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2023-12

引けにかけて伸び悩み

2022年2月8日(火)19:50

前日2/7(月)の米国株
NYダウ 35,091.13ドル △1.39ドル
ナスダック 14,015.668 ▼82.339 -0.58%
S&P500 4,483.87 ▼16.66 -0.37% 
米国10年債利回り 1.919% △0.008%  
NY原油 91.22ドル

前日の米国株 主要3指数は高安まちまち
NYダウはプラス圏で引けましたが、上げ幅を縮小し
ほぼ横ばいで引けました。
新型コロナオミクロン株の新規感染者数が大きく減少し
経済活動の正常化期待のアフターコロナ関連が買われたものの
インフレ加速やFRBによる金融引き締めへの警戒感
3月以降の利上げの幅、利上げ回数への警戒感は根強く
積極的な買いは入りませんでした。
米国新規感染者数は、1月中旬の過去最多から6割減少。
長期金利は、一時1.93%に上昇し、1.90%台で推移しました。
高PERのハイテク株が売り優勢となり、ナスダック指数は
下落しました。


2月8日(火)東京マーケット
日経平均株価
寄付 27318.30(9:00)△33.78
高値 27461.33(10:02)△176.81
安値 27280.25(14:58)▼4.27
大引 27284.52(15:00)△35.65 +0.13%

TOPIX
1931.50(9:00)
1942.28(9:19)
1930.80(9:00)
1934.06(15:00)
前日比△8.07 +0.42%

値上がり銘柄数 1256
値下がり銘柄数 833

新高値銘柄数 37
新安値銘柄数 23

騰落レシオ25D 92.3

日経平均25D乖離率 -1.71 
TOPIX25D乖離率 -0.67

日経平均株価は反発して始まりました。
主要企業の決算発表を受け、業績が良好な銘柄が物色されました。
米国新型コロナ感染者数が減少に転じた報道から、北米で景気回復が
期待できるトヨタ自動車などの輸出関連銘柄が買われました。
日経平均は前場176円上昇する場面がありましたが、上値では
利益確定売りに押されました。
後場は大引けにかけて伸び悩み一時マイナス圏に沈む場面がありました。
日経平均は小幅に反発して引けました。
多くの企業の決算発表シーズンを迎えましたが、増額修正を発表しても
事前予測に届かなかった銘柄は、大きく売りを浴びる銘柄が目立ちました。
様々な悪材料があり、日本独自の買い材料に乏しく短期筋による
方向性の見えない相場が続いています。

様々な売り材料
世界的なインフレによる景気減速
米国の金融政策に対する不透明感
長期金利上昇=ハイテク、グロース株に売り=ナスダック指数下落
ウクライナ情勢 ロシアによる軍事行動への警戒
原油価格90ドル台乗せ ロシアのエネルギー政策懸念
欧米の景気減速懸念
中国の景気減速
米国利上げにより、ドル建て債務の多い新興国経済の混乱の可能性
日本の3回目ワクチン接種の遅れオミクロン株感染拡大による医療ひっ迫懸念

2/10(木)米国1月消費者物価指数発表
(市場予想は前年同月比7.3%増)
2/11(金)日本市場は休場

2/16(水)前回FOMC議事要旨が公表
2/17(木)日本市場に反映

マザーズ指数 
2018年トランプショックのクリスマスの暴落時
2018年12/25安値749.18を割り込み、1/28安値719.03 
その後切り返しに転じ2/2高値808.64まで上昇したものの
連日弱い値動きとなり、底割れの可能性が高まっています。
本日2/8安値736.54
個人投資家が主戦場のマザーズ指数が下げ止まらないと他の小型株も
軟調さが続入く見込み。
現在ほとんどの銘柄で、短期筋のAIによる取引が介入しているため
短期筋の動向次第では、もう一段のきつい下げがあるかもしれないということを
念頭に2月、3月相場に臨みます。

