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2023-12

どこまで上昇するかは短期筋のAI次第

2022年7月21日(木)19:00

前日の米国株
NYダウ 31,874.84ドル △47.79ドル +0.15%
ナスダック 11,897.651 △184.503 +1.57%
S&P500 3,959.90 △23.21 +0.58%
米国10年債利回り 3.029% △0.005% 
NY原油 99.57ドル

前日の米国株 主要3指数は揃って続伸
原油など国際商品相場が下落し、インフレ懸念が和らぎ
FRBが利上げペースを加速する見方が弱まっており
市場予想を上回る決算発表が多く、安心感が出てきました。
企業の業績悪化の懸念や来週発表の主力ハイテク株の決算内容への
不安も和らぎ、弱気相場は底入れしたとの見方から
持たざるリスクが意識されました。
ハイテク株、グロース株が相場をけん引しました。


7月21日(木)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 27627.88(9:00)▼52.38
高値 27683.23(9:07)△2.97
安値 27562.01(10:07)▼118.25
前引 27657.53((11:30)▼22.73 -0.08%
 後場
寄付 27722.89(12:30)△42.63
高値 27803.00(15:00)△122.74 
安値 27696.85(12:30)△16.59
大引 27803.00(15:00)△122.74 +0.44%

TOPIX
1938.76(9:00)
1951.01(14:52)
1935.96(9:16)
1950.59(15:00)
前日比△4.15 +0.21%

値上がり銘柄数 1312
値下がり銘柄数 441
新高値銘柄数 104
新安値銘柄数 1

騰落レシオ25D 132.3△12.4

日経平均25日移動平均乖離率 +4.76%
TOPIX25日移動平均乖離率 +3.75%

日経平均は昨日までの上昇で、200日移動平均を回復し
1300円ほど上昇し5営業日続伸となったため、利益確定売りが
先行しマイナス圏で始まりまりました
寄付 27627.88(9:00)▼52.38
高値 27683.23(9:07)△2.97
一時118円値下がりする場面がありましたが下値を探る動きは見られず
安値 27562.01(10:07)▼118.25
小幅に反落して前引けを迎えました
前引 27657.53((11:30)▼22.73 -0.08%

日銀が金融政策決定会合の結果を発表し
大規模な金融緩和政策の継続を発表
後場はプラス圏に浮上して取引が始まりました
寄付 27722.89(12:30)△42.63
安値 27696.85(12:30)△16.59
13時過ぎ、ロシアとドイツを結ぶ主要ガスパイプライン
ノルドストリームが定期点検を終え、ガス供給が再開したことが
報道され、エネルギー供給リスクが無事通過
日経平均は大引けにかけて買戻しが入り一段高し
高値引けとなりました
高値 27803.00(15:00)△122.74 

日経平均株価は6日続伸して引けました。
大引 27803.00(15:00)△122.74 +0.44%


日経平均昨年9/14高値30795.78円 バブル後戻り高値
売り方の買戻し主導で踏み上げ相場になりました。
その後は米国株暴落の影響を受けて、3/9安値24681.74円 底値形成
先物売り主導で個別銘柄は空売りで異常値まで売りたたかれる銘柄続出
以降は先物主導で、ボックス相場が続いています。


6/9高値28389.75円 3/25高値28338.81円

6/28高値27062.31円 5/18高値27053.18円 4/21高値27580.64円 

本日7/21(木) 27803.00円 △122.74円 +0.44% 6日続伸 高値引け
27,000円超 - - - 利益確定売りをこなし 7/20(水)27680.26円 △718.58円

26,500円 - - - - -

26,000円割れ - - -押し目買い、先物買い

6/20安値25520.23円 5/12安値25688.11円 

3/9安値24681.74円 2022年年初来安値


日経平均は買戻しが主導して、200日移動平均を回復して
再び戻り高値圏まで上昇しました。
昨日7/20(水)27680.26円 △718.58円 +2.67% 5日続伸
本日7/21(木) 27803.00円 △122.74円 +0.44% 6日続伸

外部環境が大きく変化したわけではなく、大きな買い材料が出たわけでもなく
米国株、欧州主要国株が、底値圏から戻りを試す場面となり、日本市場も
買戻し主導で再び戻りを試す相場展開になりました。

