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2023-06

米国長期金利上昇米国株下落の余波

2022年8月23日(火)19:15

前日8/22(月)米国株
NYダウ 33,063.61ドル ▼643.13ドル -1.90%
ナスダック 12,381.573 ▼323.642 -2.54%
S&P500 4,137.99 ▼90.49 -2.14%
米国10年債利回り 3.025 △0.054%
NY原油 91.07ドル
欧州市場
ドイツDAX 13,230.57 ▼313.95 -2.31%
イギリスFTSETM100 7,533.79 ▼16.58 -0.21%
フランスCAC40 6,378.74 ▼117.09 -.80%

前日の米国株 主要3指数はぞろって大幅安で続落
FRBパウエル議長が、26日の講演で金融引き締めに
積極的なタカ派発言をするのではとする見方から
米国長期金利が1カ月ぶりに3%台に乗せたため
高PERハイテク株グロース株だけではなく
幅広い銘柄に売りが波及しました。
25-27日ジャクソンホール会議
パウエル議長講演内容を日本市場が織り込むのは、8/29(月)です。
ドイツDAX指数は大幅安で続落
天然ガス価格急騰によるインフレ懸念と欧州中央銀行(ECB)の
大幅利上げ継続観測を背景に全面安となりました。


東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 28580.20(9:00)▼214.30
高値 28580.20(9:00)▼214.30
安値 28395.30(9:58)▼399.20
前引 28456.92(11:30)▼337.58 -1.17%
 後場
寄付 28491.07(12:30)▼303.43
高値 28503.14(12:47)▼291.36
安値 28432.70(14:34)▼361.80
大引 28452.75(15:00)▼341.75 -1.19%

TOPIX
1980.27(9:00)
1980.42(9:00)
1968.30(10:01)
1971.44(15:00)
前日比▼21.15 -1.06%

値上がり銘柄数 388
値下がり銘柄数 1376
新高値銘柄数 33
新安値銘柄数 9

騰落レシオ25D 117.4
日経平均25日移動平均乖離率 +1.16
TOPIX25日移動平均乖離率 +0.81

前日の米国株が大幅安で続落し、日経平均先物も連動して続落しました。
朝方の日経平均は、先物にサヤ寄せして続落して始まると
寄付 28580.20(9:00)▼214.30
高値 28580.20(9:00)▼214.30
寄付きを高値に下げ幅を広げ、▼399円値下がりし28,400円を割む場面がありました。
安値 28395.30(9:58)▼399.20
前引 28456.92(11:30)▼337.58 -1.17%
後場は前引けを上回って始まりましたが、28,500円の上を買う動きは見られず
28,400円台での小動きとなりました。
高値 28503.14(12:47)▼291.36
安値 28432.70(14:34)▼361.80
日経平均後場上下幅 70.44円
日経平均は、大幅安で4日続落して引けました。
大引 28452.75(15:00)▼341.75 -1.19%

8/17(水)までは、多くの市場関係者や評論家の多くが、米国株は新たな上昇局面に入り
日本株もさらに上昇するといった論調が主流でした。

米国株の戻り相場は、直近の米国長期金利上昇により、ナスダック指数が
8/16(火)高値13181.09以降上げ一服となり、NYダウ、S&P500も
先週末は利益確定売りに押されました。
8/19(金)ナスダック指数12,705.215 ▼260.127 -2.0%の大幅安
8/22(月)昨日も ナスダック指数12,381.573 ▼323.642 -2.54%の大幅続落
25日移動平均を割り込み、相場は調整局面に入った模様です。
8/16までの上昇時は、月末のジャクソンホール会議はあまり重要ではなく
相場には影響がないとする市場関係者の声が、昨日はそれが一転し調整局面に
入ったとする見方に変化してきました。

