相場は休んで銘柄を再び精査する時期
2022年4月25日(月)12:50
先週末4月22日(金)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 27197.80(9:00)▼355.26
高値 27205.83(9:00)▼347.23
安値 26904.38(9:50)▼648.68
前引 27033.33(11:30)▼519.73 -1.89%
後場
寄付 27034.47(12:30)▼518.59
高値 27176.61(14:48)▼376.45
安値 27020.83(13:18)▼532.23
大引 27105.26(15:00)▼447.80 -1.63%
TOPIX
1908.22(9:00)
1909.92(9:00)
1892.85(9:50)
1905.15(15:00)
前日比▼22.85 -1.19%
値上がり銘柄数 263
値下がり銘柄数 1536
新高値銘柄数 9
新安値銘柄数 51
日経平均25日移動平均乖離率 -1.04%
TOPIX25日移動平均乖離率 -1.18%
4/21(木)の米国株 主要3指数そろって大幅安で反落
午前中は好決算銘柄が買われ、主要3指数は堅調に推移しましたが、
午後、FRBのパウエル議長が、5月のFOMCで通常の倍の0.5%の利上げを
検討すると発言。
長期金利が上昇し、高PERのハイテク株、グロース株に売りが広がり
全面安の展開になりました。
NYダウは午前中330ドル超上昇する場面がありましたが、下げに転じ
436ドル安まで売り込まれる場面がありました。
金融引き締めが強まることへの警戒感が再び相場の重しになりました。
4月22日(金)東京マーケットは、全面安で始まりました。
寄付 27197.80(9:00)▼355.26
高値 27205.83(9:00)▼347.23
日経平均は先物売りに押され、648円値下がりする場面がありました。
安値 26904.38(9:50)▼648.68
後場はやや下げ渋りましたが、週末の米国株の動向を見極めたいとする流れから
戻りは限定的となりました。
週末4/22(金)日経平均は大幅安で反落して引けました
大引 27105.26(15:00)▼447.80 -1.63%
4/22(金)主要国市場
日経平均先物 26,710円▼390円 先週末27040円▼40円
NYダウ 33,811.40ドル▼981.36 先週末 休場
ナスダック 12,839.293▼335.359 先週末 休場
S&P500 4,271.78▼121.88 先週末 休場
10年債利回り 2.894%▼0.015% 先週末 休場
NY原油 101.75ドル▼2.04 先週末 休場
上海総合指数 3,086.9193△7.1116 先週末3,211.2448▼14.3964
欧州市場
ドイツDAX 14,142.09▼360.32 先週末 休場
イギリスFTSETM100 7,521.68▼106.27 先週末 休場
フランスCAC40 6,581.42▼133.68 先週末 休場
週末4/22(金)の米国株 主要3指数は揃って大幅安で続落
前日に続き、FRBの積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの懸念が高まり
幅広い銘柄が売られ全面安となりました。
NYダウの下げ幅は取引終了間際に1000ドルを超える場面がありました。
米国時間21日(木)午後、FRBのパウエル議長は5月のFOMCで
通常の倍の0.5%の利上げを検討すると発言し、前日堅調に推移していた米国株は
議長発言を受けて、急落し安値引けしました。
その流れが週末4/22(金)も続き、大幅な利上げが景気減速を招くと
警戒されました。
前日に2.9%台まで上昇した10年債利回りが高止まりし、相対的な
株式の割高感が意識されました。
米国株恐怖指数VIXは22日、28台と前日比で24%上昇。
欧州主要国株も揃って大きく値下がりしました。
4月22日(金)
日経平均終値 27105.26円 ▼447.80円 -1.63%
日経平均先物 26,710円 ▼390円
4月25日(月)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 26692.48(9:00)▼412.78
高値 26764.48(9:57)▼340.78
安値 26487.84(9:20)▼617.42
前引 26578.70(11:30)▼526.56 -1.94%
TOPIX前引 1875.13(11:30)▼30.02 -1.58%
先週末の米国株 主要3指数は揃って大幅安で続落
欧州主要国株も揃って大きく値下がりしました。
FRBの積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの懸念が高まり
幅広い銘柄が売られ全面安となり、NYダウは引け間際には
1000ドル超迄下げ幅を拡大し、本日日本時間朝方の
米国株時間外株価指数先物も揃ってマイナス圏となり
日経平均寄付きから全面安の展開となりました。
寄付 26692.48(9:00)▼412.78
寄り付き直後には、617円値下がりする場面がありました。
安値 26487.84(9:20)▼617.42
売り一巡後はやや下げ渋りましたが
高値 26764.48(9:57)▼340.78
前引けにかけて再び弱含みになりました。
前引 26578.70(11:30)▼526.56 -1.94%
本日前場、日経平均は26,500円を割り込む場面がありました
4/25(月)安値26487.84(9:20)▼617.42
目先の下値メド
4月直近安値4/12安値26304.08円
この水準を維持できるかどうか?
