米国長期金利上昇 原油価格上昇の余波
2022年1月19日(水)13:05
前日1/18(火)の米国株
NYダウ 35,368.47ドル ▼543.34ドル -1.51%
ナスダック 14,506.897 ▼386.856 -2.59%
S&P500 4,577.11 ▼85.74 -1.83%
米国10年債利回り 1.875% △0.085%
NY原油 87.00ドル △1.57ドル
欧州市場
ドイツDAX 15,772.56 ▼161.16 -1.01%
イギリスFTSETM100 7,563.55 ▼47.68 -0.62%
フランスCAC40 7,133.83 ▼67.81 -0.94%
前日の連休明けの米国株 主要3指数は大幅安
NYダウは大幅安で3日続落
長期金利が一時1.87%まで上昇し、2020年1月以来の高水準になり
NY原油先物が一時7年ぶりの高値を付けたこともあり、インフレ警戒が
高まりました。
長期金利金利上昇に伴い、高PERのハイテク株やグロース株中心に
売り物が広がりました。
朝方決算を発表したゴールドマン・サックスが大幅に下げ
金融株全体に売りが波及したことも相場の重しになりました。
直近は、金融などのバリュー株の上昇が期待されていたため
ゴールドマン・サックスの大幅下落は、投資家心理を悪化させました。
18日発表、ゴールドマン・サックスの2021年10~12月期決算
純利益が前年同期比で13%減と期待外れになりました。
1,米国10年債利回りが一気に上昇したこと
2,原油価格が7年3か月ぶりの高値水準まで上昇
3,ゴールドマン・サックスなど金融株(バリュー株)の下落
4,短期的にインフレ圧力は強まり賃金上昇は業績を圧迫
5,中国の景気減速をみると先行きには不透明感
1月19日東京マーケット
前日の休場明けの米国株は、長期金利の上昇、原油価格の
上昇を背景に主要3指数がそろって大幅安になった流れを受けて
グロース株中心に幅広い銘柄に売りが広がりました。
前場安寄り後、一時567円値下がりしました
前場安値 27689.98(9:50)▼567.27
売り一巡後も戻りは鈍く、全面安で前引けを迎えました。
前引27744.84(11:30)▼512.41 -1.81%
前場東証1部上場 2184銘柄
値上がり1934 値下がり194 変わらず53
アジア主要国市場も軟調さが目立ちましたが、1%を超えて
大幅に値下がりしたのは日本株のみでした。
日本市場の売買シェアの50%を超えるメインプレーヤーは短期筋のAIで
それに対する買いの受け皿はありません。
後場になると下げ幅を広げ、12/3安値27588.61円(オミクロンショック安)を
割り込んできました。
これが目先の下値メドとなっていただけに、今晩以降の米国株次第では
短期筋の動向によっては、更なる一段安に要注意の場面です。
2021年11月末以降の日経平均のレンジ下限
レンジ下限
1/11安値28089.49円 12/20安値27893.18円
12/3安値27588.61円(オミクロンショック安)
1/14安値27889.21円
米国長期金利上昇に備えなければいけません。
10年債利回り1.8%超 米国 ナスダック指数調整
1/14(金)米国10年債利回り 1.790% △0.088%
12/18 10年債利回り 1.88%水準まで上昇 主要3指数は揃って大幅下落
10年債利回り2.0%超 米国 高PERのハイテク、グロース株急落に警戒
米国株急落 = 世界的な流動性の日本株短期筋の集中売り
◎決算発表のハードル
1月末~2月中旬にかけて、3月、9月期決算企業中心に四半期決算が
発表となります。
22年3月期決算企業は、21年4月~12月までの第3四半期決算発表を迎え
進捗率は75%を大きく超えれば高進捗率で買われますが、それに
満たない銘柄や事前予想のハードルが高すぎ、失望売りを浴びる銘柄も
出てくるため、この「ハードル」を超えなければ、何とも言えない時期です。
小型株の多くが2/14に集中しており、これを過ぎると再び「2極化相場」が
始まり、好業績を評価され上昇するものと失望売りを浴びて値下がりする銘柄の
選別となります。
2021年以降、短期筋のAIが、日本市場に今まで以上に一段と
大きな影響を及ぼすことを強く感じるようになりました。
日銀ETF買いによる株価下支えがぼなくなり、短期筋のAIが
