fc2ブログ

2023-12

日経平均一段安26000円の攻防

2022年1月27日(木)19:05

前日1/26(水)の米国株
NYダウ 34,168.09ドル ▼129.64ドル -0.37%
ナスダック 13,542.119 △2.824 +0.02%
S&P500 4,349.93 ▼6.52 -0.14% 
米国10年債利回り 1.868% △0.094%  
NY原油 87.30ドル ▼0.05ドル

前日の米国株 主要3指数は高安まちまち
NYダウは続落 
前日の決算が好感されたマイクロソフトが買われ
NYダウは、午前500ドル超上昇する場面がありました。
午後注目のFOMCの結果発表 パウエルFRB議長の
会見が始まると長期金利が上昇し、NYダウは急速に
伸び悩みマイナス圏に転落しました。
FRB声明によると、次回3月の会合での利上げ開始を示唆し
併せてバランスシートの規模縮小に関する方針を公表。
利上げ開始後に資産圧縮を実施する方針を示しました。
パウエル議長は労働需給の逼迫はこれまで見たことがないレベルと強調
賃金インフレを警戒し労働市場を損ねることなく利上げは可能と指摘。
資産圧縮についても次回とその次の会合で議論し適切な時期に決断する
と述べ早期実施に含みを持たせました。
議長発言内容は、タカ派色が強い内容だったと市場は受け止めました。
恐怖指数VIXは前日比2%上昇し31台後半で終えました。


日経平均株価
 前場
寄付 27139.88(9:00)△128.55
高値 27193.59(9:05)△182.26
安値 26305.51(11:13)▼705.82
前引 26321.33(11:30)▼690.00
 後場
寄付 26245.35(12:30)▼765.98
高値 26304.02(12:32)▼707.31
安値 26044.52(14:16)▼966.81
大引 26170.30(15:00)▼841.03 3.11%

TOPIX
1902.24(9:00)
1906.22(9:05)
1835.26(14:17)
1842.44(15:00)
前日比▼49.41 -2.61%

値上がり銘柄数 87
値下がり銘柄数 2067

新高値銘柄数 0
新安値銘柄数 452

騰落レシオ25D 87.6

日経平均25D乖離率 -7.40% 
TOPIX25D乖離率 -6.48%

1月27日(木)東京マーケット
日経平均株価は寄付、売り方の買戻しが先行し反発して始まりました。
寄付 27139.88(9:00)△128.55
高値 27193.59(9:05)△182.26
寄り付き直後、買戻しが主導して182円上昇する場面がありましたが
買い戻し一巡後、上値が重いと判断した短期筋が、値嵩株ハイテク株
株価指数先物売りを断続的に出し、前引けにかけて下値模索の展開となりました。
安値 26305.51(11:13)▼705.82
前引 26321.33(11:30)▼690.00

後場の取引は前場安値を下回って始まりました。
寄付 26245.35(12:30)▼765.98
高値 26304.02(12:32)▼707.31
買い物薄の中先物主導で下値を探る展開となり
一時、26,000円の攻防となりました。
安値 26044.52(14:16)▼966.81
本日日経平均は26,000円を割り込まず引けましたが
3.11%の大幅安で続落して引けました。
大引 26170.30(15:00)▼841.03 -3.11%

TOPIX 1842.44(15:00)▼49.41 -2.61%

本日1/27(木)変動率に応じて持ち高を調整する
リスクパリティ戦略をとるファンドやCTA(商品投資顧問)による
株価指数先物への売りが、株価下落を加速させました。
国内機関投資家の多くが、ヘッジ目的の先物売りを出した模様。
長期運用目的の投資家が、持ち高調整売りを出している模様。

2日前1/25(火)日経平均は一時、27,000円を割り込みましたが
この日多くの市場関係者によると27,000円を大きく割り込む可能性は
低いという内容の話が多かったのですが、本日1/27(木)寄付き直後に
あっさりと27,000円の攻防を一気に下回り下げ幅を拡大し、まさかの
26,000円の攻防になりました。
短期筋のAIによる売り仕掛けは、年々絶大な影響力になっています。
日銀による株価買い支えがほぼなくなり、買い主体がいないこの時とばかりの
売りが続いています。

2021年11月末以降の日経平均のレンジ下限
レンジ下限
1/11安値28089.49円 12/20安値27893.18円 
12/3安値27588.61円(オミクロンショック安)
2022年1月相場オミクロンショック安を下回る。
1/14安値27889.21円 空売り比率50.5%
1/19安値27958.17円 底割れ 空売り比率48.6%
1/20安値27217.59円 底割れ 空売り比率46.2% 
1/21安値27129.61円 底割れ 空売り比率47.7%
1/25安値26890.94円 底割れ 空売り比率49.6%(27,000円の攻防)
1/26安値26858.68円 底割れ 
1/27安値26044.52円 底割れ

様々な売り材料
米国の金融政策に対する不透明感
ウクライナ情勢 ロシアによる軍事行動への警戒
欧米の景気減速懸念
中国の景気減速
世界的なインフレ
新型コロナオミクロン株による景気減速

地政学リスク
北京冬季五輪開催期間 2/4(金)~2/20(日)
ロシアは中国との関係を考え、この期間の軍事侵攻は避けるのではないか?
2/21(月)以降、ウクライナ地政学リスク再燃?

