連休明けの米国長期金利とナスダック指数に要注意
2022年4月18日(月)12:30
週末4/14(木)の米国株
NYダウ 34,451.23ドル ▼113.36ドル -0.32%
ナスダック 13,351.079 ▼292.508 -2.14%
S&P500 4,392.59 ▼54.00 -1.21%
米国10年債利回り 2.828% △0.132%
NY原油 106.54ドル △2.29ドル
4月15日(金)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 26932.48(9:00)▼239.52
高値 27203.77(10:22)△31.77
安値 26784.92(9:08)▼387.08
前引 26995.86(11:30)▼176.14 -0.65%
後場
寄付 27035.10(12:30)▼85.90
高値 27126.54(12:54)▼45.46
安値 27028.91(12:30)▼143.09
大引 27093.19(15:00)▼78.81 -0.29%
TOPIX
1890.72(9:00)
1902.74(9:58)
1881.46(9:13)
1896.31(15:00)
前日比▼11.74 -0.62%
値上がり銘柄数 434
値下がり銘柄数 1350
新高値銘柄数 37
新安値銘柄数 66
騰落レシオ25D 106.8 ▼13.8
日経平均25D乖離率 0.00
TOPIX25D乖離率 -0.95%
週末4/15(金)東京マーケット
前日4/14(木)の米国株は、長期金利上昇によりハイテク、グロース株が
売り優勢となり、ハイテク株比率の高いナスダック指数は
2.14%の大幅反落となり、相場全体の重しになりました。
海外時間の日経平均先物が連動安となり、寄付きは売り優勢で始まりました。
日経平均は寄り付き直後に387円値下がりする場面がありましたが
安値 26784.92(9:08)▼387.08
売り一巡後は前引けにかけて下げ渋りました。
後場の商いは引き続き軟調ながら、大きく売り込む動きは限定的で
小動きになりました。
日経平均寄与度上位銘柄
9983ファーストリテイリング 64810円△5260円+8.83%
1銘柄で日経平均を184.85円押し上げました。
一方、マイナス寄与度上位銘柄
東京エレク -99.46円
アドバンテスト -24.60円
4/15(金)主要国市場 米国、欧州市場は休場
日経平均先物 27040円▼40円 先週末27,000円▼40円
NYダウ 休場 先週末34,721.12ドル△137.55ドル
ナスダック 休場 先週末13,710.996▼186.304
S&P500 休場 先週末4,488.28▼11.93
10年債利回り 休場 先週末2.708%△0.046%
NY原油 休場 先週末97.90ドル△1.87ドル
上海総合指数 3,211.2448▼14.3964 先週末3,251.8502△15.1551
欧州市場
ドイツDAX 休場 先週末14,283.67△205.52
イギリスFTSETM100 休場 先週末7,669.56△117.75
フランスCAC40 休場 先週末6,548.22△86.54
4月15日(金)
日経平均終値 27093.19円 ▼78.81円 -0.29%
日経平均先物 27040円 ▼40円
日経平均株価
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
4/15(金)日経平均終値 27093.19円 ▼78.81円
日本市場は短期筋のAIに実効支配されています。
年初から続いた株価急落(暴落)は、3/9安値24681.74円でひとまず底が入りましたが
現在の株価位置は、1/5高値と3/9安値の5合目水準です。
今後も外部要因に短期筋のAIが反応し、乱高下が続くことに変わりありません。
4月下旬~5月中旬にかけて、3月期決算発表時期
原油資源などエネルギー価格上昇、穀物食料価格上昇
世界的なインフレの中、国内企業の多くが2023年3月期業績
強気の見通しを出すとは考えにくく、目先は相場の上値の
重い展開が続きそうです。
「森(日経平均)を見ず、木(個別銘柄)を見る」
3月から多くの銘柄に資金分散し、底値買い、大底買い、底値確認後の初動の買い
行いましたが、このあたりで本格的な買いはストップし間もなく始まる
決算発表内容を精査して判断します。
4月5月相場のリスク要因は、引き続き予測不能
1,米国の金融政策と長期金利の動向
米国長期金利上昇=ハイテク株比率の高いナスダック指数下落=日本株売り
2,プーチン大統領の決断によっては、生物化学兵器、小型核兵器の投入の可能性
3,中国がロシアに支援を行えば、米国中心に対中国制裁が発動
4,ゼロコロナ政策中国の感染拡大による景気減速懸念