FRBの利上げ回数は、米国のインフレ次第
米国中間選挙前にガソリン価格、住宅価格が上げ一服となっていなければ
2022年の利上げ回数当初の3~4回が、7回という観測もあり
3月までは、米国長期金利上昇懸念やウクライナ地政学リスクによる
資源価格上昇が、相場の重しになりそうです。
FRBがタカ派姿勢に傾いたまま3月の利上げ幅0.5%になる可能性
4月も連続利上げの可能性 これも3月の利上げ幅(0.25%か0.5%か)
を見なければ全く分からず、日本株は上値を買い上がる状況ではないと考えます。

マザーズ時価総額上位銘柄
4478フリー 21年2/16高値12910円 2/8安値3910円
4485JTOWER 21年11/17高値13210円 2/8安値4415円
4565そーせい 21年11/25高値2418円 1/28安値1437円
4385メルカリ 21年11/22高値7390円 2/8安値3485円
4194ビジョナル 21年12/13高値11550円 1/19安値6980円で底入れ後反発


多くの銘柄が下がり続けている異常な現象

3835eBASE 2/7記
商品情報を管理するパッケージソフト「eBASE」を開発販売
コロナショック後高値2020年7/27高値1606円最高値形成後
本格調整局面入り。
1/28安値485円 1番底を想定
2/2の大陽線(10.02%上昇)25日移動平均線を回復
600円~660円で戻り売りがまとまった額出てくるため
サプライズがなければ、目先は上値が重くなりそうです。


2020年の出世銘柄 連日の底割れ
3962チェンジ 
地方自治体・企業のDXを支援 ふるさと納税が稼ぎ頭
2020年大相場となり、9/28高値6390円まで上昇し天井形成
その後調整が長引き直近の全体相場急落の影響を受け
16か月下落が続いています。
直近安値 1/28安値1303円 下げ一服となるか? 上場後最大の下げ 
個人投資家に絶大な人気のあった銘柄の多くが異常値まで値下がりしています。
未だ底値確認できず
2/2高値1579円まで買われましたが、2/3安値1450円
2月相場を見なければ何とも言えません。 

17か月下降が続く個人投資家のかつての人気銘柄
3694オプティム 
デバイス画面の共有や遠隔設定、情報端末を管理するモバイルデバイス管理
サービスを提供するIT企業
1年前までは、個人投資家に人気の成長期待銘柄。
2020年8/14高値3840円 最高値
2021年2/15高値3680円 戻り高値形成後本格調整となり、上場後最大の下げとなる。
直近安値 1/28安値900円 下げ一服となるか? 
開発費や人件費の膨張が想定超で営業利益頭打ち
対して、売り上げの増加は続いています。
個人投資家に絶大な人気のあった銘柄の多くが異常値まで値下がりしています。
未だ底値確認できず。
2/2高値1040円まで買われましたが、2/3安値990円
2月相場を見なければ何とも言えません。 

3692FFRIセキュリティー
サイバー・セキュリティ対策を提供
自のサイバー・セキュリティサービスを組み込むための受託開発や
堅牢性の調査なども手がける
コロナショック後高値 20年10/21高値3225円
直近安値1/28安値989円 下げ一服となるか? 
個人投資家に絶大な人気のあった銘柄の多くが異常値まで値下がりしています。
未だ底値確認できず
2/1高値1082円まで買われましたが、2/3安値1035円
2月相場を見なければ何とも言えません。 

8572アコム 2/2記
三菱UFJグループが筆頭株主37.5%保有
消費者向け無担保ローン専業最大手。
コロナにより、人の消費が減少
レジャー、外食低調でローンは資金需要停滞
減益幅は限定的
21年3/23高値546円コロナ後高値形成後、本格調整局面入り。
2月相場が、外部要因で再び下振れする可能性はありますが、
2/1安値308円 かなりの水準まで下がりました。
仮に底割れしもう一段の値下がりとなっても、280円~290円程度と考えます。
売り一巡後の戻りメド1 360円 戻りメド2 420円

注:上記銘柄の異常値まで下がった底値を買うというものではありません。
  チャートの勉強にお使いください。
  好業績、好内容にもかかわらず、異常値まで下がている銘柄を
  探して買うということです。