今晩の米国株、米国長期金利の動向次第となります。
決算発表が本格化し、ゴールデンウイークが目前となり
ここから積極的に実需買いが入る可能性は低く
外部要因に短期筋のAIが反応し先物主導で相場は動くことになります。
日経平均株価
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
4月直近安値4/12安値26304.08円
4月5月相場のリスク要因は、引き続き予測不能
1,米国の金融政策と長期金利の動向
米国長期金利上昇=ハイテク株比率の高いナスダック指数下落=日本株売り
2,プーチン大統領の決断によっては、生物化学兵器、小型核兵器の投入の可能性
3,中国がロシアに支援を行えば、米国中心に対中国制裁が発動
4,ゼロコロナ政策中国の感染拡大による景気減速懸念
1、米国の金融政策と長期金利の動向
米国時間21日(木)午後、FRBのパウエル議長は5月のFOMCで
通常の倍の0.5%の利上げを検討すると発言、米国株は再び急落しました。
6月のFOMCでは、5月の0.5%利上げに続き、0.75%の利上げを市場は
織り込み始めての、米国株の急落。
5月3日、4日開催連邦公開市場委員会(FOMC)
今後の注目点
米国の利上げをいったん織り込み、長期金利の上昇一服
ハイテク株比率の高いナスダック指数の下げ止まり
(現時点では、米国長期金利上昇=ナスダック指数下落=日本株売り)
4385メルカリ相場 AI VS 人知の行方
212年11/22高値7390円最高値を更新
その後本格調整となり直近にかけても下げ止まりません。
多くの個人投資家が信用で下値を買っていますが、短期筋の貸株を使った空売りに押され
売り方が有利になっています。
個人投資家が安値を買って、下がるからロスカット
買っては投げ、買っては投げの悪循環で、このことが小型株、グロース株への
資金循環悪化を招いています。
短期筋の貸株を使った空売りが、相場の下げを加速させています。
このメルカリ相場でもよくわかりますが、短期筋のAIによる売りたたきが横行している
日本市場では、異常値まで売り込まれた良い銘柄を買う投資手法以外ないと考えます。
ゴールデンウイーク、決算発表を控え「休むも相場」
売買は控えて相場の推移を見守ります。
短期筋に実効支配されている日本市場では、今後も異常値まで売り込まれた
内容の良い銘柄を丹念に拾い、上昇を待つ以外ないと考えます。
社会はコロナとの共存、株式投資においては短期筋のAIとの共存
今までの様々な投資手法の多くは、あまり通用しなくなりました。
専門家や証券関係者の相場見通しもあまり役に立たなくなりました。
腕に覚えのある個人投資家は別ですが、一般の個人投資家は
自分に合った「勝ちパターン」をしっかり身に着けて
その場その場の状況に流されないよう注意しなければなりません。
AI主導の日本市場での生き残りは難しくなっています。
◎短期筋のAIとの共存を念頭に個人投資家の生き残りの投資手法
1,底値圏、安値圏で底割れリスクの低い銘柄
2,ロシア経済、商品市況の影響を受けない銘柄
3,今後も社会に必要な企業 成長が見込める企業
4,収益が安定している企業
5,業界シェアが高い企業(グローバルニッチ企業含む)
6,来期の業績予想が良い銘柄(V字回復を含む)
(中途半端な株価水準の買いは厳禁、資金の分散と時間の分散)
先週末、そして本日の下げで、再び多くの銘柄が下値を切り下げてきました。
間もなく始まるゴールデンウイークは、改めて決算発表内容を精査し
上記1~6までの条件に当てはまる売られすぎ銘柄を絞り込む作業を行います。
市場は常に最悪のシナリヲを織り込む傾向にあります。
4/28(木)日銀金融政策決定会合後、黒田総裁の発言に注目ですが
4/29(金)~ゴールデンウイークとなります。
ゴールデンウイーク中、5/3FOMC通過で、ひとまず下げ止まるかどうか?
