朝高後伸び悩む
2022年8月19日(金)11:40
前日8/19(木)の米国株
NYダウ 33,999.04ドル △18.72ドル +0.05%
ナスダック 12,965.342 △27.219 +0.21%
S&P500 4,283.74 △9.70 +0.22%
米国10年債利回り 2.881% ▼0.018%
NY原油 90.51ドル
前日の米国株 主要3指数は揃って小幅反発
7月分FOMC議事要旨を受け、利上げペースが減速するとの観測が
相場の下支えになりました。
恐怖指数VIXは5日連続で20を終値ベースで下回りました。
米国株主要3指数の直近上昇は、6月中旬の最安値からかなり高水準まで
買われているため、利益確定売りも出やすく相場の上値は重くなりました。
8月19日(金)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 29095.71(9:00)△153.57
高値 29150.80(9:02)△208.66
安値 28913.05(10:34)▼29.09
前引 26967.94(11:30)△25.80 +0.09%
前日の米国株は主要3指数そろって小幅に反発し、それに連動して
日経平均先物も上昇しました。
日経平均先物にサヤ寄せして買い優勢で始まりました。
日経平均は29,000円の大台に乗せて始まると直後に△208円上昇しましたが
その後利益確定売りに押さ荒れマイナス圏に沈む場面がありました。
前引けにかけて、前日終値付近での一進一退となりました。
日本株は想定以上に強い相場が続くものの、今後も米国株頼みの相場展開になります。
短期筋の先物買いと売り方の買戻し主導で踏み上げ相場になり
日経平均29,000円台乗せから、台固めになる勢いが続くかどうかは、米国株次第です。
売り方の買戻しが相場の買い主体となっていますが、これは一時的な需給要因で
買戻しが一巡した後にどうなるか? ということが今後の焦点になります。
幅広く買いが広がり安値圏の銘柄が大幅に減少し、多くの銘柄の株価は
高値圏にあるものや底値を脱してそれなりの上昇を経て中途半端な株価水準にあるものが
大半になっています。
相場の世界は摩訶不思議な世界です。
普段人々の多くが、少しでも安くて良いものを買う傾向にあるのですが
株式投資の世界では、安値圏の銘柄は仮に大底付近といってもさらに下がるのではないかという
恐怖心から、底値買いを躊躇してしまいます。
逆に相場が上昇したところでは、相場の上昇による堅調さを安心感と考え
高値水準を何の躊躇もなく買ってしまいがちです。
専門家の方々の「注目銘柄」は、常に高値圏であり、「大底銘柄」には
株価が安い理由を述べて、注目銘柄ではありません。
それらの大底付近の銘柄が、底打ち後反転上昇に転じかなり高くなった時に
「注目銘柄」として取り上げています。
株式投資の世界で多くの人々は、「安くて良い銘柄の最安値」を喜んで買わず
相場上昇時の高値圏で「良い銘柄」を高く買う摩訶不思議な世界です。
日経平均29,000円水準では新規買いを凍結しています。
買わなくても日々様々な銘柄の値動きをチャートで幅広く見ています。
2183リニカル
2022年 高値3/30高値929円 1/27安値605円
直近安値8/17安値714円
目先はここで下げ止まったようですが、全体相場が崩れると底割れの可能性大
1/27安値605円 ここまでは下がらないでしょうが、650円水準くらいの突っ込み待ち
底値形成後の戻りメド 850円
5423東京製鉄
押し目買いは短期筋の餌食
6/9高値1669円高値形成 値幅日柄調整局面入り
戻り高値が切り下がっているわかりやすいチャートです。
6/28高値1574円 7/20高値1504円 8/18高値1416円
直近安値8/4安値1325円 これで下げ一服となるかどうか。
全体相場が急落すると底割れリスクがあるため買いは不可
6770アルプスアルパイン
6/9高値1540円高値形成 値幅日柄調整局面入り
2段下げで8/1安値1166円 その後戻りを試す展開となり、8/15高値1315円
日柄調整が足らず、株価は下方向に向かう可能性。
加えて、全体相場が崩れると1100円水準まで下がることも考え
押し目買いは不可
7769リズム
6/9高値1945円高値形成 値幅日柄調整局面入り
戻り高値が切り下がっているわかりやすいチャートです。
7/11高値1711円 8/8高値1628円
直近安値8/4安値1333円 トレンドは下降トレンド継続中のため
押し目買いは不可
8月、9月にかけて下値メド 1200円水準
3853アステリア
6/6高値1268円高値形成 値幅日柄調整局面入り
