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2023-12

7月CPI低下により買戻しによる踏み上げ相場

2022年8月12日(金)11:35

8/11(水)重要イベント後の米国株の相場概況
昨日のブログに記載いたしましたのでご参照ください。

前日8/11(木)の米国株
NYダウ 33,336.67ドル △27.16ドル +0.08%
ナスダック 12,779.913 ▼74.892 -0.58%
S&P500 4,207.27 ▼2.97 -0.07%
米国10年債利回り 2.885% △0.099%
NY原油 94.01ドル

前日の米国株 主要3指数は高安まちまち
7月CPI低下により過度な金利上昇懸念は後退
8/10の米国株は主要3指数そろって大幅反発しましたが
昨日は長期金利上昇を受けて、ハイテク株比率の高いナスダックが反落し
S&P500指数も小幅に反落しました。
消費関連株や景気敏感株に買いが入り、NYダウは一時340ドル超
上昇しましたが、急速に伸び悩み一時マイナス圏に沈む場面がありました。
引けにかけて、小幅に続伸して引けました。
景気懸念の後退に伴い、長期金利は一時2.9%まで上昇し
ハイテク株グロース株の上値が重く、前日大きく上昇したため
相場全体利益確定売りが上値を押さえました。


8月12日(金)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 28251.74(9:00)△432.41
高値 28507.31(11:16)△687.98
安値 28207.86(9:01)△388.53
前引 28479.99(11:30)△660.66 +2.37%

10日発表の米国7月消費者物価指数(CPI)は
市場予想を下回りインフレ懸念が緩和されました。
FRBによる9月以降の急速な利上げ観測が後退し
8/10(水)ハイテク株やグロース株中心に幅広い銘柄が買われ
主要3指数そろって大幅高で反発しました。(8/10)
昨日8/11の米国株は、高安まちまちで株価の上値が重くなりましたが
日本市場休場中の日経平均先物が大きく上昇し、寄り付き前の
先物にサヤ寄せして買い優勢で始まりました。
日本市場休場の8/11(木)で、米国CPI上昇を警戒した売り方の買戻しや
個人投資家の1357日経ダブルベアの買戻しがまとまった額入り
日経平均は6/9高値28389.75円 3/25高値28338.81円を超えました。
本日の大幅高の背景にはこれらの買戻しが、想定を上回る上昇となりました。
本日の踏み上げによる上昇でトレンドに追随するファンドの買いが入り
上昇に弾みがつきました。

来週にかけて、トレンドに追随するファンドの買いや、買戻しが続くかどうか
今晩以降の米国株、長期金利の動向やハイテク株比率の高いナスダックの
値動きに連動する相場展開が続く見込みですが、夏休みの時期も重なり
8月末のジャクソンホール会議でのパウエル議長発言に注目が集まります。

日経平均6/30安値25520.23円
TOPIX6/20安値1808.77
底値形成から上昇波動の日柄は、本日で37営業日になります。
上昇相場が2か月続くと8/19(金)
今後も短期筋主導の日本市場は、予想しても仕方ありませんが
短期筋は買戻しが一巡した後、上値が重くなると売りに転じてくることを
用心しなくてはなりません。
本日は報道によると個人投資家の1357日経ダブルベアのロスカットがまとまって
入り相場は上昇しましたが、このような現象があるといずれ近いうちに
相場は軟調になり短期筋の売りが出始めます。
過去の教訓は頭の片隅に入れておかなければなりません。

日経平均、TOPIX 全体相場が戻り高値圏の時は、新規買いを控える場面です。
今は市場全体が楽観のムードになっていますが、昨年以降日銀の買い支えが
なくなった買い手不在の日本市場は、短期筋主導の売りたたきにより
度々株価は急落し、市場全体が暗いムードになったことを忘れてはいけません。
日本市場は、米国株に連動し短期筋主導で、上にも下にも大きく動きます。
日経平均が29,000円にはいかないといっているのではなく、上げシロが少ない状況での
新規買いは危険ということをお伝えします。

