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2023-12

今晩の米国株は休場

21年1月17日(月)13:50

1月14日(金)
日経平均株価
寄付 28246.99(9:00)▼242.14
高値 28252.96(9:01)▼236.17
安値 27889.21(11:16)▼599.92 
大引 28124.28(15:00)▼364.85 -1.28%

TOPIX
1992.88(9:00)
1993.62(9:00)
1982.03(11:16)
1977.66(15:00)
前日比▼27.92 -1.39%

値上がり銘柄数 503
値下がり銘柄数 1599

新高値銘柄数 15
新安値銘柄数 179

騰落レシオ25D 91.9

日経平均25D乖離率 -1.86% 
TOPIX25D乖離率 -0.69% 

1月14日(金)
東京マーケット
前日1/13(木)の米国株安を受けて寄付きから売りが先行して始まりました。
円相場が1ドル113円台後半まで円高になったことも相場の重しになり
直近上昇していた輸出関連銘柄が、利益確定売りに押されました。
日本国内でも新型コロナウイルスオミクロン株に置き換わり
新規感染者が急増していることも景気下振れ要因になるとして
売り物を誘発しました。
1/13、「ハト派」で知られるFRBブレイナード理事の「タカ派」発言がきっかけで
高PERのハイテク株、グロース株中心に利益確定売りや持ち高調整売りが出て
13日のナスダック指数は2.51%の大幅安になりました。
ナスダック 14,806.812 ▼ 381.580 -2.51%
日本市場でもハイテク株、グロース株が売り優勢となりました。
短期筋の売りが断続的に出て、日経平均は600円近く値下がりする場面がありました。
安値 27889.21(11:16)▼599.92 28,000円割れ
後場になると売り方の買戻しが入り、下げ幅をやや縮小しました。
大引 28124.28(15:00)▼364.85 -1.28%

2022年1/14(金)主要国市場 
日経平均先物 28,290円 △100円 
NYダウ 35,911.81ドル ▼201.81ドル 
ナスダック 14,893.753 △86.941  
S&P500 4,662.85 △3.82 
10年債利回り 1.790% △0.088%   
NY原油 84.27ドル △2.15ドル 
上海総合指数 3,521.2559 ▼34.0026
欧州市場 
ドイツDAX 15,883.24 ▼148.35 
イギリスFTSETM100 7,542.95 ▼20.90
フランスCAC40 7,143.00 ▼58.14 

週末の米国株 NYダウは続落 ナスダック指数、S&P500指数は小幅に反発
12月の米国小売売上高は、前月比1.9%減
市場予想0.1%減を大幅に下回りました。
インフレの影響でネット通販を含めて販売が落ち込みました。
(物価高による米国民の買い控え)
新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大で外食も低調でした。
消費関連株を中心に売りが出ました。
米国市場では、高インフレが消費に与える悪影響が改めて確認され
15日からの3連休を前に持ち高を手仕舞う動きが広がりました。
金融株への売りも相場の重しになりました。
JPモルガン・チェース 6%の大幅下落 他の金融株にも売りが波及しました。
ナスダック指数は前日2.5%値下がりした反動で、押し目買いが入り
反発して引けました。

グロース株(高PERの成長株)からバリュー株(低PER,低PBRの割安株)
への資金シフトが起こっています。
米国長期金利が一段と上昇する場合には、株式市場全体が崩れる可能性があり
警戒が必要です。
1/14(金)米国10年債利回り 1.790% △0.088%

米国長期金利上昇に備えなければいけません。
10年債利回り1.8%超 米国 ナスダック指数調整
10年債利回り2.0%超 米国 高PERのハイテク、グロース株急落に警戒
米国株急落 = 世界的な流動性の日本株短期筋の集中売り
1/14(金)米国10年債利回り 1.790% △0.088%

2021年11月末以降の日経平均のレンジ下限
レンジ下限
1/11安値28089.49円 12/20安値27893.18円 
12/3安値27588.61円(オミクロンショック安)
1/14安値27889.21円
1/14夜間日経平均先物 28,290円 △100円

1/17(月)米国株休場 キング牧師誕生日


1月17日(月)東京マーケット
17日前場寄り付 日経平均株価は反発で始まりました。
寄付 28332.72(9:00)△208.44
前場安値 28283.16(9:21)△158.88
日経平均は先週末、レンジ下限の28,000円割れとなり
本日は買戻しが断続的に入り、前場325円上昇する場面がありました。
前場高値 28449.99(9:56)△325.71
売り方の買い戻し一巡後は利益確定や戻り待ちの売りも出ており
積極的に上値を買い上がる動きは見られず、伸び悩んで前引けを迎えました。
前引 28318.54(11:30)△194.26 +0.69%

