10時過ぎに長い陰線を引き「包み足」
2022年6月20日(月)11:40
先週末の米国株急落や概況につきましては、6/19(日)
ブログを更新しましたのでご参照ください。
6/17(金)主要国市場
日経平均先物 25,960円△180円 先々週末27,340円▼510円
NYダウ 29,888.78ドル▼38.29ドル 先々週末31,392.79ドル▼880.00ドル
ナスダック 10,798.350△152.251 先々週末11,340.024▼414.202
S&P500 3,674.84△8.07 先々週末3,900.86▼116.96
10年債利回り 3.234%△0.035% 先々週末3.161%△0.116%
NY原油 110.48ドル▼7.11ドル 先々週末120.47ドル▼1.04ドル
上海総合指数 3,316.7857△31.4012 先々週末3,284.8341△45.8798
欧州市場
ドイツDAX 13,126.26△87.77 先々週末13,761.83▼436.97
イギリスFTSETM100 7,016.25▼28.73 先々週末7,317.52▼158.69
フランスCAC40 5,882.65▼3.59 先々週末6,187.23▼171.23
終末6/17の米国株 NYダウは小幅続落、ナスダック指数、S&P500指数は反発
欧州主要国株は高安まちまち。
米国株主要3指数は朝方揃って反発しましたが、FRBの急激な金融引き締めが
景気悪化を招くとの懸念は強く、NYダウは3連休を控えた売りが出て
上値が重く、小幅に続落して引けました。
17日の米国原油先物相場が▼7%安まで急落し、1カ月ぶりの安値を付けました。
FRBが景気よりインフレ抑制を重視する姿勢を示しているため
NYダウ、S&P500指数は買戻しの動きは限定的となり上値が重く
NYダウは引けにかけてマイナス圏に転落し、年初来安値を更新しました。
6月17日(金)
日経平均終値 25963.00円 ▼468.20円 -1.77%
日経平均先物 25,960円 △180円
6月20日(月)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 26156.62(9:00)△193.62
高値 26156.62(9:00)△193.62
安値 25520.23(11:27)▼442.77
前引 25534.68(11:30)▼428.32 -1.65%
寄付きは自律反発狙いの買いが入り26100円台で始まりました。
しかし買いは続かず、じりじりと株価は切り下がり、マイナス圏に転落し
先物売りに押され、10時過ぎに下げ幅を拡大しました。
節目である5/12安値25688.11円を割り込み、前引けにかけて下値模索の展開となりました。
寄付き天井、前引け安値引け
前場上下幅 636.39円
NYダウは先週末6/16(木)3万ドルの大台を割り込み、5/17(金)には
連日の年初来安値を更新しました。
5/20安値30635.76ドルまで値下がりしたときは、売られすぎのリバウンドや
買戻しが入り、6/1高値33272.34ドルまで戻りを試す場面がありました。
今回の6/17安値29653.29ドルは、これで下げ一巡となり目先戻ったとしても
7月の米国CPI,FOMCの重要イベントを消化しなければならず
7月相場も乱高下する可能性が残っています。
一方、日経平均株価は年初来安値3/9安値24681.74円まではまだ余裕があり
重要な節目となっている5/12安値25688.11円も何とか割り込まずに
粘っていましたが、原稿を書いているたった今割り込んできました。
日経平均、TOPIXは先週末6/17(金)長い下ヒゲを引き売り一巡後
下げ幅を縮小しましたが、今の時点6/20(月)10時過ぎでは長い陰線を引き
それが本日前場には「包み足」になったため、今晩以降の米国株によってはもう一段の
下値を探る可能性が高まりました。
今後も7月にかけて、米国株の影響を受けることには変わりなく
7月の米国の重要イベント、CPI,FOMCを波乱なく
通過するかどうかには不透明感が残ります。
四季報夏号、四季報プロ500が、先週末配送されこれを連日研究していますが、
連続最高益更新中で、今期、来期も最高益予想の銘柄でも年初来安値どころか
昨年来安値(2021年)を下回り、コロナショック水準以来の安値に放置され
底値圏でも短期筋の貸株を使った売りにさらされている銘柄があります。
買ってもよい銘柄、買いたい銘柄が多々見受けられますが、7月の米国の
重要イベントを前にここで積極買いするわけにもいかず
今は監視銘柄の様子見に留めています。
7月の突っ込みの場面があれば、売られすぎの異常値ともいえる大底を
ピンポイントで買う準備だけはしておきます。
会社四季報夏号では、サプライズ銘柄が紹介されましたが
1日の出来高が、1万株にも満たない市場性が低い銘柄が多く紹介されています。
1日に3,000株もできない銘柄を多くの投資家が見るサプライズ銘柄として
取り上げるのはいかがかと思いますが、実際に売買を行わない記者の方と
日々売買を行う投資家の差があります。
1日に数千株しかできない銘柄は市場性が低く、このような銘柄は売買の対象ではありません。