8/15安値811円でいったん下げ止まりましたが、日柄調整が足らず
8月末~9月にかけて全体相場が下落すると底割れの可能性
押し目買いは不可
9262シルバーライフ
6/9高値1854円高値形成 値幅日柄調整局面入り
8/12安値1222円でいったん下げ止まりましたが、日柄調整が足らず
8月末~9月にかけて全体相場が下落すると底割れの可能性
売り上げは伸びていますが、本業の利益を表す営業利益は年々低下
原材料価格上昇によりしばらくは大幅な増益は難しい
売上高利益率3.7% 押し目買いは不可
日々のザラ場をほとんど見ず、場味を確かめる程度とし
専門家の方々の相場予想は一切遮断し
日々チャートを見ることのみに時間を費やしています。
高値圏をみんなで安心して買うのではなく、人々の多くが
恐怖の時、短期筋が売りたたいた「玉石混交」の銘柄の中から
「玉銘柄」を厳選して大底買いに徹することが、個人投資家の生きる道と考えます。
相場が高値圏では、天井形成後、新高値をとれなくなった銘柄や
崩れかかった銘柄の「空売り」も有効です。
今は高値圏での一進一退のため、これ以上空売り銘柄は増やさないようにしていますが
今後明確に相場が崩れたタイミングに乗れるよう日々「空売り銘柄」を絞り込んでいます。
日本市場の売買シェア70%は海外投資家が握っています。
その大半は、短期筋のAIによる売買です。
直近の上昇局面では、先物買いが増加していますが、年初からの長期運用の実需買いは
売り越しが積み上がったままで、ここから長期運用の海外投資家の実需買いが
大規模に入るとは思えません。
6月中旬からの米国株が、調整局面に入るとその流れは日本株にも波及するでしょう。
今の局面は、新規買いを行う場面ではありません。
メインプレーヤー海外短期筋と同じ土俵で相撲を取ることは、やってはならない行為です。
相場が急落しているときは、ニュース番組で証券ボードを見ている個人投資家の
落胆している方々にインタビューする映像が流れます。
また数か月後にはこのような映像が流れることは世の常です。


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次回更新は8/22(月)大引け前更新予定です。
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なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
前日8/19(木)の米国株
NYダウ 33,999.04ドル △18.72ドル +0.05%
ナスダック 12,965.342 △27.219 +0.21%
S&P500 4,283.74 △9.70 +0.22%
米国10年債利回り 2.881% ▼0.018%
NY原油 90.51ドル
前日の米国株 主要3指数は揃って小幅反発
7月分FOMC議事要旨を受け、利上げペースが減速するとの観測が
相場の下支えになりました。
恐怖指数VIXは5日連続で20を終値ベースで下回りました。
米国株主要3指数の直近上昇は、6月中旬の最安値からかなり高水準まで
買われているため、利益確定売りも出やすく相場の上値は重くなりました。
8月19日(金)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 29095.71(9:00)△153.57
高値 29150.80(9:02)△208.66
安値 28913.05(10:34)▼29.09
前引 26967.94(11:30)△25.80 +0.09%
前日の米国株は主要3指数そろって小幅に反発し、それに連動して
日経平均先物も上昇しました。
日経平均先物にサヤ寄せして買い優勢で始まりました。
日経平均は29,000円の大台に乗せて始まると直後に△208円上昇しましたが
その後利益確定売りに押さ荒れマイナス圏に沈む場面がありました。
前引けにかけて、前日終値付近での一進一退となりました。
日本株は想定以上に強い相場が続くものの、今後も米国株頼みの相場展開になります。
短期筋の先物買いと売り方の買戻し主導で踏み上げ相場になり
日経平均29,000円台乗せから、台固めになる勢いが続くかどうかは、米国株次第です。
売り方の買戻しが相場の買い主体となっていますが、これは一時的な需給要因で
買戻しが一巡した後にどうなるか? ということが今後の焦点になります。
幅広く買いが広がり安値圏の銘柄が大幅に減少し、多くの銘柄の株価は
高値圏にあるものや底値を脱してそれなりの上昇を経て中途半端な株価水準にあるものが
大半になっています。