連日、日本株を大きく動かすようになってきました。
HFT超高速取引業者のAI
コンピュータープログラムが自動で注文を繰り返すアルゴリズム取引で
1秒間に数千回もの売買の注文を繰り返して、わずかな値幅、細かいサヤを
とって利益を積み上げていくのが特徴で、直近では100万分の1秒の
高速商いを競っています。
商いの高速化により、サヤ取りの優位性が決まり、勝率が高まるそうですが
これらHFT超高速取引業者のAIの売買シェアは、日本株の売買代金の
50%を超え、個別銘柄でもその大半が超高速取引業者のAIが介入しているのが
日本市場の現状です。
その影響もあり、日本市場では空売り比率は、今では多い時は50%を超え
個人投資家が、今までと同じ投資手法を行っていたのでは、日本市場で
勝ち続けることが難しくなりました。
国内機関投資家や小型株ファンド運用者の方もこのことを
つくづく感じていると思います。
先物主導であっという間に想定外の急落し、とことん売り込まれる日本市場
全体相場地合い悪化により、板状況の薄い小型株まで異常値まで
売り込まれることが、多くの銘柄で見られます。
半年以上どころか1年以上にわたり、下降トレンドが続いている銘柄も
たくさんあります。
逆に日経平均株価は、外部環境が好転すると一気に売り方の買戻しが入り
想定以上の急騰を演じ、買い一巡後上値が重いとAIが判断すると
再び売り仕掛けが始まります。
2022年相場は、波瀾の年になる可能性が高く、以下の投資手法が
個人投資家の生き残り策であり、同時に短期筋対策であると考えます。
1,異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄の買い
(決して中途半端な水準で買ってはいけない短期筋対策)
この場合は、1銘柄に集中投資せず、資金の分散と時間軸の分散が必須
2,暴落時に時価総額上位好業績のコア銘柄を分散投資
(相場がリバウンドする時は、時価総額上位好業績銘柄が最も早く上昇に転じる)
3,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)
それ以外の中途半端な株価水準では、「一切手出し無用」休むも相場
短期筋がチャンスを作ってくれるのを待つ。
「休むも相場」「待つのも相場」「中途半端な水準での売買厳禁」
以上が短期筋主導の日本市場で、個人投資家が生き残る新時代の
投資手法と考えます。
私は1974年オイルショック直後の大底付近で株式投資をはじめ
成長する日本株で「山あり谷あり」を経験しました。
そして30歳代でバブル崩壊で致命的な損出を出しました。
敗因は、集中投資の失敗です。
その後再び株式投資をはじめ、何とか今まで生き残ってきました。
2021年以降の短期筋主導の売買により、日本株は短期筋の動向で
相場の方向性が決まるいびつな相場展開となりました。
2020年までは、好業績銘柄や成長株の安いところを買えば
儲かるチャンスがありましたが、2021年以降は下げ続ける銘柄が
増え続けています。
安値で買っていても底から底割れし、さらに一段安になり
そのまま下げ続けるといった今まで見られなかった異常な現象です。
多くの国内機関投資家は、短期筋のAI取引に太刀打ちできないだけではなく
個人投資家のように休むことや様子を見ることは許されず、短期筋と
同じ土俵で戦い続けなければならなりません。
個人投資家の特権
1,休むこと、様子を見ること、時間軸の優位性。
2,短期筋が売りたたき、需給悪化が続き、異常値まで売り込まれた銘柄を
大底付近で様子を見ながら待ち伏せすることができる。
3,2022年は波乱の相場になる可能性が高く、資金配分のコントロール
場合によっては、資金枠を確保して暴落に備えることができる。
株式投資に100」%はありません 失敗はつきものです。
リスクをとって利益が出れば、その儲けはすべて自分のものです。
HFT超高速取引業者のAIが、相場の方向性を決めるため
専門家や市場関係者の予想は全く役に立たなくなりました。
株価の先々の見通しが不透明になったため、先々の予測ではなく
短期筋がとことん売りたたき、これ以上売り込めないくらいの水準
になった銘柄の中から買い候補銘柄を厳選します。
1,異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄
2,暴落時に時価総額上位好業績のコア銘柄を分散投資