「森(インデックス)を見ず、木(好内容の個別銘柄)を見る」
日々の株価に振り回されず、ピンチの場面で厳選した底値買いに徹し
「ピンチこそチャンス」となるように日々研究を重ねます。
今期23年度業績内容が良く、大きく売り込まれている銘柄を買うことが
今からできる「儲けへの道」と考えます。
◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 38銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 126銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
コロナショック時安値2020年3/19の株価位置に接近している銘柄は
逆に注意しなくてはいけません。
一例として
7453良品計画
2020年3/19安値969円
その後の高値2021年3/18安値2829円
直近安値4/13安値1186円
足元の業績悪化を懸念した売りが断続的に出て株価を押し下げています。
4日発表、3月月次データは、国内の既存店売上高が10.0%減
4カ月連続でマイナス。
国内販売価格値下げによる利益率低下や中国経済減速懸念も
相場の重しになっています。
4/14(木)17:00 22年8月期予想を下方修正
4/15安値1172円 底打ち感は見られず
7049識学
21年11/15高値2451円高値形成後、調整局面入り
3/9安値961円底値形成 4/14高値1350円まで戻るも
4/15 1029円売り気配
4/18安値912円
短期筋主導の日本市場では、株価位置が中途半端な水準の買いや
業績低迷で下げ続ける銘柄の値ぼれ買いは、非常に苦労します。
4,需給の悪い銘柄は要注意
信用期日6か月 高値形成後下降トレンド入りした銘柄は、信用買い残が増加し
需給が悪化している銘柄が多く、先の高値から6か月後に安値を付ける銘柄が
多いので、6カ月経過前から需給をチャックすることが重要です。
信用売り残、信用買い残、信用倍率
売り残が少なく、買い残が非常に多い銘柄は信用倍率が高く
今後信用買い期日前に手仕舞い売りが出るため、需給が悪くなります。
加えて、短期筋が貸株を使って空売りを仕掛けてくると
相場は想定以上の値下がりになる可能性が高まります。
5,市場性の低い銘柄は手出し無用
株価は超割安で、好財務内容でしっかり利益を上げているのに
日々の商いが非常に薄商いの銘柄は、過去数年の高値安値の上下幅(上下率)を
必ずチェックすること。
いくら内容の良い銘柄でも、株価が動かなければキャピタルゲインは得られません。
一例として
7485岡谷鋼機
江戸時代初期1669年に名古屋鉄砲町で金物商「笹屋」として創業
中部財界の名門企業 鉄鋼、機械商社
2023年予想EPS 2130円 連結予想PER 5.1倍 BPS 27,777円 PBR 0.3倍
予想配当 240円
財務内容、収益性、超優良企業ですが、出来高が非常に少なく
市場性が低く株価はほとんど動きません。
5年に一度くらい物色され大相場になりますが、いつ動くか分かりません。
6,明らかに業績低迷期に入っている銘柄の値ぼれ買いは厳禁
一例として
2782セリア
100円ショップ2位
100円ショップはデフレの象徴で、世界的なインフレ、原材料価格上昇は
業績低迷の不透明材料として株価は本格調整局面。
2021年9/10高値4370円から本格調整局面
3/8安値2574円で底打ち感が出たものの、底割れし下値模索の展開。
底打ち後切り返しに転じる場面があっても、本格上昇になるのは
原材料価格上昇が落ち着いてからと考えます。
7453良品計画
無印良品の企画開発製造から流通販売まで一貫で手がける製造小売業
2021年9/14高値2615円から本格調整局面
4/13安値1169円 底打ち感は出たものの、本格上昇になるのは
原材料価格上昇が落ち着いてからと考えます。


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次回の更新は、4/26(火)20:00前に更新いたします。
◎2022年相場は、米国利上げ金融引き締め、ウクライナ侵攻
中国ロックダウンによる経済下振れ懸念 波瀾に注意
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
(この間の日柄41営業日)
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円
