再び日本市場の独歩安
21年12月20日(月)12:40
2021年12/17(金)週末の主要国市場
日経平均先物 28,450円 ▼70円
ドル円相場 103.69円~103.71円
NYダウ 35,365.44ドル ▼532.20ドル
ナスダック 15,169.682 ▼10.753
S&P500 4,620.64 ▼48.03
10年債利回り 1.406% ▼0.009%
NY原油 70.29ドル ▼2.09ドル
上海総合指数 3,632.3638 ▼42.6522
欧州市場
ドイツDAX 15,531.69 ▼104.71
イギリスFTSETM100 7,269.92 △9.31
フランスCAC40 6,926.63 ▼78.44
週末の米国株主要3指数は揃って続落。
緩和縮小に伴い、株式市場に資金が流入しにくくなるとの見方から
売りが優勢となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感から、景気敏感株中心に
売られました。
先週は世界の主要中央銀行が金融政策の正常化を進める方針を
相次いで示しました。
15日、FRBはテーパリング(量的緩和の縮小)の加速を決定し
2022年に3回の利上げ見通しを示しました。
英国イングランド中央銀行銀行は、16日に政策金利を引き上げ
欧州中央銀行(ECB)と日銀もコロナ禍に対応した緩和策の縮小を
決めました。
これまで金融緩和でマネー供給を主導してきた4大中銀がそろって
緩和縮小に前向きな「タカ派姿勢」に転じたと受け止められました。
米国ではFOMC通過直後、買戻しがまとまった規模入り
上昇したものの、翌日以降週末にかけて続落しました。
日経平均株価も米国FOMC通過による米国株高を背景に
12/16(木)買戻しがまとまった規模入り株価は急騰
12/16(木)終値 29066.32円 △606.60円 +2.13%
しかし買戻しは続かず、週末は大幅反落となりました。
12/17(金)終値 28545.68(15:00)▼520.64 -1.79%
日経平均先物 28,450円 ▼70円
短期筋のAIによる売買が日本株を主導し、先物主導で瞬時に市場は
大きく変化します。
様々な市場関係者や専門家の相場見通しは、全く通用しなくなり
先々の予想は、あまり意味がなくなりました。
2022年にかけても短期筋のAIが日本市場を大きく動かすことは
間違いありません。
12/20(月)前引
日経平均 28055.28円 ▼490.40円
TOPIX 1952.48 ▼31.99
東証1部 値上がり銘柄 152銘柄 値下がり銘柄 1981銘柄
3933チエル 12/20記
学校教育向けICT事業が柱
23年3月期も学習部門の安定成長が続く見込み
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3 4,082 513 490 360 46.6
連22.3予 4,450 570 570 400 52.8
連23.3予 4,790 620 620 440 58.1
コロナ後高値20年6/17高値2720円(修正株価)
その後本格調整局面となり、12/17安値979円
完全に底入れした感触はなく、もう一段下に突っ込んだところを待ち伏せ
買い目標 950円前後
売り目標1300円~1400円
1842年創業の名門企業
2531宝HD 12/17記
清酒・焼酎、みりん最大手 傘下に宝酒造とタカラバイオ
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3 278,443 21,595 21,929 10,574 53.5
連22.3予 291,000 36,000 36,400 17,300 87.5
連23.3予 285,000 30,000 30,500 14,500 73.3
国内酒類は原料高騰響くが、海外は業務用回復想定超、家庭用も販路拡大。
9/18高値1642円 9/30高値1635円 10/18高値1623円 11/4高値1629円
高値圏で推移していましたが、11/4以降陰線が続き、19陰線 3陽線
オミクロンショックもあり、12/2安値1180円で底値圏に到達した模様。
全体相場が大きく崩れないことを条件に今後の想定レンジ
レンジ下限 1180円前後 12/2安値1180円
レンジ上限 1400円~1500円
次の決算発表のハードル2022年2月上旬
予想配当利回り 2.31%
アフターコロナ関連
8233高島屋 12/17記
東京、大阪など全国展開する老舗百貨店
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.2 680,899 -13,496 -13,637 -33,970 -203.7
連22.2予 764,000 6,000 6,000 2,300 13.8
連23.2予 830,000 16,000 16,000 9,000 54.0
2021年高値6/9高値1388円 その後75日移動平均が直近にかけて下向き
下値模索の場面は、オミクロンショック時安値12/2安値977円で下げ一服感
世界に広がっているオミクロン株が、今後日本に広がるかどうかには要注意
全体相場が大きく崩れないことを条件に今後の想定レンジ
短期的下値 977円前後 直近安値12/2安値977円
戻りメド1 1200円
2月にかけて、日本国内でオミクロン株感染拡大になるかが焦点。
成長株
4384ラクスル 12/16記
ネットで印刷を低価格で小口から仲介するラクスルを運営
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
単22.7予 39,400 250 210 120 4.2
単23.7予 41,000 400 300 200 6.9
単22.7予 39,400 250 ‥ ‥ -(12/9会社予想)
2018年5月IPOの成長株
直近11/18高値7310円最高値更新
12/15安値5050円まで調整し、レンジ下限に到達。
ここで下げ止まったとみて、買いを入れるかどうか?