買おうとすると値が飛びやすく、売ろうとすると値が大きく崩れるのが、薄商いの銘柄です。
どんなに良い内容でも「市場性の低い銘柄」は避けるべきです。
◎2022年後半相場
1、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化 世界的なインフレ
資源エネルギー価格上昇、穀物価格上昇
2,米国、欧州の金融引き締めによる景気減速懸念と主要国株価下落
3,中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーンの混乱
このような厳しい環境においても、稼ぐ力が高く最高益予想の銘柄は
多く存在します。
7月にかけても米国株の動向に影響を受ける相場が続きそうです。
こうしたピンチの場面では、チャンスが出てくるものです。
チャンスをつかむためにも、売られすぎの異常値まで叩き売られた好業績銘柄の
選別作業に専念します。
◎ROE
企業がどれだけの利益を上げているかを表す重要な財務指標
ROEが高いほど経営効率が良い。
ROEは採算を示す売上高純利益率
総資産が効率よく売上高に結びついているかを示す総資産回転率
総資産が自己資本の何倍かを示す財務レバレッジの3つに分解
ROE=当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE=EPS(一株当たり利益)÷ BPS(一株当たり純資産)× 100
難しく考えず、四季報夏号で前期ROE 今期予想ROEを比べ
増加している銘柄をチェックなさることをお勧めします。
以下の3つのポイントが重要です。
1,売り上げが前期より今期伸びている 増収予想
2,営業利益が前期より今期伸びている 増益予想
3,ROEが前期より今期伸びている
以上の3点が伸びていて、株価が2021年1月以降、直近の株価位置が
低い銘柄をチャートで確認します。
「会社四季報夏号」で、内容を確認して銘柄を絞り込みます。


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次回更新は6/21(火)20:00前に更新予定です。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
◎個人投資家の特権
AIが主導する現在の日本市場
個人投資家最大の武器
時を味方につける
短期筋は100万分の1秒を競う高速商い
機関投資家は、相場を休むことは許されない。
個人投資家は、分からないとき、迷った時、様子を見ることができ
最大の武器である休むことができる。
とことん売り込まれ、これ以上、下がりようがない株価まで値下がりした
好内容の優良企業、グローバルニッチ企業を大底買いして
上がるまでじっと待つことができる。
◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。
会社四季報で確認できます。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
先週末の米国株急落や概況につきましては、6/19(日)
ブログを更新しましたのでご参照ください。
6/17(金)主要国市場
日経平均先物 25,960円△180円 先々週末27,340円▼510円
NYダウ 29,888.78ドル▼38.29ドル 先々週末31,392.79ドル▼880.00ドル
ナスダック 10,798.350△152.251 先々週末11,340.024▼414.202
S&P500 3,674.84△8.07 先々週末3,900.86▼116.96
10年債利回り 3.234%△0.035% 先々週末3.161%△0.116%
NY原油 110.48ドル▼7.11ドル 先々週末120.47ドル▼1.04ドル
上海総合指数 3,316.7857△31.4012 先々週末3,284.8341△45.8798
欧州市場
ドイツDAX 13,126.26△87.77 先々週末13,761.83▼436.97
イギリスFTSETM100 7,016.25▼28.73 先々週末7,317.52▼158.69
フランスCAC40 5,882.65▼3.59 先々週末6,187.23▼171.23
終末6/17の米国株 NYダウは小幅続落、ナスダック指数、S&P500指数は反発
欧州主要国株は高安まちまち。
米国株主要3指数は朝方揃って反発しましたが、FRBの急激な金融引き締めが
景気悪化を招くとの懸念は強く、NYダウは3連休を控えた売りが出て
上値が重く、小幅に続落して引けました。
17日の米国原油先物相場が▼7%安まで急落し、1カ月ぶりの安値を付けました。
FRBが景気よりインフレ抑制を重視する姿勢を示しているため
NYダウ、S&P500指数は買戻しの動きは限定的となり上値が重く
NYダウは引けにかけてマイナス圏に転落し、年初来安値を更新しました。
6月17日(金)
日経平均終値 25963.00円 ▼468.20円 -1.77%
日経平均先物 25,960円 △180円
6月20日(月)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 26156.62(9:00)△193.62
