高値圏や中途半端な水準の買いは厳禁
2022年9月12日(月)11:50
米国株が8/6に底を付け長期金利上昇一服により
戻りを試す展開となり、日本株もそれに連動し
9/7を目先底に切り返しに転じてきました。
相場が変化したため、9/11(日)のブログを
更新しましたのでご参照ください。
9/9(金)主要国市場
日経平均先物 28,190円△190円 先週末27,540円▼120円
NYダウ 32,151.71ドル△377.19ドル 先週末31,318.44ドル▼337.98ドル
ナスダック 12,112.307△250.178 先週末11,630.865▼154.261
S&P500 4,067.36△61.18 先週末3,924.26▼42.59
10年債利回り 3.313%▼0.008% 先週末3.197%▼0.065%
NY原油 86.10ドル△2.56ドル 先週末87.25ドル△0.64ドル
上海総合指数 3,262.0542△26.4680 先週末3,186190円4781△1.4984
欧州市場
ドイツDAX 13,088.21△183.89 先週末13,050.27△420.04
イギリスFTSETM100 7,351.07△89.01 先週末7,281.19△132.69
フランスCAC40 6,212.33△86.43 先週末6,167.51△133.20
週末の米国株欧州主要国株は揃って上昇
8/26ジャクソンホールでのパウエル議長タカ派発言による株価急落を織り込み
週末の米国株は揃って大幅高で3日続伸しました。
米国長期金利も上昇一服となり、高PERのハイテク株グロース株には
引き続き買戻しが入り相場をけん引しました。
9月20~21日FOMCで3会合連続で0.75%の利上げが決まることへ
市場は一定程度織り込んだ模様。
機関投資家が運用の参考指標とするS&P500指数は、4000ポイントを回復
このことも相場の下支えになりました。
9月13日発表、消費者物価指数(CPI)
9/16(金)米国クアドルプル・ウィッチング
日本でのSQ(特別清算指数)に当たる「クアドルプル・ウィッチング」
9月20~21日のFOMC
8月26日(金)
日経平均終値 28214.75円△149.47円 +0.53%
日経平均先物 28,190円△190円
日経平均先物と日経平均のギャップ200円強
28,190円+200円=28390円
9月12日(月)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 28483.59(9:00)△268.84
高値 28612.89(9:42)△398.14
安値 28438.37(10:18)△223.62
前引 28528.90(11:30)△314.15 +1.11%
先週末の米国株は主要3指数そろって大幅高で続伸し
それに連動して日経平均先物も上昇しました。
寄付きは先物にサヤ寄せして続伸して始まりました。
日経平均は本日も買戻しが断続的に入り、28,600円台に乗せ
△398.14円上昇する場面がありましたが、買い一巡後は上値が重くなりました。
日経平均直近高値8/17高値29222.77円
米国株に連動しての買戻し主導の上昇
日経平均直近安値8/7安値27268.70円
米国株に連動しての下げ
米国長期金利上昇=高PERのハイテク株グロース株売り
ハイテク株比率の高いナスダック指数下落に連動して日本株も下落
米国長期金利低下=高PERのハイテク株グロース株買い
ハイテク株比率の高いナスダック指数上昇に連動し日本株も上昇
9/12(月)日経平均高値28612.89円(9:42)△398.14円
直近の米国株高に連動し日本株も上昇に転じてきました。
これにより売り方の買戻しがまとまった規模入り、売られていた銘柄が
買戻しにより切り返しに転じました。
今回の米国株高に連動した買戻し優勢相場は、9/8(木)9/9(金)9/12(月)
3営業日続きましが、このまま8/17高値28222.77円に向かうかどうかは
今晩以降の米国株と米国長期金利次第です。
日本株は日本独自の材料で上昇するのではなく、売り方の買戻しによる上昇
時にはそれが踏み上げとなって想定以上の上昇になることがあるため今回も
予想外の上昇になる可能性がありますが、短期筋のAIの動向を予想しても
仕方ありません。
言えることは今は買う場面ではないこと
高値圏や中途半端な株価水準で買うべからず ということです。
短期筋対策底値買い銘柄15
