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2023-12

日本株の上昇は4月も続くか? 短期筋次第

2022年3月30日(水)11:55

前日3/29の米国株
NYダウ 35,294.19ドル △338.30ドル +0.96%
ナスダック 4,619.636 △264.734 +1.84% 
S&P500 4,631.60 △56.08 +1.22% 
米国10年債利回り 2.398% ▼0.065%  
NY原油 106.15ドル
欧州市場
ドイツDAX 14,820.33 △402.96 +2.79%
イギリスFTSETM100 7,537.25 △64.11 +0.85%
フランスCAC40 6,792.16 △203.05 +3.08%

前日の米国株、主要3指数は揃って大幅高で続伸
NYダウは4日続伸し、2/10以来の35,000ドル台を回復。
29日、ロシア国防省がウクライナの首都キエフなどで
軍事活動を縮小すると発表。
停戦交渉の進展を期待し、幅広い銘柄が買われました。
欧米によるロシア産原油の禁輸措置が和らぐとの期待から
原油先物相場は朝方、7%安の1バレル98ドル台に下げる場面がありました。
インフレ懸念が後退し消費関連株が買われました。
恐怖指数VIX指数は、4%ほど低い18.9で終え、不安心理が
高まった状態とされる20を下回って推移しています。
ロシアのウクライナ侵攻の停戦合意期待が高まっている報道ですが
最終決断はプーチン大統領が下すため、楽観はできません。


3月30日(水)東京マーケット
寄付 28250.80(9:00)▼1.62
前場高値 28281.45(9:00)△29.03
前場安値 27888.99(11:25)▼363.43 
前引 27893.92(11:30)▼358.50 -1.27%
配当権利落ち分230円超 差し引くと実質120円ほどの値下がり

本日3/30(水)は配当権利落ち日 
権利落ち分230円超日経平均は下振れしました。
日経平均は寄付き時点で配当権利落ち分を差し引くと
実質堅調に始まりましたが、前日の米国株、欧州主要国株の上昇に比べると
日経平均はやや上値が重い始まりでした。
直近まで海外投資家の売買動向は、現物株の売り越しが続いていますが
先物の買戻しが続き、これが日経平均急上昇の原動力になっています。
月末にかけての需給改善要因も相場を上昇させる要因ですが
これは月末にかけてのリバランスのため、4月相場では期待できません。
海外投資家の日経平均先物買い(買戻し)は、そろそろ一巡するのではないか?
とする見方があることには注意が必要です。
一方、TOPIX先物は日経平均とは対照的に、米国系の先物売りが出ています。
そのためか、本日寄付き直後のTOPIX軟調さが気にかかりました。

間もなく4月新年度相場が始まります。
3/10(木)以降続いている先物買い主導の日本株急騰の勢いがどこまで続くか?
メインプレーヤー海外短期筋次第です。
昨日はロシアによるウクライナ軍事侵攻、停戦協議の期待が高まり
米国株、欧州主要国株が軒並み上昇しましたが、これはあくまで期待であって
全ての交渉は、プーチン大統領次第です。
プーチン大統領が、大きく譲歩することは考えにくく、ロシア国民に勝利をアピールする
目に見える交渉結果が得られなければ、プーチン大統領が応じることは難しいようです。
米国、欧州主要国株が上昇に転じ、連日活況を呈しています。
日本株もこれに連動し急騰しましたが、この流れがいつまで続くかは分かりませんし
AIの今後の動きの予想をしても仕方ありません。
4月相場売りから入る可能性は否定できず、この点は注意深く見なければなりません。


◎天井圏付近まで買われている銘柄

3064MonotaRO
11:05時点 3/30高値2964円
2/4安値1690円からの上昇は、売り方の踏み上げ相場になっています。
2/4~3/30までの36営業日 陽線34本 陰線4本
おそらく、4月上旬に天井形成となりそうです。

5449大阪製鉄
3/25高値1621円 
直近にかけて、信用売り残が増加しており、信用倍率2.1倍
短期筋の貸株を使っての空売りは少なく、現時点で上昇相場は生きていますが
4月上旬にはいったん上げ一服となりそうです。

2337いちご
3/29高値330円 おそらく目先は上げ一服になる見込みです。

5726大阪チタニウム 
3/28高値1475円 その後3連続陰線を引く形ですが、相場はまだ生きています。
うかつに空売りはできません。

5727東邦チタニウム 
3/28高値15123円 大阪チタニウムと連動高していますが
東邦チタニウムの方が強い相場になっています。
相場は生きているため、空売りを行うタイミングはもう少し先になりそうです。




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次回の更新は、3/31(木)20:00前に更新いたします。

◎2022年相場は、米国利上げ、ウクライナ侵攻、波瀾に注意

2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
 (この間の日柄41営業日)

2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円

2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
2020年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。

ロシアによるウクライナへの軍事行動、米国の金融政策に対する不透明感
今後も4月にかけて波乱要因です。

今後のリスク要因は、予測不能
1,プーチン大統領の決断によっては、生物化学兵器、小型核兵器の投入の可能性
2,中国がロシアに支援を行えば、米国中心に対中国制裁が発動
3,ゼロコロナ政策中国の感染拡大による景気減速懸念

米国長期金利上昇=円安加速
3月21日、FRBパウエル議長は、年内のFOMCで大幅利上げの
可能性を示唆しました。
パウエル議長は講演で、物価安定を回復するために必要な政策を採ると述べ
今後のFOMCで通常の倍の0.5%の利上げに踏み切る可能性を示唆しました。
景気を犠牲にしてでもインフレ抑制を優先する姿勢を強調しました。
3/28一時126円台の円安進行

現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円
3/9安値24681.74円 底入れ
重要イベント 3/15、3/16米国FOMC 3月の利上げは0.25% 
5月の利上げが0.5%になる可能性があり、これは要注意です。

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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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