2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
2020年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。
ロシアによるウクライナへの軍事行動、米国の金融政策に対する不透明感
今後も4月にかけて波乱要因です。
4月相場のリスク要因は、引き続き予測不能
1,米国の金融政策と長期金利の動向
米国長期金利上昇=ハイテク株比率の高いナスダック指数下落
2,プーチン大統領の決断によっては、生物化学兵器、小型核兵器の投入の可能性
3,中国がロシアに支援を行えば、米国中心に対中国制裁が発動
4,ゼロコロナ政策中国の感染拡大による景気減速懸念
国内企業の工場生産停止の影響
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円
3/9安値24681.74円 底入れ
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
(この間の日柄41営業日)
日経平均戻り高値 3/25高値28338.81円
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先週末4月22日(金)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 27197.80(9:00)▼355.26
高値 27205.83(9:00)▼347.23
安値 26904.38(9:50)▼648.68
前引 27033.33(11:30)▼519.73 -1.89%
後場
寄付 27034.47(12:30)▼518.59
高値 27176.61(14:48)▼376.45
安値 27020.83(13:18)▼532.23
大引 27105.26(15:00)▼447.80 -1.63%
TOPIX
1908.22(9:00)
1909.92(9:00)
1892.85(9:50)
1905.15(15:00)
前日比▼22.85 -1.19%
値上がり銘柄数 263
値下がり銘柄数 1536
新高値銘柄数 9
新安値銘柄数 51
日経平均25日移動平均乖離率 -1.04%
TOPIX25日移動平均乖離率 -1.18%
4/21(木)の米国株 主要3指数そろって大幅安で反落
午前中は好決算銘柄が買われ、主要3指数は堅調に推移しましたが、
午後、FRBのパウエル議長が、5月のFOMCで通常の倍の0.5%の利上げを
検討すると発言。
長期金利が上昇し、高PERのハイテク株、グロース株に売りが広がり
全面安の展開になりました。
NYダウは午前中330ドル超上昇する場面がありましたが、下げに転じ
436ドル安まで売り込まれる場面がありました。
金融引き締めが強まることへの警戒感が再び相場の重しになりました。
4月22日(金)東京マーケットは、全面安で始まりました。
寄付 27197.80(9:00)▼355.26
高値 27205.83(9:00)▼347.23
日経平均は先物売りに押され、648円値下がりする場面がありました。
安値 26904.38(9:50)▼648.68
後場はやや下げ渋りましたが、週末の米国株の動向を見極めたいとする流れから
戻りは限定的となりました。
週末4/22(金)日経平均は大幅安で反落して引けました
大引 27105.26(15:00)▼447.80 -1.63%
4/22(金)主要国市場
日経平均先物 26,710円▼390円 先週末27040円▼40円
NYダウ 33,811.40ドル▼981.36 先週末 休場
ナスダック 12,839.293▼335.359 先週末 休場
S&P500 4,271.78▼121.88 先週末 休場
10年債利回り 2.894%▼0.015% 先週末 休場
NY原油 101.75ドル▼2.04 先週末 休場
上海総合指数 3,086.9193△7.1116 先週末3,211.2448▼14.3964
欧州市場
ドイツDAX 14,142.09▼360.32 先週末 休場
イギリスFTSETM100 7,521.68▼106.27 先週末 休場
フランスCAC40 6,581.42▼133.68 先週末 休場
週末4/22(金)の米国株 主要3指数は揃って大幅安で続落