相場の世界は摩訶不思議な世界です。
普段人々の多くが、少しでも安くて良いものを買う傾向にあるのですが
株式投資の世界では、安値圏の銘柄は仮に大底付近といってもさらに下がるのではないかという
恐怖心から、底値買いを躊躇してしまいます。
逆に相場が上昇したところでは、相場の上昇による堅調さを安心感と考え
高値水準を何の躊躇もなく買ってしまいがちです。
専門家の方々の「注目銘柄」は、常に高値圏であり、「大底銘柄」には
株価が安い理由を述べて、注目銘柄ではありません。
それらの大底付近の銘柄が、底打ち後反転上昇に転じかなり高くなった時に
「注目銘柄」として取り上げています。
株式投資の世界で多くの人々は、「安くて良い銘柄の最安値」を喜んで買わず
相場上昇時の高値圏で「良い銘柄」を高く買う摩訶不思議な世界です。
日経平均29,000円水準では新規買いを凍結しています。
買わなくても日々様々な銘柄の値動きをチャートで幅広く見ています。
2183リニカル
2022年 高値3/30高値929円 1/27安値605円
直近安値8/17安値714円
目先はここで下げ止まったようですが、全体相場が崩れると底割れの可能性大
1/27安値605円 ここまでは下がらないでしょうが、650円水準くらいの突っ込み待ち
底値形成後の戻りメド 850円
5423東京製鉄
押し目買いは短期筋の餌食
6/9高値1669円高値形成 値幅日柄調整局面入り
戻り高値が切り下がっているわかりやすいチャートです。
6/28高値1574円 7/20高値1504円 8/18高値1416円
直近安値8/4安値1325円 これで下げ一服となるかどうか。
全体相場が急落すると底割れリスクがあるため買いは不可
6770アルプスアルパイン
6/9高値1540円高値形成 値幅日柄調整局面入り
2段下げで8/1安値1166円 その後戻りを試す展開となり、8/15高値1315円
日柄調整が足らず、株価は下方向に向かう可能性。
加えて、全体相場が崩れると1100円水準まで下がることも考え
押し目買いは不可
7769リズム
6/9高値1945円高値形成 値幅日柄調整局面入り
戻り高値が切り下がっているわかりやすいチャートです。
7/11高値1711円 8/8高値1628円
直近安値8/4安値1333円 トレンドは下降トレンド継続中のため
押し目買いは不可
8月、9月にかけて下値メド 1200円水準
3853アステリア
6/6高値1268円高値形成 値幅日柄調整局面入り
8/15安値811円でいったん下げ止まりましたが、日柄調整が足らず
8月末~9月にかけて全体相場が下落すると底割れの可能性
押し目買いは不可
9262シルバーライフ
6/9高値1854円高値形成 値幅日柄調整局面入り
8/12安値1222円でいったん下げ止まりましたが、日柄調整が足らず
8月末~9月にかけて全体相場が下落すると底割れの可能性
売り上げは伸びていますが、本業の利益を表す営業利益は年々低下
原材料価格上昇によりしばらくは大幅な増益は難しい
売上高利益率3.7% 押し目買いは不可
日々のザラ場をほとんど見ず、場味を確かめる程度とし
専門家の方々の相場予想は一切遮断し
日々チャートを見ることのみに時間を費やしています。
高値圏をみんなで安心して買うのではなく、人々の多くが
恐怖の時、短期筋が売りたたいた「玉石混交」の銘柄の中から
「玉銘柄」を厳選して大底買いに徹することが、個人投資家の生きる道と考えます。
相場が高値圏では、天井形成後、新高値をとれなくなった銘柄や
崩れかかった銘柄の「空売り」も有効です。
今は高値圏での一進一退のため、これ以上空売り銘柄は増やさないようにしていますが
今後明確に相場が崩れたタイミングに乗れるよう日々「空売り銘柄」を絞り込んでいます。
日本市場の売買シェア70%は海外投資家が握っています。
その大半は、短期筋のAIによる売買です。
直近の上昇局面では、先物買いが増加していますが、年初からの長期運用の実需買いは
売り越しが積み上がったままで、ここから長期運用の海外投資家の実需買いが
大規模に入るとは思えません。
6月中旬からの米国株が、調整局面に入るとその流れは日本株にも波及するでしょう。
今の局面は、新規買いを行う場面ではありません。
メインプレーヤー海外短期筋と同じ土俵で相撲を取ることは、やってはならない行為です。
相場が急落しているときは、ニュース番組で証券ボードを見ている個人投資家の
落胆している方々にインタビューする映像が流れます。
また数か月後にはこのような映像が流れることは世の常です。


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