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2023-12

週末6/10(金)米国株は大幅安で3営業日続落

2022年6月12日(日)14:00

世界経済の中心、米国株式市場
NYダウは、1/5高値36952.65ドル、ナスダック指数11/22高値16212.23
いずれも史上最高値を付けたものの、22年に入り年初から下降基調に転じました。
5/20直近安値から、リバウンド狙いの買いや買戻しが入り相場は
一時的に上昇に転じましたが、先週末にかけて再びインフレによる景気減速
積極的な金融引き締めを警戒する売りが優勢になり、再び5/20安値水準に近付きました。

週末6/10(金)米国株は大幅安で3営業日続落

NYダウ
1/5高値36952.65ドル 5/20安値30635.76ドル
下落幅6316.89 下落率17.1%
5/25(水)終値 32,120.28ドル △191.66ドル +0.60%
5/26(水)終値 32,637.19ドル △516.91ドル +1.60%
5/27(金)終値 33,212.96ドル △575.77ドル +1.76%
5/30(月)終値 米国市場はメモリアルデーで休場
5/31(火)終値 32,990.12ドル ▼222.84ドル -0.67%
6/1 (水)終値 32,813.23ドル ▼176.89ドル -0.53% 
6/2 (木)終値 33,248.28ドル △435.05ドル +1.32% 
6/3 (金)終値 32,899.70ドル ▼348.58ドル -1.05%
6/6 (月)終値 32,915.78ドル △ 16.08ドル +0.04%
6/7 (火)終値 33,180.14ドル △264.36ドル +0.80%
6/8 (水)終値 32,910.90ドル ▼269.24ドル -0.81%
6/9 (木)終値 32,272.79ドル ▼638.11ドル -1.93%
6/10(金)終値 31,392.79ドル ▼880.00ドル -2.73%
5月米国消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回り
FRBが、インフレ加速を背景に積極的な利上げを進めるとの見方が高まり
景気減速への警戒感から幅広い銘柄に売りが広がりました。

ナスダック指数
1/4高値15852.14 5/20安値11035.69
下落幅4816.45 下落率30.4%
5/25(水)終値 11,434.741 △170.293 +1.51%
5/26(水)終値 11,740.650 △305.909 +2.67%
5/27(金)終値 12,131.131 △390.481 +3.33%
5/30(月)終値 米国市場はメモリアルデーで休場
5/31(火)終値 12,081.391 ▼ 49.740 -0.41% 
6/1 (水)終値 11,994.460 ▼ 86.931 -0.71% 
6/2 (木)終値 12,316.898 △322.438 +2.68%
6/3 (金)終値 12,012.734 ▼304.164 -2.47%
6/6 (月)終値 12,061.370 △ 48.636 +0.40%
6/7 (火)終値 12,175.232 △113.862 +0.94%
6/8 (水)終値 12,086.271 ▼ 88.961 -0.73%
6/9 (木)終値 11,754.226 ▼332.045 -2.74%
6/10(金)終値 11,340.024 ▼414.202 -3.52%
5月米国消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回り
FRBが、インフレ加速を背景に積極的な利上げを進めるとの見方が高まり
景気減速への警戒感から幅広い銘柄に売りが広がりました。

日経平均
1/5高値29388.16円 3/9安値24681.74円
下落幅4706.42 下落率16.01%
戻り高値 3/25高値28338.81円
直近安値5/12安値25688.11円
6/9戻り高値 28389.75円

6月10日(金)
日経平均終値 27824.29円 ▼422.24 -1.49%
日経平均先物 27,340円 ▼510円

TOPIX
1/5高値2042.00 3/9安値1755.14
下落幅286.86 下落率14.05%
戻り高値3/25高値1994.32
直近安値5/12安値1826.51
6/9戻り高値 1978.39


週末6月10日(金)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 27996.35(9:00)▼250.18
高値 28044.45(9:05)▼202.08
安値 27805.45(10:22)▼441.08
前引 27848.79(11:30)▼397.74 -1.41%
 後場
寄付 27904.72(12:30)▼341.81
多感 27908.47(12:30)▼338.06
安値 27795.17(14:10)▼451.36
大引 27824.29(15:00)▼422.24 -1.49%