3,資金の分散と時間軸の分散が必須
4,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)
17か月下降が続く個人投資家のかつての人気銘柄
3694オプティム
デバイス画面の共有や遠隔設定、情報端末を管理するモバイルデバイス管理
サービスを提供するIT企業
1年前までは、個人投資家に人気の成長期待銘柄。
2020年8/14高値3840円 最高値
2021年2/15高値3680円 戻り高値形成後本格調整となり、上場後最大の下げとなる。
1/19(水)底割れが止まらず
このように個人投資家に絶大な人気のあった銘柄の多くが異常値まで値下がりしています。
注:3694オプティムの異常値まで下がった底値を買うというものではありません。
好業績、好内容にもかかわらず、異常値まで下がている銘柄を探して買うということです。
マザーズ指数
21年11/17高値1189.00 この戻り高値を境に「オミクロンショック安」
「21年年末のIPOラッシュによる需給悪化」「マザーズ時価総額上位銘柄の急落」
直近安値 1/18安値823.55 1/19底割れが止まらず
1/14(金)重大な経営者不正が発見されたとの報告
6541グレイステクノロジー
2021年11/9取引終了後決算発表延期のIRを発表
過去の決算の一部において不適切な会計処理が行われていた疑念があることを公表。
外部の専門家で構成する特別調査委員会を設置することを決め
今2022年3月期の第2四半期(2021年4~9月期)決算発表を延期することを
明らかにしました。
この会計処理については外部からの指摘を受け、社内調査や検討を進めた結果
2017年3月期から2022年3月期の第1四半期(2021年4~6月期)までの期間で
処理の適切性に疑念があることを認識したといい、事実関係の調査や
決算数値の確定作業に一定の時間を有することから決算発表を延期することにしました。
11月15日に予定していた第2四半期報告書の提出は、22年1月17日に延長。
損益影響額など一切不明。
令和3年4月13日死去に伴う相続手続きが令和3年11月11日完了
11/11 松村信子(前会長のご親族)大量保有報告書を提出
新規 0 - 9.85% 安定株主として保有
11/11 松村幸治(亡くなった前会長)
9.85% - 0
今回の不祥事による株価急落では、
三井住友トラスト・アセットマネジメント
日興アセットマネジメントが、ロスカット。
直近にかけて野村證券、野村アセットマネジメント(12月)
メルルリンチ(11月下旬)がロスカットした模様。
相場巧者のノルウェー政府 453,411株保有するなど
2021年3月時点で、外国人持ち株比率53.8%
(東洋経済プラス 21年3/20号)
上位株主が、外国人で占めており、国内ファンドや投資信託も保有していました。
21年3月時点 海外投資家46.6% 投資信託8.2% 特定株51.1% 浮動株14.4%
21年9月時点 海外投資家23.5% 投資信託5.5% 特定株44.2% 浮動株28.2%
(四季報バックナンバーより抜粋)
12/17発表
代表取締役社長 飯田智也氏辞任
取締役管理部長兼経営企画室長 大池信之氏 代表取締役社長就任
中間決算提出期限22年1月17日に延長 損益影響額など一切不明。
1/14(金)IR
特別調査委員会による調査の継続、2022年3月期第2四半期報告書の提出遅延及び
当社株式の監理銘柄(確認中)指定の見込みに関するお知らせ
元代表取締役及び元取締役が関与する重大な経営者不正が発見されたとの報告
架空売上を計上し、その架空取引に係る売掛金を当社役職員の自己資金
を用いて仮装入金していたこと
売上の前倒計上をしていたこと
利益操作目的で架空外注費を計上していたこと
東京証券取引所の上場廃止基準により、四半期レビュー報告書を添付した
2022年3月期第2四半期報告書を、延長承認を受けた法定提出期限である
2022年1月17日の経過後、休業日を除き8日目の日である2022年1月27日までに
提出できなかった場合、当社株式は整理銘柄に指定された後、上場廃止となります。
以上、当社ホームページ IR参照
ここまで深刻化すると打つ手はなく、2022年1月27日までに
四半期レビュー報告書を添付した2022年3月期第2四半期報告書
提出できるかどうか?
