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2023-12

下ヒゲを引いたものの弱い足取り

2022年12月8日(木)18:35

前日12/7(水)の米国株
NYダウ 33,597.92ドル △1.58ドル +0.00%
ナスダック 10,958.553 ▼56.337 -0.51%
S&P500 3,933.92 ▼7.34 -0.18%
米国10年債利回り 3.423% ▼0.108%
NY原油 72.46ドル

前日の米国株 NYダウは小幅に反発
ナスダック指数は4日続落、S&P500指数は5日続落。
12/13、12/14のFOMCを控え、9日発表の11月米国卸売物価指数(PPI)
の内容を見極めるため、積極的な買いは控えられました。
昨日長期金利が一時3.40%まで低下しましたが、米国市場は従来の
長期金利低下=ハイテク株比率の高いナスダック指数上昇 にはならず
この長期金利低下は、米国の景気リセッションが避けられないとする
金利低下で、株安につながっています。
9日発表、11月米国卸売物価指数(PPI)
年内相場の重要イベント
12/13(火)米国11月のCPI発表 12/14(水)の日本株に影響します。
12月13日(火)、14日(水)米国FOMC 
利上げ率+0.75%ではなく+0.5%を市場は織り込んでいます。
12/14(水)の米国株相場を12/15(木)の日本市場が連動します。

12月8日(木)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 27622.30(9:00)▼64.10
高値 27643.64(9:00)▼42.76
安値 27415.66(10:55)▼270.74
前引 27480.49(11:30)▼205.91 -0.74%
 後場
寄付 27510.20(12:30)▼176.20
高値 27581.22〈15:00〉▼105.18
安値 27505.36(12:30)▼181.04
大引 27574.43(15:00)▼111.97 -0.40%

TOPIX
1943.06(9:00)
1944.00(9:00)
1929.50(9:54)
1941.50(15:00)
前日比▼6.81 -0.35%

値上がり銘柄数 630
値下がり銘柄数 1096
新高値銘柄数 22
新安値銘柄数 33

騰落レシオ25D 98.4
日経平均25日移動平均乖離率 -1.15% 
TOPIX25日移動平均乖離率 -1.24

前日の米国株は、9日発表、11月米国卸売物価指数(PPI)
来週13日発表の11月の米国消費者物価指数(CPI)
13~14日のFOMCを控え、投資家の様子見ムードが広がり
積極的に買う動きは見られず、日本市場も軟調な始まりとなりました。
寄付 27622.30(9:00)▼64.10
高値 27643.64(9:00)▼42.76
半導体関連株や値嵩株中心に売りが優勢となり、日経平均は
節目の27,500円を割り込み、▼270.74円値下がりしました。
安値 27415.66(10:55)▼270.74
前引 27480.49(11:30)▼205.91 -0.74%、
 後場
後場はやや下げ渋って始まりました
寄付 27510.20(12:30)▼176.20
安値 27505.36(12:30)▼181.04
午後は中国・香港株式相場の上昇から、買戻しが入り
大引けにかけてジリジリと下げ幅を縮小しました
高値 27581.22〈15:00〉▼105.18
日経平均は続落して引けました。
大引 27574.43(15:00)▼111.97 -0.40%

比較的に底堅く推移していた日経平均株価は、本日12/8(木)
下値抵抗の75日移動平均を割り込みました。
今後の米国株と短期筋の動向次第ですが、下ヒゲを引いたものの
芳しくない足取りです。
11/24まで優位だったTOPIXは、25日移動平均マイナス乖離率が大きくなり
75日移動平均の攻防になりました。
TOPIXも下ヒゲを引きましたが、崩れかかっている状況です。

通常このような足取りになると短期筋の売り仕掛けが株価をさらに押し下げるのですが
今回に限っては米国の年内最大で年内最終の重要イベントを控えているため
短気筋もより慎重になっているようです。

9日発表、11月米国卸売物価指数(PPI)
年内相場の重要イベント
12/13(火)米国11月のCPI発表 12/14(水)の日本株に影響します。
12月13日(火)、14日(水)米国FOMC 
利上げ率+0.75%ではなく+0.5%を市場は織り込んでいます。
12/14(水)の米国株相場を12/15(木)の日本市場が連動します。