高値 26156.62(9:00)△193.62
安値 25520.23(11:27)▼442.77
前引 25534.68(11:30)▼428.32 -1.65%
寄付きは自律反発狙いの買いが入り26100円台で始まりました。
しかし買いは続かず、じりじりと株価は切り下がり、マイナス圏に転落し
先物売りに押され、10時過ぎに下げ幅を拡大しました。
節目である5/12安値25688.11円を割り込み、前引けにかけて下値模索の展開となりました。
寄付き天井、前引け安値引け
前場上下幅 636.39円
NYダウは先週末6/16(木)3万ドルの大台を割り込み、5/17(金)には
連日の年初来安値を更新しました。
5/20安値30635.76ドルまで値下がりしたときは、売られすぎのリバウンドや
買戻しが入り、6/1高値33272.34ドルまで戻りを試す場面がありました。
今回の6/17安値29653.29ドルは、これで下げ一巡となり目先戻ったとしても
7月の米国CPI,FOMCの重要イベントを消化しなければならず
7月相場も乱高下する可能性が残っています。
一方、日経平均株価は年初来安値3/9安値24681.74円まではまだ余裕があり
重要な節目となっている5/12安値25688.11円も何とか割り込まずに
粘っていましたが、原稿を書いているたった今割り込んできました。
日経平均、TOPIXは先週末6/17(金)長い下ヒゲを引き売り一巡後
下げ幅を縮小しましたが、今の時点6/20(月)10時過ぎでは長い陰線を引き
それが本日前場には「包み足」になったため、今晩以降の米国株によってはもう一段の
下値を探る可能性が高まりました。
今後も7月にかけて、米国株の影響を受けることには変わりなく
7月の米国の重要イベント、CPI,FOMCを波乱なく
通過するかどうかには不透明感が残ります。
四季報夏号、四季報プロ500が、先週末配送されこれを連日研究していますが、
連続最高益更新中で、今期、来期も最高益予想の銘柄でも年初来安値どころか
昨年来安値(2021年)を下回り、コロナショック水準以来の安値に放置され
底値圏でも短期筋の貸株を使った売りにさらされている銘柄があります。
買ってもよい銘柄、買いたい銘柄が多々見受けられますが、7月の米国の
重要イベントを前にここで積極買いするわけにもいかず
今は監視銘柄の様子見に留めています。
7月の突っ込みの場面があれば、売られすぎの異常値ともいえる大底を
ピンポイントで買う準備だけはしておきます。
会社四季報夏号では、サプライズ銘柄が紹介されましたが
1日の出来高が、1万株にも満たない市場性が低い銘柄が多く紹介されています。
1日に3,000株もできない銘柄を多くの投資家が見るサプライズ銘柄として
取り上げるのはいかがかと思いますが、実際に売買を行わない記者の方と
日々売買を行う投資家の差があります。
1日に数千株しかできない銘柄は市場性が低く、このような銘柄は売買の対象ではありません。
買おうとすると値が飛びやすく、売ろうとすると値が大きく崩れるのが、薄商いの銘柄です。
どんなに良い内容でも「市場性の低い銘柄」は避けるべきです。
◎2022年後半相場
1、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化 世界的なインフレ
資源エネルギー価格上昇、穀物価格上昇
2,米国、欧州の金融引き締めによる景気減速懸念と主要国株価下落
3,中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーンの混乱
このような厳しい環境においても、稼ぐ力が高く最高益予想の銘柄は
多く存在します。
7月にかけても米国株の動向に影響を受ける相場が続きそうです。
こうしたピンチの場面では、チャンスが出てくるものです。
チャンスをつかむためにも、売られすぎの異常値まで叩き売られた好業績銘柄の
選別作業に専念します。
◎ROE
企業がどれだけの利益を上げているかを表す重要な財務指標
ROEが高いほど経営効率が良い。
ROEは採算を示す売上高純利益率
総資産が効率よく売上高に結びついているかを示す総資産回転率
総資産が自己資本の何倍かを示す財務レバレッジの3つに分解
ROE=当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE=EPS(一株当たり利益)÷ BPS(一株当たり純資産)× 100
難しく考えず、四季報夏号で前期ROE 今期予想ROEを比べ
増加している銘柄をチェックなさることをお勧めします。
以下の3つのポイントが重要です。
1,売り上げが前期より今期伸びている 増収予想
2,営業利益が前期より今期伸びている 増益予想
3,ROEが前期より今期伸びている
以上の3点が伸びていて、株価が2021年1月以降、直近の株価位置が
低い銘柄をチャートで確認します。
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2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
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