今晩の米国市場休場のため、後場は膠着感が強まりました。


◎決算発表のハードル
1月末~2月中旬にかけて、3月、9月期決算企業中心に四半期決算が
発表となります。
22年3月期決算企業は、21年4月~12月までの第3四半期決算発表を迎え
進捗率は75%を大きく超えれば高進捗率で買われますが、それに
満たない銘柄や事前予想のハードルが高すぎ、失望売りを浴びる銘柄も
出てくるため、この「ハードル」を超えなければ、何とも言えない時期です。
小型株の多くが2/14に集中しており、これを過ぎると再び「2極化相場」が
始まり、好業績を評価され上昇するものと失望売りを浴びて値下がりする銘柄の
選別となります。

昨年2021年は短期筋のAIが、日本市場に今まで以上に一段と
大きな影響を及ぼすことを強く感じるようになりました。
HFT超高速取引業者のAI 
コンピュータープログラムが自動で注文を繰り返すアルゴリズム取引で
1秒間に数千回もの売買の注文を繰り返して、わずかな値幅、細かい
サヤをとって利益を積み上げていくのが特徴で、直近では100万分の1秒の
高速商いを競っています。
商いの高速化により、サヤ取りの優位性が決まり、勝率が高まるそうですが
これらHFT超高速取引業者のAIの売買シェアは、日本株の売買代金の
50%を超え、個別銘柄でもその大半が超高速取引業者のAIが介入しているのが
日本市場の現状です。

その影響もあり、日本市場では空売り比率は、今では多い時は50%を超え
個人投資家が、今までと同じ投資手法を行っていたのでは、日本市場で
勝ち続けることが難しくなりました。
国内機関投資家や小型株ファンド運用者の方もこのことを
つくづく感じていると思います。
先物主導であっという間に想定外の急落し、とことん売り込まれる日本市場
全体相場地合い悪化により、板状況の薄い小型株まで異常値まで
売り込まれることが、多くの銘柄で見られます。
半年以上どころか1年以上にわたり、下降トレンドが続いている銘柄も
たくさんあります。

日経平均株価は、外部環境が好転すると一気に売り方の買戻しが入り
想定以上の急騰を演じ、買い一巡後上値が重いとAIが判断すると
再び売り仕掛けが始まります。

2022年相場は、波瀾の年になる可能性が高く、以下の投資手法が
個人投資家の生き残り策であり、同時に短期筋対策であると考えます。

1,異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄の買い
(決して中途半端な水準で買ってはいけない短期筋対策)
この場合は、1銘柄に集中投資せず、資金の分散と時間軸の分散が必須

2,暴落時に時価総額上位好業績のコア銘柄を分散投資

3,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)

それ以外の中途半端な株価水準では、「一切手出し無用」休むも相場
短期筋がチャンスを作ってくれるのを待つ。
「休むも相場」「待つのも相場」「中途半端な水準での売買厳禁」


マザーズ指数の底値が確認できず、底割れが続いています。 
1/14安値893.82
現在のマザーズ指数は、2019年の水準まで売り込まれていますが
どこまで下がるかは予測がつきません。
2018年トランプショックによるクリスマスの大暴落時
2018年12/25安値749.18
この水準が下値メドと見ますが、1月末~2月にかけて
次第にはっきりしてくるものと思います。

3694オプティム 
デバイス画面の共有や遠隔設定、情報端末を管理するモバイルデバイス管理
サービスを提供するIT企業
1年前までは、個人投資家に人気の成長期待銘柄。
2020年8/14高値3840円 最高値
2021年2/15高値3680円 戻り高値形成後本格調整となり、上場後最大の下げとなる。
11か月下がり続け、底割れが続き、1/17安値1099円 13:00時点
このように個人投資家に絶大な人気のあった銘柄の多くが異常値まで値下がりしています。
注:3694オプティムの異常値まで下がった底値を買うというものではありません。
  好業績、好内容にもかかわらず、異常値まで下がている銘柄を探して買うということです。


1/14(金)重大な経営者不正が発見されたとの報告
6541グレイステクノロジー 
2021年11/9取引終了後決算発表延期のIRを発表
過去の決算の一部において不適切な会計処理が行われていた疑念があることを公表。
外部の専門家で構成する特別調査委員会を設置することを決め
今2022年3月期の第2四半期(2021年4~9月期)決算発表を延期することを
明らかにしました。
この会計処理については外部からの指摘を受け、社内調査や検討を進めた結果
2017年3月期から2022年3月期の第1四半期(2021年4~6月期)までの期間で
処理の適切性に疑念があることを認識したといい、事実関係の調査や
決算数値の確定作業に一定の時間を有することから決算発表を延期することにしました。
11月15日に予定していた第2四半期報告書の提出は、22年1月17日に延長。
損益影響額など一切不明。

