2日米国雇用統計発表 日本時間21:30
2022年9月2日(金)12:05
前日9/1の米国株
NYダウ 31,656.42ドル △145.99ドル +0.46%
ナスダック 11,785.126 ▼31.077 -0.26%
S&P500 3,966.85 △11.85 -0.29%
米国10年債利回り 3.262% △0.070%
NY原油 87.35ドル
欧州市場
ドイツDAX 12,630.23 ▼204.73 -1.59%
イギリスFTSETM100 7,148.50 ▼135.65 -1.86%
フランスCAC40 6,034.31 ▼90.79 -1.48%
米国の金融政策引き締めを警戒した売りが連日続き
8/26(金)~8/31(水)まで米国主要3指数は4日続落で急落しました。
昨日9/1(木)は、NYダウ、S&P500指数は5営業日ぶりに反発したものの
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、5営業日続落となりました。
欧州主要株は揃って1%を超える大幅安になりました。
2日米国雇用統計発表 日本時間21:30 日本市場は週明け9/5(月)市場は織り込みます。
1日、10年債利回りが一時3.29%まで上昇し約2カ月ぶりの水準になったため
高PERのハイテク株、グロース株は売りが優勢となりました。
NYダウとS&P500指数が上昇した背景には、今晩発表の雇用統計を前に
売り方の買戻しが入ったためで、イベント待ちになります。
米国株が市場の判断を待つことになり、来週の日本市場もその影響を受けて
短期筋が動きます。
9月2日(金)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 27755.60(9:00)△94.13
高値 27772.37(9:00)△110.90
安値 27570.74(9:51)▼90.73
前引 27604.37(11:30)▼57.10 -0.21%
TOPIX前引 1926.05▼9.44 -0.49%
日経平均は先物にサヤ寄せして反発して始まりましたが
寄り付き直後に急速に上げ幅を縮めマイナス圏に転落
27,600円を割り込み▼90.73円まで値下がりしましたが
今晩の米国雇用統計発表を控え、週末要因もあり
さらに売り込む動きは限定的、その後前日終値付近で一進一退となりました。
昨日9/1(木)空売り比率 51,2%
6/29の53%以来の高水準
9月相場は短期筋の売り仕掛けに要注意
底値形成後の初動の上昇銘柄
9450ファイバーゲート 8/17高値1100円まで買われましたが株価は伸び悩み
本日寄付きで手仕舞いました。
今後の突っ込みで買い直す予定です。
短期筋の貸株を使った空売りで大きく下げた銘柄で、株価は戻りを試す展開になったものの
全体相場地合い悪化により、タイムアウトとしました。
◎空売り銘柄4
6036KeePer技研
8/17 4435円 信用新規売り
従来のロスカット値8/16高値4585円+30円=4615円超え
新ロスカット値8/16高値4585円+100円=4685円
投資期間2カ月程度
買戻し目標2500円(米国株次第)
8/30(火)某証券会社が推奨し株価は上昇。
4210円△270円
しかし、本日9/2(金)株価は急落
証券会社の推奨で天井付近で買った投資家は、今後投げか塩漬けになる可能性大。
短期筋主導の日本市場で、高値付近の買いや中途半端な水準の買いは
「短期筋の餌食」になります。
数年前までの投資手法では生き残れません。
9月2日発表、8月雇用統計失業率に注目、低下となれば利上げ材料になります。
9月13日発表、消費者物価指数(CPI)は、6月以来要注目となります。
9月20~21日のFOMCまで米国株式相場は荒れた展開になることが予想されます。
26日は、欧州中央銀行(ECB)が利上げペースを加速するとの観測が高まり
ロイター通信によると9月の欧州中央銀行(ECB)理事会で通常の3倍となる
0.75%利上げを議論する可能性があると伝えました。
市場の悪材料
ロシアから欧州に天然ガスを送るパイプラインを停止するというロシアの脅し
エネルギー価格が上昇し、インフレ警戒感がさらに高まる模様。
今年の冬が厳しい寒さとなるとエネルギー価格上昇は経済に大きなダメージになります。
FRBは9月から始まる量的引き締め(QT)加速
米国債などの保有を減らすペースをこれまでの2倍に引き上げる。
9月の利上げ幅が拡大すると相場押し下げ要因になります。
欧州中央銀行(ECB)は、7月0.5%利上げに続き、9月に0.75%の利上げになると
欧米中央銀行の金融引き締めが強化され、世界的に景気悪化が避けられなくなると
警戒感が高まり、相場全体を押し下げる要因になります。
頻繁に起こる中国での電力制限への懸念
猛暑による電力需要の急増で中国の現地政府が計画停電を実施.