TOPIX
1950.16(9:00)
1955.80(9:05)
1941.22(14:10)
1943.09(15:00)
前日比▼25.96 -1.32%

値上がり銘柄数 176
値下がり銘柄数 1634
新高値銘柄数 41
新安値銘柄数 20

騰落レシオ25D 99.5
日経平均25日移動平均乖離率 +2.99% 
TOPIX25日移動平均乖離率 +2.37%

欧州中央銀行(ECB)が、9日の理事会で7月に量的緩和の終了を決め
7月中には0.25%の利上げに踏み切る方針を声明文に明記しました。
今後の利上げについて、9月に再び政策金利を引き上げるとの見解が
盛り込まれました。
この報道を受けて米国長期金利が上昇し、高PERのハイテク株、グロース株が
売られました。
6/9(木)の米国株、欧州主要国株が全面安となり
東京マーケットも寄付きから売り優勢の展開となりました。
安寄り直後に、28,000円を回復する場面がありましたが
6/9(木)は売り圧力が強く、日経平均、TOPIXは200日移動平均を割り込み
下値を探る展開になりました。
前日のナスダック指数▼2.74%安の影響を受け
主力大型株、ハイグロース株が売り込まれました。
直近米国株や外部要因の影響を受けにくくなり
売り方の買戻しによる踏み上げ相場に入っていた日経平均は
6/9(木)の米国株、欧州主要国株大幅安の影響を受けました。


週末6/10(金)主要国市場  
日経平均先物 27,340円▼510円 先々週末27,570円▼220円
NYダウ 31,392.79ドル▼880.00ドル 先々週末32,899.70ドル▼348.58ドル
ナスダック 11,340.024▼414.202 先々週末12,012.734▼304.164
S&P500 3,900.86▼116.96 先々週末4,108.54▼68.28
10年債利回り 3.161%△0.116% 先々週末2.938%△0.028%
NY原油 120.47ドル▼1.04ドル 先々週末120.26ドル△3.39ドル
上海総合指数 3,284.8341△45.8798 先々週末3,195.4580△13.3014
欧州市場 
ドイツDAX 13,761.83▼436.97 先々週末14,460.09▼25.08
イギリスFTSETM100 7,317.52▼158.69 先々週末7,532.95▼74.71
フランスCAC40 6,187.23▼171.23 先々週末6,485.30▼15.14

週末6/10(金)米国株、欧州主要国株は大幅安で続落
朝方発表、5月米国消費者物価指数(CPI)の伸び率が市場予想を上回り
インフレ加速を背景にFRBが、積極的な利上げを進めるとの見方が高まり
景気減速への警戒感から幅広い銘柄に売りが広がりました。
5月CPIは前年同月比8.6%上昇 4月8.3%上昇から伸びが加速し
市場予想を上回りました。
6月と7月FOMCで通常の倍にあたる0.5%の利上げが織り込まれましたが
6月に0.75%利上げ予想や、9月も0.5%の利上げに動くとの観測が広がりました。
10日発表、6月消費者態度指数は2カ月連続で低下し、統計開始以来で最低となり
インフレ懸念で消費者景況感が急激に悪化しました。
米国長期金利は一時、3.17%まで上昇し、1カ月ぶりの高水準になりました。
米国株主要3指数は揃って3営業日大幅安で続落となりました。

6月10日(金)
日経平均終値 27824.29円 ▼422.24 -1.49%
日経平均先物 27,340円 ▼510円

週末の米国株、欧州主要国株大幅下落の流れを受けて、大幅安になった
日経平均先物にサヤ寄せして、6/13(月)は全面安の展開で始まる見込みです。

先週6/9(木)日経平均は28389.75円まで買戻し主導で買われ
多くの市場関係者や専門家の方々が相場の強気に傾きました。
しかし、6/9(木)米国株の急落を受けて、米国株離れしていた日本株も週末は
これに連動し大幅安で反落して引けました。
6/10(金)米国株は3営業日続落、再び5/20安値水準の手前まで下落しました。
日本株の米国株離れといっても売り方の買戻しが主導しての上昇です。
6/13(月)は売り先行で始まりそれ以降は、米国株、時間外株価指数先物を
短期筋のAIがどのように判断するか?
再び売り仕掛けを行ってくるか?
米国株の下げ止まりを待つことになりそうです。