4月18日(月)東京マーケット
日経平均株価
寄付 26831.45(9:00)▼261.74
前場高値 26851.80(9:00)▼241.39
前場安値 26571.38(10:58)▼521.81
前引 26596.66(11:30)▼496.53 -1.83%
先週末の米国株、欧州主要国株は休場
寄り付き前の米国株時間外株価指数先物が主要3指数そろって値下がりしており
売り優勢で始まりました。
先週末日経平均寄与度1位のファストリは本日値下がりし、前引け時点で
マイナス寄与1位となりました。 -46.04円
日経平均採用銘柄225銘柄のうち、17社がプラス圏で前引けを迎え
他の208銘柄は値下がりしました。
前場安値 26571.38(10:58)▼521.81
前引 26596.66(11:30)▼496.53 -1.83%
前引け時点
プライム市場 1839銘柄中 上昇151銘柄 下落1650銘柄
全面安の展開となりました。
中国の長引くロックダウンの影響も売り要因になったとの後講釈が付きましたが
日米金利差拡大により、急速に進む円安ドル高だけではなく、対ユーロでも円安が進んでおり
輸入物価のさらなる拡大、「悪い円安」が目先の日本株の重しになりそうです。
米国長期金利上昇=高PERハイテク、グロース株売りにより
ハイテク株比率の高いナスダック指数下落=日本の半導体関連、ハイテク、グロース株売り
悪循環になります。
休場明けの米国長期金利の動向、ナスダック指数の動向が、明日の日本株に影響します。
短期筋がどのように動くか? それにより4/12安値26304.07に接近、あるいは底割れも
視野に入れる可能性が高まりました。
間もなく始まる決算発表 これにより買われる銘柄と売られる銘柄の明暗がはっきりと表れてきます。
決算発表通過まで、「動かざること山の如し」
決算内容の精査、米国長期金利の動向と米国株の値動き
中国のロックダウンの影響による中国経済減速の余波
ロシアによるウクライナ東部の攻勢激化により、戦争の長期化
世界的なインフレ懸念の長期化
米国経済、中国経済、欧州経済の減速
米国利上げによりドル建て債務の多い財務体質の弱い新興国経済の混乱
様々な売り材料で、再び短期筋が売り込んでくるか?
決算発表とともに全体相場の地合いも見定める時期です。
来週末より、ゴールデンウイークが始まりますが、ゴールデンウイーク中
プーチン大統領が、化学兵器の使用や小型の核を一部使用する可能性もゼロとは言えず
4月5月相場引き続き、予測が困難な時期といえます。
外部要因の影響を最も受け、世界一の景気敏感国日本
今後も短期筋主導で、相場の乱高下が予想されます。
今後もとことん売り込まれた良い銘柄を仕込んでいき
中長期で上昇を待つのが、短期筋対策で有効な手段と考えます。
◎コロナショック安値以降、直近まで上がり続ける銘柄
空売りタイミング待ち
9086日立物流
3PL(企業物流の一括請負)で首位 日立グループ外向けが約8割
2016年には佐川急便を傘下に持つSGHDと経営統合見据えて業務資本提携
2020年に一部出資比率見直し統合見送る。
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.3 652,380 41,050 39,134 22,873 240.0
22.3予 740,000 38,000 24,000 13,000 155.3 4/15会社予想
23.3予 730,000 39,000 34,000 22,000 262.9
大阪物流拠点で火災発生、代替輸送の追加費用や補償等で表記21年度営業益下振れ
4/15、2022年3月期連結純利益(国際会計基準)が前期比43%減の130億円予想の
減額見通しを発表。
国際物流で取り扱い荷物量が想定を上回って推移したが
21年11月に発生した大阪市此花区の物流センターの火災に伴って生じた費用を
損失計上したことが純利益下振れの要因。
2020年3/23安値1977円 コロナショック時安値
2022年3/23高値6900円 1番天井を想定するも浮動株比率が3.5%と少なく
売り方が苦戦中
2022年高低 3/23高値6900円 2/1安値4995円
2021年高低 12/10高値5830円 1/22安値3020円
2020年高低 9/3高値3790円 3/23安値1977円
3/23高値6900円 1番天井を想定
9086日立物流 4/15 予想PER42.1倍
2384SBSHD 4/15 予想PER10.4倍
日立物流の予想PERがSBSHDに比べかなりの割高になっています。
3/23高値6900円が天井になる可能性があるものの、逆日歩がついているため
「空売り」のタイミングはもう少し相場が明確に崩れてきてからと考えます。