海外短期筋主導の日本市場では
短期筋と同じ土俵で戦わず 
全体相場が底値圏で、良い銘柄の安値圏で買うこと
全体相場が高値水準は、保有株の戻り高値を売り検討する

今後の世界情勢や今後の株価を「人知」による予測をしても仕方ありません。
現在の相場は、短期筋の動向で相場の方向性が決まります。
AIによる短期筋の売買は、百万分の1秒を競う時代になっています。
短期筋が叩き売った安値を拾い、短期筋が買い戻して相場が上昇したところを
「利食い千人力」 そして上値が重いとAIが判断したときは再び売り崩されます。
「日柄調整の日数」も考慮し、安くなった好決算銘柄を買う。

短期筋と同じ土俵で戦ってはいけません。
今期好業績銘柄で来期も業績見通しの良い銘柄をいかに安く買うかです。

全体相場がもう一段上昇した場合は、高値圏で買うのではなく
逆に現金ポジションを高めて、「買われすぎの銘柄の空売り」を検討することが
短期筋主導の日本市場で最も有効策と考えます。


短期筋対策底値買い銘柄2 
6183ベル24HD 1/12寄付き1209円買い 7/13(水)1Q決算発表通過
7/21終値1496円 直近高値4/8高値1578円 1/11安値1195円大底
コールセンター事業大手 伊藤忠が筆頭株主40.7%保有
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.2  135,735 11,799 11,305  7,252  98.6
22.2  146,479 13,234 13,463  8,943 121.7(4/6決算発表)
23.2予 148,000 14,000 13,900  9,200 125.1(会社予想)
24.2予 153,000 15,200 15,600 10,300 139.7
ファンドの動向
三井住友DSアセットマネジメント
1/31 新規に買い 0 - 5.67% 1/31終値1413円
4/15 1.18%買い増し 5.67% - 6.85% 4/15終値1497円
今2023年2月期の業績予想も増収増益、増配見込み
2021年高低 3/18高値1966円 12/20安値1197円
2020年高低 8/6高値1865円 3/19安値852円 コロナショック時
2019年高低 11/19高値1837円 1/10安値1181円
2018年高低 7/12高値2059円 12/25安値1106円 トランプ政権クリスマス暴落
7/13(水)1Q決算発表
  売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
23.2 1Q 39,244 4,278 4,047 2,558 34.78
進捗率 +26.51% +30.55% +29.11% +27.8% +27.86%
決算内容は、進捗率25%を超えており好決算でしたが
7/14(木)は朝方から売りが優勢となり、1336円まで売られる場面がありました。
引けにかけては下げ幅を縮小し、長い下ヒゲを引いての陽線で引けました。
7/19窓を開けて大陽線を引き、7/21高値1505円まで買われました。
4/8高値1578円トライの場面があるかどうか?
このまま保有します。
中期売り目標 1600円 4/8高値1578円
長期売り目標 1800円~2000円
短期筋のAI主導の日本市場臨機応変に売り場を模索します。

短期筋対策底値買い銘柄3 
世界シェアトップのニッチ企業 
4109ステラケミファ 3/4寄付き2368円買い 決算発表8/5
7/21終値2484円 直近高値3/25高値2728円 3/8安値2210円大底
電子部品用フッ素高純度薬品でシェア国内7割、世界8割
リチウムイオン電池用添加剤強化 
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連21.3  32,893 4,081 4,020 2,959 230.7
連22.3  37,296 4,583 5,707 5,364 423.0(5/10決算発表通過)
連23.3予 37,500 4,600 5,800 4,200 335.6(5/10会社予想)
連24.3予 38,700 5,000 6,200 4,400 333.0
コロナショック安値 20年3/17安値2065円
その後の高値21年1/25高値3780円
長期下降トレンド 2022年3/8安値2210円 大底
☆☆☆ここに注目
毎年底打ち後、3000円台以上に上昇
2021年高低 1/25高値3780円 12/20安値2459円
2020年高低 12/7高値3635円 3/17安値2065円(コロナショック)
2019年高低 11/18高値3455円 8/7安値2450円
2018年高低 9/27高値4265円 12/25安値2361円(トランプショック)
2022年想定レンジ 3/8安値2210円大底~3400円
3/25高値2728円まで買われ、その後全体相場急落の影響を受け
底練り、横ばいが続いています。
7月、8月相場も米国株次第の流れになりそうですがこのまま保有します。
このまま中長期保有
長期売り目標 3000円~3300円