令和3年4月13日死去に伴う相続手続きが令和3年11月11日完了
11/11 松村信子(前会長のご親族)大量保有報告書を提出
新規 0 - 9.85% 安定株主として保有
11/11 松村幸治(亡くなった前会長)
9.85% - 0
今回の不祥事による株価急落では、
三井住友トラスト・アセットマネジメント
日興アセットマネジメントが、ロスカット。
直近にかけて野村證券、野村アセットマネジメント(12月)
メルルリンチ(11月下旬)がロスカットした模様。

相場巧者のノルウェー政府 453,411株保有するなど
2021年3月時点で、外国人持ち株比率53.8%
(東洋経済プラス 21年3/20号) 
上位株主が、外国人で占めており、国内ファンドや投資信託も保有していました。
21年3月時点 海外投資家46.6% 投資信託8.2% 特定株51.1% 浮動株14.4%
21年9月時点 海外投資家23.5% 投資信託5.5% 特定株44.2% 浮動株28.2%
(四季報バックナンバーより抜粋)

12/17発表
代表取締役社長 飯田智也氏辞任
取締役管理部長兼経営企画室長 大池信之氏 代表取締役社長就任
中間決算提出期限22年1月17日に延長 損益影響額など一切不明。

1/14(金)IR
特別調査委員会による調査の継続、2022年3月期第2四半期報告書の提出遅延及び
当社株式の監理銘柄(確認中)指定の見込みに関するお知らせ
元代表取締役及び元取締役が関与する重大な経営者不正が発見されたとの報告
架空売上を計上し、その架空取引に係る売掛金を当社役職員の自己資金
を用いて仮装入金していたこと
売上の前倒計上をしていたこと
利益操作目的で架空外注費を計上していたこと

東京証券取引所の上場廃止基準により、四半期レビュー報告書を添付した
2022年3月期第2四半期報告書を、延長承認を受けた法定提出期限である
2022年1月17日の経過後、休業日を除き8日目の日である2022年1月27日までに
提出できなかった場合、当社株式は整理銘柄に指定された後、上場廃止となります。
以上、当社ホームページ IR参照

ここまで深刻化すると打つ手はなく、2022年1月27日までに
四半期レビュー報告書を添付した2022年3月期第2四半期報告書
提出できるかどうか? 

過去10年間日本で起きた主な粉飾決算
2011年 オリンパス 外国人社長が不正を告発
2015年 東芝 

1/17(月)ロスカットや短期筋の売り優勢で始まり
311円S安売り気配

IPOからずっと重大な経営者不正が発見されたとの報告
架空売上を計上し、その架空取引に係る売掛金を当社役職員の自己資金
を用いて仮装入金していたこと
売上の前倒計上をしていたこと
利益操作目的で架空外注費を計上していたこと
それにもかかわらず、創業社長が積極的なIRを行い、世界中のファンドが
成長性に期待して保有していました。
過去経験したことのない不祥事です。
この続きは明日記載いたします。


新型コロナ変異種ウイルスがデルタ株からオミクロン株に置き換わり
感染拡大が世界的に広がっています。
ここまで感染が急拡大するとできる限りの自己防衛しかありません。
日々、手洗い、うがい、消毒等健康管理にご注意なさって下さい。







次回更新は、1月18日(火)20:00頃更新させていただきます。

◎2022年相場は、米国利上げにより、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円

2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。

2022年相場は、米国のテーパリング終了後の金利引き上げが意識される年です。
利上げの回数は、3回の予想でしたが
1/10、ゴールドマン・サックスが、FRBの今年の利上げ回数予想を
従来の3回から4回に引き上げ、資産圧縮の開始時期も12月から7月に早めました。

1/13,FRBブレイナード理事は米国上院の公聴会で
インフレは明らかに米国人を苦しめている。テーパリングの完了後
できるだけ早く利上げを開始する準備を整えていると述べました。
FRBがインフレ抑止のため、早期に利上げや保有資産の縮小に
動く可能性が改めて意識され、売りが波及しました。
1/13の米国株 
ナスダック 14,806.812 ▼ 381.580 -2.51%


現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。

◎個人投資家の堅実な銘柄選びのポイント
コロナによって多くの企業が収益悪化に苦しんでいます。
四季報新春号を見ると以下の項目が多くの銘柄に記載されています。
◎継続前提に重要事象 113銘柄
◎継続前提に疑義注記 34銘柄
一般の個人投資家は、これら銘柄への投資は、リスク管理の観点から
売買を控えるべきです。

お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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