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2023-12

米国株リバウンドがどこまで続くか?

2022年5月29日(日)13:15

5月27日(金)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 26947.80(9:00)△342.96
高値 26996.70(9:06)△391.86
安値 26762.80(11:18)△157.96
前引 26772.84(11:30)△168.00 +0.63%
 後場
寄付 26785.50(12:30)△180.66
高値 26800.05(13:37)△195.21
安値 26731.60(12:52)△126.76
大引 26781.68(15:00)△176.84 +0.66%

TOPIX
1897.98(9:00)
1898.74(9:03)
1884.57(12:52)
1887.30(15:00)
前日比△9.72 +0.52%

値上がり銘柄数 1228
値下がり銘柄数 528
新高値銘柄数 66
新安値銘柄数 68

騰落レシオ25D 99.3
日経平均25日移動平均乖離率 +0.36%
TOPIX25日移動平均乖離率 +0.33%

米国の小売企業の市場予測を上回る好調な決算を背景に
5/26(木)の米国株は主要3指数そろって大幅高となり
日経平均先物も連動し大幅反発、寄付きは先物にサヤ寄せし
日経平均は26900円台に乗せて始まり、直後に391円上昇しました。
高値 26996.70(9:06)△391.86
27,000円に迫る場面がありましたが、買い一巡後は上げ幅を縮小しました。
日経平均は、26500円水準では押し目買いが入り下げ渋るものの
27,000円に近付くと利益確定売りに押し戻されます。
日本株は底堅いものの、引き続き米国株の動向に短期筋のAIが連動します。
大引 26781.68(15:00)△176.84 +0.66%

5/27(金)主要国市場  
日経平均先物 27,160△350円 先週末26,750円▼20円
NYダウ 33,212.96ドル△575.77ドル 先週末31,261.90ドル△8.77
ナスダック 12,131.131△390.481 先週末11,354.617▼33.879
S&P500 4,158.24△100.40 先週末3,901.36△0.57
10年債利回り 2.743%±0 先週末2.783%▼0.061%
NY原油 115.07ドル△0.98ドル 先週末112.70ドル△0.49ドル
上海総合指数 3,130.2394△7.1315 先週末3,146.5673△49.6025
欧州市場 
ドイツDAX 14,462.19△230.90 先週末13,981.91△99.61
イギリスFTSETM100 7,585.46△20.54 先週末7,389.98△87.24
フランスCAC40 6,515.75△105.17 先週末6,285.24△12.53

週末5/27(金)の米国株 主要3指数は揃って大幅高で続伸
朝方発表の米国物価指標の伸び率が縮小し、インフレ加速への警戒感が
和らぎ、消費関連やハイテク株を中心に買いが入り、引けにかけて上げ幅を
広げました。
NYダウは、先週末まで8週連続で値下がりし記録的な急落が続いていましたが
今週は週間で1951ドル高、6営業日続伸となりました。
4月の米国個人消費支出(PCE)物価指数
前年同月比4.9%上昇 前月5.2%上昇から伸びが鈍化
(FRBが物価指標として重視)
同時に発表された個人消費支出は市場予想以上に伸び
インフレ下の個人消費が底堅く推移していることが好感されました。
米国10年債利回りも上昇一服から徐々に低下しており、相場の下支えになりました。
アップル4%高、マイクロソフト3%高、アマゾン4%高、テスラ7%高
画像処理半導体のエヌビディアは5%高となり、直近急落していたハイテク
ハイグロース株がにぎわいました。
7週下落が続いていたハイテク株比率の高いナスダック指数は、3.33%の
大幅高で続伸して引けました。
米国株は5/20の安値がひとまず底値となりました。
週末の欧州主要国株価も上昇しました。

NYダウ
1/5高値36952.65ドル 5/20安値30635.76ドル
下落幅6316.89 下落率17.1%
5/25終値 32,120.28ドル △191.66ドル +0.60%
5/26終値 32,637.19ドル △516.91ドル +1.60%
5/27終値 33,212.96ドル △575.77ドル +1.76%

ナスダック指数
1/4高値15852.14 5/20安値11035.69
下落幅4816.45 下落率30.4%
5/25終値 11,434.741 △170.293 +1.51%
5/26終値 11,740.650 △305.909 +2.67%
5/27終値 12,131.131 △390.481 +3.33%
  
NYダウは、5/20安値30635.76ドルは長い下ヒゲを引き、ひとまず底打ちとなりましたが
売られすぎからのリバウンドの戻りは月末くらいまでの可能性があります。
目安として、75日移動平均33689.68ドル

ナスダック指数は、5/20安値11035.69で目先底打ちとなっても上値は重くなりそうです。
75日移動平均13095.95 NYダウは75日移動平均水準までの戻りは考えられますが
ナスダック指数の上値は重くなりそうです。

米国株は5月の急落により、年金基金の資産配分見直しに伴う買いが入ることはほぼ確実で
その買い需要は直近安値時点 340億ドル以上の見通しです。
直近の戻りでその額は縮小するかもしれませんが、来週5/30(月)5/31(火)の
米国株月末相場は需給面で下支えになる見込みですが、6月相場は見通しがつきません。

引き続きFRBによる金利引き上げの幅と期間と米国金融引き締めで
特に市場が気にしているのは、量的金融引き締め(QT)です。
6月‐8月に総資産を月額475億ドル減らし、9月以降は毎月950億ドル資産を圧縮すると
いうことです。