2021年12月以降、短期筋対策の買い銘柄
大底圏と判断して買った銘柄
全体相場急落の影響を受け底値圏まで売り込まれた好業績銘柄

9325ファイズ 目先のハードル決算発表2/10
12/21 平均約定520円買い
2/8終値595円 直近高値1/31高値667円
上げ一服となり、2/10決算発表のハードルを迎えます。
EC向け庫内作業代行のほか拠点間輸送、宅配。アマゾンが最大顧客
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3  12,951 595 584 376 35.1
連22.3予 16,000 650 640 400 37.3
連23.3予 20,000 900 890 540 50.4
後半挽回 柱の庫内作業代行は前半の大型案件の立ち上げ費用重い。
最大顧客アマゾン関連の取扱量拡大、後半挽回。
23年3月期は前期稼働拠点が寄与し堅調。
千葉県流山でEC向け大型案件が稼働、配送デポ運営も需要旺盛。
今期はこの先行投資によるスタッフ採用費や教育費などのコストが
大幅に増加したため営業利益2億400万円下振れ
2023年3月期挽回し、最高益更新予想。
大阪で宅配の自社拠点を確保。
コロナショック時安値20年2/5安値423円
その後高値4/16高値1340円 8/7高値1357円
2月の全体相場と 決算発表2/10 を見て再判断します。
売り目標1 800円
売り目標2 1200円

6183ベル24HD 1/12寄付き1209円買い
2/8終値1370円 ▼55円-3.86% 陰線を引き1400円を割り込みました。
75日移動平均が下値サポート1350円
2月期決算銘柄 底値買いのため配当権利取りし、中期目線で保有
2月相場荒れた場合もこのまま保有します。
配当利回り 3.94%
~1/31三井住友DSアセットマネジメント 新規に買い 5.67%
1/31終値1413円 1/28終値1383円
2/8売買代金合計559,241円 現物売り377,369円 
まとまった額の現物売りが出ました。
貸株を使った空売り143,225円 前日と同水準
本日の大引けの約定は、15:00 1370円 30,000株約定  
コールセンター事業大手 伊藤忠が筆頭株主40.7%保有
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.2  135,735 11,799 11,305 7,252 98.6
22.2予 142,000 13,200 13,500 8,800 119.7
23.2予 148,000 13,500 13,900 9,100 123.8
22年1/12 第3四半期決算発表 以下は各進捗率 75%超えで高進捗率
売上77.13% 営業利益80.82% 経常益80.59% 1株利益83.55%
好業績の伊藤忠商事のグループ横断の協業メリットが進む。
ネット通販の増加でコールセンター業務の受託が増加し、人手不足を背景に
間接業務を請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)
業務も好調。
2020年コロナショック時安値3/19安値852円
2018年トランプショック12/25安値1106円
22年1/12 15:00 第3四半期決算発表 1/12増配を発表54円配当
浮動株比率3.5% 
中期売り目標 1600円
長期売り目標 1800円~2000円
短期筋のAI主導の日本市場臨機応変に売り場を模索します。


7453良品計画 
無印良品ブランドで衣料、雑貨、食品など卸小売り。
海外は中国出店を強化 化粧品、美容、収納関連などが
国内外で人気高く食品事業を強化中。
コロナショック後高値21年3/18高値2829円
その後昨年末から年初にかけて下値模索の展開が続き
1/21安値1475円 1番底を想定 
3月以降全体相場が戻ることを条件に
2/4高値1778円 やや上値が重くなりました。
売り目標1 2000円


新型コロナ変異種ウイルスがデルタ株からオミクロン株に置き換わり
感染拡大が世界的に広がっています。
日本の感染者数拡大は、間もなくピークになる模様ですが
3回目のワクチン接種が、主要国で最も遅れているため
3月にかけても感染者数は、高止まりするとのこと。
ここまで感染が急拡大するとできる限りの自己防衛しかありません。
日々、手洗い、うがい、消毒等健康管理にご注意なさって下さい。





次回の更新は、2/8(火)20:00までに更新いたします。

◎2022年相場は、米国利上げにより、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円

2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。

米国の金融政策に対する不透明感、ウクライナ情勢 ロシアによる軍事行動への警戒
今後も2月にかけて、相場の重しになりそうです。

現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円

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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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