9月にかけて、調整局面に要注意 新規買いは凍結
2022年8月29日(月)11:45
先週末8/26(金)米国株が急落したため
昨日8/28(日)12:20ブログを臨時更新いたしました。
ぜひご覧ください。
8/26(金)主要国市場 米国株は大幅安となり反落
日経平均先物 28,120円▼490円 先週末28,730円▼200円
NYダウ 32,283.40ドル▼1,008.38ドル 先週末33,706.74▼292.30ドル
ナスダック 12,141.710▼497.555 先週末12,705.215▼260.127
S&P500 4,057.66▼141.46 先週末4,228.48▼55.26
10年債利回り 3.041%△0.014% 先週末2.971%△0.090%
NY原油 92.97ドル△0.45ドル 先週末89.91ドル▼0.59ドル
上海総合指数 3,236.2226▼10.0255 先週末3258,0784▼19.4654
欧州市場
ドイツDAX 12,971.47▼300.49 先週末13,795.85△101.34
イギリスFTSETM100 7,427.31▼52.43 先週末7,500.89△34.98
フランスCAC40 6,274.26▼1.7.30 先週末6,553.86△9.19
週末8/26(金)米国株は主要3指数そろって大幅反落
NYダウは▼3.02%の大幅安で今年3番目の下げ率となりました。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は▼3.93%安
機関投資家が運用の指標とするS&P500指数は▼3.36%
パウエル議長はジャクソンホール会議で講演し、インフレ抑制策を
やり遂げるまで続けると述べました。
8/16(火)までの米国株高は、原油価格資源エネルギー価格上昇が落ち着き
インフレがピークアウトして、FRBが2022年末から年明けにかけて
利上げが緩やかになり、来年は利下げに動くのではとする市場の見方が
あったためですが、パウエル氏の発言はこうした市場観測を打ち消す内容でした。
インフレを抑制するためには何でも行うと決意を語り、利下げに転じることは
しばらくないと市場は受け止めました。
米国長期金利は、3%台に乗っており、来週以降に公表される経済指標に
市場全体は警戒することになりそうです。
恐怖指数VIXは前日比17%上昇し25ポイント台になりました。
8月26日(金)
日経平均終値 28641.38円 △162.37円 +0.57%
日経平均先物 28,120円 ▼490円 -1.71%
8月29日(月)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 28161.06(9:00)▼480.32
高値 28179.09(9:03)▼462.29
安値 27788.12(10:15)▼853.26
前引 27851.68(11:30)▼789.70 -2.76%
TOPIX前引 1940.26(11:30)▼39.33 -1.99%
週末のパウエル議長発言に市場は大きく反応し、米国株、欧州主要国株は
大幅安となり、日経平均先物もそれに連動し大きく値下がりしました。
週明け8/29(月)日経平均先物にサヤ寄せして大幅反落して始まりました。
寄付き時点では、主力銘柄は売り気配のまま値がついておらず
各銘柄寄付きが進むにつれ、日経平均の下げ幅は拡大しました。
その後も先物売りが断続的に出て、下げ幅は拡大しました。
前場安値27788.12(10:15)▼853.26
10:15に付けた▼853.26円で下げ一服感が出ましたが
前引けにかけて、安値圏での推移となりました。
日本時間の米国株株価指数先物がさらに一段安になった場合は
短期筋の先物売りや個別銘柄の空売りが一気に増加することになります。
日経平均戻り高値 8/17高値28222.77円
TOPIX戻り高値 8/17高値2006.99
日本株は米国株安に連動し、短期筋が再び売ってきました。
日経平均、TOPIX日足チャートでトレンド転換(下方向)を
ご確認ください。
様々な市場関係者や多くの評論家の方々の今後の株価予想が始まりますが
短期筋のAIによる相場の予想をしても当たりませんし、今の市場では
全く通用しないのが現状であります。
過去のブログを見ていただければわかると思いますが、相場が高値圏の時は
新規買いを凍結するばかりではなく、現金ポジションを高めなければなりません。
9/1(木)は、防災の日で各スーパーでは、非常食や防災関連グッズが店先に並んでいます。
「備えあれば憂いなし」の言葉の通り、短期筋主導の日本市場では
相場の高値圏(戻り高値)では、現金ポジションを高めて次の短期筋の売り仕掛けに
注意しなければなりません。
株式市場においては、常にメインプレーヤー短期筋の動きを用心し
高値圏では、次の急落に備えることが個人投資家が生き残るための備えです。
それに加えてじっと見ているだけではなく「空売り」も並行して行います。
注:空売りにおいてはロスカット値は必須
「空売り」は短期目線ではなく「中期」場合によっては「長期投資」と考えて行います。
コロナショック安以降、直近まで上昇し続け最高値圏にあるものや
かなりの高値圏まで買われ、その後新値を更新できなくなった銘柄に照準を定めます。