9247TREHD 8/15 1423円買い
9/9終値1716円 決算発表8/12通過
タケエイとリバーHDが21年10月統合
タケエイは、建設分野を対象とする環境ソリューション事業を展開
首都圏の建設現場で排出される関連廃棄物の運搬、分別、中間処理
埋め立て処分、再資源化などを手掛ける。
リバーは資源リサイクルが主力で生産工場や解体業者で発生した
金属スクラップを仕入れ、せん断・圧縮・破砕・選別、再資源化し
商社や電炉メーカーなどに販売する。
5位大株主 相場巧者のノルウエー政府
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連23.3予 94,200 9,300 9,300 5,900 114.9
連24.3予 97,000 9,500 9,500 6,000 116.8
2021年10月~2022年8月 4/14高値2420円 1/28安値1344円
決算発表8/12 2023年3月期 第1四半期決算発表 進捗率25%で中立
売上24.24% 営業益12.94% 経常益13.97% 純益13.81% EPS14.17%
決算発表を受けて、8/15売り優勢で始まり突っ込みを買いました。
8/15 1423円買い
今後1年間の想定レンジ1406円~2400円
中長期売り目標 2200円~2400円
このような良く分からないときは、今まで以上に銘柄の研究に専念することにしています。
これは非常に時間がかかる作業ですが、これを行わないと「安くて良い銘柄」を
見つけ出すことはできません。
銘柄数があまりに多いため、プライム市場のみに限定していますが
プライム市場だけで1837銘柄あります。
1,増収増益予想の銘柄の中から需給要因などで底値水準にある銘柄
2,毎年一定程度の上下幅がある銘柄
(安くて良い銘柄を底値で買ったとしても株価が底値圏から上昇しなければ投資価値はありません)
3,財務内容が良く、業績内容に大きな浮き沈みがない銘柄
4,底値圏で買って40%以上上昇する見込みのある銘柄
5,短期筋の貸株を使った空売りの状況をチェックする
その他さまざまな視点でチェックを行うため非常に時間がかかる作業ですが
仮に好業績に通しで、底値圏にあっても四季報予想が大きく外れる可能性もあります。
一例をあげると
6095メドピア
2021年1/4高値8850円天井形成後の本格調整局面
会社四季報夏号では、「連続最高益」
しかし、8/9大幅減額修正となり底値圏からさらに一段安になりました。
直近安値9/89安値1453円
四季報は個人投資家にとって最も重要なアイテムですが、それを過信すると
墓穴を掘る場合が多々あります。
私自身過去に四季報の増益ランキング1位の銘柄を買って、決算発表のハードルを
楽しみにしていたところ、増益ランキング1位どころか赤字転落でした。
まさに「天国と地獄」を味わったことになります。
上記6095メドピアは、値ごろ感が出たとはいえ、ハイグロース株の
大きな成長性である売り上げの増加と営業利益の増加に急ブレーキがかかったわけですから
今後低成長の並の銘柄になる可能性もあり、投資を断念しました。
このような投資のリスクとして様々なハードルを乗り越え
「玉石混交」の中から少数の「玉銘柄」を探しているのが直近の作業です。
1837銘柄の中から数銘柄「玉銘柄」が見つかるかどうかです。
一握りの「玉銘柄」が見つかっても全体相場が高い場面では買いません。
次の全体相場下落時に「玉銘柄」の突っ込みのチャンスを待ちます。
現在の日本株は、短期筋のAIが相場の方向性を決め、ほとんどの個別銘柄にも
AIが介入しているため、「真の底値圏」を見極めて買わなければなりません。
今の株式市場で儲けるということは、短期筋のAIに勝つということを意味します。
数年前まで通用していた投資手法は全く通用しなくなりましたが
短期筋が株価を乱高下させるため、ピンチの局面が増えました。
ピンチの局面を待ちチャンスに変えるのは、日々の地道な作業にかかっています。
日経平均、TOPIXの昨年9月以降の1年間の日足チャートをご覧ください。
8/17高値29222.77円からの下落は、9/7安値27268.70円で下落第一波動
9/12(月)日経平均高値28612.89円(9:42)△398.14円
今後も米国株次第ですが、下落第二波動に備える場面です。
中途半端な株価水準での買いは短期筋のAIの餌食になりますのでご注意ください。