過去10年間日本で起きた主な粉飾決算
2011年 オリンパス 外国人社長が不正を告発
2015年 東芝
IPOからずっと重大な経営者不正が発見されたとの報告
架空売上を計上し、その架空取引に係る売掛金を当社役職員の自己資金
を用いて仮装入金していたこと
売上の前倒計上をしていたこと
利益操作目的で架空外注費を計上していたこと
それにもかかわらず、創業社長が積極的なIRを行い、世界中のファンドが
成長性に期待して保有していました。
過去経験したことのない不祥事です。
1/17(月)311円 ▼80円 比例配分出来高107,100株 311円売り気配
1/18(火)231円 ▼80円 比例配分出来高91,600株 231円売り気配
1//19(水)119円 ▼112 9:57に寄り付き、その後も売り優勢となり
90円台で売り買い交錯になっています。(前場時点)
今後、再生できるかどうか? 可能性はゼロではありませんが
前代未聞の不祥事を出した企業への投資は、「投資不適格」と考えます。
年初の損だしを行い、気持ちを切り替え、市場での損は市場で取り戻すことを
前向きに考える場面と思います。
世界中の投資家や国内ファンドの保有する注目成長株が、このような不祥事を
行ってきたことは、ありえないことですが、詐欺事件のような事象でした。
株式投資には、あの時売っていればなど、「たら れば」を考えてはいけません。
どのような時も投資の損は、投資で取り戻すという信念を持ち
市場から遠ざからないことです。
「負けて、退場すればそれで終わり」です。
私も、大学4年の時に仕手株崩壊で巨額の損を出し、その後のバブル崩壊でも
巨億の損出を出しましたが、今日まで何とか生き抜いてきました。
市場から退場せず、前向きに気持ちを切り替え、出直しました。
2022年相場は、波瀾の年になる可能性が高く、以下の投資手法が
個人投資家の生き残り策であり、同時に短期筋対策であると考えます。
コロナと共存するように、海外短期筋と共存して投資に臨まなければなりません。
1,異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄の買い
(決して中途半端な水準で買ってはいけない短期筋対策)
この場合は、1銘柄に集中投資せず、資金の分散と時間軸の分散が必須
2,暴落時に時価総額上位好業績のコア銘柄を分散投資
3,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)
短期筋のAIと共存して、ピンチの局面をチャンスに買える時代と割り切って
道を切り開きます。
新型コロナ変異種ウイルスがデルタ株からオミクロン株に置き換わり
感染拡大が世界的に広がっています。
ここまで感染が急拡大するとできる限りの自己防衛しかありません。
日々、手洗い、うがい、消毒等健康管理にご注意なさって下さい。

次回更新は、1月20日(木)20:00頃更新させていただきます。
◎2022年相場は、米国利上げにより、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円
2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。
2022年相場は、米国のテーパリング終了後の金利引き上げが意識される年です。
利上げの回数は、3回の予想でしたが
1/10、ゴールドマン・サックスが、FRBの今年の利上げ回数予想を
従来の3回から4回に引き上げ、資産圧縮の開始時期も12月から7月に早めました。
1/13,FRBブレイナード理事は米国上院の公聴会で
インフレは明らかに米国人を苦しめている。テーパリングの完了後
できるだけ早く利上げを開始する準備を整えていると述べました。
FRBがインフレ抑止のため、早期に利上げや保有資産の縮小に
動く可能性が改めて意識され、売りが波及しました。
1/13の米国株
ナスダック 14,806.812 ▼ 381.580 -2.51%
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
◎個人投資家の堅実な銘柄選びのポイント
コロナによって多くの企業が収益悪化に苦しんでいます。
四季報新春号を見ると以下の項目が多くの銘柄に記載されています。
◎継続前提に重要事象 113銘柄
◎継続前提に疑義注記 34銘柄