「株式投資勝利の法則入門編講座」少人数の募集を再開いたします。
詳細は当ブログに記載いたします。
◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 38銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 126銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
コロナショック時安値2020年3/19の株価位置に接近している銘柄は
逆に注意しなくてはいけません。
一例として
7453良品計画
2020年3/19安値969円
その後の高値2021年3/18安値2829円
直近安値4/13安値1186円
足元の業績悪化を懸念した売りが断続的に出て株価を押し下げています。
4日発表、3月月次データは、国内の既存店売上高が10.0%減
4カ月連続でマイナス。
国内販売価格値下げによる利益率低下や中国経済減速懸念も
相場の重しになっています。
4/14(木)17:00 22年8月期予想を下方修正
4/15安値1172円 底打ち感は見られず
7049識学
21年11/15高値2451円高値形成後、調整局面入り
3/9安値961円底値形成 4/14高値1350円まで戻るも
4/15 1029円売り気配
4/18安値912円
短期筋主導の日本市場では、株価位置が中途半端な水準の買いや
業績低迷で下げ続ける銘柄の値ぼれ買いは、非常に苦労します。


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村
次回の更新は、4/19(火)20:00前に更新いたします。
◎2022年相場は、米国利上げ金融引き締め、ウクライナ侵攻
中国ロックダウンによる経済下振れ懸念 波瀾に注意
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
(この間の日柄41営業日)
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円
2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
2020年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。
ロシアによるウクライナへの軍事行動、米国の金融政策に対する不透明感
今後も4月にかけて波乱要因です。
4月相場のリスク要因は、引き続き予測不能
1,米国の金融政策と長期金利の動向
米国長期金利上昇=ハイテク株比率の高いナスダック指数下落
2,プーチン大統領の決断によっては、生物化学兵器、小型核兵器の投入の可能性
3,中国がロシアに支援を行えば、米国中心に対中国制裁が発動
4,ゼロコロナ政策中国の感染拡大による景気減速懸念
国内企業の工場生産停止の影響
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円
3/9安値24681.74円 底入れ
新年度入り4/1(金)日経平均PER 13.28倍 EPS2083.28円
4月下旬~5月上旬にかけて決算発表を迎えます。
増収増益基調に変わりなく、EPSが2300円程度まで上昇する見込みです。
日経平均PER 13.28倍×EPS1,300円=30,544
単純に計算すると日経平均は30,500円程度になります。
直近にかけて売り越しが続いている長期運用の海外投資家が
買い越しに転じなければ、更なる上昇は難しいため、今後の買い越しに期待します。
2022年日経平均想定レンジ 3/9安値24681.74円~30,500円
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
(この間の日柄41営業日)
日経平均戻り高値 3/25高値28338.81円
再び下値模索の展開
4/6(水)日経平均は節目の27,500円を割り込みました。
4/7(木)日経平均は大幅安で続落 26801.79円まで値下がりしました。
4/11(月)日経平均安値 26720.46円
4/12(火)日経平均安値 26304.08円
4/13(水)朝方から買い優勢となり大幅高で反発
日経平均終値26843.49円 △508.51円 +1.93%
4/14(木)日経平均終値27172.00円 △328.51円 +1.22% 大幅高で続伸
4/15(金)日経平均は朝方下値模索となり前場安値26784.92(9:08)▼387.08
寄与度上位のファストリの上昇もあり、一時プラス圏に浮上
4/18(月)日経平均は、前場大幅安となりました。
前場安値 26571.38(10:58)▼521.81
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
