米国株のリバウンド相場はどこまで続くか
2022年6月3日(金)13:00
前日6/2の米国株
NYダウ 33,248.28ドル △435.05ドル +1.32%
ナスダック 12,316.898 △322.438 +2.68%
S&P500 4,176.82 △75.59 +1.84%
米国10年債利回り 2.910% ▼0.004%
NY原油 116.91
前日の米国株 主要3指数は揃って大幅高で反発
NYダウ、ハイテク株比率が高いナスダック指数は3営業日ぶりに反発。
米民間雇用サービス会社ADRが2日発表した5月の全米雇用リポートは
非農業部門の雇用者数が12万8000人増加にとどまり、前月20万2000人増加
市場予想29万9000人増加をともに大幅に下回りました。
3日発表の5月の米雇用統計 ADPリポートを受け、雇用統計が強い結果に
なるとの見方が薄れ、金融引き締めの加速に対する警戒感がやや後退
FRBのタカ派姿勢後退を見込んだ先回り買いが入りました。
NYダウ
1/5高値36952.65ドル 5/20安値30635.76ドル
下落幅6316.89 下落率17.1%
5/25終値 32,120.28ドル △191.66ドル +0.60%
5/26終値 32,637.19ドル △516.91ドル +1.60%
5/27終値 33,212.96ドル △575.77ドル +1.76%
5/31終値 32,990.12ドル ▼222.84ドル -0.67%
6/1 終値 32,813.23ドル ▼176.89ドル -0.53%
6/2 終値 33,248.28ドル △435.05ドル +1.32%
ナスダック指数
1/4高値15852.14 5/20安値11035.69
下落幅4816.45 下落率30.4%
5/25終値 11,434.741 △170.293 +1.51%
5/26終値 11,740.650 △305.909 +2.67%
5/27終値 12,131.131 △390.481 +3.33%
5/31終値 12,081.391 ▼49.740 -0.41%
6/1 終値 11,994.460 ▼86.931 -0.71%
6/2 終値 12,316.898 △322.438 +2.68%
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500指数は
5月20日取引時間中に一時3810まで水準を切り下げました。
高値からの下落率は、弱気相場入りの目安とされる20%を超えたものの
終値ベースは下落率は20%に届かず、3810からリバウンドになっています。
S&P500指数 5/20安値3810 この水準が当面の下値となるか?
6/1終値 4,101.23 ▼30.92 -0.74%
6/2終値 4,176.82 △75.59 +1.84%
6月3日(金)東京マーケット 前場
寄付 27660.62(9:00)△246.74
前場高値 27776.33(9:31)△362.45
前場安値 27614.86((10:27)△156.97
前引 27713.23(11:30)△299.35 +1.09%
TOPIX前引 1931.67△5.28 +0.27%
前日の米国株式市場で主要指数が大幅に上昇し、朝方から
ファストリ、東京エレク、ソフトバンクGなどの
日経平均寄与度上位値値嵩株が買われ、買戻しも入り
一時362円上昇する場面がありました。
買い一巡後はやや伸び悩みましたが、深押す場面は見られず
本日も買戻しが相場の下支えになりました。
前場日経平均は先物買いが主導し、1.09%上昇したのに対し
TOPIX前引は、+0.27%にとどまりました。
◎買い銘柄の絞り込みと買いのタイミング
1,「ファンダメンタルズ分析」
企業業績や財務状況といった基礎的な要因から判断
四季報、クイックコンセンサスなどで判断
2,「テクニカル分析」
株価チャートのトレンドやパターンを把握し
過去の高値安値その時の業績と比較して判断する
3,株式市場の地合いと相場環境、日経平均の株価位置を確認
日経平均の水準がレンジ上限付近の時は、外部要因で下落する
可能性が高まるため、良い銘柄があっても積極買いは行わない
日経平均のレンジ位置が低い時に異常値まで売り込まれた好内容の銘柄を買う
◎短期筋相手に生き残る売買ルール
1,買ってから40%~50%程度上昇が見込める銘柄の底値買い
2,底値圏、安値圏で底割れリスクの低い銘柄
3,ロシア経済、商品市況の影響を受けない銘柄
4,今後も社会に必要な企業 成長が見込める企業
5,毎期収益が安定している高収益企業
6,業界シェアが高い企業(グローバルニッチ企業含む)
7,今期23年3月期の業績予想が良い銘柄(V字回復を含む)
8,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)
9,底入れを確認後、トレンド転換銘柄の初動の買い(小ロットの買い)
それ以外は、中途半端な水準では手出し無用。
10,四季報、クイックコンセンサスの予想は、大きく外れる可能性があるため