空売り銘柄1 ブログ公開銘柄
買戻し 1377サカタのタネ8/5寄付き4730円信用新規売り
ロスカット平均約定5017円
ここからさらに大きく上昇する可能性は低いものの
ロスカットルールを厳守しました。
空売り銘柄4
6036KeePer技研 8/17 4435円 信用新規売り
ロスカット値8/16高値4585円+30円=4615円超え
3/3安値1721円からの上昇は、8/16高値4585円で上げ一服となり
8/16,8/17連続陰線と思ったため、高値のピンポイント空売りを行いました。
5か月の上昇波動、終焉を想定しての空売りです。
8/29以降の全体相場と米国株の動向を見定めます。
注:空売りのルール
ロスカット値の厳守 売り乗せの禁止
一段の上昇での売り乗せを行うと相場に深入りします。
一度ロスカットを行ってからの再度の新規売りは可とします。
4000番台空売り監視銘柄1 本日8/29空売りしました。
2600番台空売り監視銘柄2 本日8/29空売りしました。
本日、株式投資勝利の法則入門編講座 11時前に臨時配信いたしました。
お詫び
「現在株式投資勝利の法則入門編講座」受講受付は
現在行っておりません。
秋口になりましたら、受講のご案内ブログにて記載させていただきます。
◎8月末、9月以降のリスク要因
ロシアから欧州に天然ガスを送るパイプライン「ノルドストリーム1」が
8月末以降に停止する見通し。
エネルギー価格が上昇し、インフレ警戒感がさらに高まる模様。
頻繁に起こる中国での電力制限への懸念
猛暑による電力需要の急増で中国の現地政府が計画停電を実施.
進出する日本企業、工場の稼働停止が広がっています。
中国経済の伸び悩みによる景気敏感国日本への影響を懸念。
中国の干ばつは深刻で、国内広域で被害が広がっています。
FRBは9月から始まる量的引き締め(QT)加速
米国債などの保有を減らすペースをこれまでの2倍に引き上げる。
9月の利上げ幅が拡大すると相場押し下げ要因になります。
9月20~21日FOMCでは+0.5%or+0.75% 0.75%の利上げを織り込みに入るか?
11月1~2日FOMC+0.25% 8/26パウエル議長発言で不透明に
12月13~14日FOMC+0.25% 8/26パウエル議長発言で不透明に
欧州中央銀行(ECB)は、7月0.5%利上げに続き、9月に0.75%の利上げになると
欧米中央銀行の金融引き締めが強化され、世界的に景気悪化が避けられなくなると
警戒感が高まり、相場全体を押し下げる要因になります。
アメリカでは11月8日の中間選挙
米国景気動向と大企業への課税強化
中国秋の共産党大会
ここまでは経済対策が行われる見込み、それを過ぎると不動産バブルに警戒
中国の不動産バブル問題は、年末にかけての大木なリスク要因です。
9月にかけて、調整局面に要注意。
新規買いは凍結。


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昨日8/28(日)12:20ブログを臨時更新いたしました。
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8/26(金)主要国市場 米国株は大幅安となり反落
日経平均先物 28,120円▼490円 先週末28,730円▼200円
NYダウ 32,283.40ドル▼1,008.38ドル 先週末33,706.74▼292.30ドル
ナスダック 12,141.710▼497.555 先週末12,705.215▼260.127
S&P500 4,057.66▼141.46 先週末4,228.48▼55.26
10年債利回り 3.041%△0.014% 先週末2.971%△0.090%
NY原油 92.97ドル△0.45ドル 先週末89.91ドル▼0.59ドル
上海総合指数 3,236.2226▼10.0255 先週末3258,0784▼19.4654
欧州市場
ドイツDAX 12,971.47▼300.49 先週末13,795.85△101.34
イギリスFTSETM100 7,427.31▼52.43 先週末7,500.89△34.98
フランスCAC40 6,274.26▼1.7.30 先週末6,553.86△9.19
週末8/26(金)米国株は主要3指数そろって大幅反落
NYダウは▼3.02%の大幅安で今年3番目の下げ率となりました。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は▼3.93%安
機関投資家が運用の指標とするS&P500指数は▼3.36%
パウエル議長はジャクソンホール会議で講演し、インフレ抑制策を
やり遂げるまで続けると述べました。
8/16(火)までの米国株高は、原油価格資源エネルギー価格上昇が落ち着き
インフレがピークアウトして、FRBが2022年末から年明けにかけて
利上げが緩やかになり、来年は利下げに動くのではとする市場の見方が
あったためですが、パウエル氏の発言はこうした市場観測を打ち消す内容でした。
インフレを抑制するためには何でも行うと決意を語り、利下げに転じることは
しばらくないと市場は受け止めました。
米国長期金利は、3%台に乗っており、来週以降に公表される経済指標に
市場全体は警戒することになりそうです。
