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2023-12

日経平均26700円を挟んでの膠着

2022年5月26日(木)18:05

前日の米国株
NYダウ 32,120.28ドル △191.66ドル +0.60%
ナスダック 11,434.741 △170.293 +1.51%
S&P500 3,978.73 △37.25 +0.94% 
米国10年債利回り 2.749% -0.003%  
NY原油 111.02ドル

前日の米国株 主要3指数は揃って上昇
NYダウは4日続伸し、連日安値を更新していた
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、1.51%の大幅反発。
25日午後発表、5/3~5/4日開催のFOMC議事要旨を公開
要旨は想定内の内容と市場hさ受け止め、注目のイベントを無難に通過し
直近の相場下落で、割安感が出た銘柄に買いが広がりました。
大半の参加者が、今後2回の会合で0.5%の利上げが適切になるだろうと指摘し
7月まで3会合連続の0.5%の利上げを支持し、先行きの景気を冷やす懸念より
現在のインフレを封じ込めることを優先する姿勢が改めて確認されました。
それに加えて、FRBの保有資産を圧縮する量的引き締め(QT)
FOMC参加者は景気を熱しも冷やしもしない「中立金利」まで利上げを
急ぐ考えを改めて示しました。
(3月時点の中立金利の中央値は2.4%)
7月まで0.5%の利上げを続けた場合
短期金利指標のフェデラルファンド(FF金利)金利の誘導目標は1.75%~2.00%となり
8月は会合が予定されておらず、9月会合での利上げ幅が0.25%に戻るのか、0.5%の
大幅利上げが継続されるかが焦点となります。


5月26日(木)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 26685.02(9:00)△7.22
高値 26898.75(9:14)△220.95
安値 26616.33(11:14)▼62.47
前引 26685.71(11:30)△7.91 +0.03%
 後場
寄付 26682.99(12:30)△5.19
高値 26728.78(12:58)△50.98
安値 26597.97(14:56)▼79.83
大引 26604.84(15:00)▼72.96 -0.27%

TOPIX
1878.95(9:00)
1891.91(9:14)
1877.58(15:00)
1877.58(15:00)
前日比△1.00 +0.05%

値上がり銘柄数 1036
値下がり銘柄数 718

新高値銘柄数 56
新安値銘柄数 68

騰落レシオ25D 92.2 
日経平均25日移動平均乖離率 -0.31%
TOPIX25日移動平均乖離率 -0.17%

前日の米国株は主要3指数そろって上昇
FOMC議事要旨内容が市場予想通りとなり、重要イベント通過から
直近大きく売られていた銘柄に押し目買いや買戻しが優勢となりました。
欧州主要国株もそろって上昇しました。
日経平均は小幅に反発して始まると直後に220円上昇する場面がありましたが
寄付 26685.02(9:00)△7.22
高値 26898.75(9:14)△220.95
次第に上値が重くなり上げ幅を縮小しマイナス圏に転落しました。
安値 26616.33(11:14)▼62.47
前引 26685.71(11:30)△7.91 +0.03%
後場も上値が重く、前日終値を挟んでの小動きになりました。
寄付 26682.99(12:30)△5.19
高値 26728.78(12:58)△50.98
大引けにかけてマイナス圏での推移となり、本日の安値圏で取引を終えました
安値 26597.97(14:56)▼79.83
日経平均は3日続落して引けました。
大引 26604.84(15:00)▼72.96 -0.27%
TOPIXは小幅に反発して引けました
 1877.58△1.00 +0.05%

日経平均は5月に27,000円の大台を4営業日超える場面がありましたが
いずれも米国株安に押し戻されました。
現在25日移動平均を挟んでの推移が続いていますが、下方向に向いている
75日移動平均を挟んでの推移となっています。
26,500円水準では買いが入り、26,900円~27,000円水準では利益確定売りに押される
上にも下にも動きにくい相場展開になっています。
日本独自の買い材料で上昇する可能性はなく、米国株や外部要因に連動して
動かされている日本市場のため、米国株の下げ止まりからのリバウンドの
場面待ちになります。
特にハイテク株比率の高いナスダック指数が、下げ止まってのリバウンドに
期待が集まりますが、5/20安値11035.69で下げ止まったかどうかは不明です。

NYダウ
1/5高値36952.65ドル 5/20安値30635.76ドル
下落幅6316.89 下落率17.1%
5/25終値 32,120.28ドル △191.66ドル +0.60%

ナスダック指数
1/4高値15852.14 5/20安値11035.69
下落幅4816.45 下落率30.4%
5/25終値 11,434.741 △170.293 +1.51%

日経平均
1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円
下落幅4706.42 下落率16.01%
直近安値5/12安値25688.11円
5/26終値 26604.84(15:00)▼72.96 -0.27%

TOPIX
1/5高値2042.00 3/9安値1755.14
下落幅286.86 下落率14.05%
直近安値5/12安値1826.51
5/26終値 1877.58△1.00 +0.05%