買いのタイミングは2段階の買い下がりも視野に入れる。
予想と全く異なり下振れした際は、ロスカットする
11,2022年相場では好内容の銘柄の株価が底値圏であっても、短期筋のAIによる
貸株を使っての空売りによる強引な売り崩しがありましたので、このことは
今後の底値買いの重要課題とします。
◎日本株の羅針盤
6/2(木)ライム市場 銘柄数1837銘柄
プライム市場 25日移動平均
+乖離銘柄数 1298銘柄
+10%以上乖離銘柄数 131銘柄
-乖離銘柄数 536銘柄
-10%以上乖離銘柄数 20銘柄
6/2(木)プライム市場
個別銘柄株価分布 銘柄数1837銘柄
240日間 安値圏0% --- 100高値圏
80%~100% 233銘柄
60%~79.9% 226銘柄
40%~59.9% 327銘柄
20%~39.9% 505銘柄
0%~19.9% 504銘柄
2日、FRBブレイナード副議長はFRBが利上げを一時停止するのは
難しいだろうと述べ、インフレ率を目標の2%に戻すために
まだ多くのやるべき仕事があると強調しました。
直近、FRB高官から金融引き締めに積極的なタカ派寄りの発言が
相次いでいます。
1日、セントルイス連銀ブラード総裁が、FRBはインフレ期待の制御を
失う危機にひんしていると指摘し、インフレ対応の必要性を訴えました。
米国株の5/20底打ち後のリバウンド相場がどこまで続くかは誰にもわかりませんが
日本株は米国株に連動するため、今後も注意が必要です。
金利上昇とQT開始のダブルパンチを市場は完全に織り込んだかどうか?
今後の米国株の動向が判断します。
金利上昇とQT開始のダブルパンチにつきましては
昨日のブログに記載いたしましたのでご参照ください。
今晩週末の米国株に大きな変化があった場合は
6/5(日)15:00頃までにブログの臨時更新を行います。
特に大きな動きがない場合は、次回更新は、6/6(月)
大引け前の更新とさせていただきます。


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(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。
会社四季報で確認できます。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
前日6/2の米国株
NYダウ 33,248.28ドル △435.05ドル +1.32%
ナスダック 12,316.898 △322.438 +2.68%
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米国10年債利回り 2.910% ▼0.004%
NY原油 116.91
前日の米国株 主要3指数は揃って大幅高で反発
NYダウ、ハイテク株比率が高いナスダック指数は3営業日ぶりに反発。
米民間雇用サービス会社ADRが2日発表した5月の全米雇用リポートは
非農業部門の雇用者数が12万8000人増加にとどまり、前月20万2000人増加
市場予想29万9000人増加をともに大幅に下回りました。
3日発表の5月の米雇用統計 ADPリポートを受け、雇用統計が強い結果に
なるとの見方が薄れ、金融引き締めの加速に対する警戒感がやや後退
FRBのタカ派姿勢後退を見込んだ先回り買いが入りました。
NYダウ
1/5高値36952.65ドル 5/20安値30635.76ドル
下落幅6316.89 下落率17.1%
5/25終値 32,120.28ドル △191.66ドル +0.60%
5/26終値 32,637.19ドル △516.91ドル +1.60%
5/27終値 33,212.96ドル △575.77ドル +1.76%
5/31終値 32,990.12ドル ▼222.84ドル -0.67%
6/1 終値 32,813.23ドル ▼176.89ドル -0.53%
6/2 終値 33,248.28ドル △435.05ドル +1.32%
ナスダック指数
1/4高値15852.14 5/20安値11035.69
下落幅4816.45 下落率30.4%
5/25終値 11,434.741 △170.293 +1.51%
5/26終値 11,740.650 △305.909 +2.67%
5/27終値 12,131.131 △390.481 +3.33%
5/31終値 12,081.391 ▼49.740 -0.41%
6/1 終値 11,994.460 ▼86.931 -0.71%
6/2 終値 12,316.898 △322.438 +2.68%
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500指数は
5月20日取引時間中に一時3810まで水準を切り下げました。
高値からの下落率は、弱気相場入りの目安とされる20%を超えたものの
終値ベースは下落率は20%に届かず、3810からリバウンドになっています。
S&P500指数 5/20安値3810 この水準が当面の下値となるか?