日本市場のメインプレーヤーは海外投資家で、その比率は65%~70%を占めていますが
長期保有の海外投資家の実需買いは限定的で、大半が短期筋の先物買いです。
日経平均11/24高値28502.29円 12/1高値28423.46円
TOPIX11/24高値2023.39
短期筋の買いは、外部要因に連動し、上値が重いと判断すると一気に
「ドテン売り越し」に転じます。
日本株の過半数の売買シェアを短期筋のAIによる売買が占有しているため
先物売りに転じ、相場が崩れだすとトレンドに追随して売りが広がり相場は崩れます。
日々のブログでご説明していますが、下げに転じると様子を見ているうちに
大きく崩れ、身動きが取れなくなるのが今の日本株相場です。

年内相場の重要イベント
12/13(火)米国11月のCPI発表
12月13日(火)、14日(水)米国FOMC 

1,12/14,12/15,米国株が崩れ、日本株も連動して崩れる。
2,米国株が重要イベント通過を境に上昇に転じるか?
11/24高値28502.29円から12/15までの日柄15営業日  
下方向に振れた場合の日柄の目安

前回8/17高値29222.77円から10/3安値25621.96円までの下落局面
日柄31営業日 値幅3600.81 

3/25高値28338.81円から5/12安値25688.11円までの下落局面
日柄30営業日 値幅2650.70円 

1/5高値29388.16円から3/9安値24681.74円までの下落局面
日柄42営業日 値幅4706.42円 


◎ボックス相場
「レンジ相場」ともいわれ、高値と安値が一定の範囲内(レンジ)を
行き来している状態です。

6617東光高岳 12/8終値1780円 
東電系 機器主体に電力ネットワーク関連が主力
8/26高値2016円高値形成後、ボックス相場になりました。
10月以降のレンジ 
下限 12/7安値1750円 11/14安値1737円 10/3安値17465円
上限 11/25高値1907円 10/31高値1920円 
25日移動平均を挟んでの推移が続いています。
この場合のボックス相場は、高値圏から一段下がった株価水準での
レンジですので、11/14安値1737円を割り込み、切り上がっている
200日移動平均を割り込むと明確に下降トレンドに入ります。
12/8時点200日移動平均1716円 日々切り上がっているため
時価水準が続いても。200日移動平均割れの可能性があります。
買いは見送るべきレンジ下限です。

9628燦ホールディングス 12/8終値1779円
傘下に葬儀専門会社最大手の公益社やタルイ、葬仙を持つ持株会社
切り下がり気味のレンジ相場
今後の想定レンジ 1600円~1850円

5262日本ヒューム管 12/8終値635円
下水道向けヒューム管首位
2022年年初から続いたボックス相場は、9/26の大陰線で一段下振れになりました。
10/28安値606円で底が入り、11/25高値677円まで戻るもこれが目先の戻りとなり
6連続陰線を引きました。
今後の想定レンジ 600円~680円

6724セイコーエプソン 12/8終値2071円
年初来高値6/7高値2308円 年初来安値3/8安値1586円
8月以降は株価は安定し、ボックス相場に入りました。
レンジ下限
10/27安値1944円 10/3安値1937円 8/1安値1966円
レンジ上限
11/22高値2173円 10/6高値2152円 9/12高値2192円 8/19高値2244円
1950円買い/2150円売り の想定レンジになります。
注:全体相場が急落時、個別悪材料が出た時は、この限りではありません。

6571QBネットHD 12/8終値1446円
2018年3月IPO以降 
高値19年4/18高値2740円 19年11/29高値2661円
コロナショック安値20年3/13安値1432円
22年5/24安値1228円 上場来安値
直近安値10/25安値1232円
レンジ下限1250円水準 レンジ上限1450円~1540円

3454ファーストブラザーズ 12/8終値846円
4月以降のレンジ 下限800円~810円 上限880円~916円
レンジ下限を割った場合、下値メド1/25安値726円、3/8安値739円
12/8時点配当利回り3.55%
12/8時点、直近高値11/22高値916円から短期調整、806円~816円水準の
突っ込み待ちになります。

上記銘柄は、12/8時点の見通しで 私の買う銘柄ではありません。
今後の全体相場や好材料悪材料によりさらに変動が大きくなる場合があります。
現在進行形の生きたチャートで、チャートの勉強をなさることをお勧めします。



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株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
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株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
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日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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