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2023-05

週末の米国株安前場に織り込む

2022年2月14日(月)13:00

先週末の米国株は、2/10(木)
朝方発表、1月米国消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に上昇し
FRB高官のタカ派発言が伝わり、FRBが金融引き締めを急ぐとの見方から
売りが広がりました。
1月のCPIは、前年同月比7.5%上昇 前月7.0%から伸びが拡大
市場予想7.2%を上回り、幅広い品目で物価が上がっており
インフレの長期化観測が高まりました。

2月12(土)ブログを更新しましたのでご参照ください。

2/11(金)主要国市場 日本市場休場 
シカゴ日経平均先物 26,930円▼455円 
NYダウ 34,738.06ドル▼503.53 先週末35,089.74ドル▼21.42ドル
ナスダック 13,791.154▼394.487 先週末14,098.007△219.289 
S&P500 4,418.64▼85.44 先週末4,500.53△23.09
10年債利回り 1.942%▼0.093% 先週末1.911%△0.074%
NY原油 93.90ドル△4.02ドル 先週末91.92ドル△1.65ドル
上海総合指数 3,462.9479▼22.9592 先週末3,361.4397▼32.8077
欧州市場 
ドイツDAX 15,425.12▼65.32 先週末15,099.56▼268.91 
イギリスFTSETM100 7,661.02▼11.38 先週末7,516.40▼12.44
フランスCAC40 7,011.60▼89.95 先週末6,951.38▼54.25

2つの大きな売り材料
週末1/11(金)米国株主要3指数は揃って大幅安で続落。
ロシアのウクライナ侵攻への警戒が高まり、幅広い銘柄に売りが
広がりました。
米国のインフレの長期化観測によりFRBが金融引き締めを
急ぐとの見方も大きな売り材料です。
10日、ゴールドマンサックスは、FRBが年内に0.25%の利上げを
従来の5回から、7回実施すると予想を引き上げました。
ウクライナ国境のロシア軍が増員されており、プーチン大統領が
決断すれば侵攻が始まるため、米国と英国は
ウクライナにいる自国民に対して退避を促しました。
恐怖指数VIXは、14%高い27.3に上昇、一時30.9まで上昇しました。
ウクライナ情勢の緊迫化で米国原油相場が上昇しました。

2月11(金)日本市場休場

2月10日(木)
日経平均株価 終値27696.08円△116.21 +0.42%
2/11シカゴ日経平均先物 26,930円▼455円

先週末の日本市場休場中の米国株は主要3指数そろって大幅安で続落
2/10(木)と2/10(木)の急落で
NYダウ ▼1030ドルの下落
ナスダック指数 ▼699.219の下落
S&P500指数 ▼168.54
日本市場は2/10(木)2/11(金)の米国株の大幅安を織り込んでいないため
連休明け2/14(月)は、大幅安で始まります。

2月14日(月)東京マーケット
地政学リスクの高まりや金融政策への懸念を背景に
日本市場休場中、2/10、2/11の米国株が大幅安となり
週明けの日経平均株価は、全面安で始まりました。
寄付 27305.92(9:00)▼390.16
前場高値 27325.50(9:01)▼370.58
12日に開いたバイデン大統領とプーチン大統領との電話協議でも
問題解決に向けた進展はみられず、下値を模索する展開が続きました。
前場安値 26947.65(11:01)▼748.43
節目である27,000円を割り込んで前引けを迎えました。
前引 26970.34(11:30)▼725.74 -2.62%

日経平均株価 後場は下げ一巡でやや下げ渋って始まりました。
この続きは明日のブログにて


様々な売り材料
世界的なインフレによる景気減速
米国の金融政策に対する不透明感
長期金利上昇=ハイテク、グロース株売り=ナスダック指数下落
ウクライナ情勢 ロシアによる軍事行動への警戒
原油価格90ドル台乗せ ロシアのエネルギー政策警戒
欧米の景気減速懸念
中国の景気減速
米国利上げにより、ドル建て債務の多い新興国経済の混乱の可能性
日本の3回目ワクチン接種の遅れオミクロン株感染拡大による医療ひっ迫懸念

地政学リスク
北京冬季五輪開催期間 2/4(金)~2/20(日)
ロシアは中国との関係を考え、この期間の軍事侵攻は避けるのではないか?
1月末ロシア軍の医療班がウクライナ国境付近の軍事拠点に到着したため
局地戦の可能性を示唆する一部報道あり。
北京冬季五輪終了 2/21(月)以降、ウクライナ地政学リスク再燃?
2/11、米国と英国はウクライナにいる自国民に対して退避を促しました。
2/11(金)米国株は、地政学リスクと金利上昇の不透明感から大幅安で続落。