12/9の会社予想を見ると売り上げの伸び悩みが見られます。
これが一時的なことかどうかは今後の業績を見なければ分かりませんが
高成長株の成長鈍化が見え始めたときの「買いは見送り」です。
12/15時点の安値5050円
12/20前場時点の安値5000円底割れ
万年バリュー株
1332日本水産 12/22記
水産大手 冷食など食品比重大 国内・南米で養殖 傘下に日水製薬
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3 656,491 18,079 22,750 14,452 46.5
連22.3予 673,000 24,500 28,000 17,000 54.6
連23.3予 690,000 26,500 30,000 18,000 57.8
9/27高値666円 10/14高値689円 11/8高値683円
三尊天井形成後反落、12/14矢っすね521円で下げ止まるかどうかは
今晩のFOMCを受けての明日の日本株の動向を見なければ分かりませんが
値ごろ感が出てきました。
全体相場が大崩れしないことを前提に
短期的な下値メド 500円~521円を想定

明日の更新は、12/21(火)20:00ころ更新予定です。
◎2022年相場は、米国利上げにより、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円
2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、現時点での日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態でしたが
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。
2022年相場は、米国のテーパリング終了後の金利引き上げが意識される年です。
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
◎個人投資家の堅実な銘柄選びのポイント
コロナによって多くの企業が収益悪化に苦しんでいます。
四季報秋号を見ると以下の項目が多くの銘柄に記載されています。
◎継続前提に重要事象 113銘柄
◎継続前提に疑義注記 32銘柄
一般の個人投資家は、これら銘柄への投資は、リスク管理の観点から
売買を控えるべきです。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
2021年12/17(金)週末の主要国市場
日経平均先物 28,450円 ▼70円
ドル円相場 103.69円~103.71円
NYダウ 35,365.44ドル ▼532.20ドル
ナスダック 15,169.682 ▼10.753
S&P500 4,620.64 ▼48.03
10年債利回り 1.406% ▼0.009%
NY原油 70.29ドル ▼2.09ドル
上海総合指数 3,632.3638 ▼42.6522
欧州市場
ドイツDAX 15,531.69 ▼104.71
イギリスFTSETM100 7,269.92 △9.31
フランスCAC40 6,926.63 ▼78.44
週末の米国株主要3指数は揃って続落。
緩和縮小に伴い、株式市場に資金が流入しにくくなるとの見方から
売りが優勢となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感から、景気敏感株中心に
売られました。
先週は世界の主要中央銀行が金融政策の正常化を進める方針を
相次いで示しました。
15日、FRBはテーパリング(量的緩和の縮小)の加速を決定し
2022年に3回の利上げ見通しを示しました。
英国イングランド中央銀行銀行は、16日に政策金利を引き上げ
欧州中央銀行(ECB)と日銀もコロナ禍に対応した緩和策の縮小を
決めました。
これまで金融緩和でマネー供給を主導してきた4大中銀がそろって
緩和縮小に前向きな「タカ派姿勢」に転じたと受け止められました。
米国ではFOMC通過直後、買戻しがまとまった規模入り
上昇したものの、翌日以降週末にかけて続落しました。
日経平均株価も米国FOMC通過による米国株高を背景に
12/16(木)買戻しがまとまった規模入り株価は急騰
12/16(木)終値 29066.32円 △606.60円 +2.13%
しかし買戻しは続かず、週末は大幅反落となりました。
12/17(金)終値 28545.68(15:00)▼520.64 -1.79%
日経平均先物 28,450円 ▼70円
短期筋のAIによる売買が日本株を主導し、先物主導で瞬時に市場は
大きく変化します。
様々な市場関係者や専門家の相場見通しは、全く通用しなくなり
先々の予想は、あまり意味がなくなりました。
2022年にかけても短期筋のAIが日本市場を大きく動かすことは
間違いありません。
12/20(月)前引
日経平均 28055.28円 ▼490.40円
TOPIX 1952.48 ▼31.99
東証1部 値上がり銘柄 152銘柄 値下がり銘柄 1981銘柄
3933チエル 12/20記
学校教育向けICT事業が柱
23年3月期も学習部門の安定成長が続く見込み
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3 4,082 513 490 360 46.6
連22.3予 4,450 570 570 400 52.8
連23.3予 4,790 620 620 440 58.1
コロナ後高値20年6/17高値2720円(修正株価)
その後本格調整局面となり、12/17安値979円
