fc2ブログ

2023-03

9月相場は米国株下落の影響に注意

2022年9月4日(日)13:10

9月2日(金)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 27755.60(9:00)△94.13
高値 27772.37(9:00)△110.90
安値 27570.74(9:51)▼90.73
前引 27604.37(11:30)▼57.10 -0.21%
 後場
寄付 27616.34(12:30)▼45.13
高値 27681.29(13:19)▼0.18
安値 27608.00(14:39)▼53.47
大引 27650.84(15:00)▼10.63 -0.04%

TOPIX
1938.99(9:00)
1939.80(9:00)
1920.68(9:53)
1930.17(15:00)
前日比▼5.32 -0.27%

値上がり銘柄数 650
値下がり銘柄数 1096
新高値銘柄数 15
新安値銘柄数 45

騰落レシオ25D 92.9
日経平均25日移動平均乖離率 -2.20%
TOPIX25日移動平均乖離率 -1.56%

日経平均は先物にサヤ寄せして反発して始まりましたが
寄り付き直後に急速に上げ幅を縮めマイナス圏に転落
27,600円を割り込み▼90.73円まで値下がりしましたが
9/2(金)米国雇用統計発表を控え、週末要因もあり
さらに売り込む動きは限定的、その後前日終値付近で一進一退となりました。
後場も小幅にマイナス圏で一進一退の小動きで取引を終えました。
週末9/2(金)日経平均は小幅に3日続落して引けました。

9/2(金)主要国市場  
日経平均先物 27,540円▼120円 先週末28,120円▼490円
NYダウ 31,318.44ドル▼337.98ドル 先週末32,283.40ドル▼1,008.38ドル
ナスダック 11,630.865▼154.261 先週末12,141.710▼497.555
S&P500 3,924.26▼42.59 先週末4,057.66▼141.46
10年債利回り 3.197%▼0.065% 先週末3.041%△0.014%
NY原油 87.25ドル△0.64ドル 先週末92.97ドル△0.45ドル
上海総合指数 3,186.4781△1.4984 先週末3,236.2226▼10.0255 
欧州市場 
ドイツDAX 13,050.27△420.04 先週末12,971.47▼300.49
イギリスFTSETM100 7,281.19△132.69 先週末7,427.31▼52.43
フランスCAC40 6,167.51△133.20 先週末6,274.26▼1.7.30

週末9/2(金)米国株主要3指数は揃って1%を超える値下がりになりました。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は6営業日続落。
欧州主要国株は揃って大幅高となり、ドイツDAXは3.32%の上昇となりました。
注目のイベント朝方発表8月米国雇用統計は雇用者数の伸びが市場予想の
範囲内にとどまり、主要3指数は買い優勢で始まりました。
金融引き締めの長期化が景気を減速させるとの流れが変わらないことで
買い一巡後は下げに転じました。
雇用統計は、31.5万人増加 市場予想31.8万人増加
7月52.6万人増加から減速、失業率は7月の3.5%から3.7%に上昇し
市場予想内になったため、NYダウは一時△370ドル上昇しましたが
買いは続かず下げに転じ▼337.98ドルで引けました。

8月26日(金)
日経平均終値 27650.84円 ▼10.63円 -0.04%
日経平均先物 27,540円 ▼120円
日経平均直近安値9/2安値27570.74円

週明け9/5(月)日経平均はマイナス圏で始まり、米国株先物に連動して
短期筋の売買に影響を受ける模様。
直近安値9/2安値27570.74円を割り込む可能性。
相場は弱含みで 日経平均は200日、75日移動平均の攻防、TOPIXは週末
9/2(金)下ヒゲが200日移動平均を割り込み75日移動平均に接近
この2つの移動平均を割り込むと一段安になる可能性が高まります。
9月相場は波乱の月となり、米国株次第では下値を探る相場展開になる可能性大。

9/2(金)時点
日経平均株価 27650.84円 ▼10.63円 -0.04%
25日移動平均乖離率 -2.20%
直近安値 9/2安値27570.74円
200日移動平均 27493.69円
75日移動平均 27379.65円

TOPIX 1930.17 ▼5.32 -0.27%
25日移動平均乖離率 -1.56%
直近安値 1920.68
200日移動平均 1927.82
75日移動平均 1919.26

プライム市場騰落レシオ25は、直近H7/26 143.8
9/2には92.9まで低下しました。
2022年 5/16 79.2 3/11 81.1 1/25 84.7

