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2023-06

日経平均28,000円を挟んでの一進一退

2022年8月9日(火)18:25

前日の米国株
NYダウ 32,832.54ドル △29.07ドル +0.08%
ナスダック 12,644.459 ▼13.096 -0.10%
S&P500 4,140.06 ▼5.13 -0.12%
米国10年債利回り 2.756% ▼0.076%
NY原油 90.50ドル

前日の米国株は高安まちまち
朝方は主要3指数買い先行で始まりましたが、買い一巡後は
利益確定売りや戻り売りに押され上値が重くなりました。
半導体のエヌビディアが業績の下方修正を発表し、ハイテク株を中心に
売りが広がり、ナスダック指数はマイナス圏に転落しました。
NYダウは、一時マイナス圏に転落する場面がありました。
10日、7月米国消費者物価指数(CPI)発表
金融政策に影響を及ぼす重要指標のため、重要イベントを控え
方向感に欠ける相場展開となりました。


8月9日(火)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 28236.84(9:00)▼12.40
高値 28257.34(34(9:03)△8.10
安値 27976.45(10:49)▼272.79
前引 28009.35(11:30)▼239.89 -0.85%
TOPIX前引 1937.24(11:30)▼14.17 -0.73%
日経平均マイナス寄与度上位 -10円以上
東京エレク -147.15円
ソフトバンクG -56.30円
アドバンテスト ‐21.09円
KDDI -13.49円
ソニーG -11.60円
以上5銘柄合計 ▼249.63円

 後場
寄付 27996.04(12:30)▼253.20
高値 28033.07(12:42)▼216.17
安値 27966.91(13:16)▼282.33
大引 27999.96(15:00)▼249.28 -0.88%
日経平均マイナス寄与度上位 -10円以上
東京エレク -144.09円
ソフトバンクG -84.34円
アドバンテスト -18.98円
KDDI -15.18円
ネクソン -13.42円
ソニーG-10.19円
以上6銘柄合計 ▼286.20円 

TOPIX
1950.32(9:00)
1952.95(9:05)
1935.99(11:19)
1937.02(15:00)
前日比▼14.39 -0.74%

値上がり銘柄数 581
値下がり銘柄数 1198
新高値銘柄数 78
新安値銘柄数 23

騰落レシオ25D 119.3 ▼10.4 
日経平均25日移動平均乖離率 +2.44%
TOPIX25日移動平均乖離率 +0.81%

前日の米国株は高安まちまちで、半導体のエヌビデアが売られ
ハイテク株中心に利益確定売りが広がりました。
日経平均は昨日28279.12円まで買われ28,200円台で引けましたが
前日の決算発表で、日経平均寄与度上位銘柄の東京エレクトロン
ソフトバンクGの決算内容が嫌気され、朝方から株価は切り下がり
日経平均寄与度上位銘柄の下落の影響を受けて、日経平均は前引けにかけて
下げ幅を拡大しました。
安値 27976.45(10:49)▼272.79
前引 28009.35(11:30)▼239.89 -0.85%
日経平均は後場も安値圏での推移となりました。
後場は上値は重く、28,000円を挟んでの一進一退となり
日経平均株価は5営業日ぶりに反落して引けました。
安値 27966.91(13:16)▼282.33
大引 27999.96(15:00)▼249.28 -0.88%

前日発表した決算内容が嫌気され、東京エレク、ソフトバンクGが大きく下げ
この2銘柄で日経平均を228円押し下げました。

全体相場の値動きを表すTOPIXの日足チャートをご覧下さい。
7/20(水)に200日移動平均を回復し、8/1高値1960.11まで
買われましたが、その後値動きは一進一退となり横ばいになっています。
一方日経平均は、NT倍率が上昇し株価はジリジリと切り上がり
昨日8/8高値28279.12円まで買われましたが、本日の値下がりで終値ベースで
28,000円の大台をわずかに割り込みました。
昨晩の米国株は、朝高後売りに押されNYダウはプラス圏で引けたものの
6月中旬の安値からの急速な戻り相場はほぼ一服となっています。
日本市場も決算発表は来週ほぼ出そろいますが、夏休みの閑散相場になります。