一般の個人投資家は、これら銘柄への投資は、リスク管理の観点から
売買を控えるべきです。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
前日1/18(火)の米国株
NYダウ 35,368.47ドル ▼543.34ドル -1.51%
ナスダック 14,506.897 ▼386.856 -2.59%
S&P500 4,577.11 ▼85.74 -1.83%
米国10年債利回り 1.875% △0.085%
NY原油 87.00ドル △1.57ドル
欧州市場
ドイツDAX 15,772.56 ▼161.16 -1.01%
イギリスFTSETM100 7,563.55 ▼47.68 -0.62%
フランスCAC40 7,133.83 ▼67.81 -0.94%
前日の連休明けの米国株 主要3指数は大幅安
NYダウは大幅安で3日続落
長期金利が一時1.87%まで上昇し、2020年1月以来の高水準になり
NY原油先物が一時7年ぶりの高値を付けたこともあり、インフレ警戒が
高まりました。
長期金利金利上昇に伴い、高PERのハイテク株やグロース株中心に
売り物が広がりました。
朝方決算を発表したゴールドマン・サックスが大幅に下げ
金融株全体に売りが波及したことも相場の重しになりました。
直近は、金融などのバリュー株の上昇が期待されていたため
ゴールドマン・サックスの大幅下落は、投資家心理を悪化させました。
18日発表、ゴールドマン・サックスの2021年10~12月期決算
純利益が前年同期比で13%減と期待外れになりました。
1,米国10年債利回りが一気に上昇したこと
2,原油価格が7年3か月ぶりの高値水準まで上昇
3,ゴールドマン・サックスなど金融株(バリュー株)の下落
4,短期的にインフレ圧力は強まり賃金上昇は業績を圧迫
5,中国の景気減速をみると先行きには不透明感
1月19日東京マーケット
前日の休場明けの米国株は、長期金利の上昇、原油価格の
上昇を背景に主要3指数がそろって大幅安になった流れを受けて
グロース株中心に幅広い銘柄に売りが広がりました。
前場安寄り後、一時567円値下がりしました
前場安値 27689.98(9:50)▼567.27
売り一巡後も戻りは鈍く、全面安で前引けを迎えました。
前引27744.84(11:30)▼512.41 -1.81%
前場東証1部上場 2184銘柄
値上がり1934 値下がり194 変わらず53
アジア主要国市場も軟調さが目立ちましたが、1%を超えて
大幅に値下がりしたのは日本株のみでした。
日本市場の売買シェアの50%を超えるメインプレーヤーは短期筋のAIで
それに対する買いの受け皿はありません。
後場になると下げ幅を広げ、12/3安値27588.61円(オミクロンショック安)を
割り込んできました。
これが目先の下値メドとなっていただけに、今晩以降の米国株次第では
短期筋の動向によっては、更なる一段安に要注意の場面です。
2021年11月末以降の日経平均のレンジ下限
レンジ下限
1/11安値28089.49円 12/20安値27893.18円
12/3安値27588.61円(オミクロンショック安)
1/14安値27889.21円
米国長期金利上昇に備えなければいけません。
10年債利回り1.8%超 米国 ナスダック指数調整
1/14(金)米国10年債利回り 1.790% △0.088%
12/18 10年債利回り 1.88%水準まで上昇 主要3指数は揃って大幅下落
10年債利回り2.0%超 米国 高PERのハイテク、グロース株急落に警戒
米国株急落 = 世界的な流動性の日本株短期筋の集中売り
◎決算発表のハードル
1月末~2月中旬にかけて、3月、9月期決算企業中心に四半期決算が
発表となります。
22年3月期決算企業は、21年4月~12月までの第3四半期決算発表を迎え
進捗率は75%を大きく超えれば高進捗率で買われますが、それに
満たない銘柄や事前予想のハードルが高すぎ、失望売りを浴びる銘柄も
出てくるため、この「ハードル」を超えなければ、何とも言えない時期です。
小型株の多くが2/14に集中しており、これを過ぎると再び「2極化相場」が
始まり、好業績を評価され上昇するものと失望売りを浴びて値下がりする銘柄の
選別となります。
2021年以降、短期筋のAIが、日本市場に今まで以上に一段と
大きな影響を及ぼすことを強く感じるようになりました。