短期筋対策底値買い銘柄4 
6376日機装 3/7 700円買い 決算発表8/15
7/21終値831円 直近高値3/30高値935円 3/9安値666円大底
化学用精密ポンプ首位、人工腎臓(透析機器)もトップシェア
ナノテク、航空機エンジン部材へ展開中
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
20.12  158,542 10,229  9,045  6,560  92.1
22.12予 180,000 10,800  9,800  5,900  82.8(四季報新春号)
21.12  167,759  3,125  3,952  221  3.1
22.12予 196,000 10,000  8,600  5,800 81.4(会社予想)
22.12予 170,000 35,000 33,600 15,000 201.9(会社予想3/14修正)
毎年1度は、1200円水準以上まで買われる銘柄のため
2022年想定レンジ 3/9安値666円~BPS1292円
中長期売り目標 BPS1292円水準
2021年高値 3/18高値1257円
2020年高値 1/30高値1479円
2019年高値 5/21高値1508円
このまま有中長期保有で、BPS1292円目標

短期筋対策底値買い銘柄6 
ヘルスケア関連コア銘柄 時価総額上位超一流株
6869シスメックス 3/17寄付き8281円買い 決算発表8/4
7/21終値9477円 直近高値4/7高値9815円 安値5/12安値7415円 
臨床検査機器では国内首位 血球計数分野では世界でもトップシェア
検査用試薬で高シェアを誇る医療機器メーカー。
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.3  305,073 51,792 48,033 33,142 158.7
22.3  363,780 67,416 64,346 44,093 210.9 最高益更新
23.3予 410,000 76,000 72,500 50,000 239.0(5/12会社予想)
24.3予 435,000 81,000 77,500 54,000 257.6
~21年1/29 ブラックロックジャパン他(ブラックロックは世界1のファンド)
新規に買い 0 - 5.05% 21年1/29終値12235円
連続最高益 23年3月期、24年3月期連続最高益更新予想
社会に最も必要な企業の中の1社です。
売り目標1 12000円
売り目標2 14000円
米国株安が続いた場合、戻りメド1 9800円
2022年後半相場予想レンジ 5/12安値7415円~9800円
米国株に連動、外国人比41.5% 海外投資家が買わないと上昇しません。
7/21高値9481円まで買われ、4/7高値9815円トライの場面があるかどうか?
決算発表8/4
7月いっぱい様子を見るつもりです。
短期筋のAI主導の日本市場臨機応変に売り場を模索します。

短期筋対策底値買い銘柄7 
医療器具、ヘルスケア関連コア銘柄 時価総額上位超一流株
4543テルモ 3/17寄付き3637円買い 決算発表8/9
7/21値4499円 直近高値7/21高値4506円 安値3/9安値3479円底値形成
療用機器・器具の大手メーカー
心臓血管分野の製品に強く、カテーテルやディスポーザブル機器では国内首位
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.3  613,842  98,386  97,060 77,268 102.3
22.3  703,303 115,960 114,501 88,813 117.5(5/12決算発表)
23.3予 775,000 132,000   ― 100,000 138.9(5/12会社予想)
24.3予 850,000 145,000 144,000 115,000 154.5
21年9/24高値5500円 最高値形成後調整局面入り
11月以降全体相場急落の影響を受け、下降トレンド、下値模索の展開。
直近安値3/9安値3479円底値形成 トレンド転換し721高値4506円
最高益 23年3月期、24年3月期連続最高益更新予想
社会に最も必要な企業の中の1社です。
売り方の踏み上げと海外投資家の実需買いが入ってる模様。
中長期売り目標 5000円
米国株安が続いた場合、戻りメド1 4500円 トレンド転換し721高値4506円
ヘルスケア関連シスメックスよりも強い値動きです。
7月どこまで上昇するか見極めて判断します。
短期筋のAI主導の日本市場臨機応変に売り場を模索します。

