fc2ブログ

2023-12

今晩以降の米国株の動向を見定めて判断

2022年5月30日(月)12:10

米国株は5/20の安値がひとまず底値となりました。
週末の欧州主要国株価も上昇しました。
詳細は、昨日5/29(日)ブログを更新しましたのでご覧ください。

NYダウ
1/5高値36952.65ドル 5/20安値30635.76ドル
下落幅6316.89 下落率17.1%
5/25終値 32,120.28ドル △191.66ドル +0.60%
5/26終値 32,637.19ドル △516.91ドル +1.60%
5/27終値 33,212.96ドル △575.77ドル +1.76%

ナスダック指数
1/4高値15852.14 5/20安値11035.69
下落幅4816.45 下落率30.4%
5/25終値 11,434.741 △170.293 +1.51%
5/26終値 11,740.650 △305.909 +2.67%
5/27終値 12,131.131 △390.481 +3.33%

週末5/27(金)の米国株 主要3指数は揃って大幅高で続伸
朝方発表の米国物価指標の伸び率が縮小し、インフレ加速への警戒感が
和らぎ、消費関連やハイテク株を中心に買いが入り、引けにかけて上げ幅を
広げました。
NYダウは、先週末まで8週連続で値下がりし記録的な急落が続いていましたが
今週は週間で1951ドル高、6営業日続伸となりました。
4月の米国個人消費支出(PCE)物価指数
前年同月比4.9%上昇 前月5.2%上昇から伸びが鈍化
(FRBが物価指標として重視)
同時に発表された個人消費支出は市場予想以上に伸び
インフレ下の個人消費が底堅く推移していることが好感されました。
米国10年債利回りも上昇一服から徐々に低下しており、相場の下支えになりました。
アップル4%高、マイクロソフト3%高、アマゾン4%高、テスラ7%高
画像処理半導体のエヌビディアは5%高となり、直近急落していたハイテク
ハイグロース株がにぎわいました。
7週下落が続いていたハイテク株比率の高いナスダック指数は、3.33%の
大幅高で続伸して引けました。
米国株は5/20の安値がひとまず底値となりました。
週末の欧州主要国株価も上昇しました。

5月27日(金)
日経平均終値 26781.68円 △176.84円 +0.66%
日経平均先物 27,160 △350円

5月30日(月)東京マーケット
 前場 
寄付 27092.82(9:00)△311.14
高値 27324.86(11:26)△543.18
安値 27057.20(9:08)△275.52
前引 27309.35(11:30)△527.67 +1.97%

先週末に米国株が急騰し、5/20までの記録的な下落から急速に
戻りを試す展開となり、日経平均先物も連動して週末の取引を終えました。
本日は寄り付き前の米国株時間外株価指数先物は主要3指数そろって
上昇しており、寄り付き前の日経平均先物も上昇しており
寄付きは先物にサヤ寄せし、大幅続伸して始まりました。
寄付 27092.82(9:00)△311.14
高値 27057.20(9:08)△275.52
日経平均は、1%を超える高寄り後も買戻しが断続的に入り
前引けにかけて一段高になりました。
高値 27324.86(11:26)△543.18
前引 27309.35(11:30)△527.67 +1.97%
TOPIX前引 1920.23(11:30)△32.93 +1.74%

日経平均
1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円
下落幅4706.42 下落率16.01%
直近安値5/12安値25688.11円
5/26終値 26604.84円 ▼72.96円 -0.27%
5/27終値 26781.68円 △176.84 +0.66%
5/30前引 27309.35(11:30)△527.67 +1.97%

TOPIX
1/5高値2042.00 3/9安値1755.14
下落幅286.86 下落率14.05%
直近安値5/12安値1826.51
5/26終値 1877.58 △1.00 +0.05%
5/27終値 1887.30 △9.72 +0.52%
5/30前引 1920.23(11:30)△32.93 +1.74%