週末4/14(木)の米国株
NYダウ 34,451.23ドル ▼113.36ドル -0.32%
ナスダック 13,351.079 ▼292.508 -2.14%
S&P500 4,392.59 ▼54.00 -1.21%
米国10年債利回り 2.828% △0.132%
NY原油 106.54ドル △2.29ドル
4月15日(金)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 26932.48(9:00)▼239.52
高値 27203.77(10:22)△31.77
安値 26784.92(9:08)▼387.08
前引 26995.86(11:30)▼176.14 -0.65%
後場
寄付 27035.10(12:30)▼85.90
高値 27126.54(12:54)▼45.46
安値 27028.91(12:30)▼143.09
大引 27093.19(15:00)▼78.81 -0.29%
TOPIX
1890.72(9:00)
1902.74(9:58)
1881.46(9:13)
1896.31(15:00)
前日比▼11.74 -0.62%
値上がり銘柄数 434
値下がり銘柄数 1350
新高値銘柄数 37
新安値銘柄数 66
騰落レシオ25D 106.8 ▼13.8
日経平均25D乖離率 0.00
TOPIX25D乖離率 -0.95%
週末4/15(金)東京マーケット
前日4/14(木)の米国株は、長期金利上昇によりハイテク、グロース株が
売り優勢となり、ハイテク株比率の高いナスダック指数は
2.14%の大幅反落となり、相場全体の重しになりました。
海外時間の日経平均先物が連動安となり、寄付きは売り優勢で始まりました。
日経平均は寄り付き直後に387円値下がりする場面がありましたが
安値 26784.92(9:08)▼387.08
売り一巡後は前引けにかけて下げ渋りました。
後場の商いは引き続き軟調ながら、大きく売り込む動きは限定的で
小動きになりました。
日経平均寄与度上位銘柄
9983ファーストリテイリング 64810円△5260円+8.83%
1銘柄で日経平均を184.85円押し上げました。
一方、マイナス寄与度上位銘柄
東京エレク -99.46円
アドバンテスト -24.60円
4/15(金)主要国市場 米国、欧州市場は休場
日経平均先物 27040円▼40円 先週末27,000円▼40円
NYダウ 休場 先週末34,721.12ドル△137.55ドル
ナスダック 休場 先週末13,710.996▼186.304
S&P500 休場 先週末4,488.28▼11.93
10年債利回り 休場 先週末2.708%△0.046%
NY原油 休場 先週末97.90ドル△1.87ドル
上海総合指数 3,211.2448▼14.3964 先週末3,251.8502△15.1551
欧州市場
ドイツDAX 休場 先週末14,283.67△205.52
イギリスFTSETM100 休場 先週末7,669.56△117.75
フランスCAC40 休場 先週末6,548.22△86.54
4月15日(金)
日経平均終値 27093.19円 ▼78.81円 -0.29%
日経平均先物 27040円 ▼40円
日経平均株価
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
4/15(金)日経平均終値 27093.19円 ▼78.81円
日本市場は短期筋のAIに実効支配されています。
年初から続いた株価急落(暴落)は、3/9安値24681.74円でひとまず底が入りましたが
現在の株価位置は、1/5高値と3/9安値の5合目水準です。
今後も外部要因に短期筋のAIが反応し、乱高下が続くことに変わりありません。
4月下旬~5月中旬にかけて、3月期決算発表時期
原油資源などエネルギー価格上昇、穀物食料価格上昇
世界的なインフレの中、国内企業の多くが2023年3月期業績
強気の見通しを出すとは考えにくく、目先は相場の上値の
重い展開が続きそうです。
「森(日経平均)を見ず、木(個別銘柄)を見る」
3月から多くの銘柄に資金分散し、底値買い、大底買い、底値確認後の初動の買い
行いましたが、このあたりで本格的な買いはストップし間もなく始まる
決算発表内容を精査して判断します。
4月5月相場のリスク要因は、引き続き予測不能
1,米国の金融政策と長期金利の動向
米国長期金利上昇=ハイテク株比率の高いナスダック指数下落=日本株売り
2,プーチン大統領の決断によっては、生物化学兵器、小型核兵器の投入の可能性
3,中国がロシアに支援を行えば、米国中心に対中国制裁が発動
4,ゼロコロナ政策中国の感染拡大による景気減速懸念
4月18日(月)東京マーケット