10日、7月米国消費者物価指数(CPI)発表
日本市場は、11日(木)に反映されます。

短期筋のAIがどのように判断するか?
ここまで戻り高値を試した日経平均の上値が重いと判断すると
売って来ることも否定できません。

9984ソフトバンクGの教訓
2022年8月8日(月)決算発表時の孫正義氏の会見
米国金利上昇をきっかけに、米国ナスダック指数中心に
世界的にハイテク株が下落し、円安ドル高の影響も逆風になる。
4-6月期 ハイテク株安と円安により3,1兆円の赤字
2四半期連続で最終赤字となり5兆円強の赤字となる。
傘下のビジョン・ファンドの累計投資利益は、ピーク時に約7兆円
22年4~6月期に約1100億円まで急減。
8日に記者会見した孫正義会長兼社長
「いま振り返れば自分たちの評価がバブル状態だったと反省している」
「大きな利益が出ているときに有頂天になっていた」
「冬がどれぐらい続くのかはわからない」などと語りました。
孫正義会長兼社長ほどの天才でも、世界的な株安の影響を受けています。
このことを人生と投資の教訓とさせていただき、改めて株価が高値圏や
中段持ち合いのような中途半端な株価水準での買いは、厳禁とすること。
短期筋のAIが相場の方向性を決めるため、「人知」による予測は役に立たず。
短期筋主導でとことん売りたたかれた水準で、内容の良い
1年後3年後業績見通しの良い銘柄の底値買い
短期筋の貸株を使った空売りの標的になり株価は異常値まで下落した好内容の銘柄の大底買い。
相場が高値圏まで上昇した際の「買われすぎの銘柄」の高値を更新できなくなったところでの「空売り」

異常値の底値買いと異常値の高値の空売り
これ以外は一切手出し無用とする。

今回の報道で改めて自分自身自問自答し、短期筋に支配されている日本市場での投資に
更に一段と注意を払うことにいたします。

1,短期筋と同じ土俵では戦っても勝ち目はないため、ザラ場を頻繁に見ないこと。
2,短期筋は株価が底値圏からでも貸株を使った空売りを仕掛けてきます。
 小型株を買う際は、このことを念頭にできる限り下がりきった銘柄を買うこと。
3,2022年年初からの下落相場は、常に米国株に連動します。
 下降相場においては、戻り高値付近で上げシロの少なくなった銘柄や
 上値が重くなった銘柄の利益確定売りを決断すること

短期筋対策底値買い銘柄2 
6183ベル24HD 1/12寄付き1209円買い 7/13(水)1Q決算発表通過
8/9終値1508円 2022年高値4/8高値1578円 1/11安値1195円大底
年初来高値1578円をなかなか超えません。
上向きになっている25日移動平均が迫ってきました。
25日移動平均 1477円
短期筋の貸株を使った空売りは、現物売りを超える日はなくなりましたが
上値を買い上がる動きは限定的。
配当利回り3.98% 連結予想PER12.1倍 筆頭株主伊藤忠商事40.7%
配当性向48% 予想ROE15.6% 
このまま保有します。

短期筋対策底値買い銘柄3 
世界シェアトップのニッチ企業 
4109ステラケミファ 3/4寄付き2368円買い 決算発表8/5通過
8/9終値2650円 直近高値8/5高値2750円 3/8安値2210円大底
決算発表8/5 1Q 進捗率25%で中立
売上26.03% 営業益28.06% 経常益30.74% 純益30.83% EPS32.57%
四季報夏号事前予想は「最終減益」ですが、好内容でした。
毎年3000円以上に上昇する銘柄です。
2021年高低 1/25高値3780円 12/20安値2459円
2020年高低 12/7高値3635円 3/17安値2065円(コロナショック)
2019年高低 11/18高値3455円 8/7安値2450円
2018年高低 9/27高値4265円 12/25安値2361円(トランプショック)
このまま保有します。

短期筋対策底値買い銘柄4 ブログ公開
6376日機装 3/7 700円買い 決算発表8/15
8/9終値861円 2022年高値3/30高値935円 3/9安値666円大底
PBR1292円 毎年PBR1倍を超える銘柄です。
2021年高値 3/18高値1257円
2020年高値 1/30高値1479円
2019年高値 5/21高値1508円
このまま保有します。


空売り銘柄1
1377サカタのタネ 8/5寄付き4730円 信用新規売り
7/15高値5180円 天井形成を想定
ロスカット値 8/2高値4990円(暫定2番天井)+10円=5000円
年初来安値1/19安値3210円 その後上昇トレンドに入り
7/15高値5180円 安値からの上昇波動6か月
7/125高値5180円は、長い宇わヒゲを引いての陰線となり、
暫定2番天井8/2高値4990円 7/15高値5180円を超えることができず
8/2,8/3,8/4、3連続陰線
そこで8/5寄付き4730円空売りを行いました。
8/9時点、25日移動平均(4736円)の攻防 
近日中に25日移動平均を割り込むかどうか。
7/14大陽線の窓 4600円~4365円 この窓を埋める下落になるかどうか?
ロスカット値は厳守