日本市場のメインプレーヤーはAIを駆使した高速取引業者

100万分の1秒を競う短期筋主導の株式市場では、専門家の予想は通用しません。
その日に相場の急変があったとしても事前の予想できず、ヘッドライン報道や
様々な後講釈が付きます。

2022年相場は波乱の相場となりました。
ロシアのウクライナ侵攻による資源穀物価格上昇は想定外

専門家が2022年のドル円相場は、22年末には125円水準まで円安が進むとの予想は
現時点で135円水準の円安進行へ

様々な市場に与える世界の変化を予測しても仕方ありません。
好業績予想の銘柄を事前に研究し、その中から売られすぎの異常値まで
値下がりする銘柄を監視し、待ち伏せ買い、突っ込み買いを行う以外
短期筋相手に個人投資家が勝ち残る道は見当たりません。
市場の過半数の売買シェアを握るのは、100万分の1秒を競う
HFT超高速取引業者のAI、ヘッジファンドなどの短期筋です。

上場銘柄のほとんどに短期筋のAIが介入しているといわれ
同じ土俵の短期勝負では、よほどの腕がなければ勝ち残れなくなりました。
個人投資家の人気がある「優待取り」も「株価異常値まで値下がった大底買い」で
買わなければ、「非常に高い優待の権利」をとり、墓穴を掘ることになりかねません。
食事券をもらうためにその数倍、数十倍の損を抱えたのでは、本末転倒です。

異常値まで売りたたかれた好内容の銘柄を分散投資
暴落時に時価総額上位好業績のコア銘柄を分散投資
(時価総額上位銘柄とは 5000億円以上企業)
好業績銘柄が需給悪化により底値まで売り込まれたタイミングでの買い
資金の分散と時間軸の分散が必須(底割れのリスク管理)

1,買ってから40%~50%程度上昇が見込める銘柄の底値買い
2,底値圏、安値圏で底割れリスクの低い銘柄
3,ロシア経済、商品市況の影響を受けない銘柄
4,今後も社会に必要な企業 成長が見込める企業
5,収益が安定している企業
6,業界シェアが高い企業(グローバルニッチ企業含む)
7,今期23年3月期の業績予想が良い銘柄(V字回復を含む)
8,異常値まで買われた銘柄の天井形成を見定め、新値をとれなくなった時点で
 「空売り」検討 (空売りにおいて、ロスカット値は必須)
9,底入れを確認後、トレンド転換銘柄の初動の買い(小ロットの買い)
 それ以外は、中途半端な水準では手出し無用。
10,四季報、クイックコンセンサスの予想は、大きく外れる可能性があるため
 買いのタイミングは2段階の買い下がりも視野に入れる。
 予想と全く異なり下振れした際は、ロスカットする

今後業績回復が見込める底値圏銘柄
異常値まで売り込まれた大底圏の投資妙味銘柄
(中途半端な株価水準の買いは厳禁、資金の分散と時間の分散)

これらの銘柄を外部要因主導でインデックスとともに下がったところを
銘柄の分散、時間の分散を考慮して買って、上昇を待つ以外ないと思います。

1,最高益予想銘柄
2,収益の上方修正が見込め、反発力のある銘柄
3,連続増収、連続増益銘柄
4,連続増配銘柄の中から収益の上方修正が見込め株価が低位置の銘柄

相場は悪材料山積の調整局面の安値で買わなくてはいけません。
高値圏や中途半端な水準での買いは厳禁で、短期筋の餌食になりかねません。
6/13(月)以降、米国株の動向には細心の注意をしますが、日本株独自の
底堅さがみられるかどうか? これにつきます。

安値圏の好内容銘柄がありますので、ピンチの局面があれば
分散投資も視野に入れ今後の全体相場をみて判断します。
6/17(金)会社四季報が発売されますので、四季報内容と株価位置をチャートで
見直す重要な時期と考えます。




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次回更新は6/13(月)大引け前更新予定です。
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◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。
会社四季報で確認できます。

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「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
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なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。

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プロフィール

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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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