日経平均株価の年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円
2022年1/27安値26044.52円

2/16(水)前回FOMC議事要旨が公表
2/17(木)日本市場に反映

2月相場、3月相場、米国利上げを控え乱高下が予想され
ロシアによるウクライナへの軍事行動への警戒も大きなリスク要因です。
これらのリスク要因とと短期筋のAIの動向によっては
もう一段下振れする可能性は否定できません。

中途半端な水準では、「手出し無用」です。
異常値まで売り込まれた優良銘柄が多々出てきましたが
2/14決算発表一巡、その後の外部要因を見定めて判断します。


2021年12月以降、短期筋対策の買い銘柄
大底圏と判断して買った銘柄
全体相場急落の影響を受け底値圏まで売り込まれた好業績銘柄

9325ファイズ 
2/10決算発表 3Q 進捗率75%で目標通り
増収減益
売上78.75% 営業利益53.53% 経常利益53.43% 純利益51.75%
進捗率が届かず、全体相場急落の影響も重なり、2/14(月)大幅安となりました。
今晩の米国株相場や明日の短期筋の動向で、もう一段値下がりする可能性はありますが
現時点では、12/28安値508円 1/27安値510円 ダブルボトムで底入れとなっています。
現在は2月中旬であり、22年3月期まであと1カ月半です。
今期22年3月期は、間もなく終わるため、来期23年3月期に目線を向ける時期です。
短期的には辛抱の時で、来期に期待しこのまま保有します。
12/21 平均約定520円買い 直近高値1/31高値667円
EC向け庫内作業代行のほか拠点間輸送、宅配。アマゾンが最大顧客
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3  12,951 595 584 376 35.1
連22.3予 16,000 650 640 400 37.3
連23.3予 20,000 900 890 540 50.4
後半挽回 柱の庫内作業代行は前半の大型案件の立ち上げ費用重い。
最大顧客アマゾン関連の取扱量拡大、後半挽回。
23年3月期は前期稼働拠点が寄与し堅調。
千葉県流山でEC向け大型案件が稼働、配送デポ運営も需要旺盛。
今期はこの先行投資によるスタッフ採用費や教育費などのコストが
大幅に増加したため営業利益2億400万円下振れ
2023年3月期挽回し、最高益更新予想。
大阪で宅配の自社拠点を確保。
コロナショック時安値20年2/5安値423円
その後高値4/16高値1340円 8/7高値1357円
売り目標1 800円
売り目標2 1200円

6183ベル24HD 1/12寄付き1209円買い
2/14(月)全体相場急落の影響は軽微で、底堅く推移しました。
2月期決算銘柄 底値買いのため配当権利取りし、中期目線で保有
2月相場荒れた場合もこのまま保有します。
配当利回り 3.94%
~1/31三井住友DSアセットマネジメント 新規に買い 5.67%
1/31終値1413円 1/28終値1383円
本日の大引けの約定は、15:00 1370円 30,000株約定  
コールセンター事業大手 伊藤忠が筆頭株主40.7%保有
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.2  135,735 11,799 11,305 7,252 98.6
22.2予 142,000 13,200 13,500 8,800 119.7
23.2予 148,000 13,500 13,900 9,100 123.8
22年1/12 第3四半期決算発表 以下は各進捗率 75%超えで高進捗率
売上77.13% 営業利益80.82% 経常益80.59% 1株利益83.55%
好業績の伊藤忠商事のグループ横断の協業メリットが進む。
ネット通販の増加でコールセンター業務の受託が増加し、人手不足を背景に
間接業務を請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)
業務も好調。
2020年コロナショック時安値3/19安値852円
2018年トランプショック12/25安値1106円
22年1/12 15:00 第3四半期決算発表 1/12増配を発表54円配当
浮動株比率3.5% 
中期売り目標 1600円
長期売り目標 1800円~2000円
短期筋のAI主導の日本市場臨機応変に売り場を模索します。


その他の銘柄 チャート野勉強にお使いください。

2,3か月に1度の急騰
6469放電精密加工研究所 2/14記 
放電加工専業で国内最大規模 アルミ押出用金型も首位
直近高値1/13高値909円 
2021年 10/5高値1020円 7/16高値892円 7/7高値863円
    4/7高値898円  
高値を付けその後2か月くらいかけて元の株価位置に
戻ったところが買いのタイミングになります。
直近高値1/13高値909円 2か月後は2月中旬
2月中旬より下旬にかけての720円水準の突っ込みを待ち伏せ
売り目標840円~880円水準