完全に底入れした感触はなく、もう一段下に突っ込んだところを待ち伏せ
買い目標 950円前後
売り目標1300円~1400円
1842年創業の名門企業
2531宝HD 12/17記
清酒・焼酎、みりん最大手 傘下に宝酒造とタカラバイオ
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3 278,443 21,595 21,929 10,574 53.5
連22.3予 291,000 36,000 36,400 17,300 87.5
連23.3予 285,000 30,000 30,500 14,500 73.3
国内酒類は原料高騰響くが、海外は業務用回復想定超、家庭用も販路拡大。
9/18高値1642円 9/30高値1635円 10/18高値1623円 11/4高値1629円
高値圏で推移していましたが、11/4以降陰線が続き、19陰線 3陽線
オミクロンショックもあり、12/2安値1180円で底値圏に到達した模様。
全体相場が大きく崩れないことを条件に今後の想定レンジ
レンジ下限 1180円前後 12/2安値1180円
レンジ上限 1400円~1500円
次の決算発表のハードル2022年2月上旬
予想配当利回り 2.31%
アフターコロナ関連
8233高島屋 12/17記
東京、大阪など全国展開する老舗百貨店
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.2 680,899 -13,496 -13,637 -33,970 -203.7
連22.2予 764,000 6,000 6,000 2,300 13.8
連23.2予 830,000 16,000 16,000 9,000 54.0
2021年高値6/9高値1388円 その後75日移動平均が直近にかけて下向き
下値模索の場面は、オミクロンショック時安値12/2安値977円で下げ一服感
世界に広がっているオミクロン株が、今後日本に広がるかどうかには要注意
全体相場が大きく崩れないことを条件に今後の想定レンジ
短期的下値 977円前後 直近安値12/2安値977円
戻りメド1 1200円
2月にかけて、日本国内でオミクロン株感染拡大になるかが焦点。
成長株
4384ラクスル 12/16記
ネットで印刷を低価格で小口から仲介するラクスルを運営
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
単22.7予 39,400 250 210 120 4.2
単23.7予 41,000 400 300 200 6.9
単22.7予 39,400 250 ‥ ‥ -(12/9会社予想)
2018年5月IPOの成長株
直近11/18高値7310円最高値更新
12/15安値5050円まで調整し、レンジ下限に到達。
ここで下げ止まったとみて、買いを入れるかどうか?
12/9の会社予想を見ると売り上げの伸び悩みが見られます。
これが一時的なことかどうかは今後の業績を見なければ分かりませんが
高成長株の成長鈍化が見え始めたときの「買いは見送り」です。
12/15時点の安値5050円
12/20前場時点の安値5000円底割れ
万年バリュー株
1332日本水産 12/22記
水産大手 冷食など食品比重大 国内・南米で養殖 傘下に日水製薬
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3 656,491 18,079 22,750 14,452 46.5
連22.3予 673,000 24,500 28,000 17,000 54.6
連23.3予 690,000 26,500 30,000 18,000 57.8
9/27高値666円 10/14高値689円 11/8高値683円
三尊天井形成後反落、12/14矢っすね521円で下げ止まるかどうかは
今晩のFOMCを受けての明日の日本株の動向を見なければ分かりませんが
値ごろ感が出てきました。
全体相場が大崩れしないことを前提に
短期的な下値メド 500円~521円を想定

明日の更新は、12/21(火)20:00ころ更新予定です。
◎2022年相場は、米国利上げにより、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円
2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、現時点での日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態でしたが
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。
2022年相場は、米国のテーパリング終了後の金利引き上げが意識される年です。
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
◎個人投資家の堅実な銘柄選びのポイント
コロナによって多くの企業が収益悪化に苦しんでいます。
四季報秋号を見ると以下の項目が多くの銘柄に記載されています。
◎継続前提に重要事象 113銘柄
◎継続前提に疑義注記 32銘柄
一般の個人投資家は、これら銘柄への投資は、リスク管理の観点から
売買を控えるべきです。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
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なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。