前日に続き、FRBの積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの懸念が高まり
幅広い銘柄が売られ全面安となりました。
NYダウの下げ幅は取引終了間際に1000ドルを超える場面がありました。
米国時間21日(木)午後、FRBのパウエル議長は5月のFOMCで
通常の倍の0.5%の利上げを検討すると発言し、前日堅調に推移していた米国株は
議長発言を受けて、急落し安値引けしました。
その流れが週末4/22(金)も続き、大幅な利上げが景気減速を招くと
警戒されました。
前日に2.9%台まで上昇した10年債利回りが高止まりし、相対的な
株式の割高感が意識されました。
米国株恐怖指数VIXは22日、28台と前日比で24%上昇。
欧州主要国株も揃って大きく値下がりしました。
4月22日(金)
日経平均終値 27105.26円 ▼447.80円 -1.63%
日経平均先物 26,710円 ▼390円
4月25日(月)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 26692.48(9:00)▼412.78
高値 26764.48(9:57)▼340.78
安値 26487.84(9:20)▼617.42
前引 26578.70(11:30)▼526.56 -1.94%
TOPIX前引 1875.13(11:30)▼30.02 -1.58%
先週末の米国株 主要3指数は揃って大幅安で続落
欧州主要国株も揃って大きく値下がりしました。
FRBの積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの懸念が高まり
幅広い銘柄が売られ全面安となり、NYダウは引け間際には
1000ドル超迄下げ幅を拡大し、本日日本時間朝方の
米国株時間外株価指数先物も揃ってマイナス圏となり
日経平均寄付きから全面安の展開となりました。
寄付 26692.48(9:00)▼412.78
寄り付き直後には、617円値下がりする場面がありました。
安値 26487.84(9:20)▼617.42
売り一巡後はやや下げ渋りましたが
高値 26764.48(9:57)▼340.78
前引けにかけて再び弱含みになりました。
前引 26578.70(11:30)▼526.56 -1.94%
本日前場、日経平均は26,500円を割り込む場面がありました
4/25(月)安値26487.84(9:20)▼617.42
目先の下値メド
4月直近安値4/12安値26304.08円
この水準を維持できるかどうか?
今晩の米国株、米国長期金利の動向次第となります。
決算発表が本格化し、ゴールデンウイークが目前となり
ここから積極的に実需買いが入る可能性は低く
外部要因に短期筋のAIが反応し先物主導で相場は動くことになります。
日経平均株価
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
4月直近安値4/12安値26304.08円
4月5月相場のリスク要因は、引き続き予測不能
1,米国の金融政策と長期金利の動向
米国長期金利上昇=ハイテク株比率の高いナスダック指数下落=日本株売り
2,プーチン大統領の決断によっては、生物化学兵器、小型核兵器の投入の可能性
3,中国がロシアに支援を行えば、米国中心に対中国制裁が発動
4,ゼロコロナ政策中国の感染拡大による景気減速懸念
1、米国の金融政策と長期金利の動向
米国時間21日(木)午後、FRBのパウエル議長は5月のFOMCで
通常の倍の0.5%の利上げを検討すると発言、米国株は再び急落しました。
6月のFOMCでは、5月の0.5%利上げに続き、0.75%の利上げを市場は
織り込み始めての、米国株の急落。
5月3日、4日開催連邦公開市場委員会(FOMC)
今後の注目点
米国の利上げをいったん織り込み、長期金利の上昇一服
ハイテク株比率の高いナスダック指数の下げ止まり
(現時点では、米国長期金利上昇=ナスダック指数下落=日本株売り)
4385メルカリ相場 AI VS 人知の行方
212年11/22高値7390円最高値を更新
その後本格調整となり直近にかけても下げ止まりません。
多くの個人投資家が信用で下値を買っていますが、短期筋の貸株を使った空売りに押され
売り方が有利になっています。
個人投資家が安値を買って、下がるからロスカット
買っては投げ、買っては投げの悪循環で、このことが小型株、グロース株への
資金循環悪化を招いています。
短期筋の貸株を使った空売りが、相場の下げを加速させています。