進出する日本企業、工場の稼働停止が広がっています。
中国経済の伸び悩みによる景気敏感国日本への影響を懸念。
中国の干ばつは深刻で、国内広域で被害が広がりました。
ゼロコロナ政策のダメージは残ります。
アメリカでは11月8日の中間選挙
米国景気動向と大企業への課税強化
中国秋の共産党大会
ここまでは経済対策が行われる見込み、それを過ぎると不動産バブルに警戒
中国の不動産バブル問題は、年末にかけての大きなリスク要因です。
ジャクソンホールでのパウエル議長発言でFRBの利上げ姿勢(タカ派)が
鮮明になり、その後の要人発言で米国景気への楽観論が後退し、米国株の
警戒感が再び高まりました。
9月相場は米国株と長期金利の動向次第ですが、米国株がいったん
下げ止まったとしても、パウエル議長発言でしばらく米国株は
調整色が鮮明になる見込みで、米国株が下がれば日本市場でも
それに短期筋のAIが連動します。
AIによる高速売買が相場のトレンドに追随するCTA(商品投資顧問)が
今後も日本株を売ってくる可能性が高く、9月相場は大荒れになる可能性が高まります。
昨日9/1(木)空売り比率 51,2%
6/29の53%以来の高水準
6月相場は短期筋の売り仕掛けに要注意
9月相場中途半端な水準での買いは控えるべきと考えます。


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村
次回更新は9/5(月)大引け前更新予定です。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。
前日9/1の米国株
NYダウ 31,656.42ドル △145.99ドル +0.46%
ナスダック 11,785.126 ▼31.077 -0.26%
S&P500 3,966.85 △11.85 -0.29%
米国10年債利回り 3.262% △0.070%
NY原油 87.35ドル
欧州市場
ドイツDAX 12,630.23 ▼204.73 -1.59%
イギリスFTSETM100 7,148.50 ▼135.65 -1.86%
フランスCAC40 6,034.31 ▼90.79 -1.48%
米国の金融政策引き締めを警戒した売りが連日続き
8/26(金)~8/31(水)まで米国主要3指数は4日続落で急落しました。
昨日9/1(木)は、NYダウ、S&P500指数は5営業日ぶりに反発したものの
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、5営業日続落となりました。
欧州主要株は揃って1%を超える大幅安になりました。
2日米国雇用統計発表 日本時間21:30 日本市場は週明け9/5(月)市場は織り込みます。
1日、10年債利回りが一時3.29%まで上昇し約2カ月ぶりの水準になったため
高PERのハイテク株、グロース株は売りが優勢となりました。
NYダウとS&P500指数が上昇した背景には、今晩発表の雇用統計を前に
売り方の買戻しが入ったためで、イベント待ちになります。
米国株が市場の判断を待つことになり、来週の日本市場もその影響を受けて
短期筋が動きます。
9月2日(金)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 27755.60(9:00)△94.13
高値 27772.37(9:00)△110.90
安値 27570.74(9:51)▼90.73
前引 27604.37(11:30)▼57.10 -0.21%
TOPIX前引 1926.05▼9.44 -0.49%
日経平均は先物にサヤ寄せして反発して始まりましたが
寄り付き直後に急速に上げ幅を縮めマイナス圏に転落
27,600円を割り込み▼90.73円まで値下がりしましたが
今晩の米国雇用統計発表を控え、週末要因もあり
さらに売り込む動きは限定的、その後前日終値付近で一進一退となりました。
昨日9/1(木)空売り比率 51,2%
6/29の53%以来の高水準