米国の金融政策に対する不透明感、ウクライナ情勢 ロシアによる軍事行動への警戒
今後も2月にかけて、相場の重しになりそうです。

短期筋のAIによる売買が、日本市場を支配している現状では
「人知」による予測は全く意味がなくなりました。
本日、日経平均25日移動平均乖離率は、-7.40%まで下振れし
26,000円の攻防となりました。

日経平均株価の年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円

1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円

2月にかけて、米国株と短期筋のAIの動向によっては
もう一段下振れする可能性は否定できません。
2022年相場は様々なリスクを抱えているため、中途半端な水準では
「手出し無用」です。
異常値まで売り込まれた優良銘柄が多々出てきましたが
2/14決算発表一巡までは様子見する予定です。

2020年の出世銘柄 連日の底割れ
3962チェンジ 
地方自治体・企業のDXを支援 ふるさと納税が稼ぎ頭
2020年大相場となり、9/28高値6390円まで上昇し天井形成
その後調整が長引き直近の全体相場急落の影響を受け
16か月下落が続いています。
1/27安値1318円 上場後最大の下げ
個人投資家に絶大な人気のあった銘柄の多くが異常値まで値下がりしています。
未だ底値確認できず

17か月下降が続く個人投資家のかつての人気銘柄
3694オプティム 
デバイス画面の共有や遠隔設定、情報端末を管理するモバイルデバイス管理
サービスを提供するIT企業
1年前までは、個人投資家に人気の成長期待銘柄。
2020年8/14高値3840円 最高値
2021年2/15高値3680円 戻り高値形成後本格調整となり、上場後最大の下げとなる。
直近安値1/27安値919円
開発費や人件費の膨張が想定超で営業利益頭打ち
対して、売り上げの増加は続いています。
個人投資家に絶大な人気のあった銘柄の多くが異常値まで値下がりしています。

注:上記銘柄の異常値まで下がった底値を買うというものではありません。
  チャートの勉強にお使いください。
  好業績、好内容にもかかわらず、異常値まで下がている銘柄を
  探して買うということです。


大底圏と判断して買った銘柄

9325ファイズ 目先のハードル決算発表2/10
12/21 平均約定520円買い
1/27終値512円 
12/21以降の高低 12/29高値596円 12/28安値508円  
EC向け庫内作業代行のほか拠点間輸送、宅配。アマゾンが最大顧客
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3  12,951 595 584 376 35.1
連22.3予 16,000 650 640 400 37.3
連23.3予 20,000 900 890 540 50.4
後半挽回 柱の庫内作業代行は前半の大型案件の立ち上げ費用重い。
最大顧客アマゾン関連の取扱量拡大、後半挽回。
23年3月期は前期稼働拠点が寄与し堅調。
千葉県流山でEC向け大型案件が稼働、配送デポ運営も需要旺盛。
今期はこの先行投資によるスタッフ採用費や教育費などのコストが
大幅に増加したため営業利益2億400万円下振れ
2023年3月期挽回し、最高益更新予想。
大阪で宅配の自社拠点を確保。
コロナショック時安値20年2/5安値423円
その後高値4/16高値1340円 8/7高値1357円
2月の全体相場と 決算発表2/10 を見て再判断します。
売り目標1 800円
売り目標2 1200円

6183ベル24HD 1/12寄付き1209円買い
1/27終値1383円 
直近12月以降の高低 1/21高値1460円 1/11安値1195円
コールセンター事業大手 伊藤忠が筆頭株主40.7%保有
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.2  135,735 11,799 11,305 7,252 98.6
22.2予 142,000 13,200 13,500 8,800 119.7
23.2予 148,000 13,500 13,900 9,100 123.8
22年1/12 第3四半期決算発表 以下は各進捗率 75%超えで高進捗率
売上77.13% 営業利益80.82% 経常益80.59% 1株利益83.55%
好業績の伊藤忠商事のグループ横断の協業メリットが進む。
ネット通販の増加でコールセンター業務の受託が増加し、人手不足を背景に
間接業務を請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)
業務も好調。
2020年コロナショック時安値3/19安値852円
2018年トランプショック12/25安値1106円
22年1/12 15:00 第3四半期決算発表 1/12増配を発表54円配当
連日大引け間際にまとまった買いが入っています。
15:00 1383円 38,900株
浮動株比率3.5% 
中期売り目標 1600円
長期売り目標 1800円~2000円
短期筋のAI主導の日本市場臨機応変に売り場を模索します。


社会にとって絶対になくてはならない企業で、これからも成長が期待できる企業も
この全体相場急落の影響を受け、買い物薄の需給悪化による下落になっている銘柄が
多々あります。
中途半端な水準での買いは避ける場面です。
2月にかけて、「ピンチこそチャンス」の場面が来ることに備えます。
再点検し買い候補銘柄を絞り込みます。


新型コロナ変異種ウイルスがデルタ株からオミクロン株に置き換わり
感染拡大が世界的に広がっています。
ここまで感染が急拡大するとできる限りの自己防衛しかありません。
日々、手洗い、うがい、消毒等健康管理にご注意なさって下さい。






次回の更新は、1/28(金)大引け前 更新いたします。

◎2022年相場は、米国利上げにより、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円

2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。

2022年の様々な売り材料
米国の金融政策に対する不透明感
ウクライナ情勢 ロシアによる軍事行動への警戒
欧米の景気減速懸念
中国の景気減速
世界的なインフレ
新型コロナオミクロン株による景気減速

地政学リスク
北京冬季五輪開催期間 2/4(金)~2/20(日)
ロシアは中国との関係を考え、この期間の軍事侵攻は避けるのではないか?
2/21(月)以降、ウクライナ地政学リスク再燃?

米国の金融政策に対する不透明感、ウクライナ情勢 ロシアによる軍事行動への警戒
今後も2月にかけて、相場の重しになりそうです。

現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。

«  | ホーム |  »

プロフィール

k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

最新記事

カテゴリ

参考銘柄 (97)
株式日記 (2727)
株式投資 (16)
空売り (1)
未分類 (24)

アクセスカウンター

ランキング


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

RSSリンクの表示

QRコード

QR