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2023-03

欧州主要国株が軒並み大幅安の余波

2022年7月6日(水)12:25

前日7/5の米国株
NYダウ 30,967.82ドル ▼129.44ドル -0.41%
ナスダック 11,322.238 △194.393 +1.74%
S&P500 3,831.39 △6.06 +0.15%
米国10年債利回り 2.812% ▼0.080%  
NY原油 101.04ドル
欧州市場
ドイツDAX 12,401.20 ▼372.18 -2.91%
イギリスFTSETM100 7,025.47 ▼207.18 -2.86%
フランスCAC40 5,794.96 ▼159.69 -2.68%

前日の欧州主要国株が軒並み大幅安となり、米国株も
売り先行で始まりました。
NY原油先物相場が大幅安となり、一時1バレル97ドル台前半
4月下旬以来の安値をつけました。
金や銅など国際商品価格も軒並み下落。
10年債利回りが一時2.78%まで低下し、10年債が2年債を下回る
景気後退の予兆である逆イールドが再び発生しました。
FRBの金融引き締めによる景気減速懸念から、幅広い銘柄に
売りが広がり、NYダウは一時700ドル超値下がりする場面がありました。
売り一巡後、後後になると下げ幅を急速に縮小しました。
長期金利急落から高PERのハイテク株、グロース株に買い戻しが入り
相場全体をけん引しました。
NYダウは、700ドル安から129ドル安まで下げ幅を縮小し
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、+1.74%の大幅高で
続伸して引けました。


7月6日(水)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 26190.40(9:00)▼233.07
高値 26298.96(10:11)▼124.51
安値 26051.19(10:43)▼372.28
前引 26089.86(11:30)▼333.61 -1.26%

前日の欧州株に連鎖した株安の流れを引き継ぎ、売り先行で始まりました。
ロシアからのエネルギー供給停止不安から天然ガス先物価格が上昇しており
エネルギー高によるドイツ経済への悪影響を懸念した売りが、欧州主要国株に広がり
ドイツDAX指数は、1年8カ月ぶりの安値で引けました。
欧州主要国株が軒並み下げた流れを引き継ぎ、米国株にも売りが波及しました。
日本も多くのエネルギー資源をロシアから輸入しているため、朝方から先物売りが
優勢となりました。
安寄り後下げ渋る場面がありましたが、上値は重く再び先物主導で
下げ幅を広げ333円値下がりして前引けを迎えました。


超一流株 
4519中外製薬 5/18寄付き3584円買い
7/6前引け33628円 
2021年以降高低 21年1/12高値6435円 6/17安値3258円 安値更新
2002年にスイスのメガファーマであるロシュ傘下入り
がん・腎・骨を主領域に世界で開発主流の抗体バイオ医薬では国内最先行
ロシュからの導入品で新薬候補は、がん関連中心に極めて豊富
自社創製品のグローバル後期開発販売は、ロシュの力を最大限活用し
他社にない戦略独自性もつ。
売上 営業益 経常益 純益 EPS 配当 単位百万円(EPS配当円単位)
21.12   999,759 421,897 419,385 302,995 184.3
22.12予 1,230,000 510,000 510,000 370,000 225.0
23.12予 1,170,000 438,000 430,000 311,000 189.1
米国株安の影響を受け、6/17安値3258円まで値下がりしました。
7月は米国重要イベントを控え、米国株は乱高下の可能性は否定できず
7月にかけての戻りで、いったん手仕舞います。
75日移動平均 3772円 200日移動平均 3859円 これが戻りの目安ですが
米国株が弱いと上記株価までの戻りは難しくなりそうです。

6630ヤーマン 7/6前場高値1717円
1700円を挟んで売り買い交錯となり、高値圏でのもみ合いが続いています。
6/29高値1792円を超えるかどうかは、五分五分と見ます。
もう一段上昇し新高値をとってから、空売りを検討します。


7/8は、ETFの配当金捻出のため、1兆円規模の売りがでるといわれています。
昨日の欧州主要国株が大幅安となり、米国株にも影響が出ましたが
ナスダック指数が切り返しに転じ上げ幅を広げたため、相場全体が買い戻されました。
しかし、米国株自体大きく上昇する買い材料はなく、7月の重要イベントが控えているため
再び安値を更新するか?
安値を更新した場合の日本株への影響はどの程度か?
全く予想がつきません。
値上がりした銘柄は欲をかかずに臨機応変に利益確定売りを行い
7月の突っ込みに備えて、好業績の底値圏銘柄を買う準備だけはしておきます。

7月8日(金)1兆円の売り 短期筋の動向に注意
7月13日(水) 消費者物価指数(CPI)発表 要注意
日本市場は、7/14(木)の株価に反映




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次回更新は7/7(木)20:00前に更新予定です。

ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新

◎2022年後半相場
1、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化 世界的なインフレ
 資源エネルギー価格上昇、穀物価格上昇
2,米国、欧州の金融引き締めによる景気減速懸念と主要国株価下落
 米国長期金利上昇=ハイテク株比率の高いナスダック指数下落
3,中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーンの混乱
このような厳しい環境においても、稼ぐ力が高く最高益予想の銘柄は
多く存在します。

2022年米国株は歴史的な暴落となりました。
米国株主要3指数 2022年上半期(1月~6月期)
NYダウの下落率▼15.3%、1962年以来60年ぶりの大きさ
ハイテク株比率の高いナスダック指数▼29.5%、上半期の下落率としては過去最大
多くの機関投資家が運用指標にするS&P500指数▼20.6%、1970年以来
52年ぶりの大きさとなりました。

7月は重要イベントの月
7月13日 消費者物価指数(CPI)発表 要注意
6月の米国株急落は、CPIが予想値を上回ったため急落のトリガーになりました。
7/26~7/27米国FOMC 7/27パウエル議長記者会見
7/28 4-6月期実質GDP速報

米国はインフレによる物価高でバイデン大統領の支持率がじりじりと下がり
秋の中間選挙で民主党が獲得票を減らすことはほぼ確実の状況です。
大統領は、利上げによる景気減速や、株価下落も容認している模様で
インフレ対策の金融引き締めがしばらく続く模様です。
7月中に米国株がどこまで値下がりするか?
それに連動する日本株の下げは?
重要な月となりそうです。

7月末の米国FOMC後のパウエル議長記者会見で
9月の利上げについてどのような言及があるのか?
インフレ対策の利上げをさらに進める過程において、景気後退に陥る
可能性が高まるため、7月の議長発言には世界が注目します。

米国利上げ
3月 0.25%利上げ
5月 0.5%利上げ
6月 通常の3倍の0.75%利上げ
今後の市場予測
7月 0.5% or 0.75%利上げ?
9月 0.5%利上げ?
11月 0.25%利上げ?
12月 0.25%利上げ?

7月にかけても米国株の動向に影響を受ける相場が続きそうです。
7月突っ込みの場面を待ち伏せ買いします。

こうしたピンチの場面では、チャンスが出てくるものです。
チャンスをつかむためにも、売られすぎの異常値まで叩き売られた好業績銘柄の
選別作業に専念します。
買い候補銘柄は、今後も相場次第で変更します。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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