ピンチの局面は今までも何度もありました。
株価が急落したピンチの局面が、チャンスの局面で、まさに安く買うチャンスです。
腕に覚えのある個人投資家は別ですが
良い銘柄を高く買い、より高く買うのは、短期筋と同じ土俵で相撲を取るということです。
メインプラーヤー短期筋のAIに対抗する個人投資家の生き残り策は
良い銘柄をできる限り安く買うということです。
銘柄によっては、短期筋の空売りにより異常値まで下がった銘柄の買いも有効と考えます。

高値圏にある時こそ次の急落の場面に備えて、好業績銘柄の研究をする時です。
決算発表がはぼ出揃ったため、再度見直す時期です。





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次回更新は8/15(月)大引け前更新予定です。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新

日本市場の売買の過半数以上のシェアを海外短期筋に奪われています。
短期筋のAIによる売買は、日本株のほとんどに介入しているといわれています。
日本は世界一の景気敏感国であり、外部要因の悪材料に大きく反応し
特に米国株に連動します。
昔は米国株が風邪をひくと日本株は肺炎を起こすとまで言われましたが
そのくらい米国株と連動性が高いのは今も変わりません。
1,米国株が値下がりするとそれ以上に大きく下がる。
2,米国株が上昇するとそれに連動するが、上げ幅は米国株には見劣りする。
3,日本市場のメインプレーヤーは短期筋であり、相場は常に乱高下しやすく
 新興国並みの値動きとなる場合が多い。
4,短期筋の先物主導で大きく売り込まれ、それに対し今では買い主体がほぼ無いため
 短期筋の売り仕掛けで、想定を大きく上回る値下がりになることも年中行事
5,日本株のほとんどに介入しているAIによる売買は、「貸株を使った空売り」を
 頻繁に行い、時には売り込まれる理由がない銘柄の底値圏からの大規模な空売りが
 相場の急落となり、その安値は歴史的な安値になる場合に注意しなければならない。
 (コロナショック時安値更新 上場来安値更新など)

個人投資家が株式投資で生き残るための方法
(一部の腕に覚えのある投資家は別ですが)
1,高値付近や中途半端な株価水準での買いは厳禁
2,株価の株価位置を毎週末確認する
3,株価が安くても信用残などの需給面も考え日柄調整の完了も見定める。

グローバルニッチ銘柄、3年後5年後も成長が見込める銘柄の安値圏を監視銘柄とし
底値買いのタイミングを計る。

年初来安値であっても、そこから短期筋の空売り攻撃に合うこともあるため
安値圏ではなく、底割れし続けている下がりすぎの異常値銘柄を買う。

いわゆる「雑株」とされる市場性のない銘柄や成長余力や将来性のない銘柄は
投資対象から除外する。
(好内容の銘柄、買う理由のある銘柄の底値買い 資金の分散と時間軸の分散でリスクを抑える)

8月中旬も米国株の動向に影響を受ける相場が続きそうです。

米国利上げ
3月 0.25%利上げ
5月 0.5%利上げ
6月 通常の3倍の0.75%利上げ
7月 0.75%利上げ?
今後の市場予想
9月 0.5% or 0.75%利上げ? 
8/5時点で0.75%の可能性 8/10 7月CPIにより0.5%の可能性
11月 0.25%利上げ?
12月 0.25%利上げ?

相場が高いところや中途半端な水準では、一切の買いは控え
ひたすらに相場が下がるのを待つのが「短期筋のAI対策」と考えます。
今の日本市場は、海外短期筋を中心とした売買が売買代金の過半数を超えています。
相場が上昇する時は、短期筋の買戻しが主導し、想定以上の上昇となり
これ以上上がらないと判断したら、短期筋は先物主導でとことん売り込んできます。
今後も短期筋主導の株価乱高下は続くものと思われます。

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なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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