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2023-12

米国株のリバウンドはどこまで続くか?

2022年10月27日(木)17:50

前日10/26(水)の米国株
NYダウ 31,839.11ドル △2.37 +0.00%
ナスダック 10,970.992 ▼228.124 -2.03%
S&P500 3,830.60 ▼28.51 -0.73%
米国10年債利回り 4.004% ▼0.097%
NY原油 87.99ドル

前日の米国株 NYダウは横ばいで、ナスダック指数、S&P500指数は
4営業日ぶりに反落。
26日朝、カナダ銀行が0.5%の利上げを発表し、前回の0.75%から
利上げ幅を縮小しました。
米国景気減速懸念から、FRBも12月の利上げペースを緩めるとの期待から
長期金利は一時、3.99%を付けました。
米国長期金利低下を好感した買いが先行し、NYダウの上げ幅は
午前一時300ドルを超える場面がありました。
その後決算内容が市場予想を下回った銘柄への売りが強まり
急速に伸び悩んで引けました。
景気悪化の影響が主力ハイテク株にも広がったため、ハイテク株、グロース株が
総じて売られ、ハイテク株比率が高いナスダック指数は4営業日ぶりに
大幅安で反落して引けました。

10月27日(木)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 27407.23(9:00)▼24.61
高値 27450.26(9:22)△18.42
安値 27352.80(9:52)▼79.04
前引 27379.40(11:30)▼52.44 -0.19%
 後場
寄付 27351.03(12:30)▼80.81
高値 27407.68(13:31)▼24.16
安値 27330.79(15:00)▼101.05
大引 27345.24(15:00)▼86.60 -0.32%

TOPIX
1916.86(9:00)
1916.86(9:00)
1905.48(15:00)
1905.56(15:00)
前日比▼12.65 -0.66%

値上がり銘柄数 434
値下がり銘柄数 1273
新高値銘柄数 19 新高値銘柄数が減少中 
新安値銘柄数 13

騰落レシオ25D 88.3▼6.7
日経平均25日移動平均乖離率 +1.89%
TOPIX25日移動平均乖離率 +0.92%

 前場
前日の米国株は、ハイテク株比率の高いナスダック指数は
▼2.03%の大幅反落となった一方、米国長期金利は4%を挟んだ水準での
金利上昇は一服。
朝方の東京マーケットは、方向感にかけ小幅に反落して始まりました。
寄付 27407.23(9:00)▼24.61
米国長期金利上昇一服から、為替が円高方向に振れたため、主力輸出関連が
総じて売りに押されましたが、米国株価指数先物が堅調に推移していることが
相場の下支えになり、下値を売り込む動きは限定的でした。
高値 27450.26(9:22)△18.42
安値 27352.80(9:52)▼79.04
前引 27379.40(11:30)▼52.44 -0.19%
 後場
前場の流れを引き継ぎ幅広い銘柄が売り優勢となりました
寄付 27351.03(12:30)▼80.81
高値 27407.68(13:31)▼24.16
後場の取引は終始マイナス圏となりましたが、大きく売り崩す動きはなく
大引け直前にこの日の安値を付けました。
安値 27330.79(15:00)▼101.05
日経平均株価は4日ぶりに反落して引けました。
大引 27345.24(15:00)▼86.60 -0.32%

10/27(木)時点
日経平均終値 27345.24円 ▼86.60円 -0.32% 
200日移動平均 27197.09円
75日移動平均 27542.82円
TOPIX 1905.56 ▼12.65 -0.66%
200日移動平均 1912.45
75日移動平均 1927.352

日経平均は、200日移動平均は超えたものの75日移動平均に押し戻されました。
TOPIXは、本日の下げで、200日移動平均を割り込みました。
昨日は米国長期金利が一時4.0%を割り込みましたが、ナスダック指数は
▼2%を超える大幅反落となりました。
米国株のリバウンドの場面がどこまで続くか分かりませんが、ここからさらに
大きく上昇する可能性は低そうです。