恐怖指数VIXは前日比17%上昇し25ポイント台になりました。
8月26日(金)
日経平均終値 28641.38円 △162.37円 +0.57%
日経平均先物 28,120円 ▼490円 -1.71%
8月29日(月)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 28161.06(9:00)▼480.32
高値 28179.09(9:03)▼462.29
安値 27788.12(10:15)▼853.26
前引 27851.68(11:30)▼789.70 -2.76%
TOPIX前引 1940.26(11:30)▼39.33 -1.99%
週末のパウエル議長発言に市場は大きく反応し、米国株、欧州主要国株は
大幅安となり、日経平均先物もそれに連動し大きく値下がりしました。
週明け8/29(月)日経平均先物にサヤ寄せして大幅反落して始まりました。
寄付き時点では、主力銘柄は売り気配のまま値がついておらず
各銘柄寄付きが進むにつれ、日経平均の下げ幅は拡大しました。
その後も先物売りが断続的に出て、下げ幅は拡大しました。
前場安値27788.12(10:15)▼853.26
10:15に付けた▼853.26円で下げ一服感が出ましたが
前引けにかけて、安値圏での推移となりました。
日本時間の米国株株価指数先物がさらに一段安になった場合は
短期筋の先物売りや個別銘柄の空売りが一気に増加することになります。
日経平均戻り高値 8/17高値28222.77円
TOPIX戻り高値 8/17高値2006.99
日本株は米国株安に連動し、短期筋が再び売ってきました。
日経平均、TOPIX日足チャートでトレンド転換(下方向)を
ご確認ください。
様々な市場関係者や多くの評論家の方々の今後の株価予想が始まりますが
短期筋のAIによる相場の予想をしても当たりませんし、今の市場では
全く通用しないのが現状であります。
過去のブログを見ていただければわかると思いますが、相場が高値圏の時は
新規買いを凍結するばかりではなく、現金ポジションを高めなければなりません。
9/1(木)は、防災の日で各スーパーでは、非常食や防災関連グッズが店先に並んでいます。
「備えあれば憂いなし」の言葉の通り、短期筋主導の日本市場では
相場の高値圏(戻り高値)では、現金ポジションを高めて次の短期筋の売り仕掛けに
注意しなければなりません。
株式市場においては、常にメインプレーヤー短期筋の動きを用心し
高値圏では、次の急落に備えることが個人投資家が生き残るための備えです。
それに加えてじっと見ているだけではなく「空売り」も並行して行います。
注:空売りにおいてはロスカット値は必須
「空売り」は短期目線ではなく「中期」場合によっては「長期投資」と考えて行います。
コロナショック安以降、直近まで上昇し続け最高値圏にあるものや
かなりの高値圏まで買われ、その後新値を更新できなくなった銘柄に照準を定めます。
空売り銘柄1 ブログ公開銘柄
買戻し 1377サカタのタネ8/5寄付き4730円信用新規売り
ロスカット平均約定5017円
ここからさらに大きく上昇する可能性は低いものの
ロスカットルールを厳守しました。
空売り銘柄4
6036KeePer技研 8/17 4435円 信用新規売り
ロスカット値8/16高値4585円+30円=4615円超え
3/3安値1721円からの上昇は、8/16高値4585円で上げ一服となり
8/16,8/17連続陰線と思ったため、高値のピンポイント空売りを行いました。
5か月の上昇波動、終焉を想定しての空売りです。
8/29以降の全体相場と米国株の動向を見定めます。
注:空売りのルール
ロスカット値の厳守 売り乗せの禁止
一段の上昇での売り乗せを行うと相場に深入りします。
一度ロスカットを行ってからの再度の新規売りは可とします。
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ロシアから欧州に天然ガスを送るパイプライン「ノルドストリーム1」が
8月末以降に停止する見通し。
エネルギー価格が上昇し、インフレ警戒感がさらに高まる模様。
頻繁に起こる中国での電力制限への懸念
猛暑による電力需要の急増で中国の現地政府が計画停電を実施.
進出する日本企業、工場の稼働停止が広がっています。
中国経済の伸び悩みによる景気敏感国日本への影響を懸念。
中国の干ばつは深刻で、国内広域で被害が広がっています。
FRBは9月から始まる量的引き締め(QT)加速
米国債などの保有を減らすペースをこれまでの2倍に引き上げる。
9月の利上げ幅が拡大すると相場押し下げ要因になります。
9月20~21日FOMCでは+0.5%or+0.75% 0.75%の利上げを織り込みに入るか?
11月1~2日FOMC+0.25% 8/26パウエル議長発言で不透明に
12月13~14日FOMC+0.25% 8/26パウエル議長発言で不透明に
欧州中央銀行(ECB)は、7月0.5%利上げに続き、9月に0.75%の利上げになると
欧米中央銀行の金融引き締めが強化され、世界的に景気悪化が避けられなくなると
警戒感が高まり、相場全体を押し下げる要因になります。
アメリカでは11月8日の中間選挙
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