Wボトム形成
3040ソリトンシステムズ 2/14記 
セキュリティソフト開発とシステム構築が収益源で認証分野に強み
コロナショック後高値20年10/15高値2302円最高値形成後
昨年末にかけて本格調整
12/3安値1151円 1/27安値1196円 ダブルボトム形成
2/10高値1528円まで上昇に転じましたが、2/14(月)の
全体相場急落により、伸び悩む。
この時点で200日移動平均が上値の壁になっており
これを突き抜けることができるかどうか?
2/14時点200日移動平均1492円
2/7に21年12月期決算発表 増収増益
22年12月期も増収増益が続く見込み
2021年高低 2/10高値2016円 12/3安値1151円(底値形成)

7874レック 2/13記 
清掃、サニタリー等日用品メーカー 100円均一用で成長
12/1安値793円(大底)12/22安値816円 1/21安値833円
底値が切り上がっており、トレンド転換が予想されます。
2/10高値969円まで上昇しましたが、2/14(月)休場明けの
日本市場は、米国株安を織り込むため、全面安になる見通しです。
2月相場、3月相場、突っ込み狙い
短期筋のAI対策として有効と思います。
突っ込みの場面がなければ、ご縁なしの見送りとなります。
下値サポート
2/10時点75日移動平均 904円
2/10時点25日移動平均895円
1/7高値895円

8771イー・ギャランティ 2/10記 
1/28安値1757円が目先底値となるかどうか?
今週見ていた銘柄の一つですが、5連続陽線を引き強い値動きになりました。
本日2/10高値2088円 日足で見ると週明け全体相場の地合い次第ですが
上げ一服から、数日この水準でのもみ合いか?
週足チャートは、1/28安値1757円陰線を引き、2連続陽線
先高観があります。
この銘柄にも短期筋のAIが介入していますので、従来の見方だけでは
うまくいかないでしょう。
2月相場、3月相場、2番底狙いの方が、短期筋のAI対策として
有効と思います。
2番底がなければ、ご縁なしの見送りとなります。

3038神戸物産 2/10記  
直近の値動きは、ボックス相場になっています。
レンジ下限 3500円水準 上限4500円水準
円安やインフレによる仕入れ価格上昇の影響を株価はどこまで織り込んでいるか?
最高益更新予想ですが、円安により仕入れ価格(輸入価格)上昇
利益の伸びが鈍化しているため、2月相場、3月相場
レンジ下限値底割れの突っ込み狙いが有効と考えます。
突っ込みの場面がなければ、ご縁なしの見送りとなります。

1月期決算
4369トリケミカル 2/9記
先端半導体製造に必要な化学材料を多品種少量生産
特注品が多くニッチ市場で高シェア
業績は半導体の生産動向との連動性が強い
毎期連続増収増益が続き、22年1月期、22年1月期も最高益更新予想
週足チャートを見ると
2021年1/14高値5043円 最高値更新後調整局面入り
7/20安値2914円で底値を付け、その後はレンジ内の値動きになっています。
21年7月以降のレンジ
レンジ上限 9/14高値3840円 12/9高値3895円
レンジ下限 7/20安値2914円 10/5安値2972円 1/28安値2790円
2月、3月相場全体相場次第ですが、急落の場面があれば
狙い目になりそうです。
戻りメド1 3300円~3400円
戻りメド2 3600円~3700円

注:私の買う大底買い銘柄ではありませんが、チャートの勉強になると思います。
 今後も過去の事例ではなくリアルタイムのチャートをご紹介いたします。
 初心者の方は、チャートの見方を勉強し、株価位置を事前にチェックすることを
 お勧めします。


新型コロナ変異種ウイルスがデルタ株からオミクロン株に置き換わり
感染拡大が世界的に広がっています。
米国では新規感染者数が減少していますが
日本の3回目のワクチン接種が、主要国で最も遅れているため
ピークアウト後も3月にかけても感染者数は、高止まりするとのこと。
ここまで感染が急拡大するとできる限りの自己防衛しかありません。
日々、手洗い、うがい、消毒等健康管理にご注意なさって下さい。





次回の更新は、2/15(火)20:00までに更新いたします。

◎2022年相場は、米国利上げにより、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円

2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。

米国の金融政策に対する不透明感、ウクライナ情勢 ロシアによる軍事行動への警戒
今後も2月にかけて、相場の重しになりそうです。

現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円
2022年1/27安値26044.52円

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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