空売り銘柄2 8700番台 
空売り銘柄3 8600番台 三尊天井崩れ 75日移動平均の攻防


直近の上昇局面は、6/20安値25520.23円からの上昇で
8/9(火)で点での日柄は35営業日です。
短期上昇波動の継続日数を2か月とすると8/19(金)
6/20安値25520.23円からの日柄(日数)42営業日となります。
日本列島頻繁にどこかで記録的な集中豪雨が発生しています。
夜間降水量が1時間に100mmを超える状態で、緊急避難はできません。
日本市場を支配している短期筋のAIが、売ってくると
あっという間に相場は崩れる経験則を常に頭の片隅にとどめておくべきでしょう。
「短期筋対策」を怠ると足元をすくわれることになります。
8月中旬以降、米国株次第では株価調整局面の可能性があります。
実際下がるかどうか予測をしても仕方ありませんが、その準備と覚悟は
怠らないようにします。




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次回更新は8/10(水)大引け前に更新予定です。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新

日本市場の売買の過半数以上のシェアを海外短期筋に奪われています。
短期筋のAIによる売買は、日本株のほとんどに介入しているといわれています。
日本は世界一の景気敏感国であり、外部要因の悪材料に大きく反応し
特に米国株に連動します。
昔は米国株が風邪をひくと日本株は肺炎を起こすとまで言われましたが
そのくらい米国株と連動性が高いのは今も変わりません。
1,米国株が値下がりするとそれ以上に大きく下がる。
2,米国株が上昇するとそれに連動するが、上げ幅は米国株には見劣りする。
3,日本市場のメインプレーヤーは短期筋であり、相場は常に乱高下しやすく
 新興国並みの値動きとなる場合が多い。
4,短期筋の先物主導で大きく売り込まれ、それに対し今では買い主体がほぼ無いため
 短期筋の売り仕掛けで、想定を大きく上回る値下がりになることも年中行事
5,日本株のほとんどに介入しているAIによる売買は、「貸株を使った空売り」を
 頻繁に行い、時には売り込まれる理由がない銘柄の底値圏からの大規模な空売りが
 相場の急落となり、その安値は歴史的な安値になる場合に注意しなければならない。
 (コロナショック時安値更新 上場来安値更新など)

個人投資家が株式投資で生き残るための方法
(一部の腕に覚えのある投資家は別ですが)
1,高値付近や中途半端な株価水準での買いは厳禁
2,株価の株価位置を毎週末確認する
3,株価が安くても信用残などの需給面も考え日柄調整の完了も見定める。

グローバルニッチ銘柄、3年後5年後も成長が見込める銘柄の安値圏を監視銘柄とし
底値買いのタイミングを計る。

年初来安値であっても、そこから短期筋の空売り攻撃に合うこともあるため
安値圏ではなく、底割れし続けている下がりすぎの異常値銘柄を買う。

いわゆる「雑株」とされる市場性のない銘柄や成長余力や将来性のない銘柄は
投資対象から除外する。
(好内容の銘柄、買う理由のある銘柄の底値買い 資金の分散と時間軸の分散でリスクを抑える)

8月以降も米国株の動向に影響を受ける相場が続きそうです。

相場が高いところや中途半端な水準では、一切の買いは控え
ひたすらに相場が下がるのを待つのが「短期筋のAI対策」と考えます。
今の日本市場は、海外短期筋を中心とした売買が売買代金の過半数を超えています。
相場が上昇する時は、短期筋の買戻しが主導し、想定以上の上昇となり
これ以上上がらないと判断したら、短期筋は先物主導でとことん売り込んできます。
今後も短期筋主導の株価乱高下は続くものと思われます。

米国利上げ
3月 0.25%利上げ
5月 0.5%利上げ
6月 通常の3倍の0.75%利上げ
今後の市場予測
7月 0.75%利上げ?
9月 0.5% or 0.75%利上げ? 8/5時点で0.75%の可能性
11月 0.25%利上げ?
12月 0.25%利上げ?


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記事には万全を期していますが
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一切その責を負いません。
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なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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