9月相場は短期筋の売り仕掛けに要注意
底値形成後の初動の上昇銘柄
9450ファイバーゲート 8/17高値1100円まで買われましたが株価は伸び悩み
本日寄付きで手仕舞いました。
今後の突っ込みで買い直す予定です。
短期筋の貸株を使った空売りで大きく下げた銘柄で、株価は戻りを試す展開になったものの
全体相場地合い悪化により、タイムアウトとしました。
◎空売り銘柄4
6036KeePer技研
8/17 4435円 信用新規売り
従来のロスカット値8/16高値4585円+30円=4615円超え
新ロスカット値8/16高値4585円+100円=4685円
投資期間2カ月程度
買戻し目標2500円(米国株次第)
8/30(火)某証券会社が推奨し株価は上昇。
4210円△270円
しかし、本日9/2(金)株価は急落
証券会社の推奨で天井付近で買った投資家は、今後投げか塩漬けになる可能性大。
短期筋主導の日本市場で、高値付近の買いや中途半端な水準の買いは
「短期筋の餌食」になります。
数年前までの投資手法では生き残れません。
9月2日発表、8月雇用統計失業率に注目、低下となれば利上げ材料になります。
9月13日発表、消費者物価指数(CPI)は、6月以来要注目となります。
9月20~21日のFOMCまで米国株式相場は荒れた展開になることが予想されます。
26日は、欧州中央銀行(ECB)が利上げペースを加速するとの観測が高まり
ロイター通信によると9月の欧州中央銀行(ECB)理事会で通常の3倍となる
0.75%利上げを議論する可能性があると伝えました。
市場の悪材料
ロシアから欧州に天然ガスを送るパイプラインを停止するというロシアの脅し
エネルギー価格が上昇し、インフレ警戒感がさらに高まる模様。
今年の冬が厳しい寒さとなるとエネルギー価格上昇は経済に大きなダメージになります。
FRBは9月から始まる量的引き締め(QT)加速
米国債などの保有を減らすペースをこれまでの2倍に引き上げる。
9月の利上げ幅が拡大すると相場押し下げ要因になります。
欧州中央銀行(ECB)は、7月0.5%利上げに続き、9月に0.75%の利上げになると
欧米中央銀行の金融引き締めが強化され、世界的に景気悪化が避けられなくなると
警戒感が高まり、相場全体を押し下げる要因になります。
頻繁に起こる中国での電力制限への懸念
猛暑による電力需要の急増で中国の現地政府が計画停電を実施.
進出する日本企業、工場の稼働停止が広がっています。
中国経済の伸び悩みによる景気敏感国日本への影響を懸念。
中国の干ばつは深刻で、国内広域で被害が広がりました。
ゼロコロナ政策のダメージは残ります。
アメリカでは11月8日の中間選挙
米国景気動向と大企業への課税強化
中国秋の共産党大会
ここまでは経済対策が行われる見込み、それを過ぎると不動産バブルに警戒
中国の不動産バブル問題は、年末にかけての大きなリスク要因です。
ジャクソンホールでのパウエル議長発言でFRBの利上げ姿勢(タカ派)が
鮮明になり、その後の要人発言で米国景気への楽観論が後退し、米国株の
警戒感が再び高まりました。
9月相場は米国株と長期金利の動向次第ですが、米国株がいったん
下げ止まったとしても、パウエル議長発言でしばらく米国株は
調整色が鮮明になる見込みで、米国株が下がれば日本市場でも
それに短期筋のAIが連動します。
AIによる高速売買が相場のトレンドに追随するCTA(商品投資顧問)が
今後も日本株を売ってくる可能性が高く、9月相場は大荒れになる可能性が高まります。
昨日9/1(木)空売り比率 51,2%
6/29の53%以来の高水準
6月相場は短期筋の売り仕掛けに要注意
9月相場中途半端な水準での買いは控えるべきと考えます。


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村
次回更新は9/5(月)大引け前更新予定です。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。