9/2の新高値銘柄数は15銘柄まで減少し、新安値銘柄数は45まで増加
8/17新高値銘柄数139銘柄、新安値銘柄数1 日経平均25日移動平均乖離率5.22
日経平均8/17高値29222.77円 直近安値9/2安値27570.74円
値下がり幅 1652.03円

8/17時点
プライム市場 25日移動平均 
+乖離銘柄数 1224
+10%以上乖離銘柄数 144
-乖離銘柄数 609
-10%以上乖離銘柄数 8

9/2時点
プライム市場 25日移動平均 
+乖離銘柄数 600
+10%以上乖離銘柄数 16
+15%以上乖離銘柄数 4
-乖離銘柄数 1229
-10%以上乖離銘柄数 32
-15%以上乖離銘柄数 4

9月以降の悪材料

ロシアから欧州に天然ガスを送るパイプラインが止まり
エネルギー価格が上昇し、インフレ警戒感がさらに高まる可能性。
欧州中央銀行(ECB)は、7月0.5%利上げに続き、9月に0.75%の利上げになると
欧米中央銀行の金融引き締めが強化され、世界的に景気悪化が避けられなくなると
警戒感が高まり、相場全体を押し下げる要因になります。

頻繁に起こる中国での電力制限への懸念
猛暑による電力需要の急増で中国の現地政府が計画停電を実施.
進出する日本企業、工場の稼働停止が広がっています。
中国経済の伸び悩みによる景気敏感国日本への影響を懸念。
中国の干ばつは深刻で、国内広域で被害が広がっています。
ゼロコロナ政策+中国経済減速+中国不動産バブル問題

FRBは9月から始まる量的引き締め(QT)加速
米国債などの保有を減らすペースをこれまでの2倍に引き上げる。
9月の利上げ幅が拡大すると相場押し下げ要因になります。
9月20~21日FOMCでは+0.5%or+0.75% 0.75%の利上げを織り込みに入るか?
11月1~2日FOMC+0.25% 8/26パウエル議長発言で不透明に
12月13~14日FOMC+0.25% 8/26パウエル議長発言で不透明に

アメリカでは11月8日の中間選挙
米国景気動向と大企業への課税強化
中国秋の共産党大会 10/16開幕
ここまでは経済対策が行われる見込み、それを過ぎると不動産バブルに警戒
中国の不動産バブル問題は、年末にかけての大木なリスク要因です。

日本にとって最も重要な貿易国 中国と米国の景気減速は避けられない見込みです。
その影響は9月以降景気敏感国日本も影響を受けることになります。

米国株の動向、米国長期金利の動向、様々な外侮要因を予想しても仕方ありませんが
日経平均の
下値メド1 27,000円水準
下値メド2 26,000円水準
これは覚悟して相場に臨まなければなりません。

短期筋のAIと同じ土俵で戦わず
相場が安くなるのを待ち下げ切った好内容銘柄の底値買い
直近高値を付けた銘柄で新値を更新できなくなった銘柄の空売り
(空売りにはロスカット値設定が必須条件です)
空売りをお勧めしているわけではありません。
チャートを見る目を向上させるためには、実際空売りを行わなくても
勉強だけはしておくことをお勧めします。
相場の高値圏から崩れるタイミングを見極めるうえで非常に参考になります。
底値買いのシュミレーション、空売りのシュミレーション
短期筋主導の今の日本市場で個人投資家が勝ち残るには、チャートを見る目が
最も重要と考えます。
日本市場で儲けるということは、市場売買シェア過半数を握る
短期筋のAIに勝たなければなりません。
株価が中途半端な水準で、頻繁に売買を繰り返してもかつてのようなチャンスは
少なくなりました。
短期筋の餌食にならない方法は、売られすぎの底値と買われすぎの高値を
チャートで判断することだと思います。

9月相場は以前からブログで事前にご紹介しております通り
波瀾の月になる可能性大。
10月相場まで長引くことを念頭に相場に臨みます。




株式 ブログランキングへ

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村



次回更新は9/5(月)大引け前更新予定です。
ブログ更新時刻
(月)(水)(金)大引け前に更新
(火)(木)20:00前に更新
(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新

当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
正確性、確実性を保証するものではありません。
当サイトのご利用により生じた損失につきましては
一切その責を負いません。
投資のリスクはすべて自己責任で行ってください。
なぜならば、利益はすべてあなた自身のものだからです。
投資に100%は存在しません。

«  | ホーム |  »

プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

最新記事

カテゴリ

参考銘柄 (74)
株式日記 (2545)
株式投資 (11)
空売り (1)
未分類 (23)

アクセスカウンター

ランキング


株式 ブログランキングへ

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村

RSSリンクの表示

QRコード

QR