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米国株が8/6に底を付け長期金利上昇一服により
戻りを試す展開となり、日本株もそれに連動し
9/7を目先底に切り返しに転じてきました。
相場が変化したため、9/11(日)のブログを
更新しましたのでご参照ください。
9/9(金)主要国市場
日経平均先物 28,190円△190円 先週末27,540円▼120円
NYダウ 32,151.71ドル△377.19ドル 先週末31,318.44ドル▼337.98ドル
ナスダック 12,112.307△250.178 先週末11,630.865▼154.261
S&P500 4,067.36△61.18 先週末3,924.26▼42.59
10年債利回り 3.313%▼0.008% 先週末3.197%▼0.065%
NY原油 86.10ドル△2.56ドル 先週末87.25ドル△0.64ドル
上海総合指数 3,262.0542△26.4680 先週末3,186190円4781△1.4984
欧州市場
ドイツDAX 13,088.21△183.89 先週末13,050.27△420.04
イギリスFTSETM100 7,351.07△89.01 先週末7,281.19△132.69
フランスCAC40 6,212.33△86.43 先週末6,167.51△133.20
週末の米国株欧州主要国株は揃って上昇
8/26ジャクソンホールでのパウエル議長タカ派発言による株価急落を織り込み
週末の米国株は揃って大幅高で3日続伸しました。
米国長期金利も上昇一服となり、高PERのハイテク株グロース株には
引き続き買戻しが入り相場をけん引しました。
9月20~21日FOMCで3会合連続で0.75%の利上げが決まることへ
市場は一定程度織り込んだ模様。
機関投資家が運用の参考指標とするS&P500指数は、4000ポイントを回復
このことも相場の下支えになりました。
9月13日発表、消費者物価指数(CPI)
9/16(金)米国クアドルプル・ウィッチング
日本でのSQ(特別清算指数)に当たる「クアドルプル・ウィッチング」
9月20~21日のFOMC
8月26日(金)
日経平均終値 28214.75円△149.47円 +0.53%
日経平均先物 28,190円△190円
日経平均先物と日経平均のギャップ200円強
28,190円+200円=28390円
9月12日(月)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 28483.59(9:00)△268.84
高値 28612.89(9:42)△398.14
安値 28438.37(10:18)△223.62
前引 28528.90(11:30)△314.15 +1.11%
先週末の米国株は主要3指数そろって大幅高で続伸し
それに連動して日経平均先物も上昇しました。
寄付きは先物にサヤ寄せして続伸して始まりました。
日経平均は本日も買戻しが断続的に入り、28,600円台に乗せ
△398.14円上昇する場面がありましたが、買い一巡後は上値が重くなりました。
日経平均直近高値8/17高値29222.77円
米国株に連動しての買戻し主導の上昇
日経平均直近安値8/7安値27268.70円
米国株に連動しての下げ
米国長期金利上昇=高PERのハイテク株グロース株売り
ハイテク株比率の高いナスダック指数下落に連動して日本株も下落
米国長期金利低下=高PERのハイテク株グロース株買い
ハイテク株比率の高いナスダック指数上昇に連動し日本株も上昇
9/12(月)日経平均高値28612.89円(9:42)△398.14円
直近の米国株高に連動し日本株も上昇に転じてきました。
これにより売り方の買戻しがまとまった規模入り、売られていた銘柄が
買戻しにより切り返しに転じました。
今回の米国株高に連動した買戻し優勢相場は、9/8(木)9/9(金)9/12(月)
3営業日続きましが、このまま8/17高値28222.77円に向かうかどうかは
今晩以降の米国株と米国長期金利次第です。
日本株は日本独自の材料で上昇するのではなく、売り方の買戻しによる上昇
時にはそれが踏み上げとなって想定以上の上昇になることがあるため今回も
予想外の上昇になる可能性がありますが、短期筋のAIの動向を予想しても
仕方ありません。
言えることは今は買う場面ではないこと
高値圏や中途半端な株価水準で買うべからず ということです。
短期筋対策底値買い銘柄15
9247TREHD 8/15 1423円買い