5月25日午後発表、5/3~5/4日開催のFOMC議事要旨を公開
議事要旨は、大半の参加者が、今後2回の会合で0.5%の利上げが適切になるだろうと指摘
7月まで3会合連続の0.5%の利上げを支持し、先行きの景気を冷やす懸念より
現在のインフレを封じ込めることを優先する姿勢が改めて確認されました。
それに加えて、FRBの保有資産を圧縮する量的引き締め(QT)
FOMC参加者は景気を熱しも冷やしもしない「中立金利」まで利上げを
急ぐ考えを改めて示しました。
(3月時点の中立金利の中央値は2.4%)
7月まで0.5%の利上げを続けた場合
短期金利指標のフェデラルファンド(FF金利)金利の誘導目標は1.75%~2.00%となり
8月は会合が予定されておらず、9月会合での利上げ幅が0.25%に戻るのか、0.5%の
大幅利上げが継続されるかが焦点となります。

日経平均
1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円
下落幅4706.42 下落率16.01%
直近安値5/12安値25688.11円
5/26終値 26604.84円 ▼72.96円 -0.27%
5/27終値 26781.68円 △176.84 +0.66%

TOPIX
1/5高値2042.00 3/9安値1755.14
下落幅286.86 下落率14.05%
直近安値5/12安値1826.51
5/26終値 1877.58 △1.00 +0.05%
5/27終値 1887.30 △9.72 +0.52%

5月27日(金)
日経平均終値 26781.68円 △176.84円 +0.66%
日経平均先物 27,160 △350円

米国株は5月の相場下落により、月末にかけて年金基金の資産配分見直しに伴う
買いが入るとの観測が相場の需給改善期待になりました。
(買い需要は直近急落時、340億ドル以上の見通し)
この好需給は一時的なもので、月末にかけて上昇しても、6月相場は不透明感が残ります。

5/30(月)の日経平均は、米国時間外株価指数先物の値動きに影響されますが
買い先行で始まり、27,000円台回復が予想されます。
その後は、前日の米国株と日本時間の米国株時間外株価指数先物の動向に
短期筋のAIが反応し、相場が動くことになります。
日本市場の売買シェアの70%が海外投資家のシェアです。
市場全体の過半数が短期筋のAIによる売買ですが、今では個別株の
ほとんどの銘柄にAIが介入しています。

市場は完全にAIが主導しているため、個人投資家がのんびり
優待取り投資を行う時代ではありません。
現状の日本株相場で、儲けるということは市場シェア70%の海外投資家や
国内機関投資家相手に勝たなければ、儲けへの道はなくなります。

日本株は米国株に比べ底堅くなったとはいえ、今後も米国株の影響を少なからず受けます。
そのため、中途半端な株価水準での買いは控えなければなりません。
銘柄によっては、大底形成と考えられる水準から、AIが貸株を使っての
空売りを仕掛け、強引に売り崩しすることもあります。、

異常値まで売り込まれた良い銘柄を厳選し、底値でピンポイントで第1段の買い
短期筋の空売りの標的になり底割れした場合は、時間と値幅を開けて
もう一段の買い下がりするといったリスクを抑えた投資法を見出し
自身の勝ちパターンを磨かなければ短期筋の餌食になりかねません。
時代は激動の時代で、刻一刻と激変し、それにAIが連動する日本市場です。

過去の売買手法のほとんどが通用しなくなりました。
専門家の予想も全く通用しない時代です。
専門家や市場関係者の相場のプロといわれる方々が、年末の日経平均はいくらか?
といった予想をされていますが、今の日本市場はその日の後場の値動きの予想も
困難な場合が多く、予想しても仕方ありません。
コロナと共存するように、海外短期筋と共存して投資に臨まなければなりません。

「短期筋対策」
HFT超高速取引業者のAIが、相場の方向性を決めるため
専門家や市場関係者の予想は全く役に立たなくなりました。 
株価の先々の見通しが不透明になったため、先々の予測ではなく
短期筋がとことん売りたたき、これ以上売り込めないくらいの水準
になった銘柄、好業績にもかかわらず全体相場の需給悪化により底値まで
売り込まれた銘柄の中から買い候補銘柄を厳選します。

今後相場が上昇する過程においては
1,時価総額上位の大型株の上昇
2,その後全体相場が上昇する過程においては売られすぎの中小型株に物色が波及

今回の米国株のリバウンドがどこまで続くか?
それ次第です。
6月相場は、全くの未知数です。
この続きは日々の相場を見たうえで、日々のブログに記載いたします。


コロナと共存するように、海外短期筋と共存して投資に臨まなければなりません。

異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄を分散投資
暴落時に時価総額上位好業績のコア銘柄を分散投資
(時価総額上位銘柄とは 5000億円以上企業)
好業績銘柄が需給悪化により底値まで売り込まれたタイミングでの買い
資金の分散と時間軸の分散が必須(底割れのリスク管理)

1,買ってから40%~50%程度上昇が見込める銘柄の底値買い
2,底値圏、安値圏で底割れリスクの低い銘柄
3,ロシア経済、商品市況の影響を受けない銘柄
4,今後も社会に必要な企業 成長が見込める企業
5,収益が安定している企業
6,業界シェアが高い企業(グローバルニッチ企業含む)
7,今期23年3月期の業績予想が良い銘柄(V字回復を含む)
8,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
 「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)
9,底入れを確認後、トレンド転換銘柄の初動の買い(小ロットの買い)
 それ以外は、中途半端な水準では手出し無用。
10,四季報、クイックコンセンサスの予想は、大きく外れる可能性があるため
 買いのタイミングは2段階の買い下がりも視野に入れる。
 予想と全く異なり下振れした際は、ロスカットする

2022年相場では好内容の銘柄の株価が底値圏であっても、短期筋のAIによる
貸株を使っての空売りによる強引な売り崩しがありましたので、このことは
今後の底値買いの重要課題とします。




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次回更新は、5/30(月)大引け前に更新いたします。
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◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。
会社四季報で確認できます。

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プロフィール

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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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