◎時価総額5000億円以上高値圏銘柄

4732USS 5/26終値2465円 直近高値5/23高値2566円
5/23高値2566円 数日以内にさらに一段上昇できないと
天井形成になる可能性が高まります。
天井形成の場合今後の想定レンジ
2566円~2200円
配当性向55% 配当利回り2.71%
財務内容も申し分ない銘柄ですが、天井形成が近いとみる銘柄の
順張りの買いは危険です。

3231野村不動産HD 5/26終値3295円 直近高値5/26高値3360円
本日のヒゲで上げ一服となるかもしれませんが、相場はまだ生きています。
大手不動産株は総じて堅調ですが、当社の上昇が際立っています。
浮動株比1.4% この上昇を見る限りでは、当社株や大手不動産株に
欧州経由のオイルマネーが入っているのではないかと考えます。

9432NTT 5/26終値4017円 直近高値4019円
1月以降上昇トレンドが続いています。
自社株買い 22年5/13~23年3/31まで
1億1000万株 発行株式に対し3.11% 上限4000億円
欧州経由のオイルマネーが入っているのではないかと考えます。

9433KDDI 5/26終値4606円 直近高値5/26高値4616円
上場来最高値更新中
1月以降上昇トレンドが続いています。
自社株買い 22年6/1~23年5/31まで
5700万株 発行株式に対し2.58% 上限2000億円
欧州経由のオイルマネーが入っているのではないかと考えます。

7011三菱重工業 5/26終値4889円 直近高値5/24高値4983円
2016年来高値更新中
1月以降上昇トレンドが続いています。

◎時価総額5000億円以上安値圏銘柄 

4755楽天G 5/26終値709円 直近安値5/26安値707円
1月以降下降トレンド入り
連日安値を更新していますが、楽天モバイルが収益の足かせとなっており
手出し無用です。
勝ち組銘柄と負け組銘柄の明暗が分かれ、9432NTT 9433KDDIとは
真逆の値動きです。


短期筋対策底値買い銘柄11 
3360シップヘルスHD 4/4寄付き1996円買い 
5/26終値2293円 4/1安値1949円 底値形成
病院向け建築設計から医療機器、医療設備、医療システムの販売
運営管理など、医療機関向けのトータルプロデュース事業を展開
SPD(物品管理)事業や調剤薬局も経営
古川國久会長が米国のアメリカンホスピタルサプライ社にヒントを得て創業
国内で競合企業はほとんどない
大阪重粒子線センターやバングラデシュで新規病院の建設から
運営管理まで担うプロジェクトを育成中
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3  497,156 21,800 21,761 12,280 130.0 最高益更新
連22.3予 525,000 22,000 22,000 12,300 130.4(四季報春号)
連23.3予 550,000 23,500 23,500 13,000 137.8(四季報春号)
連22.3  514,353 20,505 21,287 12,172 129.0(5/10決算発表)
連23.3予 560,000 21,000 21,000 12,500 122.9(5/10会社予想)
連24.3予 590,000 21,500 21,500 12,800 125.9(5/10四季報最新予想)
5/10決算発表を受けて、5/11安値2017円まで値下がりしましたが
株価は切り返しに転じ、トレンド転換し5/26高値2308円まで上昇しました。
直近にかけても現物売りを上回る貸株を使った空売りが、連日売買高の50%以上
出ていますが株価は切り上がっています。
トレンドは転換し、買い方優位の展開
売り目標1 2600円
長期保有売り目標 2800円~3000円
このまま中長期保有します。
上昇に変化が生じた際は、臨機応変に利食い検討します。

3556リネットジャパン 5/26終値420円 
パソコンや携帯電話のリユースと回収リサイクル事業を展開
パソコンは宅配便を使って回収
カンボジアで中古自動車の輸入販売を始めたのに続き、小口金融やリース事業を展開
2022年大発会以降の8連続陰線で相場は崩れ、直近安値5/19安値387円底値形成
2022年想定レンジ 387円~600円

チャートの勉強にお使いください。




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次回更新は、5/27(金)大引け前に更新いたします。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新


短期筋主導の日本市場は、底堅くなったとはいえ米国株暴落の影響を
少なからず受ける可能性は否定できません。
そのため、買いに際しての注意点を記載いたします。
1,底値をピンポイントで買いますが、米国株次第では底割れの可能性があるため
 その際はもう一度安値を買い増しするつもりで買います。
2,今後の米国景気中国景気減速による企業業績の下振れリスクに備えて
 時間の分散(買う時期を分散)することも重要です。

2度に分けて買うつもりで相場に臨み、今後の株価の動向、時間の分散を念頭に
1度に目いっぱい買わないようにします。
上昇に転じた場合は、利益の幅が少なくなりますが、先行きが不透明のため
リスクを抑えての投資に重点を置きます。
海外短期筋対策を十分考慮しての投資を心掛けます。

◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。
会社四季報で確認できます。

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「株式投資日記」を日々公開しています。
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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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