日経平均株価
寄付 26831.45(9:00)▼261.74
前場高値 26851.80(9:00)▼241.39
前場安値 26571.38(10:58)▼521.81
前引 26596.66(11:30)▼496.53 -1.83%
先週末の米国株、欧州主要国株は休場
寄り付き前の米国株時間外株価指数先物が主要3指数そろって値下がりしており
売り優勢で始まりました。
先週末日経平均寄与度1位のファストリは本日値下がりし、前引け時点で
マイナス寄与1位となりました。 -46.04円
日経平均採用銘柄225銘柄のうち、17社がプラス圏で前引けを迎え
他の208銘柄は値下がりしました。
前場安値 26571.38(10:58)▼521.81
前引 26596.66(11:30)▼496.53 -1.83%
前引け時点
プライム市場 1839銘柄中 上昇151銘柄 下落1650銘柄
全面安の展開となりました。
中国の長引くロックダウンの影響も売り要因になったとの後講釈が付きましたが
日米金利差拡大により、急速に進む円安ドル高だけではなく、対ユーロでも円安が進んでおり
輸入物価のさらなる拡大、「悪い円安」が目先の日本株の重しになりそうです。
米国長期金利上昇=高PERハイテク、グロース株売りにより
ハイテク株比率の高いナスダック指数下落=日本の半導体関連、ハイテク、グロース株売り
悪循環になります。
休場明けの米国長期金利の動向、ナスダック指数の動向が、明日の日本株に影響します。
短期筋がどのように動くか? それにより4/12安値26304.07に接近、あるいは底割れも
視野に入れる可能性が高まりました。
間もなく始まる決算発表 これにより買われる銘柄と売られる銘柄の明暗がはっきりと表れてきます。
決算発表通過まで、「動かざること山の如し」
決算内容の精査、米国長期金利の動向と米国株の値動き
中国のロックダウンの影響による中国経済減速の余波
ロシアによるウクライナ東部の攻勢激化により、戦争の長期化
世界的なインフレ懸念の長期化
米国経済、中国経済、欧州経済の減速
米国利上げによりドル建て債務の多い財務体質の弱い新興国経済の混乱
様々な売り材料で、再び短期筋が売り込んでくるか?
決算発表とともに全体相場の地合いも見定める時期です。
来週末より、ゴールデンウイークが始まりますが、ゴールデンウイーク中
プーチン大統領が、化学兵器の使用や小型の核を一部使用する可能性もゼロとは言えず
4月5月相場引き続き、予測が困難な時期といえます。
外部要因の影響を最も受け、世界一の景気敏感国日本
今後も短期筋主導で、相場の乱高下が予想されます。
今後もとことん売り込まれた良い銘柄を仕込んでいき
中長期で上昇を待つのが、短期筋対策で有効な手段と考えます。
◎コロナショック安値以降、直近まで上がり続ける銘柄
空売りタイミング待ち
9086日立物流
3PL(企業物流の一括請負)で首位 日立グループ外向けが約8割
2016年には佐川急便を傘下に持つSGHDと経営統合見据えて業務資本提携
2020年に一部出資比率見直し統合見送る。
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.3 652,380 41,050 39,134 22,873 240.0
22.3予 740,000 38,000 24,000 13,000 155.3 4/15会社予想
23.3予 730,000 39,000 34,000 22,000 262.9
大阪物流拠点で火災発生、代替輸送の追加費用や補償等で表記21年度営業益下振れ
4/15、2022年3月期連結純利益(国際会計基準)が前期比43%減の130億円予想の
減額見通しを発表。
国際物流で取り扱い荷物量が想定を上回って推移したが
21年11月に発生した大阪市此花区の物流センターの火災に伴って生じた費用を
損失計上したことが純利益下振れの要因。
2020年3/23安値1977円 コロナショック時安値
2022年3/23高値6900円 1番天井を想定するも浮動株比率が3.5%と少なく
売り方が苦戦中
2022年高低 3/23高値6900円 2/1安値4995円
2021年高低 12/10高値5830円 1/22安値3020円
2020年高低 9/3高値3790円 3/23安値1977円
3/23高値6900円 1番天井を想定
9086日立物流 4/15 予想PER42.1倍
2384SBSHD 4/15 予想PER10.4倍
日立物流の予想PERがSBSHDに比べかなりの割高になっています。
3/23高値6900円が天井になる可能性があるものの、逆日歩がついているため
「空売り」のタイミングはもう少し相場が明確に崩れてきてからと考えます。
「株式投資勝利の法則入門編講座」少人数の募集を再開いたします。