日銀ETF買いによる株価下支えがぼなくなり、短期筋のAIが
連日、日本株を大きく動かすようになってきました。
HFT超高速取引業者のAI
コンピュータープログラムが自動で注文を繰り返すアルゴリズム取引で
1秒間に数千回もの売買の注文を繰り返して、わずかな値幅、細かいサヤを
とって利益を積み上げていくのが特徴で、直近では100万分の1秒の
高速商いを競っています。
商いの高速化により、サヤ取りの優位性が決まり、勝率が高まるそうですが
これらHFT超高速取引業者のAIの売買シェアは、日本株の売買代金の
50%を超え、個別銘柄でもその大半が超高速取引業者のAIが介入しているのが
日本市場の現状です。
その影響もあり、日本市場では空売り比率は、今では多い時は50%を超え
個人投資家が、今までと同じ投資手法を行っていたのでは、日本市場で
勝ち続けることが難しくなりました。
国内機関投資家や小型株ファンド運用者の方もこのことを
つくづく感じていると思います。
先物主導であっという間に想定外の急落し、とことん売り込まれる日本市場
全体相場地合い悪化により、板状況の薄い小型株まで異常値まで
売り込まれることが、多くの銘柄で見られます。
半年以上どころか1年以上にわたり、下降トレンドが続いている銘柄も
たくさんあります。
逆に日経平均株価は、外部環境が好転すると一気に売り方の買戻しが入り
想定以上の急騰を演じ、買い一巡後上値が重いとAIが判断すると
再び売り仕掛けが始まります。
2022年相場は、波瀾の年になる可能性が高く、以下の投資手法が
個人投資家の生き残り策であり、同時に短期筋対策であると考えます。
1,異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄の買い
(決して中途半端な水準で買ってはいけない短期筋対策)
この場合は、1銘柄に集中投資せず、資金の分散と時間軸の分散が必須
2,暴落時に時価総額上位好業績のコア銘柄を分散投資
(相場がリバウンドする時は、時価総額上位好業績銘柄が最も早く上昇に転じる)
3,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)
それ以外の中途半端な株価水準では、「一切手出し無用」休むも相場
短期筋がチャンスを作ってくれるのを待つ。
「休むも相場」「待つのも相場」「中途半端な水準での売買厳禁」
以上が短期筋主導の日本市場で、個人投資家が生き残る新時代の
投資手法と考えます。
私は1974年オイルショック直後の大底付近で株式投資をはじめ
成長する日本株で「山あり谷あり」を経験しました。
そして30歳代でバブル崩壊で致命的な損出を出しました。
敗因は、集中投資の失敗です。
その後再び株式投資をはじめ、何とか今まで生き残ってきました。
2021年以降の短期筋主導の売買により、日本株は短期筋の動向で
相場の方向性が決まるいびつな相場展開となりました。
2020年までは、好業績銘柄や成長株の安いところを買えば
儲かるチャンスがありましたが、2021年以降は下げ続ける銘柄が
増え続けています。
安値で買っていても底から底割れし、さらに一段安になり
そのまま下げ続けるといった今まで見られなかった異常な現象です。
多くの国内機関投資家は、短期筋のAI取引に太刀打ちできないだけではなく
個人投資家のように休むことや様子を見ることは許されず、短期筋と
同じ土俵で戦い続けなければならなりません。
個人投資家の特権
1,休むこと、様子を見ること、時間軸の優位性。
2,短期筋が売りたたき、需給悪化が続き、異常値まで売り込まれた銘柄を
大底付近で様子を見ながら待ち伏せすることができる。
3,2022年は波乱の相場になる可能性が高く、資金配分のコントロール
場合によっては、資金枠を確保して暴落に備えることができる。
株式投資に100」%はありません 失敗はつきものです。
リスクをとって利益が出れば、その儲けはすべて自分のものです。
HFT超高速取引業者のAIが、相場の方向性を決めるため
専門家や市場関係者の予想は全く役に立たなくなりました。
株価の先々の見通しが不透明になったため、先々の予測ではなく
短期筋がとことん売りたたき、これ以上売り込めないくらいの水準
になった銘柄の中から買い候補銘柄を厳選します。
1,異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄
2,暴落時に時価総額上位好業績のコア銘柄を分散投資
3,資金の分散と時間軸の分散が必須
4,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)
17か月下降が続く個人投資家のかつての人気銘柄
3694オプティム
デバイス画面の共有や遠隔設定、情報端末を管理するモバイルデバイス管理
サービスを提供するIT企業
1年前までは、個人投資家に人気の成長期待銘柄。
2020年8/14高値3840円 最高値
2021年2/15高値3680円 戻り高値形成後本格調整となり、上場後最大の下げとなる。
1/19(水)底割れが止まらず
このように個人投資家に絶大な人気のあった銘柄の多くが異常値まで値下がりしています。
注:3694オプティムの異常値まで下がった底値を買うというものではありません。
好業績、好内容にもかかわらず、異常値まで下がている銘柄を探して買うということです。
マザーズ指数
21年11/17高値1189.00 この戻り高値を境に「オミクロンショック安」
「21年年末のIPOラッシュによる需給悪化」「マザーズ時価総額上位銘柄の急落」
直近安値 1/18安値823.55 1/19底割れが止まらず
1/14(金)重大な経営者不正が発見されたとの報告
6541グレイステクノロジー
2021年11/9取引終了後決算発表延期のIRを発表
過去の決算の一部において不適切な会計処理が行われていた疑念があることを公表。
外部の専門家で構成する特別調査委員会を設置することを決め
今2022年3月期の第2四半期(2021年4~9月期)決算発表を延期することを
明らかにしました。
この会計処理については外部からの指摘を受け、社内調査や検討を進めた結果
2017年3月期から2022年3月期の第1四半期(2021年4~6月期)までの期間で
処理の適切性に疑念があることを認識したといい、事実関係の調査や
決算数値の確定作業に一定の時間を有することから決算発表を延期することにしました。
11月15日に予定していた第2四半期報告書の提出は、22年1月17日に延長。
損益影響額など一切不明。
令和3年4月13日死去に伴う相続手続きが令和3年11月11日完了
11/11 松村信子(前会長のご親族)大量保有報告書を提出
新規 0 - 9.85% 安定株主として保有
11/11 松村幸治(亡くなった前会長)
9.85% - 0
今回の不祥事による株価急落では、
三井住友トラスト・アセットマネジメント
日興アセットマネジメントが、ロスカット。
直近にかけて野村證券、野村アセットマネジメント(12月)
メルルリンチ(11月下旬)がロスカットした模様。
相場巧者のノルウェー政府 453,411株保有するなど
2021年3月時点で、外国人持ち株比率53.8%
(東洋経済プラス 21年3/20号)
上位株主が、外国人で占めており、国内ファンドや投資信託も保有していました。
21年3月時点 海外投資家46.6% 投資信託8.2% 特定株51.1% 浮動株14.4%
21年9月時点 海外投資家23.5% 投資信託5.5% 特定株44.2% 浮動株28.2%
(四季報バックナンバーより抜粋)
12/17発表
代表取締役社長 飯田智也氏辞任
取締役管理部長兼経営企画室長 大池信之氏 代表取締役社長就任
中間決算提出期限22年1月17日に延長 損益影響額など一切不明。
1/14(金)IR
特別調査委員会による調査の継続、2022年3月期第2四半期報告書の提出遅延及び
当社株式の監理銘柄(確認中)指定の見込みに関するお知らせ
元代表取締役及び元取締役が関与する重大な経営者不正が発見されたとの報告
架空売上を計上し、その架空取引に係る売掛金を当社役職員の自己資金
を用いて仮装入金していたこと
売上の前倒計上をしていたこと
利益操作目的で架空外注費を計上していたこと
東京証券取引所の上場廃止基準により、四半期レビュー報告書を添付した
2022年3月期第2四半期報告書を、延長承認を受けた法定提出期限である
2022年1月17日の経過後、休業日を除き8日目の日である2022年1月27日までに
提出できなかった場合、当社株式は整理銘柄に指定された後、上場廃止となります。
以上、当社ホームページ IR参照
ここまで深刻化すると打つ手はなく、2022年1月27日までに
四半期レビュー報告書を添付した2022年3月期第2四半期報告書
提出できるかどうか?