短期筋対策底値買い銘柄8 決算発表8/8
3902MDV メディカルデータビジョン 3/17 1055円買い 
7/21終値1245円 直近高値4/4高値1239円 安値5/17安値830円大底
医療機関、製薬向けに医療・医薬品データのネットワーク化と
利活用の両サービスを提供
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連20.12  4,579 1,146 1,148  700 17.7 最高益更新
連21.12  5,672 1,594 1,592 1,087 27.7
連22.12予 6,300 1,600 1,600 1,100 28.3
連23.12予 7,300 1,900 1,900 1,300 34.0
SBIHDが筆頭株主 22.65% 3/14買い増し
毎期最高益更新中 今期22年12月期は増収、営業益は横ばい
5/12決算発表 1Q 進捗率 1Q 25%で中立
売上23.9% 営業益29.37% 経常益28.81% 純益28.45% EPS29.7%
決算内容は悪くありませんでしたが、短期筋のAIによる貸株を使っての
空売りの標的になりました。
2020年10/21高値3525円 12/4高値3275円 21年1/5高値3185円
トリプルトップ形成後の本格調整局面は、AIの売りを浴び
5/17安値830円で大底形成となりました。
5/31の出来高急増は、アセットマネジメントONEの買いでした。
自己資本比率78.5% 無借金
ROE 今期予想26.5% 
2022年高値 4/4高値1239円
2021年高値 1/5高値3185円
2020年高値10/21高値3525円
2019年高値 5/27高値1544円
貸株を使った空売りは、失敗し株価は切り返しに転じました。
年初来高値4/4高値1239円を超え 7/21高値1250円
米国株と空売りの買戻し次第
長期売り目標 1500円~2000円
トレンドが生きているためこのまま保有しますが
「利食い千人力」も選択肢とします。
短期筋のAI主導の日本市場臨機応変に売り場を模索します。

短期筋対策底値買い銘柄13
日本を代表するハイグロース株
2413エムスリー 4/28 3958円買い 決算発表7/27
7/21終値4018円 
ソニーG関連会社 医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援
治験等周辺分野開拓
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
21.3  169,198  57,972  58,264 37,822  55.7
22.3  208,159 95,141 96,187 63,845 94.1(4/27決算発表)
23.3予 240,000  83,000 83,000 55,000 81.0
24.3予 265,000 100,000 100,000 65,000 95.7
2021年1/8高値10675円からの長期にわたる値幅日柄調整局面は
6/20安値3380円で底打ちしました。
しかし、想定以上に上値が重く、7/27決算発表前にいったん手仕舞うことも
選択肢とします。
長期売り目標は6000円ですが、短期的に7/6高値4319円を超えることができないと
米国株次第で、3500円水準に戻る可能性があります。
7/27までにどこまで上昇するか見極めて判断します。
短期筋のAI主導の日本市場臨機応変に売り場を模索します。


◎銘柄研究

4343イオンファンタジー
イオングループのモールにアミューズメント施設を展開
7/21高値3100円
年初来高値更新、コロナ後高値を更新しました。
2019年以降の高値は、2019年11/22高値3390円ですが
株価は過熱しており、もう一段高があるかどうか見定めます。

6632JVCケンウッド 
以前のレンジは、200円~250円でしたが、昨年12月以降の株価下落により
直近のレンジはさらに切り下がりました。
20231年12月以降のレンジ
上限 5/6高値202円 3/28高値188円 2/4高値196円・17高値193円
下限 4/12安値163円 3/9安値158円 12/20安値164円 
170円台の株価はやや中途半端な水準です。
今後レンジ下限に迫る場面があれば突っ込み買いの待ち伏せとなります。
22年3月期減収減益予想ですが、予想EPS24.5円 7円配当利回り4.05%
日本の昔の名門企業も200円に満たない超低位銘柄になりました。

7944ローランド 
欧米で高シェアの電子ドラム、ピアノなど電子楽器専業企業
14年にMBOで非上場化、20年再上場
稼ぐ力のある企業で、2022年12月期予想318.9円
2021年6/15再上場後の最高値6560円
1/11安値3665円で底が入るもその後はレンジ内での値動き
レンジ上限 6/1高値4875円 4/6高値4665円 
レンジ下限 7/15安値3865円 3/9安値3650円 1/11安値3665円
7/15安値3865円から4連続陽線を引き切り返しに転じたため
また安くなるのを待ちます。

チャート妙味のある銘柄ご紹介いたしました。
初心者の方チャートの勉強にお使いください。
全体相場が高い時には、買いは見送りが妥当です。
短期筋主導で再び安くなるのを待つのが、今の時代
個人投資家の生き残る策と考えます。