このメルカリ相場でもよくわかりますが、短期筋のAIによる売りたたきが横行している
日本市場では、異常値まで売り込まれた良い銘柄を買う投資手法以外ないと考えます。
ゴールデンウイーク、決算発表を控え「休むも相場」
売買は控えて相場の推移を見守ります。
短期筋に実効支配されている日本市場では、今後も異常値まで売り込まれた
内容の良い銘柄を丹念に拾い、上昇を待つ以外ないと考えます。
社会はコロナとの共存、株式投資においては短期筋のAIとの共存
今までの様々な投資手法の多くは、あまり通用しなくなりました。
専門家や証券関係者の相場見通しもあまり役に立たなくなりました。
腕に覚えのある個人投資家は別ですが、一般の個人投資家は
自分に合った「勝ちパターン」をしっかり身に着けて
その場その場の状況に流されないよう注意しなければなりません。
AI主導の日本市場での生き残りは難しくなっています。
◎短期筋のAIとの共存を念頭に個人投資家の生き残りの投資手法
1,底値圏、安値圏で底割れリスクの低い銘柄
2,ロシア経済、商品市況の影響を受けない銘柄
3,今後も社会に必要な企業 成長が見込める企業
4,収益が安定している企業
5,業界シェアが高い企業(グローバルニッチ企業含む)
6,来期の業績予想が良い銘柄(V字回復を含む)
(中途半端な株価水準の買いは厳禁、資金の分散と時間の分散)
先週末、そして本日の下げで、再び多くの銘柄が下値を切り下げてきました。
間もなく始まるゴールデンウイークは、改めて決算発表内容を精査し
上記1~6までの条件に当てはまる売られすぎ銘柄を絞り込む作業を行います。
市場は常に最悪のシナリヲを織り込む傾向にあります。
4/28(木)日銀金融政策決定会合後、黒田総裁の発言に注目ですが
4/29(金)~ゴールデンウイークとなります。
ゴールデンウイーク中、5/3FOMC通過で、ひとまず下げ止まるかどうか?
「森(インデックス)を見ず、木(好内容の個別銘柄)を見る」
日々の株価に振り回されず、ピンチの場面で厳選した底値買いに徹し
「ピンチこそチャンス」となるように日々研究を重ねます。
今期23年度業績内容が良く、大きく売り込まれている銘柄を買うことが
今からできる「儲けへの道」と考えます。
◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 38銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 126銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
コロナショック時安値2020年3/19の株価位置に接近している銘柄は
逆に注意しなくてはいけません。
一例として
7453良品計画
2020年3/19安値969円
その後の高値2021年3/18安値2829円
直近安値4/13安値1186円
足元の業績悪化を懸念した売りが断続的に出て株価を押し下げています。
4日発表、3月月次データは、国内の既存店売上高が10.0%減
4カ月連続でマイナス。
国内販売価格値下げによる利益率低下や中国経済減速懸念も
相場の重しになっています。
4/14(木)17:00 22年8月期予想を下方修正
4/15安値1172円 底打ち感は見られず
7049識学
21年11/15高値2451円高値形成後、調整局面入り
3/9安値961円底値形成 4/14高値1350円まで戻るも
4/15 1029円売り気配
4/18安値912円
短期筋主導の日本市場では、株価位置が中途半端な水準の買いや
業績低迷で下げ続ける銘柄の値ぼれ買いは、非常に苦労します。
4,需給の悪い銘柄は要注意
信用期日6か月 高値形成後下降トレンド入りした銘柄は、信用買い残が増加し
需給が悪化している銘柄が多く、先の高値から6か月後に安値を付ける銘柄が
多いので、6カ月経過前から需給をチャックすることが重要です。
信用売り残、信用買い残、信用倍率
売り残が少なく、買い残が非常に多い銘柄は信用倍率が高く
今後信用買い期日前に手仕舞い売りが出るため、需給が悪くなります。
加えて、短期筋が貸株を使って空売りを仕掛けてくると
相場は想定以上の値下がりになる可能性が高まります。
5,市場性の低い銘柄は手出し無用
株価は超割安で、好財務内容でしっかり利益を上げているのに
日々の商いが非常に薄商いの銘柄は、過去数年の高値安値の上下幅(上下率)を
必ずチェックすること。
いくら内容の良い銘柄でも、株価が動かなければキャピタルゲインは得られません。
