9月相場短期筋の売りに注意
2022年9月1日(木)18:50
前日8/31の米国株
NYダウ 31,510.43ドル ▼280.44ドル -0.88%
ナスダック 11,816.203 ▼66.933 -0.56%
S&P500 3,955.00 ▼31.16 -0.78%
米国10年債利回り 3.192% △0.084%
NY原油 89.38ドル
欧州市場
ドイツDAX 12,834.96 ▼126.18 -0.97%
イギリスFTSETM100 7,284.15 ▼77.48 -1.05%
フランスCAC40 6,125.10 ▼85.12 -1.37%
前日の米国株 主要3指数は揃って4日続落
先週末からの米国の金融引き締め長期化で主要国景気が
一段と減速することへの警戒から、幅広い銘柄に売りが出ました。
31日、クリーブランド連銀メスター総裁が講演で
来年の早い時期までに政策金利を4%を超える水準に
引き上げる必要がある。来年の利下げ転換はないだろうと発言。
インフレ抑制を優先する考えを示し、先週末ジャクソンホールでの
パウエル議長の発言と同様の発言をしました。
世界景気減速懸念は今後も相場の重しになりそうです。
欧州主要国株も下落しました。
東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 27797.00(9:00)▼294.53
高値 27832.78(9:02)▼258.75
安値 27606.22(10:56)▼485.31
前引 27673.14(11:30)▼418.39 -1.49%
後場
寄付 27690.90(12:30)▼400.63
高値 27698.04(12:30)▼393.49
安値 27589.70(13:23)▼501.83
大引 27661.47(15:00)▼430.06 -1.53%
TOPIX
1945.70(9:00)
1950.21(9:12)
1934.90(9:48)
1935.49(15:00)
前日比▼27.67 -1.41%
値上がり銘柄数 195
値下がり銘柄数 1606
新高値銘柄数 23
新安値銘柄数 29
騰落レシオ25D 97.6
日経平均25日移動平均乖離率 -2.19%
TOPIX25日移動平均乖離率 -1.32%
前日の米国株主要3指数は4営業日続落
欧州主要国株も下落しました。
米国欧州の金融引き締め長期化で主要国景気が
一段と減速することへの警戒か引き続き意識されました。
米国株安に連動し日経平均先物が1%を超える下げとなり
寄付きは先物にサヤ寄せし27,800円を割り込んで始まりました。
寄付 27797.00(9:00)▼294.53
高値 27832.78(9:02)▼258.75
日経平均は安寄り後、先物主導でじりじりと下げ幅を拡大し
一時▼485.31円値下がりする場面がありました。
安値 27606.22(10:56)▼485.31
前引 27673.14(11:30)▼418.39 -1.49%
後場も前引け水準で始まると再び下値を探る展開となり
前場安値を割り込み▼501.83円 27,600円を割り込みました。
安値 27589.70(13:23)▼501.83
売り一巡後はやや下げ渋るも戻りは鈍く27,600円台での小動きになりました。
9/1(木)月初の日経平均株価は大幅安で続落して引けました。
大引 27661.47(15:00)▼430.06 -1.53%
昨日まで様々な市場関係者や評論家の方々の解説は日本株は底堅いという話が
多かったのですが、短期筋主導の売りが広がってきました。
日経平均は本日の大幅下落により、200日移動平均と切り上がっている
75日移動平均に迫り、これが下値サポートになるか?
あるいは、今後も米国株安となればさらに一段安になる可能性もあります?
