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2023-12

ウクライナ情勢をめぐり先物主導で乱高下

2022年2月21日(月)12:05

2月18日(金)東京マーケット
 前場
寄付 26895.16(9:00)▼337.71
前場高値 27152.49(11:18)▼80.38
前場安値 26792.54(9:50)▼440.33
前引 27094.16(11:30)▼138.71
 後場
寄付 27167.51(12:30)▼65.36
高値 27216.61(13:27)▼16.26
安値 27111.06(13:00)▼121.81
大引 27122.07(15:00)▼110.80 -0.41%

TOPIX
1909.90(9:00)
1929.55(13:27)
1905.52(9:51)
1924.31(15:00)
前日比▼6.93 -0.36

値上がり銘柄数 916
値下がり銘柄数 1166

新高値銘柄数 16
新安値銘柄数 88

騰落レシオ25D 97.2

日経平均25D乖離率 -0.86%
TOPIX25D乖離率 -0.12%

週末2/18(金)日経平均株価は続落
2/17(木)の米国株 主要3指数は揃って大幅下落
ロシアのウクライナ侵攻が警戒され米国株は売りが広がりました。
前日の米国株安を背景に日経平均先物が大幅下落となり
サヤ寄せして寄り付くとその後短期筋の先物売りに押され
日経平均の下げ幅は▼440円まで拡大しました。
10時30分過ぎにロシアのウクライナ侵攻がないことを条件に
米ロ外相会談を来週に開くことで合意したと伝わると、買戻しが入り
下げ幅を縮小し、後場にかけても下値は限定的になりました。

2/18(金)主要国市場  
日経平均先物 26,840円▼250円 先週末27290円▼120円
NYダウ 34,079.18ドル▼232.85ドル 先週末34,738.06ドル▼503.53
ナスダック 13,548.066▼168.653 先週末13,791.154▼394.487 
S&P500 4,348.87▼31.39 先週末4,418.64▼85.44
10年債利回り 1.926%▼0.036% 先週末1.942%▼0.093%
NY原油 91.66ドル▼0.10ドル 先週末93.90ドル△4.02ドル
上海総合指数 3,490.7573△22.7219 先週末3,462.9479▼22.9592
欧州市場 
ドイツDAX 15,042.51▼225.12 先週末15,425.12▼65.32 
イギリスFTSETM100 7,513.62▼23.75 先週末7,661.02▼11.38
フランスCAC40 6,929.63▼17.19 先週末7,011.60▼89.95

週末の米国株は、主要3指数そろって続落
ウクライナ情勢への警戒が続き、米国は3連休となる週末を控え
持ち高調整の売りが株価を押し下げました。
NYダウは一時300ドル値下がりする場面がありました。
18日、ロシアはプーチン大統領が指揮する軍事演習を
19日に実施すると発表しました。
北京冬季五輪の閉会式を20日に控え、ロシアのウクライナ侵攻への
警戒感が高まった状態が続いています。
一方、ロシアがウクライナに侵攻しないことを条件に
ブリンケン国務長官が来週、ロシアのラブロフ外相と
会談する見通しも報道されました。

2月18日(金)
日経平均株価 終値27122.07円▼110.80円 -0.41%
日経平均先物 26,840円▼250円


2月21日(月)東京マーケット
先週末の米国株、欧州株がロシアによるウクライナ進行への
警戒感の高まりを背景に値下がりし、日経平均先物が下落し
寄り付き前の米国時間外株価指数先物が主要3指数そろって下落しており
寄り付き前の日経平均先物が下げ幅を拡大。
寄付きは売り先行で、幅広い銘柄が値下がりし大幅続落して始まりました。
寄付 26771.58(9:00)▼350.49
21日、日経新聞電子版は、米国情報機関がロシア軍に
ウクライナ侵攻の命令が出たとの情報を入手していることが分かり
18日バイデン大統領は、プーチン大統領が侵攻を決断したと
確信していると発言した根拠になっていると報じました。
ウクライナ情勢の緊迫化を伝える情報が相次ぎ、短期筋の
先物売りが断続的に出て、下値を探る展開になりました。
日経平均は一時、573円安まで下げ幅を広げ、TOPIXは
節目の1900を割り込みました。
前場安値 26549.00(9:28)▼573.07