今の相場の投資主体はAIによる売買が中心になっているため
人の頭で考えて、先々の予測をしても仕方なく、単純に相場の周期を見たうえで
異常に売られすぎの場面で、底値にある好業績銘柄を拾うこと
安くてよい銘柄がさらに売り込まれた激安価格で買うことが
個人投資家の生き残り策と考えます。

8/23(火)プライム市場 全銘柄
25日移動平均マイナス乖離ランキング
1位、3053ペッパーフード -24.15%
2位、7205日野自動車 -13.77%
以下 -10%以上乖離銘柄が11銘柄ありますが、安くてよい銘柄はありません。
全体相場が高値圏や崩れかかっているときは、よほどの銘柄でない限り新規買い凍結です。

短期筋のAIによる売買が市場シェアの過半数を超えており、AIによる売買を
予測しても仕方ありませんが、短期筋は上値が重いと判断すれば一転して
売りに転換するのは言うまでもありません。
日経平均戻り高値8/17高値29222.77円 TOPIX戻り高値8/17高値2006.99が
今回の上昇踏み上げ相場の戻りの限界になるかどうかは、米国株と短期筋次第ですが
売り一巡後、上昇があるにせよ「手出し無用」の場面と考え、調整を待ちます。
8月下旬~9月相場は、調整に入ることを前提に相場に臨みます。

日経平均上昇波動の日柄(日数)
コロナショック後の最長日数
2020年10/30安値22948.47円 72営業日上昇波動 21年2/16高値30714.52円
約2か月半の上昇

今回の上昇波動
6/20安値25520.23円 直近8/19(金)まで42営業日上昇波動 8/17高値29222.77円
6/20~2か月後 8/19(金)

6月中旬から戻りを試す米国株が、調整局面に入るとその流れは日本株にも波及するでしょう。
今の局面は、新規買いを行う場面ではありません。
メインプレーヤー海外短期筋と同じ土俵で相撲を取ることは、やってはならない行為です。

空売り銘柄1~4

空売り銘柄1 
1377サカタのタネ 8/5寄付き4730円 信用新規売り
本日ロスカットルールに従い買戻し 平均約定5017円
ロスカット値 8/2高値4990円(暫定2番天井)+10円=5000円
8/2高値4990円 暫定2番天井を寄付きから超えてきました。
7/15高値5180円 天井形成を想定していましたが、明日以降超えてくる可能性が出てきました。
短期筋のAIによる売買がない昔の売買手法で、新値をとった瞬間に買う投資手法がありました。
今は100万分の1秒を競うといわれる短期筋のAIによる売買がほとんどの銘柄に介入しており
トレンドに追随して高速アルゴリズム取引を行っているため、同じ土俵で戦っても勝ち目はありません。
8月末~9月相場どこまで上昇するか見定めて、「空売り」が可能か判断します。
3月から始まった上昇相場は、5カ月継続という形になりました。
注:空売りのルール
ロスカット値の厳守 売り乗せの禁止
一段の上昇での売り乗せを行うと相場に深入りします。
一度ロスカットを行ってからの再度の新規売りは可とします。

空売りのタイミングは、大底買いのチャートを真逆にひっくり返すのと同じですが
底値形成後の初動の上昇で買う(底値圏初動の上昇買い)
これと全く真逆の1番天井形成後、暫定2番天井が1番天井を上回らず
新値をとれなくなったタイミングでの「空売り」
タイミングは様々ですが、これが基本と考えます。
空売りは危険という方がいらっしゃいますが、ロスカットルールを厳守すれば
ハイリスクではありません。
バイオ関連、医薬品関連企業などは、大材料が飛び出す可能性があるため
空売り候補から除外しています。

残る3銘柄は、ロスカット値に達していないためこのまま持続しますが
直近の上昇相場で「空売り候補銘柄」がかなり多くなりました。
相場が高値水準のため当然のことですが、今は買いは凍結して
9月にかけて米国株の値動きを見ながら、空売りの仕掛け時と考えます。




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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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