日経平均は、7/20の窓を開けての大陽線迄差し掛かっており
一段安となると窓を埋めることになります。
7/20大陽線 始27295.95 高27692.85 安27295.95 終27680.26 △718.58
大きな窓27,000円~27,300円
9/1(木)200日移動平均27501.87円 75日移動平均27369.78円
以上が目先の下値サポートになります。
米国株の連日の下げはいったん止まったとしても9月相場は荒れ相場になる可能性大。
当面新規買いは凍結します。
◎銘柄研究
6594日本電産
1/4高値13840円 5月以降底練りが続き6/23安値7830円底値形成
この銘柄も底値を監視していた銘柄ですが、その後全体相場上昇の流れに乗り
買戻しが断続的に入り8/15高値10110円まで戻りました。
米国ナスダック指数のチャートと重ねると同じ値動きになっています。
直近では、10月に新経営体制を計画し日産自動車から招へいした後継者候補の
関社長兼最高執行責任者は9月末までに退任する見通しとなり
後継者選びは振り出しに戻り、そのことから国内外投資家の売りを浴び
8/29安値8884円まで下落しました。
カリスマ経営者の後継者がいない状況を考えるとここから一段安があっても
買いは見送ります。
6194アトラエ
毎年のボトムピーク率の高い銘柄として株価のチェックは怠らないように
している銘柄です。
2021年9/1高値2849円最高値 5/17安値1278円底値形成
直近はボックス相場になっています。
2000円水準が戻り高値の上限
1500円水準がレンジ下限
突っ込みの買いチャンスは毎年あるのですが、成長性を加味しても
EPS20円台で無配を考えると手が出ない銘柄です。
9月相場もう一段の下振れ後底を付け再び上昇するものと考えます。
有利子負債の多い銘柄は注意する
3137ファンデリー
生活習慣病患者向けなど健康食の宅配事業を展開
全国の医療機関、調剤薬局など約17,000カ所にカタログ
「ミールタイム」を置かせてもらい患者に利用を促す。
冷凍した商品をクール便で宅配
専属栄養士の指導を受けられる
売り上げは伸び悩んでいてコロナショック以降業績不振になり
継続前提に重要事象 投資不適格
コロナショック直前の株価 20年1/21高値1540円
コロナショックの影響を受け 20年12/7安値508円
直近安値8/30安値269円
借入金が売り上げを上回っていて成長が見込めない銘柄や
前提に重要事象の銘柄は手出し無用です。
9262シルバーライフ
齢者向け配食サービスのフランチャイズ本部の運営と
フランチャイズ加盟店への調理済み食材の販売
売り上げは伸びているものの20年以降営業利益は伸び悩む
6/9高値1854円その後2か月の調整を経て8/12安値1222円で下げ止まり
じりじりと株価は切り上がり本日出来高急増株価上昇
1448円まで買われました。
この銘柄も時々、人気化するので目に留まりますが
EPS39円 無配 2017年以降の月足チャートを見ると手が出ない銘柄です。
台風11号が日本列島に近付いてきました。
9月は台風シーズンで災害への備えが必要です。
日本市場も本日短期筋が売ってきました。
米国発の株安の影響を受ける日本市場
9月は荒れ相場の可能性が高まります。


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前日8/31の米国株
NYダウ 31,510.43ドル ▼280.44ドル -0.88%
ナスダック 11,816.203 ▼66.933 -0.56%
S&P500 3,955.00 ▼31.16 -0.78%
米国10年債利回り 3.192% △0.084%
NY原油 89.38ドル
欧州市場
ドイツDAX 12,834.96 ▼126.18 -0.97%
イギリスFTSETM100 7,284.15 ▼77.48 -1.05%
フランスCAC40 6,125.10 ▼85.12 -1.37%
前日の米国株 主要3指数は揃って4日続落
先週末からの米国の金融引き締め長期化で主要国景気が
一段と減速することへの警戒から、幅広い銘柄に売りが出ました。
31日、クリーブランド連銀メスター総裁が講演で
来年の早い時期までに政策金利を4%を超える水準に
引き上げる必要がある。来年の利下げ転換はないだろうと発言。
インフレ抑制を優先する考えを示し、先週末ジャクソンホールでの
パウエル議長の発言と同様の発言をしました。
世界景気減速懸念は今後も相場の重しになりそうです。
欧州主要国株も下落しました。
東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 27797.00(9:00)▼294.53
高値 27832.78(9:02)▼258.75
安値 27606.22(10:56)▼485.31
前引 27673.14(11:30)▼418.39 -1.49%
後場
寄付 27690.90(12:30)▼400.63
高値 27698.04(12:30)▼393.49
安値 27589.70(13:23)▼501.83
大引 27661.47(15:00)▼430.06 -1.53%
TOPIX
1945.70(9:00)
1950.21(9:12)
1934.90(9:48)
1935.49(15:00)
前日比▼27.67 -1.41%
値上がり銘柄数 195
値下がり銘柄数 1606
新高値銘柄数 23
新安値銘柄数 29
騰落レシオ25D 97.6
日経平均25日移動平均乖離率 -2.19%
TOPIX25日移動平均乖離率 -1.32%
前日の米国株主要3指数は4営業日続落
欧州主要国株も下落しました。
米国欧州の金融引き締め長期化で主要国景気が
一段と減速することへの警戒か引き続き意識されました。
米国株安に連動し日経平均先物が1%を超える下げとなり
寄付きは先物にサヤ寄せし27,800円を割り込んで始まりました。
寄付 27797.00(9:00)▼294.53
高値 27832.78(9:02)▼258.75
日経平均は安寄り後、先物主導でじりじりと下げ幅を拡大し
一時▼485.31円値下がりする場面がありました。
安値 27606.22(10:56)▼485.31
前引 27673.14(11:30)▼418.39 -1.49%
後場も前引け水準で始まると再び下値を探る展開となり
前場安値を割り込み▼501.83円 27,600円を割り込みました。
安値 27589.70(13:23)▼501.83
売り一巡後はやや下げ渋るも戻りは鈍く27,600円台での小動きになりました。
9/1(木)月初の日経平均株価は大幅安で続落して引けました。
大引 27661.47(15:00)▼430.06 -1.53%
昨日まで様々な市場関係者や評論家の方々の解説は日本株は底堅いという話が
多かったのですが、短期筋主導の売りが広がってきました。
日経平均は本日の大幅下落により、200日移動平均と切り上がっている
75日移動平均に迫り、これが下値サポートになるか?