日経新聞電子版が、ウクライナのレズニコフ国防相が
国境地帯のロシア側に攻撃部隊がいるという兆候はどこにもないと述べ
ロシア軍のウクライナ侵攻が迫っていないとの認識を示したと報道
この報道に短期筋のAIが反応して買戻しが入り、長い下ヒゲを引き
下げ渋りました。
前場高値 26998.47(10:40)▼123.60
27,000円の上値は重く、続落して前引けを迎えました。
前引 26926.01(11:30)▼196.06 -0.72%

短期筋の先物主導の乱高下を眺めていても仕方ありません。
以前のようにザラ場を見る時間は大幅に減少しました。
その分の時間は、異常値まで売り込まれた銘柄や
底値付近の好内容の銘柄の研究を行っています。

今晩2/21米国株は休場
2/23(水)日本市場休場

様々な売り材料
ウクライナ情勢 ロシアによる軍事行動への警戒
原油価格90ドル台乗せ ロシアのエネルギー政策警戒
世界的なインフレによる景気減速
米国の金融政策に対する不透明感
長期金利上昇=ハイテク、グロース株売り=ナスダック指数下落
欧米の景気減速懸念
中国の景気減速
米国利上げにより、ドル建て債務の多い新興国経済の混乱の可能性
日本の3回目ワクチン接種の遅れオミクロン株感染拡大による医療ひっ迫懸念
2/17報道
ステルスオミクロン株「BA.2」の市中感染が、東京都内で初めて確認されました。
国内で主流となっているオミクロン株と比べて感染力がさらに強いとされています。
3度目のワクチン接種が遅れている日本では、今後ピークアウトする前に
感染再拡大も予想され要注意です。

3/15、3/16米国FOMC 利上げ開始は確実ですが、0.5%になるか?
0.25%になるか? 7月までに1%の利上げになるか?
年内の利上げ回数は?
様々な報道や予測にAIが相場を乱高下させています。
3/15、3/16米国FOMC通過後ひとまず下げ一巡するかどうか?

日本市場は連日短期筋の先物に振り回されています。
2月相場、3月相場は、短期筋主導で波乱の展開に要注意ですが
1/27(木)東証1部新安値銘柄数452銘柄
このあたりから底打ちと見られる個別銘柄が出始めてきました。
2月、3月の突っ込み待ちで分散投資します。

日経平均株価の年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円
2022年1/27安値26044.52円
2/15安値26724.91円

日本市場は完全に短期筋のAIに支配されています。
「人知」による今までの投資手法は通用しなくなりました。
個人投資家がこの市場で生き残る(勝ち残る)ためには

1,異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄を分散投資
2,暴落時に時価総額上位好業績のコア銘柄を分散投資
(時価総額上位銘柄とは 5000億円以上企業)
3,好業績銘柄が需給悪化により底値まで売り込まれたタイミングでの買い
4,資金の分散と時間軸の分散が必須(短期筋対策のリスク管理)
5,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
 「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)

2月相場、3月相場、米国利上げを控え乱高下が予想されます。
ロシアによるウクライナへの軍事行動への警戒も大きなリスク要因です。
これらのリスク要因とと短期筋のAIの動向によっては
もう一段下振れする可能性は否定できません。
中途半端な水準では、「手出し無用」です。
異常値まで売り込まれた優良銘柄が多々出てきましたが
外部要因を見定めて判断します。
今後ピンチの局面で、突っ込み買いを行います。

