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2023-03

月末にかけて配当再投資の買い

2022年6月29日(水)12:05

前日6/28の米国株
NYダウ 30,946.99ドル ▼491.27ドル -1.56%
ナスダック 11,181.540 ▼343.011 -2.97%
S&P500 3,821.55 ▼78.56 -2.01% 
米国10年債利回り 3.178% ▼0.030%  
NY原油 111.93ドル

前日の米国株 主要3指数は揃って続落
中国の新型コロナウイルス感染防止の水際対策緩和を
好感した買いが先行し主要3指数上昇して始まりましたが
消費者景況感悪化を映す指標を受け、売りが広がり
マイナス圏に転落し引けにかけて下げ幅を広げました。
NYダウは朝方、446ドル上昇しました。
米国カンファレンス・ボードが28日に発表
6月の米国消費者信頼感指数は98.7
5月の103.2から低下し、市場予想の100にも届かず
ガソリン、食品を中心に物価上昇からインフレ懸念の高まりが
改めて認識され、相場の売り材料になりました。
NYダウは引けにかけて下げ幅を広げ、午前の高値からの下落幅は
一時950ドルとなり、荒れた相場になりました。
米国10年債利回りは、3.2%水準で高止まりしていることも
ハイテク株、グロース株の重しになりナスダック指数は2.97%の
大幅下落となりました。
欧州主要国株は揃って反発しました。


6月29日(水)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 26814.23(9:00)▼235.24
高値 26858.68(9:17)▼190.89
安値 26687.47(9:44)▼362.00
前引 26759.99(11:30)▼289.48 -1.07%

TOPIX前引け 1892.74 ▼14.64 -0.77%

前日の米国株が主要3指数そろって大幅安で続落し
連動して値下がりした日経平均先物にサヤ寄せして
売り優勢で始まりました
日経平均は、昨日まで4連騰していたため利益確定売りも出て
戻りは鈍く、一時362円下落する場面がありましたが下げ一巡後は
26,700円台での小動きになり前引けを迎えました。


◎底打ち後のリバウンド相場の日柄

22年安値3/9安値24681.74円からのリバウンド
日柄6営業日 25日移動平均回復
3/25高値28338.81円まで 上昇の日柄12営業日
ザラ場ベースで200日移動平均にワンタッチ

5/12安値25688.11円からのリバウンド
日柄4営業日後、25日、75日移動平均水準での推移となり
5/30に上抜けて、6/9高値28389.75円まで上昇
終値ベースで200日移動平均回復は2営業日
上昇の日柄20営業日

直近の日経平均は、米国株急落の影響を受けて
6/20安値25520.23円で目先の底打ち
6/28ザラ場高値までの上昇幅は、1542.08円
日柄6営業日
昨日の米国株が朝高後、売りが広がりマイナス圏に転落し
大幅反落したこともあり、7月相場も見通しにくい相場となっています。

一方、日本株は米国株に連動するものの、米国株より底堅く推移しています。
今週は週末にかけて、配当の再投資による好需給のため
よほどの外部要因の悪化がなければ、月内は底堅く推移する可能性が高いと考えます。
7月相場は、米国は重要なイベントを通過し、市場の判断を見なければなりません。
7月にかけても米国株は荒れ模様になることを前提に相場に臨みます。


売られすぎの銘柄の戻りは?

3182オイシックス・ラ・大地
2021年 9/22高値5220円 10/20高値5160円 11/4高値5080
右肩下がりのトリプルトップ形成後、本格調整局面入り
6/20安値1411円 底打ち感
6/28高値1625円まで戻りました
21年9/22高値5220円は史上最高値であり、大相場を出した後は2年、3年
株価は大きく戻りそうもなく、目先は戻っても1800円程度までと考えます。
コロナとの共存が進み、人々は自らの足で買い物に行くようになった分
業績の伸び悩みになる模様。

以前ブログでご紹介した売られすぎ銘柄
7453良品計画
2021年 3/18高値2829円 9/14戻り高値2615円から本格調整局面
4/27安値1109円でようやく下げ止まりました。
戻りは6/3高値1465円 その後米国株安の影響を受けましたが
相場は大崩れせず底堅く推移しています。

ロシアによるウクライナ侵攻による食料飼料など資源価格上昇
原油価格上昇、農薬価格上昇、これにより物価が高騰しインフレが加速しました。
米国欧州諸国では、インフレ率が8%を超えてこの状況の改善は見いだせません。
インフレ進行により米国は一層の金融引き締めに大きくかじを取り、金利上昇により
米国株は大きく下落し、株安が世界に波及しました。
その間、中国の「ゼロコロナ政策」による都市閉鎖が、世界経済減速を加速させました。
昨日の中国の新型コロナウイルス感染防止の水際対策緩和の報道はありましたが
回復までは時間がかかります。