9/9終値1716円 決算発表8/12通過
タケエイとリバーHDが21年10月統合
タケエイは、建設分野を対象とする環境ソリューション事業を展開
首都圏の建設現場で排出される関連廃棄物の運搬、分別、中間処理
埋め立て処分、再資源化などを手掛ける。
リバーは資源リサイクルが主力で生産工場や解体業者で発生した
金属スクラップを仕入れ、せん断・圧縮・破砕・選別、再資源化し
商社や電炉メーカーなどに販売する。
5位大株主 相場巧者のノルウエー政府
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連23.3予 94,200 9,300 9,300 5,900 114.9
連24.3予 97,000 9,500 9,500 6,000 116.8
2021年10月~2022年8月 4/14高値2420円 1/28安値1344円
決算発表8/12 2023年3月期 第1四半期決算発表 進捗率25%で中立
売上24.24% 営業益12.94% 経常益13.97% 純益13.81% EPS14.17%
決算発表を受けて、8/15売り優勢で始まり突っ込みを買いました。
8/15 1423円買い
今後1年間の想定レンジ1406円~2400円
中長期売り目標 2200円~2400円
このような良く分からないときは、今まで以上に銘柄の研究に専念することにしています。
これは非常に時間がかかる作業ですが、これを行わないと「安くて良い銘柄」を
見つけ出すことはできません。
銘柄数があまりに多いため、プライム市場のみに限定していますが
プライム市場だけで1837銘柄あります。
1,増収増益予想の銘柄の中から需給要因などで底値水準にある銘柄
2,毎年一定程度の上下幅がある銘柄
(安くて良い銘柄を底値で買ったとしても株価が底値圏から上昇しなければ投資価値はありません)
3,財務内容が良く、業績内容に大きな浮き沈みがない銘柄
4,底値圏で買って40%以上上昇する見込みのある銘柄
5,短期筋の貸株を使った空売りの状況をチェックする
その他さまざまな視点でチェックを行うため非常に時間がかかる作業ですが
仮に好業績に通しで、底値圏にあっても四季報予想が大きく外れる可能性もあります。
一例をあげると
6095メドピア
2021年1/4高値8850円天井形成後の本格調整局面
会社四季報夏号では、「連続最高益」
しかし、8/9大幅減額修正となり底値圏からさらに一段安になりました。
直近安値9/89安値1453円
四季報は個人投資家にとって最も重要なアイテムですが、それを過信すると
墓穴を掘る場合が多々あります。
私自身過去に四季報の増益ランキング1位の銘柄を買って、決算発表のハードルを
楽しみにしていたところ、増益ランキング1位どころか赤字転落でした。
まさに「天国と地獄」を味わったことになります。
上記6095メドピアは、値ごろ感が出たとはいえ、ハイグロース株の
大きな成長性である売り上げの増加と営業利益の増加に急ブレーキがかかったわけですから
今後低成長の並の銘柄になる可能性もあり、投資を断念しました。
このような投資のリスクとして様々なハードルを乗り越え
「玉石混交」の中から少数の「玉銘柄」を探しているのが直近の作業です。
1837銘柄の中から数銘柄「玉銘柄」が見つかるかどうかです。
一握りの「玉銘柄」が見つかっても全体相場が高い場面では買いません。
次の全体相場下落時に「玉銘柄」の突っ込みのチャンスを待ちます。
現在の日本株は、短期筋のAIが相場の方向性を決め、ほとんどの個別銘柄にも
AIが介入しているため、「真の底値圏」を見極めて買わなければなりません。
今の株式市場で儲けるということは、短期筋のAIに勝つということを意味します。
数年前まで通用していた投資手法は全く通用しなくなりましたが
短期筋が株価を乱高下させるため、ピンチの局面が増えました。
ピンチの局面を待ちチャンスに変えるのは、日々の地道な作業にかかっています。
日経平均、TOPIXの昨年9月以降の1年間の日足チャートをご覧ください。
8/17高値29222.77円からの下落は、9/7安値27268.70円で下落第一波動
9/12(月)日経平均高値28612.89円(9:42)△398.14円
今後も米国株次第ですが、下落第二波動に備える場面です。
中途半端な株価水準での買いは短期筋のAIの餌食になりますのでご注意ください。


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