短期筋のAI対策銘柄1
異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄
9325ファイズ 
12/21 平均約定520円買い 2/21 665円売り
2/18終値605円 直近高値1/31高値667円
直近安値 1/27安値510円 12/28安値508円 
EC向け庫内作業代行のほか拠点間輸送、宅配。アマゾンが最大顧客
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3  12,951 595 584 376 35.1
連22.3予 16,000 650 640 400 37.3(四季報新春号)
連23.3予 20,000 900 890 540 50.4(四季報新春号)
後半挽回 柱の庫内作業代行は前半の大型案件の立ち上げ費用重い。
最大顧客アマゾン関連の取扱量拡大、後半挽回。
拠点間輸送は新規顧客増、EC関連も貢献し成約件数拡大。
人件費増こなし営業増益。
23年3月期は前期稼働拠点が寄与し堅調。
千葉県流山でEC向け大型案件が稼働、配送デポ運営も需要旺盛。
(流山大型案件稼働はテレビで見ましたが国内最大規模)
当グループ最大の事業所開設に向けたスタッフ採用費や教育費
などのコストが大幅に増加したことなど、事業拡大が見込まれる
次の案件へ積極的に投資したことにより減益。 
(流山事業所開設に伴い、営業利益2億400万円下振れ)
2023年3月期挽回し、最高益更新予想。
大阪で宅配の自社拠点を確保。
コロナショック時安値20年2/5安値423円
その後高値4/16高値1340円 8/7高値1357円
(比較企業 9090丸和運輸)
2/10決算発表 3Q 進捗率75%で目標通り
増収減益
売上78.75% 営業利益53.53% 経常利益53.43% 純利益51.75%
2/14安値556円で下げ止まりました。
IR
丸和運輸機関によるファイズHDのTOB
株数予定数643万1000株(562万9500株を下限)価格普通株式670円
総額43億877万円、期間2月21日~3月22日
IRの文章が非常に長く、分かりにくく、要するに大株主の
保有株を丸和運輸機関が買い取るという内容で、TOB後も上場は維持とのこと。
全面安の中、朝方から買い気配で始まり、寄付きでいったん手仕舞いました。
中長期保有で、上値を狙っていましたが、大底値での買い候補銘柄が
たくさんあるため、利食いを決断しました。
665円寄付きで約定


短期筋のAI対策銘柄2
好業績銘柄が需給悪化により底値まで売り込まれた銘柄
6183ベル24HD 1/12寄付き1209円買い
2/18終値1376円
1400円を挟んだ水準でのもみ合いが続いていましたが
先週末2/18(金)本日2/21、25日移動平均を割り込み下振れしました。
75日移動平均が下値サポートになっています。
下記業績内容から見た時価水準は割安と思います。
2月決算銘柄のため、配当をもらいこのまま保有して上昇を待ちます。

コールセンター事業大手 伊藤忠が筆頭株主40.7%保有
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.2  135,735 11,799 11,305 7,252 98.6
22.2予 142,000 13,200 13,500 8,800 119.7(四季報新春号)
23.2予 148,000 13,500 13,900 9,100 123.8(四季報新春号)
22年1/12 第3四半期決算発表 以下は各進捗率 75%超えで好進捗率
売上77.13% 営業利益80.82% 経常益80.59% 1株利益83.55%
好業績の伊藤忠商事のグループ横断の協業メリットが進む。
ネット通販の増加でコールセンター業務の受託が増加し、人手不足を背景に
間接業務を請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)業務も好調。
2020年コロナショック時安値3/19安値852円
2018年トランプショック12/25安値1106円
22年1/12 15:00 第3四半期決算発表 1/12増配を発表54円配当
1/14時点予想配当利回り 4.15% 1/12増配を発表54円配当
中期売り目標 1600円
長期売り目標 1800円~2000円
短期筋のAI主導の日本市場臨機応変に売り場を模索します。


新型コロナ変異種ウイルスがデルタ株からオミクロン株に置き換わり
感染拡大が世界的に広がました。
日本が3度目のワクチン接種を見合わせている中、コロナとの共存
経済を動かすため、3度目のワクチン接種を進めた主要国では
新規感染者数が減少し、ピークアウトし始めました。
日本の3回目のワクチン接種が、主要国で最も遅れているため
ピークアウト後も3月にかけても感染者数は、高止まりするとのこと。
ここまで感染が急拡大するとできる限りの自己防衛しかありません。
日々、手洗い、うがい、消毒等健康管理にご注意なさって下さい。
2/17報道
ステルスオミクロン株「BA.2」の市中感染が、東京都内で初めて確認されました。
国内で主流となっているオミクロン株と比べて感染力が強いとされています。
3度目のワクチン接種が遅れている日本では、今後ピークアウトする前に
感染再拡大が予想されるため要注意です。




次回の更新は、2/22(火)20:00前に更新いたします。

◎2022年相場は、米国利上げにより、波瀾に注意
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円

2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
昨年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。

米国の金融政策に対する不透明感、ウクライナ情勢 ロシアによる軍事行動への警戒
今後も3月にかけて、相場の重しになりそうです。

現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円
2022年1/27安値26044.52円

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プロフィール

k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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