「プーチン大統領の戦争」によりインフレが世界に広がり株価は急落
世界の中心米国株は、インフレ対策の金融引き締めが7月相場にも
影響をもたらす可能性が残ります。

一人の独裁者による人災から世界が激動の時代に巻き込まれました。
ウクライナ国民の皆様の苦悩に比べれば、米国発の株価急落の影響など
大した問題ではありませんが、プーチン大統領の影響を受けての株価暴落は
7月の米国株の重要イベント通過後、市場の判断を待つことになります。

2年、3年に1度は暴落がありますが、短期筋のAIの影響力が大きくなり
相場の上下波動は一段と大きくなり、この現象は個別銘柄にも波及しています。
波瀾の2022年相場は、半年を経過しました。
7月の米国株が天王山になるのではないか? と考え突っ込みの場面で
特に突出している好業績銘柄の突っ込み買いの待ち伏せを行う予定です。


◎最高益更新予想 ボックス相場銘柄

6723ルネサスエレクトロニクス 6/20安値1223円買いサイン
(底値圏銘柄ではありません) 
日立、三菱電、NECの半導体が統合 車載マイコン世界首位級
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.12   994,418 183,601 152,463 127,261  69.0
22.12予 1,480,000 420,000 390,000 295,000 151.4
今期、来期最高益予想
直近高値6/2高値1561円 直近安値3/8安値1145円
レンジ下限1150円~1250円 6/20安値1223円買いサイン
レンジ上限1500円~1550円売り
1年後は、もう一段上昇する可能性があります。




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次回更新は6/30(木)大引け前に更新予定です。

ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新

◎2022年後半相場
1、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化 世界的なインフレ
 資源エネルギー価格上昇、穀物価格上昇
2,米国、欧州の金融引き締めによる景気減速懸念と主要国株価下落
3,中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーンの混乱
このような厳しい環境においても、稼ぐ力が高く最高益予想の銘柄は
多く存在します。

7月にかけても米国株の動向に影響を受ける相場が続きそうです。
米国重要イベント
7月13日 消費者物価指数(CPI)発表 要注意
6月の米国株急落は、CPIが予想値を上回ったため急落のトリガーになりました。
7/26~7/27米国FOMC 7/27パウエル議長記者会見
7/28 4-6月期実質GDP速報

7月末の米国FOMC後のパウエル議長記者会見で
9月の利上げについてどのような言及があるのか?
インフレ対策の利上げをさらに進める過程において、景気後退に陥る
可能性が高まるため、7月の議長発言には世界が注目します。

米国利上げ
3月 0.25%利上げ
5月 0.5%利上げ
6月 通常の3倍の0.75%利上げ
今後の市場予測
7月 0.5% or 0.75%利上げ?
9月 0.5%利上げ?
11月 0.25%利上げ?
12月 0.25%利上げ?

こうしたピンチの場面では、チャンスが出てくるものです。
チャンスをつかむためにも、売られすぎの異常値まで叩き売られた好業績銘柄の
選別作業に専念します。

◎ROE
企業がどれだけの利益を上げているかを表す重要な財務指標
ROEが高いほど経営効率が良い。
ROEは採算を示す売上高純利益率
総資産が効率よく売上高に結びついているかを示す総資産回転率
総資産が自己資本の何倍かを示す財務レバレッジの3つに分解

ROE=当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROE=EPS(一株当たり利益)÷ BPS(一株当たり純資産)× 100
難しく考えず、四季報夏号で前期ROE 今期予想ROEを比べ
増加している銘柄をチェックなさることをお勧めします。

以下の3つのポイントが重要です。
1,売り上げが前期より今期伸びている 増収予想
2,営業利益が前期より今期伸びている 増益予想
3,ROEが前期より今期伸びている 

以上の3点が伸びていて、株価が2021年1月以降、直近の株価位置が
低い銘柄をチャートで確認します。
「会社四季報夏号」で、内容を確認して銘柄を絞り込みます。


◎個人投資家の特権
AIが主導する現在の日本市場
個人投資家最大の武器
時を味方につける
短期筋は100万分の1秒を競う高速商い
機関投資家は、相場を休むことは許されない。
個人投資家は、分からないとき、迷った時、様子を見ることができ
最大の武器である休むことができる。
とことん売り込まれ、これ以上、下がりようがない株価まで値下がりした
好内容の優良企業、グローバルニッチ企業を大底買いして
上がるまでじっと待つことができる。

◎初心者の個人投資家がやってはいけないこと
1,分不相応の全額投資と1銘柄の集中投資
(余裕資金の範囲内の投資を心掛ける)
2,危ない銘柄、金融資産の低い銘柄
継続前提に疑義注記 37銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
継続前提に重要事象 125銘柄 避けるべき銘柄 四季報参照
利益剰余金が低水準、マイナスの銘柄は買ってはいけない。
3,株価位置が中途半端な水準の銘柄と業績低迷で下げ続ける銘柄
2021年1月~直近のチャートを見て、株価位置を確認する。
売買の前に必ず確認することをお勧めします。
会社四季報で確認できます。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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