海外短期筋主導の日本市場では
短期筋と同じ土俵で戦わず 
全体相場が底値圏で、良い銘柄の安値圏で買うこと
全体相場が高値水準は、保有株の戻り高値を売り検討する。




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7/22(金)は、病院で検査のため休ませていただきます。
次回更新は7/24(日)15:00前に更新予定です。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新

◎2022年後半相場
1、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化 世界的なインフレ
 資源エネルギー価格上昇、穀物価格上昇
2,米国、欧州の金融引き締めによる景気減速懸念と主要国株価下落
 米国長期金利上昇=ハイテク株比率の高いナスダック指数下落
3,中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーンの混乱
このような厳しい環境においても、稼ぐ力が高く最高益予想の銘柄は
多く存在します。

2022年米国株は歴史的な暴落となりました。
米国株主要3指数 2022年上半期(1月~6月期)
NYダウの下落率▼15.3%、1962年以来60年ぶりの大きさ
ハイテク株比率の高いナスダック指数▼29.5%、上半期の下落率としては過去最大
多くの機関投資家が運用指標にするS&P500指数▼20.6%、1970年以来
52年ぶりの大きさとなりました。

7月は重要イベントの月
7/21(木)欧州中央銀行(ECB)理事会
利上げはほぼ織り込まれていますが、ラガウド総裁記者会見が
今後の見通しをどのような内容で発言するか、要注目です。
7/21(木)
この日にロシアとドイツをつなぐ天然ガスのパイプラインが定期検査完了
(現在定期点検のため、ロシアからの天然ガスの供給はストップ)
この日に天然ガスの供給が再開されず、供給停止の可能性があります。
もし、天然ガス供給がストップすると資源価格が上昇し
株安の要因になりますので、市場では事前に大きな話題にはなっていませんが
要注目となります。
ロシアとドイツを結ぶ天然ガスのパイプライン「ノルドストリーム」が
定期点検により停止している問題で、19日ロイター通信はロシアからの
ガス供給が21日に予定通り再開する見通しと報じました。
7/21、13時過ぎ、ロシアとドイツを結ぶ主要ガスパイプライン
ノルドストリームが定期点検を終え、ガス供給が再開したことが
報道され、エネルギー供給リスクが無事通過。
7/26(火)~7/27(水)米国FOMC 7/27(水)パウエル議長記者会見
日本市場には、7/28(木)に反映されます。
7/28(木)米国4-6月期実質GDP速報

7月末の米国FOMC後のパウエル議長記者会見で
9月の利上げについてどのような言及があるのか?
インフレ対策の利上げをさらに進める過程において、景気後退に陥る
可能性が高まるため、7月の議長発言には世界が注目します。

米国利上げ
3月 0.25%利上げ
5月 0.5%利上げ
6月 通常の3倍の0.75%利上げ
今後の市場予測
7月 0.5% or 0.75%利上げ?
7/13発表の6月CPIは、9.1% 市場予想8.8%から上振れ
これにより
7月 0.75% or 1.0%の利上げ観測?
7/19の米国株は、7月の利上げ幅が1.0%ではなく、0.75%になとする見方が
優勢となり主要3指数は揃って大幅反発。
7月 0.75% ?
7月末の米国FOMC後のパウエル議長記者会見で
9月の利上げについてどのような言及があるのか?
9月 0.5% or 0.75%利上げ?
11月 0.25%利上げ?
12月 0.25%利上げ?

7月、8月以降も米国株の動向に影響を受ける相場が続きそうです。
7月、8月突っ込みの場面を待ち伏せします。

ピンチの場面では、チャンスが出てくるものです。
チャンスをつかむためにも、売られすぎの異常値まで叩き売られた好業績銘柄の
選別作業に専念します。
買い候補銘柄は、今後も相場次第で変更します。
相場が高いところや中途半端な水準では、一切の買いは控え
ひたすらに相場が下がるのを待つのが「短期筋のAI対策」と考えます。

今の日本市場は、海外短期筋を中心とした売買が売買代金の過半数を超えています。
相場が上昇する時は、短期筋の買戻しが主導し、想定以上の上昇となり
これ以上上がらないと判断したら、短期筋は先物主導でとことん売り込んできます。
今後も短期筋主導の株価乱高下は続くものと思われます。

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「株式投資日記」を日々公開しています。
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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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