日本株買戻し優勢の流れは米国株次第
2022年6月1日(水)13:10
前日5/31の米国株
NYダウ 32,990.12ドル ▼222.84ドル -0.67%
ナスダック 12,081.391 ▼49.740 -0.41%
S&P500 4,132.15 ▼26.09 -0.62%
米国10年債利回り 2.851% △0.108%
NY原油 115.25ドル
前日の米国株 主要3指数そろって反落
NYダウは7日ぶりに反落 ナスダック指数は4日ぶりに反落
30日EUはロシア産石油の禁輸で合意し、需給の引き締まりが懸念され
31日のNY原油先物相場は、2か月半ぶりに一時1バレル119ドル台後半の高値を付け
高インフレが企業業績を圧迫する懸念が、相場の重しになりました。
NYダウは先週末に1951ドル上昇しており、利益確定売りも出やすく
朝方一時、460ドル安まで下落する場面がありましたが、売り一巡後は
下げ渋り、午後小高くなる場面があり底堅さがありました。
主要3指数は下げたものの、直近の上昇の利益確定売りによる下値は限定的となりました。
6月1日(水)東京マーケット 前場
寄り付き前の米国株主要3指数そろって上昇
寄付 27295.63(9:00)△15.83
前場高値 27482.31(11:28)△202.51
前場安値 27295.42(9:00)△15.62
前引 27472.49(11:30)△192.69 +0.71%
TOPIX前引 1937.61 △24.94 +1.30%
前日の米国株は小幅に反落したものの、朝方の米国株時間外先物が
そろって上昇しており、小幅に反発して始まりました。
寄付 27295.63(9:00)△15.83
為替の円安ドル高を背景にトヨタなどの輸出関連株に買いが入り
米国長期金利が上昇したことから、金融保険株に買い物が入りました。
日経平均は寄付き小幅に反発して始まり、その後買戻しが断続的に入り
前引けにかけて上げ幅を拡大しました。
前場高値 27482.31(11:28)△202.51
前引 27472.49(11:30)△192.69 +0.71%
日経平均+0.71%に対し、TOPIXは1.30%の上昇。
TOPIX前引 1937.61 △24.94 +1.30%
NYダウ
1/5高値36952.65ドル 5/20安値30635.76ドル
下落幅6316.89 下落率17.1%
5/25終値 32,120.28ドル △191.66ドル +0.60%
5/26終値 32,637.19ドル △516.91ドル +1.60%
5/27終値 33,212.96ドル △575.77ドル +1.76%
5/31終値 32,990.12ドル ▼222.84ドル -0.67%
ナスダック指数
1/4高値15852.14 5/20安値11035.69
下落幅4816.45 下落率30.4%
5/25終値 11,434.741 △170.293 +1.51%
5/26終値 11,740.650 △305.909 +2.67%
5/27終値 12,131.131 △390.481 +3.33%
5/31終値 12,081.391 ▼49.740 -0.41%
今晩以降の米国株が、もう一段上昇するか?
リバウンドが終了し下に振れるか?
堅調な日本株も米国株の動向次第です。
◎6月から米国QT開始
FRBは6月1日から量的引き締め(QT)を始め
世界の中銀の資産圧縮は今後1年で2兆ドルに及ぶ見込み。
インフレ対策がその目的ですが、株式などのリスク資産から
米国株マネー流出が今後の不透明感となります。
FRBは6月から月475億ドルを上限に、償還を迎えた国債などの
再投資をやめる形で減額を始め、9月には上限を月950億ドルに拡大する。
資産圧縮は上限が年間で約1.1兆ドルとなり前回のQT(17~19年)の倍にあたる。
◎日本株の羅針盤
5/31(火)ライム市場 銘柄数1837銘柄
プライム市場 25日移動平均
+乖離銘柄数 1154銘柄
+10%以上乖離銘柄数 99銘柄
-乖離銘柄数 679銘柄
-10%以上乖離銘柄数 22銘柄
5/31(火)プライム市場
個別銘柄株価分布 銘柄数1837銘柄
240日間 安値圏0% --- 100高値圏
80%~100% 205銘柄
60%~79.9% 204銘柄
40%~59.9% 308銘柄
20%~39.9% 499銘柄
0%~19.9% 528銘柄
5/31時点で、株価位置39.9以下の銘柄が1027銘柄あります。
昨日は時価総額1000億円以上の銘柄で株価が安い銘柄を見ましたが
「お宝銘柄」がいくつかありました。
しかし、買う場合は全体相場の株価位置も考慮しなければならず
今の日経平均、TOPIXの株価水準からの積極買いはできません。
米国株主導で動く日本株は、米国株のリバウンドの相場が
短期で終わる可能性があるからです。
全体相場の地合いが悪い時は、短期筋主導で売りが優勢になるためです。
日経平均
1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円
下落幅4706.42 下落率16.01%
直近安値5/12安値25688.11円
5/26終値 26604.84円 ▼72.96円 -0.27%
5/27終値 26781.68円 △176.84 +0.66%
5/30終値 27369.43円 △587.75円 +2.19%
5/31終値 27279.80円 ▼89.63円 -0.33%
TOPIX
1/5高値2042.00 3/9安値1755.14
下落幅286.86 下落率14.05%
直近安値5/12安値1826.51
5/26終値 1877.58 △1.00 +0.05%
5/27終値 1887.30 △9.72 +0.52%
5/30終値 1922.44 △35.14 +1.86%
5/31終値 1912.67 ▼9.77 -0.51%
この続きは明日ご紹介いたします。


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村
次回更新は、6/2(木)20:00前に更新いたします。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。
会社四季報で確認できます。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
