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2023-12

日経平均27,000円の壁

2022年5月27日(金)12:30

ハイテク株比率の高いナスダック指数は、5/20安値での
下げ止まり感はつかめず、6月相場も不透明感があります。
今晩の米国株の動向を見たうえで、5/29(日)15:00までに
ブログを更新いたします。

前日5/26(木)の米国株
NYダウ 32,637.19ドル △516.91ドル +1.60%
ナスダック 11,740.650 △305.909 +2.67%
S&P500 4,057.84 △79.11 +1.98%
米国10年債利回り 2.743% -0.006%  
NY原油 113.95ドル

前日の米国株 主要3指数そろって大幅高
小売企業の市場予測を上回る好調な四半期決算発表が相次ぎ
米国経済を支える個人消費は引き続き堅調と確認され
消費関連株が買われました。
消費関連が堅調になったため、米国景気の底堅さから
景気敏感株にも買いが広がりました。
NYダウは、4営業日続伸し大幅高となりました。
直近最も売り込まれていたハイテク株比率の高いナスダック指数は
ハイテク株、ハイグロース株に押し目を拾う動きが広がり、買戻しも入り
2.67%の大幅続伸になりました。
NYダウは、取引終了にかけて上げ幅を600ドル超に広げる場面がありました。
米国株は5月の相場下落により、月末にかけて年金基金の資産配分見直しに伴う
買いが入るとの観測が相場の需給改善期待になり下支えしました。
(買い需要は340億ドル以上の見通し)


5月27日(金)東京マーケット
寄付 26947.80(9:00)△342.96
前場高値 26996.70(9:06)△391.86
前場安値 26762.80(11:18)△157.96
前引 26772.84(11:30)△168.00 +0.63%

米国の小売企業の市場予測を上回る好調な決算を背景に前日の米国株は
主要3指数そろって大幅高となり、日経平均先物も連動し大幅反発
先物にサヤ寄せし日経平均は26900円台に乗せて始まりました
寄付 26947.80(9:00)△342.96
前場高値 26996.70(9:06)△391.86
日経平均は高寄り直後に391円上昇し、27,000円に迫る場面がありましたが
27,000円の上値の壁は重く、利益確定売りに押され伸び悩みました。
日経平均は前引けにかけて上げ幅を縮小し27700円台に押し戻されました。

日経平均は、26500円水準では押し目買いが入り下げ渋るものの
27,000円に近付くと利益確定売りに押し戻されます。
NYダウは、5/20安値で目先の底が入った感触ですが
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、5/20安値からの戻りは重く
今後底割れの可能性が残ります。
日経平均は、直近米国株ほど下がらなくなったとはいえ
前日の米国株と日本時間での米国株先物に短期筋のAIが反応するため
しばらくは見通しづらい相場展開が続きそうです。

NYダウ
1/5高値36952.65ドル 5/20安値30635.76ドル
下落幅6316.89 下落率17.1%
5/25終値 32,120.28ドル △191.66ドル +0.60%
5/26終値 32,637.19ドル △516.91ドル +1.60%

ナスダック指数
1/4高値15852.14 5/20安値11035.69
下落幅4816.45 下落率30.4%
5/25終値 11,434.741 △170.293 +1.51%
5/26終値 11,740.650 △305.909 +2.67%

NYダウは、5/20安値30635.76ドルは長い下ヒゲを引き底打ち感が出ていますが
ナスダック指数は、5/20安値11035.69で底打ちとなるかどうかは確信できない状況です。
米国株は5月の急落により、年金基金の資産配分見直しに伴う買いが入ることはほぼ確実で
その買い需要は340億ドル以上の見通しです。
そのため、来週の米国株月末相場は需給面で下支えになる見込みですが
6月相場は見通しがつきません。
5月25日午後発表、5/3~5/4日開催のFOMC議事要旨を公開
議事要旨は、大半の参加者が、今後2回の会合で0.5%の利上げが適切になるだろうと指摘
7月まで3会合連続の0.5%の利上げを支持し、先行きの景気を冷やす懸念より
現在のインフレを封じ込めることを優先する姿勢が改めて確認されました。
それに加えて、FRBの保有資産を圧縮する量的引き締め(QT)
FOMC参加者は景気を熱しも冷やしもしない「中立金利」まで利上げを
急ぐ考えを改めて示しました。
(3月時点の中立金利の中央値は2.4%)
7月まで0.5%の利上げを続けた場合
短期金利指標のフェデラルファンド(FF金利)金利の誘導目標は1.75%~2.00%となり
8月は会合が予定されておらず、9月会合での利上げ幅が0.25%に戻るのか、0.5%の
大幅利上げが継続されるかが焦点となります。

日経平均
1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円
下落幅4706.42 下落率16.01%
直近安値5/12安値25688.11円
5/26終値 26604.84(15:00)▼72.96 -0.27%

TOPIX
1/5高値2042.00 3/9安値1755.14
下落幅286.86 下落率14.05%
直近安値5/12安値1826.51
5/26終値 1877.58△1.00 +0.05%

◎時価総額5000億円以上高値圏銘柄

4732USS 5/26終値2465円 直近高値5/23高値2566円
5/23高値2566円 数日以内にさらに一段上昇できないと
天井形成になる可能性が高まります。
天井形成の場合今後の想定レンジ
2566円~2200円
配当性向55% 配当利回り2.71%
財務内容も申し分ない銘柄ですが、天井形成が近いとみる銘柄の
順張りの買いは危険です。
5/27(金)前引け時点で、5/23高値2566円天井形成の感触




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次回更新は、5/29(日)15:00までに更新いたします。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新


短期筋主導の日本市場は、底堅くなったとはいえ米国株暴落の影響を
少なからず受ける可能性は否定できません。
そのため、買いに際しての注意点を記載いたします。
1,底値をピンポイントで買いますが、米国株次第では底割れの可能性があるため
 その際はもう一度安値を買い増しするつもりで買います。
2,今後の米国景気中国景気減速による企業業績の下振れリスクに備えて
 時間の分散(買う時期を分散)することも重要です。

2度に分けて買うつもりで相場に臨み、今後の株価の動向、時間の分散を念頭に
1度に目いっぱい買わないようにします。
上昇に転じた場合は、利益の幅が少なくなりますが、先行きが不透明のため
リスクを抑えての投資に重点を置きます。
海外短期筋対策を十分考慮しての投資を心掛けます。

◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。
会社四季報で確認できます。

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「株式投資日記」を日々公開しています。
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なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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