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2023-12

FOMC結果発表前の売り方の買戻しによる上昇

2022年3月16日(水)12:30

前日3/15の米国株
NYダウ 33,544.34ドル △599.10ドル +1.81%
ナスダック 12,948.621 △367.401 +2.92%
S&P500 4,262.45 △89.34 +2.14% 
米国10年債利回り 2.147% △0.005%  
NY原油 97.09ドル

前日の米国株 主要3指数は揃って大幅高になりました。
米国原油先物は、一時前日比9%安の1バレル93.53ドルを付け
ウクライナ侵攻が始まる前の水準まで下落しました。
朝方発表、2月米国卸売物価指数は前月比0.8%上昇
上昇率は前月1.2%から低下しました。
恐怖指数VIX指数は、2/25以来の30ポイント割れになりましたが
20ポイントをはるかに超えており、引き続き要注意です。
16日、FOMC結果発表 2018年12月以来の利上げ決定が確実で
0.25%利上げする見通し。
市場はここまでは織り込んでいますが、想定以上にタカ派寄りな
結果になるかどうか? 注目が集まります。
ウクライナ情勢や中国の新型コロナウイルスの感染拡大で
都市閉鎖がさらに広がるかどうか?
先行き不透明感は続いています。


3月16日(水)東京マーケット
前日の米国株が主要3指数そろって大幅高になり
日経平均先物が上昇 寄付きは先物にサヤ寄せして続伸して始まりました
寄付 25574.90(9:00)△228.42
寄付き直後伸び悩む場面がありましたが
前場安値 25470.46(9:22)△123.98
9:50過ぎに先物に断続的な買い戻しが入り、前引けにかけて
上げ幅を拡大しました。
米国FOMC結果発表を控え、売り方のポジション整理の買戻しが入りました
前場高値 25785.53(11:14)△439.05
前引 25784.71(11:30)△438.23 +1.73%

中国の新型コロナ感染拡大が、20年3月以降最大の感染者数となり
一部の都市での都市閉鎖で、経済の減速懸念から、香港株が大きく値下がりし
上海株もそれに続く値下がりになっています。
中国の景気減速を連想し、原油価格が急落し、ウクライナ侵攻前の
水準まで値下がりしました。
FOMC結果発表前に、売り方のポジション整理の買戻しが入り
日経平均は大きく上昇しました。
今回の上昇の場面も、短期筋の買戻しが主導しました。

ウクライナ和平交渉は続いているものの、双方ともに譲れない状況で
早期解決は難しいとされています。
米国の0.25%利上げはすでに織り込まれていますが、今後の利上げ回数や
米国金融当局高官の発言で今後も米国株は、上にも下にも大きく振れる状況です。
FOMC後に、米国長期金利、米国株が落ち着くことになるかどうか?
その結果待ちになります。

◎3月末にかけて大規模なリバランス
1月以降の世界同時株安により、米国年金基金、日本のGPIF
バランス型投資信託などが株安による資産配分のゆがみを
3月末に調整するため、約27兆円の投資資金が世界の株式市場に流入する模様。
日本市場でも時価総額上位銘柄中心に需給が一時的に改善するため
3月末にかけて、日本株も上昇に転じる場面がありそうです。
注:4月以降は再びウクライナ情勢、世界的な高インフレによる景気減速
 米国の利上げによる不透明感など売り材料が山積です。

◎3月相場 ピンチの場面で分散買い
重要イベント 3/15、3/16米国FOMC 0.25%の利上げは織り込み
その後年内の利上げ回数が相場の不透明感
3/18(金)米国市場クアドルプル・ウィッチング 
日本でのSQ(特別清算指数)に当たる「クアドルプル・ウィッチング」
来週は米国株乱高下になる可能性があります。
上に行くか下振れするかは、ウクライナ情勢のヘッドライン報道次第です。
今週も需給が不安定のため、相場が乱高下しやすく
ウクライナ情勢のヘッドライン報道に短期筋のAIが反応し
一段安の可能性があります。

◎3/9安値24681.754円 四段下げからの反発は単発に
2021年9/14高値30795.78円~10/6安値27293.62円 一段下げ
11/16高値29960.93円~12/3安値27588.621円 二段下げ
2022年1/5高値29388.16円~1/27安値26044.52円 三段下げ
2/10高値27880.70円~3/9安値24681.754円 四段下げ
3/10(木)高値25720.31(13:37)△1002.78
3/10(木)終値25690.40(15:00)△972.87 +3.94%
3/11(金)終値25162.78円 ▼527.62円 -2.05%
3/14(月)終値25307.85円 △145.07円 +0.58%
3/15(火)終値25346.48円 △38.63円 +0.15%
3/16(水)前場高値 25785.53(11:14)△439.05

日経平均株価直近最安値 3/9安値24681.74円
TOPIX直近最安値 3/9安値1755.14

3/9の安値が目先底値となるか?
あるいは3月のどこかで、もう一度下値を探る場面があるか?
短期筋のAI主導の日本株相場では、いつどの水準になるかは
誰にもわかりません。
売られすぎの個別銘柄を見ると相場はいち早く底打ち反転上昇
あるいは下げ止まり底値が固まってきた銘柄も多々見受けられます。
インデックスも重要ですが、これ以上大きく下がらない見込みの銘柄を
中長期目線で仕込む時と考えます。

1,買ってから50%以上上昇が見込める銘柄の底値買い
2,底値圏、安値圏で底割れリスクの低い銘柄
3,ロシア経済、商品市況の影響を受けない銘柄
4,今後も社会に必要な企業 成長が見込める企業
5,収益が安定している企業
6,業界シェアが高い企業(グローバルニッチ企業含む)
7,来期の業績予想が良い銘柄(V字回復を含む)
8,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
 「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)

底値圏 底打ち
6470大豊工業 3/15記
3/8安値603円 底入れを想定
今期22年3月期減修正しましたが、間もなく始まる23年3月期は大幅増収増益予想
2021年3/23高値1169円 6/7高値1164円ダブルトップ形成後の本格調整は終了
2022年想定レンジ 600円~900円

高値圏 監視銘柄 天井形成を見定めます
5726大阪チタニウム 3/15記
5727東邦チタニウム 3/15記
ウクライナ危機を背景にチタン製錬大手2社が買われ高値圏です。
どこまで上昇するか見定め、場合によっては「空売り」検討します。
現時点で上記2銘柄相場は生きているため、「空売り」は行いません。






次回の更新は、3/17(木)20:00前に更新いたします。

◎2022年相場は、米国利上げ、ウクライナ侵攻、波瀾に注意
3/14日経報道
14日、国連グテレス事務総長は、ロシアが核抑止部隊に高度な警戒態勢への
移行を指示したことに関連し、核戦争はかつて考えられなかったが
今では起こり得るとの認識を示しました。

2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
 (この間の日柄41営業日)

2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円

2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
2020年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。

ロシアるウクライナへの軍事行動、米国の金融政策に対する不透明感
今後も3月にかけて、相場の重しになりそうです。

現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円
2022年1/27安値26044.52円
2/24安値25775.64円
3/9安値24681.74円
重要イベント 3/15、3/16米国FOMC 3月の利上げは0.25% 

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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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