一例として
7485岡谷鋼機
江戸時代初期1669年に名古屋鉄砲町で金物商「笹屋」として創業
中部財界の名門企業 鉄鋼、機械商社
2023年予想EPS 2130円 連結予想PER 5.1倍 BPS 27,777円 PBR 0.3倍
予想配当 240円
財務内容、収益性、超優良企業ですが、出来高が非常に少なく
市場性が低く株価はほとんど動きません。
5年に一度くらい物色され大相場になりますが、いつ動くか分かりません。
6,明らかに業績低迷期に入っている銘柄の値ぼれ買いは厳禁
一例として
2782セリア
100円ショップ2位
100円ショップはデフレの象徴で、世界的なインフレ、原材料価格上昇は
業績低迷の不透明材料として株価は本格調整局面。
2021年9/10高値4370円から本格調整局面
3/8安値2574円で底打ち感が出たものの、底割れし下値模索の展開。
底打ち後切り返しに転じる場面があっても、本格上昇になるのは
原材料価格上昇が落ち着いてからと考えます。
7453良品計画
無印良品の企画開発製造から流通販売まで一貫で手がける製造小売業
2021年9/14高値2615円から本格調整局面
4/13安値1169円 底打ち感は出たものの、本格上昇になるのは
原材料価格上昇が落ち着いてからと考えます。


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次回の更新は、4/26(火)20:00前に更新いたします。
◎2022年相場は、米国利上げ金融引き締め、ウクライナ侵攻
中国ロックダウンによる経済下振れ懸念 波瀾に注意
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
(この間の日柄41営業日)
2021年高低 9/14高値30795.78円 8/20安値26954.81円 上下幅3840.97円
2020年高低 12/29高値27602.52円 3/19安値16358.19円 上下幅11244.33円
2019年高低 12/17高値24091.12円 1/4安値19241.37円 上下幅4849.75円
2018年高低 10/2高値24448.07円 12/26安値18948.58円 上下幅5499.49円
2017年高低 11/9高値23382.15円 4/17安値18224.68円 上下幅5157.47円
2021年相場は、短期筋主導で短期的には上下波動ともに、荒れた相場になりましたが
大暴落はなく、日経平均上下幅はわずかに3840.97円にとどまっています。
通常日経平均の年間の上下幅は、5000円前後です。
2020年のコロナショック暴落は、100年に1度といわれる異常な事態で
上下幅11244.33円 記録的な大暴落でした。
トランプ政権下2018年のクリスマスの暴落時、12/26安値18948.58円
この株価水準の時でも上下幅5499.49円ありました。
ロシアによるウクライナへの軍事行動、米国の金融政策に対する不透明感
今後も4月にかけて波乱要因です。
4月相場のリスク要因は、引き続き予測不能
1,米国の金融政策と長期金利の動向
米国長期金利上昇=ハイテク株比率の高いナスダック指数下落
2,プーチン大統領の決断によっては、生物化学兵器、小型核兵器の投入の可能性
3,中国がロシアに支援を行えば、米国中心に対中国制裁が発動
4,ゼロコロナ政策中国の感染拡大による景気減速懸念
国内企業の工場生産停止の影響
現時点で、日経平均株価の上下幅を予想しても仕方ありませんが
年間の上下幅6,000円として考えると
日経平均 32,000円~26,000円
日経平均 31,000円~25,000円
日経平均 30,000円~24,000円
年間の上下幅5,000円として考えると
日経平均 32,000円~27,000円
日経平均 31,000円~26,000円
日経平均 30,000円~25,000円
上記のようなレンジになります。
1/5大発会高値29388.16円‐5000円=24388.16円
3/9安値24681.74円 底入れ
2022年高低 1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円 上下幅4706.42円
(この間の日柄41営業日)
日経平均戻り高値 3/25高値28338.81円
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