍化し
中国の消費意欲が後退し、景気回復が鈍化するとの見方が相場の重しになりました。

電気自動車の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を14日に発表した
7203トヨタは上げ幅を拡大し、輸送用機器、自動車関連銘柄に買いが波及し
TOPIXは、堅調に推移しました。
14日、7203トヨタは電気自動車の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を発表。
燃料電池車(FCV)と合わせ200万台としていた従来目標に比べて約8割増と
大幅に引き上げました。
30年までにバッテリー(電池)を含めたEVへの4兆円規模の投資も明らかにし
EVの車種は30まで拡大し、35年には高級車ブランド「レクサス」のEV比率を
100%とすることを明らかにしました。
EVに消極的と見られていた7203トヨタは、今回示したEV加速による計画で
市場ニーズの変化に対応した戦略が、好感されました。

◎最大のテーマ
2022年、2023年それ以降も続く世界的な潮流と国策
1,脱炭素 
2,蓄電池、EV向けバッテリー (全個体電池)
3,次世代自動車向け部品と素材関連 


マザーズ指数 本日12/15安値989.98 10:04高値1013.62まで買われる場面が
ありましたが、長いウワヒゲとなりました。
8/18安値998.29を割り込み年初来安値を更新しました。
本日安値で底が入ったとする見方がありますが、現時点では明確な底打ち感はありません。

14日、15日米国FOMC  
日本市場が、この結果内容を反映するのは、明日12/16(木)になります。

万年バリュー株
1332日本水産
水産大手 冷食など食品比重大 国内・南米で養殖 傘下に日水製薬
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3  656,491 18,079 22,750 14,452 46.5
連22.3予 673,000 24,500 28,000 17,000 54.6
連23.3予 690,000 26,500 30,000 18,000 57.8
9/27高値666円 10/14高値689円 11/8高値683円
三尊天井形成後反落、12/14矢っすね521円で下げ止まるかどうかは
今晩のFOMCを受けての明日の日本株の動向を見なければ分かりませんが
値ごろ感が出てきました。
全体相場が大崩れしないことを前提に
短期的な下値メド 500円~521円を想定




明日の更新は、12/16(木)20:00までに更新予定です。

◎2022年相場は、米国利上げ観測浮上により、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円

2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、現時点での日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態でしたが
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。

2022年相場は、米国のテーパリング終了後の金利引き上げが意識される年です。
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。

◎個人投資家の堅実な銘柄選びのポイント
コロナによって多くの企業が収益悪化に苦しんでいます。
四季報秋号を見ると以下の項目が多くの銘柄に記載されています。
◎継続前提に重要事象 113銘柄
◎継続前提に疑義注記 32銘柄
一般の個人投資家は、これら銘柄への投資は、リスク管理の観点から
売買を控えるべきです。

お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
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なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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