空売り銘柄9
4812電通国際情報(ISID)本日4555円で買戻し
9/30寄付き4450円新規売り
ロスカット値9/9高値4765円+100円=4865円
1/20安値3145円 3/8安値3180円ダブルボトム形成後トレンド転換し
5カ月の上昇は、8/9高値4745円 9/9高値4765円でダブルトップ形成
相場は崩れかかっていると判断し、25日移動平均まで戻りかけた
タイミングを新規売りしました。
しかし、直近にかけて25日移動平均を挟んでの横ばいが続き
来週10/31(月)決算発表で業績上振れ予想のため、タイムアウトとしました。
チャートを見ると戻り高値が切り下がっているため、下方向に行きそうですが
決算発表のハードルを避けるべきと考えました。
四季報予想は、大きく外れることが多々ありますが
個人投資家の重要なツールのため決断しました。


米国経済指標
通常は経済指標が良ければ、株価は上昇するのですが、今の状況は異なります。
強い経済指標発表=利上げ幅拡大=長期金利上昇=景気減速懸念=株価下落
弱い経済指標発表=12月の利上げ幅0.5%に縮小=株価上昇

◎日経平均2022年のレンジ
高値1/5高値29388.16円 8/17高値29222.77円
安値3/9安値24681.74円
以上が22年相場の天底ですが、それを除くと
28,000円水準では、戻り待ちの売りが増え
26,000円水準では、押し目買いが入ります。
現時点では日経平均、TOPIXともに
200日移動平均を超え、75日移動平均を勢い良く超えることができず
一進一退となっています。
日本市場のメインプレーヤーは、市場シェアの過半数を占める短期筋です。
日本独自の買い材料で大きく上昇することはなく、常に買戻しによる上昇で
下がるときは米国株などの外部要因により、短期筋の売り崩しで下がります。

相場の先行きは、短期筋次第のため予想しても仕方なく
今後の可能性を冷静に考えるべきです。
1,米国株上昇に連動し一段高となり、28,000円トライ
 売り方の買戻し次第では踏み上げとなり、想定以上の上昇の可能性もあります。
2,様々な外侮要因により、11月、12月再び26,000円水準に下振れる。
1or2の可能性がありますが、正解はあと2か月間、市場の判断待ちとなります。
短期筋主導の不透明な相場において、今どうしたら身を守ることができるか?
インデックスが中途半端な水準での積極買いは見送るべきです。
しかし、森(インデックス)を見ず、木(個別銘柄)を見る。
インデックスは中途半端な水準でも、良い銘柄が需給など様々な要因により
株価は底値圏に位置する銘柄が多々あります。
これらの銘柄を慌てずに、コツコツ拾うのは良いと思います。
11月、12月の波乱があれば、買いやすくなりますが、日柄(日数)に余裕をもって
2か月かけて小刻みに買うというのが今の考えです。

売られすぎの銘柄、銘柄分散してリスクを抑え、2回に分けての買い下がり。
1度目の種玉は買えても、2度目の買い下がりは買えなくても
良いくらいの気持ちで臨みます。
2度目の買い下がりができないということは、底値買い成功ということになります。

様子を見ながらゆっくり時間をかけて底値を買うことも
個人投資家の特権です。
集中投資は避け、銘柄を分散するのも大切です。

◎銘柄研究

2918わらべや日洋HD
セブン‐イレブン向けが収益の柱で、中食業界で首位。
セブンイレブンのおにぎりや総菜のラベルを見ると当社の社名が記載されています。
23年2月期 営業外の債務免除益消え純利益減 
業績は安定しており、財務内容は健全。 負債/売上4.8% BPS2723円
2022年高低 8/25高値2340円 4/15安値1552円
2121年高低 9/24高値2634円 1/4安値1411円 
10月に入り株価は急落し連日株価は切り下がっています。
まだ下げの途中ですが、11月、12月に底を付け、しばらく底練りになると考えます。
次の上昇は、来年の本決算か四半期決算であく抜けになって
反発の場面となりそうです。
まだ下げの途中ですので、手出し無用です。

注:私の買う銘柄ではありませんが、チャートの勉強にお使いください。




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Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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