過去10年間日本で起きた主な粉飾決算
2011年 オリンパス 外国人社長が不正を告発
2015年 東芝
IPOからずっと重大な経営者不正が発見されたとの報告
架空売上を計上し、その架空取引に係る売掛金を当社役職員の自己資金
を用いて仮装入金していたこと
売上の前倒計上をしていたこと
利益操作目的で架空外注費を計上していたこと
それにもかかわらず、創業社長が積極的なIRを行い、世界中のファンドが
成長性に期待して保有していました。
過去経験したことのない不祥事です。
1/17(月)311円 ▼80円 比例配分出来高107,100株 311円売り気配
1/18(火)231円 ▼80円 比例配分出来高91,600株 231円売り気配
1//19(水)119円 ▼112 9:57に寄り付き、その後も売り優勢となり
90円台で売り買い交錯になっています。(前場時点)
今後、再生できるかどうか? 可能性はゼロではありませんが
前代未聞の不祥事を出した企業への投資は、「投資不適格」と考えます。
年初の損だしを行い、気持ちを切り替え、市場での損は市場で取り戻すことを
前向きに考える場面と思います。
世界中の投資家や国内ファンドの保有する注目成長株が、このような不祥事を
行ってきたことは、ありえないことですが、詐欺事件のような事象でした。
株式投資には、あの時売っていればなど、「たら れば」を考えてはいけません。
どのような時も投資の損は、投資で取り戻すという信念を持ち
市場から遠ざからないことです。
「負けて、退場すればそれで終わり」です。
私も、大学4年の時に仕手株崩壊で巨額の損を出し、その後のバブル崩壊でも
巨億の損出を出しましたが、今日まで何とか生き抜いてきました。
市場から退場せず、前向きに気持ちを切り替え、出直しました。
2022年相場は、波瀾の年になる可能性が高く、以下の投資手法が
個人投資家の生き残り策であり、同時に短期筋対策であると考えます。
コロナと共存するように、海外短期筋と共存して投資に臨まなければなりません。
1,異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄の買い
(決して中途半端な水準で買ってはいけない短期筋対策)
この場合は、1銘柄に集中投資せず、資金の分散と時間軸の分散が必須
2,暴落時に時価総額上位好業績のコア銘柄を分散投資
3,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)
短期筋のAIと共存して、ピンチの局面をチャンスに買える時代と割り切って
道を切り開きます。
新型コロナ変異種ウイルスがデルタ株からオミクロン株に置き換わり
感染拡大が世界的に広がっています。
ここまで感染が急拡大するとできる限りの自己防衛しかありません。
日々、手洗い、うがい、消毒等健康管理にご注意なさって下さい。

次回更新は、1月20日(木)20:00頃更新させていただきます。
◎2022年相場は、米国利上げにより、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円
2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。
2022年相場は、米国のテーパリング終了後の金利引き上げが意識される年です。
利上げの回数は、3回の予想でしたが
1/10、ゴールドマン・サックスが、FRBの今年の利上げ回数予想を
従来の3回から4回に引き上げ、資産圧縮の開始時期も12月から7月に早めました。
1/13,FRBブレイナード理事は米国上院の公聴会で
インフレは明らかに米国人を苦しめている。テーパリングの完了後
できるだけ早く利上げを開始する準備を整えていると述べました。
FRBがインフレ抑止のため、早期に利上げや保有資産の縮小に
動く可能性が改めて意識され、売りが波及しました。
1/13の米国株
ナスダック 14,806.812 ▼ 381.580 -2.51%
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
◎個人投資家の堅実な銘柄選びのポイント
コロナによって多くの企業が収益悪化に苦しんでいます。
四季報新春号を見ると以下の項目が多くの銘柄に記載されています。
◎継続前提に重要事象 113銘柄
◎継続前提に疑義注記 34銘柄
一般の個人投資家は、これら銘柄への投資は、リスク管理の観点から
売買を控えるべきです。
お詫び
ブログ開設以来、いただきました様々なコメントへのご返事を
書き続けてきましたが、最近では両手の指に障害が生じ
ご返事もままならなくなりました。
加えて、大引け後に全市場銘柄の日足チャートのチェックを
2.3時間かけて毎日行っており、時間的な余裕もなくなってきました。
コメントのご返事ができない分、今後は研究している銘柄の一部をブログに
事前にご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。
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