あるいは、今後も米国株安となればさらに一段安になる可能性もあります?
日経平均は、7/20の窓を開けての大陽線迄差し掛かっており
一段安となると窓を埋めることになります。
7/20大陽線 始27295.95 高27692.85 安27295.95 終27680.26 △718.58
大きな窓27,000円~27,300円
9/1(木)200日移動平均27501.87円 75日移動平均27369.78円
以上が目先の下値サポートになります。
米国株の連日の下げはいったん止まったとしても9月相場は荒れ相場になる可能性大。
当面新規買いは凍結します。
◎銘柄研究
6594日本電産
1/4高値13840円 5月以降底練りが続き6/23安値7830円底値形成
この銘柄も底値を監視していた銘柄ですが、その後全体相場上昇の流れに乗り
買戻しが断続的に入り8/15高値10110円まで戻りました。
米国ナスダック指数のチャートと重ねると同じ値動きになっています。
直近では、10月に新経営体制を計画し日産自動車から招へいした後継者候補の
関社長兼最高執行責任者は9月末までに退任する見通しとなり
後継者選びは振り出しに戻り、そのことから国内外投資家の売りを浴び
8/29安値8884円まで下落しました。
カリスマ経営者の後継者がいない状況を考えるとここから一段安があっても
買いは見送ります。
6194アトラエ
毎年のボトムピーク率の高い銘柄として株価のチェックは怠らないように
している銘柄です。
2021年9/1高値2849円最高値 5/17安値1278円底値形成
直近はボックス相場になっています。
2000円水準が戻り高値の上限
1500円水準がレンジ下限
突っ込みの買いチャンスは毎年あるのですが、成長性を加味しても
EPS20円台で無配を考えると手が出ない銘柄です。
9月相場もう一段の下振れ後底を付け再び上昇するものと考えます。
有利子負債の多い銘柄は注意する
3137ファンデリー
生活習慣病患者向けなど健康食の宅配事業を展開
全国の医療機関、調剤薬局など約17,000カ所にカタログ
「ミールタイム」を置かせてもらい患者に利用を促す。
冷凍した商品をクール便で宅配
専属栄養士の指導を受けられる
売り上げは伸び悩んでいてコロナショック以降業績不振になり
継続前提に重要事象 投資不適格
コロナショック直前の株価 20年1/21高値1540円
コロナショックの影響を受け 20年12/7安値508円
直近安値8/30安値269円
借入金が売り上げを上回っていて成長が見込めない銘柄や
前提に重要事象の銘柄は手出し無用です。
9262シルバーライフ
齢者向け配食サービスのフランチャイズ本部の運営と
フランチャイズ加盟店への調理済み食材の販売
売り上げは伸びているものの20年以降営業利益は伸び悩む
6/9高値1854円その後2か月の調整を経て8/12安値1222円で下げ止まり
じりじりと株価は切り上がり本日出来高急増株価上昇
1448円まで買われました。
この銘柄も時々、人気化するので目に留まりますが
EPS39円 無配 2017年以降の月足チャートを見ると手が出ない銘柄です。
台風11号が日本列島に近付いてきました。
9月は台風シーズンで災害への備えが必要です。
日本市場も本日短期筋が売ってきました。
米国発の株安の影響を受ける日本市場
9月は荒れ相場の可能性が高まります。


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