米国株は記録的な急落で5/20に安値を付け、先週売られすぎの
リバウンドによる上昇になりました。
その流れを受けて、本日日経平均は節目であり頑強な上値の壁であった
27,000円の大台に乗せ、4/21高値27580.64円に迫る勢いで
買戻しが断続的に入りました。
直近貸株を使った空売りで大きく下げていた銘柄は、一斉に
買戻し主導で上昇しましたが、この流れがいつまで続くかどうか?
今晩以降の米国株の上昇次第です。
株価が上昇した大きな要因は、好材料や外部要因が好転したためではなく
積み上がっていた売りポジションの買戻しによる上昇です。

短期筋主導の日本市場
下落する時は、短期筋の空売り主導でとことん売り込まれ
上昇する時は、短期筋の買戻し主導で想定を超えた上昇
日常生活においては、コロナウイルスとの共存
株式投資においては短期筋のAIとの共存
新しい時代においては、覚悟を決めて臨まなくてはなりません。

本日の上昇で、大底狙いの銘柄も一段高となったため
リスクをとって上値は追いかけませんが、短期筋主導の日本市場では
常に底値買いに徹し、中途半端な水準での買いは控えなければなりません。

良い銘柄がとことん売り込まれた底値買いを投資戦術として
幅広く売り込まれた安値圏の銘柄を日々チェックする以外短期筋対策はありません。

5/30(月)前引け
東証大型株値上がりランキング
1,シスメックス 8448円 △738円 +9.57%
2,リクルートHD 4679円 △279円 +6.34%
3,ダイキン 20560円 △1185円 +6.12%

4680ラウンドワン
5/23昨年来高値を更新5/23高値1710円
その後新高値をつる勢いはなく、いったん短期調整で値下がりするのではないか?
下値メド1 1400円水準
下値メド2 1300円割れ

4732USS 直近高値5/23高値2566円
5/23高値2566円で天井形成の感触
天井形成の場合今後の想定レンジ
2566円~2200円
配当性向55% 配当利回り2.71%
財務内容も申し分ない銘柄ですが、天井形成が近いとみる銘柄の
順張りの買いは危険です。

引き続きFRBによる金利引き上げの幅と期間と米国金融引き締めで
特に市場が気にしているのは、量的金融引き締め(QT)です。
6月‐8月に総資産を月額475億ドル減らし、9月以降は毎月950億ドル資産を圧縮すると
いうことです。

5月25日午後発表、5/3~5/4日開催のFOMC議事要旨を公開
議事要旨は、大半の参加者が、今後2回の会合で0.5%の利上げが適切になるだろうと指摘
7月まで3会合連続の0.5%の利上げを支持し、先行きの景気を冷やす懸念より
現在のインフレを封じ込めることを優先する姿勢が改めて確認されました。
それに加えて、FRBの保有資産を圧縮する量的引き締め(QT)
FOMC参加者は景気を熱しも冷やしもしない「中立金利」まで利上げを
急ぐ考えを改めて示しました。
(3月時点の中立金利の中央値は2.4%)
7月まで0.5%の利上げを続けた場合
短期金利指標のフェデラルファンド(FF金利)金利の誘導目標は1.75%~2.00%となり
8月は会合が予定されておらず、9月会合での利上げ幅が0.25%に戻るのか、0.5%の
大幅利上げが継続されるかが焦点となります。

米国株上昇次第の日本株です。
今晩以降の米国株の動向を見定めます。




株式 ブログランキングへ

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村




次回更新は、5/31(火)20:00前に更新いたします。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新

◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。
会社四季報で確認できます。

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。

«  | ホーム |  »

プロフィール

k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

最新記事

カテゴリ

参考銘柄 (97)
株式日記 (2727)
株式投資 (16)
空売り (1)
未分類 (24)

アクセスカウンター

ランキング


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

RSSリンクの表示

QRコード

QR