詳細は当ブログに記載いたします。
◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 38銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 126銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
コロナショック時安値2020年3/19の株価位置に接近している銘柄は
逆に注意しなくてはいけません。
一例として
7453良品計画
2020年3/19安値969円
その後の高値2021年3/18安値2829円
直近安値4/13安値1186円
足元の業績悪化を懸念した売りが断続的に出て株価を押し下げています。
4日発表、3月月次データは、国内の既存店売上高が10.0%減
4カ月連続でマイナス。
国内販売価格値下げによる利益率低下や中国経済減速懸念も
相場の重しになっています。
4/14(木)17:00 22年8月期予想を下方修正
4/15安値1172円 底打ち感は見られず
7049識学
21年11/15高値2451円高値形成後、調整局面入り
3/9安値961円底値形成 4/14高値1350円まで戻るも
4/15 1029円売り気配
4/18安値912円
短期筋主導の日本市場では、株価位置が中途半端な水準の買いや
業績低迷で下げ続ける銘柄の値ぼれ買いは、非常に苦労します。


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村
次回の更新は、4/19(火)20:00前に更新いたします。
◎2022年相場は、米国利上げ金融引き締め、ウクライナ侵攻
中国ロックダウンによる経済下振れ懸念 波瀾に注意
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
(この間の日柄41営業日)
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円
2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
2020年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。
ロシアによるウクライナへの軍事行動、米国の金融政策に対する不透明感
今後も4月にかけて波乱要因です。
4月相場のリスク要因は、引き続き予測不能
1,米国の金融政策と長期金利の動向
米国長期金利上昇=ハイテク株比率の高いナスダック指数下落
2,プーチン大統領の決断によっては、生物化学兵器、小型核兵器の投入の可能性
3,中国がロシアに支援を行えば、米国中心に対中国制裁が発動
4,ゼロコロナ政策中国の感染拡大による景気減速懸念
国内企業の工場生産停止の影響
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円
3/9安値24681.74円 底入れ
新年度入り4/1(金)日経平均PER 13.28倍 EPS2083.28円
4月下旬~5月上旬にかけて決算発表を迎えます。
増収増益基調に変わりなく、EPSが2300円程度まで上昇する見込みです。
日経平均PER 13.28倍×EPS1,300円=30,544
単純に計算すると日経平均は30,500円程度になります。
直近にかけて売り越しが続いている長期運用の海外投資家が
買い越しに転じなければ、更なる上昇は難しいため、今後の買い越しに期待します。
2022年日経平均想定レンジ 3/9安値24681.74円~30,500円
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
(この間の日柄41営業日)
日経平均戻り高値 3/25高値28338.81円
再び下値模索の展開
4/6(水)日経平均は節目の27,500円を割り込みました。
4/7(木)日経平均は大幅安で続落 26801.79円まで値下がりしました。
4/11(月)日経平均安値 26720.46円
4/12(火)日経平均安値 26304.08円
4/13(水)朝方から買い優勢となり大幅高で反発
日経平均終値26843.49円 △508.51円 +1.93%
4/14(木)日経平均終値27172.00円 △328.51円 +1.22% 大幅高で続伸
4/15(金)日経平均は朝方下値模索となり前場安値26784.92(9:08)▼387.08
寄与度上位のファストリの上昇もあり、一時プラス圏に浮上
4/18(月)日経平均は、前場大幅安となりました。
前場安値 26571.38(10:58)▼521.81
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。