6/1終値 4,101.23 ▼30.92 -0.74%
6/2終値 4,176.82 △75.59 +1.84%
6月3日(金)東京マーケット 前場
寄付 27660.62(9:00)△246.74
前場高値 27776.33(9:31)△362.45
前場安値 27614.86((10:27)△156.97
前引 27713.23(11:30)△299.35 +1.09%
TOPIX前引 1931.67△5.28 +0.27%
前日の米国株式市場で主要指数が大幅に上昇し、朝方から
ファストリ、東京エレク、ソフトバンクGなどの
日経平均寄与度上位値値嵩株が買われ、買戻しも入り
一時362円上昇する場面がありました。
買い一巡後はやや伸び悩みましたが、深押す場面は見られず
本日も買戻しが相場の下支えになりました。
前場日経平均は先物買いが主導し、1.09%上昇したのに対し
TOPIX前引は、+0.27%にとどまりました。
◎買い銘柄の絞り込みと買いのタイミング
1,「ファンダメンタルズ分析」
企業業績や財務状況といった基礎的な要因から判断
四季報、クイックコンセンサスなどで判断
2,「テクニカル分析」
株価チャートのトレンドやパターンを把握し
過去の高値安値その時の業績と比較して判断する
3,株式市場の地合いと相場環境、日経平均の株価位置を確認
日経平均の水準がレンジ上限付近の時は、外部要因で下落する
可能性が高まるため、良い銘柄があっても積極買いは行わない
日経平均のレンジ位置が低い時に異常値まで売り込まれた好内容の銘柄を買う
◎短期筋相手に生き残る売買ルール
1,買ってから40%~50%程度上昇が見込める銘柄の底値買い
2,底値圏、安値圏で底割れリスクの低い銘柄
3,ロシア経済、商品市況の影響を受けない銘柄
4,今後も社会に必要な企業 成長が見込める企業
5,毎期収益が安定している高収益企業
6,業界シェアが高い企業(グローバルニッチ企業含む)
7,今期23年3月期の業績予想が良い銘柄(V字回復を含む)
8,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)
9,底入れを確認後、トレンド転換銘柄の初動の買い(小ロットの買い)
それ以外は、中途半端な水準では手出し無用。
10,四季報、クイックコンセンサスの予想は、大きく外れる可能性があるため
買いのタイミングは2段階の買い下がりも視野に入れる。
予想と全く異なり下振れした際は、ロスカットする
11,2022年相場では好内容の銘柄の株価が底値圏であっても、短期筋のAIによる
貸株を使っての空売りによる強引な売り崩しがありましたので、このことは
今後の底値買いの重要課題とします。
◎日本株の羅針盤
6/2(木)ライム市場 銘柄数1837銘柄
プライム市場 25日移動平均
+乖離銘柄数 1298銘柄
+10%以上乖離銘柄数 131銘柄
-乖離銘柄数 536銘柄
-10%以上乖離銘柄数 20銘柄
6/2(木)プライム市場
個別銘柄株価分布 銘柄数1837銘柄
240日間 安値圏0% --- 100高値圏
80%~100% 233銘柄
60%~79.9% 226銘柄
40%~59.9% 327銘柄
20%~39.9% 505銘柄
0%~19.9% 504銘柄
2日、FRBブレイナード副議長はFRBが利上げを一時停止するのは
難しいだろうと述べ、インフレ率を目標の2%に戻すために
まだ多くのやるべき仕事があると強調しました。
直近、FRB高官から金融引き締めに積極的なタカ派寄りの発言が
相次いでいます。
1日、セントルイス連銀ブラード総裁が、FRBはインフレ期待の制御を
失う危機にひんしていると指摘し、インフレ対応の必要性を訴えました。
米国株の5/20底打ち後のリバウンド相場がどこまで続くかは誰にもわかりませんが
日本株は米国株に連動するため、今後も注意が必要です。
金利上昇とQT開始のダブルパンチを市場は完全に織り込んだかどうか?
今後の米国株の動向が判断します。
金利上昇とQT開始のダブルパンチにつきましては
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今晩週末の米国株に大きな変化があった場合は
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2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
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