前日5/31の米国株
NYダウ 32,990.12ドル ▼222.84ドル -0.67%
ナスダック 12,081.391 ▼49.740 -0.41%
S&P500 4,132.15 ▼26.09 -0.62%
米国10年債利回り 2.851% △0.108%
NY原油 115.25ドル
前日の米国株 主要3指数そろって反落
NYダウは7日ぶりに反落 ナスダック指数は4日ぶりに反落
30日EUはロシア産石油の禁輸で合意し、需給の引き締まりが懸念され
31日のNY原油先物相場は、2か月半ぶりに一時1バレル119ドル台後半の高値を付け
高インフレが企業業績を圧迫する懸念が、相場の重しになりました。
NYダウは先週末に1951ドル上昇しており、利益確定売りも出やすく
朝方一時、460ドル安まで下落する場面がありましたが、売り一巡後は
下げ渋り、午後小高くなる場面があり底堅さがありました。
主要3指数は下げたものの、直近の上昇の利益確定売りによる下値は限定的となりました。
6月1日(水)東京マーケット 前場
寄り付き前の米国株主要3指数そろって上昇
寄付 27295.63(9:00)△15.83
前場高値 27482.31(11:28)△202.51
前場安値 27295.42(9:00)△15.62
前引 27472.49(11:30)△192.69 +0.71%
TOPIX前引 1937.61 △24.94 +1.30%
前日の米国株は小幅に反落したものの、朝方の米国株時間外先物が
そろって上昇しており、小幅に反発して始まりました。
寄付 27295.63(9:00)△15.83
為替の円安ドル高を背景にトヨタなどの輸出関連株に買いが入り
米国長期金利が上昇したことから、金融保険株に買い物が入りました。
日経平均は寄付き小幅に反発して始まり、その後買戻しが断続的に入り
前引けにかけて上げ幅を拡大しました。
前場高値 27482.31(11:28)△202.51
前引 27472.49(11:30)△192.69 +0.71%
日経平均+0.71%に対し、TOPIXは1.30%の上昇。
TOPIX前引 1937.61 △24.94 +1.30%
NYダウ
1/5高値36952.65ドル 5/20安値30635.76ドル
下落幅6316.89 下落率17.1%
5/25終値 32,120.28ドル △191.66ドル +0.60%
5/26終値 32,637.19ドル △516.91ドル +1.60%
5/27終値 33,212.96ドル △575.77ドル +1.76%
5/31終値 32,990.12ドル ▼222.84ドル -0.67%
ナスダック指数
1/4高値15852.14 5/20安値11035.69
下落幅4816.45 下落率30.4%
5/25終値 11,434.741 △170.293 +1.51%
5/26終値 11,740.650 △305.909 +2.67%
5/27終値 12,131.131 △390.481 +3.33%
5/31終値 12,081.391 ▼49.740 -0.41%
今晩以降の米国株が、もう一段上昇するか?
リバウンドが終了し下に振れるか?
堅調な日本株も米国株の動向次第です。
◎6月から米国QT開始
FRBは6月1日から量的引き締め(QT)を始め
世界の中銀の資産圧縮は今後1年で2兆ドルに及ぶ見込み。
インフレ対策がその目的ですが、株式などのリスク資産から
米国株マネー流出が今後の不透明感となります。
FRBは6月から月475億ドルを上限に、償還を迎えた国債などの
再投資をやめる形で減額を始め、9月には上限を月950億ドルに拡大する。
資産圧縮は上限が年間で約1.1兆ドルとなり前回のQT(17~19年)の倍にあたる。
◎日本株の羅針盤
5/31(火)ライム市場 銘柄数1837銘柄
プライム市場 25日移動平均
+乖離銘柄数 1154銘柄
+10%以上乖離銘柄数 99銘柄
-乖離銘柄数 679銘柄
-10%以上乖離銘柄数 22銘柄
5/31(火)プライム市場
個別銘柄株価分布 銘柄数1837銘柄
240日間 安値圏0% --- 100高値圏
80%~100% 205銘柄
60%~79.9% 204銘柄
40%~59.9% 308銘柄
20%~39.9% 499銘柄
0%~19.9% 528銘柄
5/31時点で、株価位置39.9以下の銘柄が1027銘柄あります。
昨日は時価総額1000億円以上の銘柄で株価が安い銘柄を見ましたが
「お宝銘柄」がいくつかありました。
しかし、買う場合は全体相場の株価位置も考慮しなければならず
今の日経平均、TOPIXの株価水準からの積極買いはできません。
米国株主導で動く日本株は、米国株のリバウンドの相場が
短期で終わる可能性があるからです。
全体相場の地合いが悪い時は、短期筋主導で売りが優勢になるためです。
日経平均
1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円
下落幅4706.42 下落率16.01%
直近安値5/12安値25688.11円
5/26終値 26604.84円 ▼72.96円 -0.27%
5/27終値 26781.68円 △176.84 +0.66%
5/30終値 27369.43円 △587.75円 +2.19%
5/31終値 27279.80円 ▼89.63円 -0.33%
TOPIX
1/5高値2042.00 3/9安値1755.14
下落幅286.86 下落率14.05%
直近安値5/12安値1826.51
5/26終値 1877.58 △1.00 +0.05%
5/27終値 1887.30 △9.72 +0.52%
5/30終値 1922.44 △35.14 +1.86%
5/31終値 1912.67 ▼9.77 -0.51%
この続きは明日ご紹介いたします。


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村
次回更新は、6/2(木)20:00前に更新いたします。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。
会社四季報で確認できます。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。