日銀金融緩和の修正報道で相場の冬景色が急変
2022年12月20日(火)18:10
前日12/19(月)の米国株
NYダウ 32,757.54ドル ▼162.92 -0.49%
ナスダック 10,546.032 ▼159.382 -1.48%
S&P500 3,817.66 ▼34.70 -0.90%
米国10年債利回り 3.585% △0.098%
NY原油 75.67ドル
前日12/19(月)の米国株 主要3指数はそろって4日続落
先週に続き、FRBによる金融引き締め長期化による
2023年米国景気減速懸念から、売りが優勢となりました。
19日発表、12月住宅市場指数が市場予想に反して低下し
景気悪化への警戒感が高まったことも相場の売り材料になりました。
長期金利が上昇し、高PERのハイテク株やグロース株が売られました。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は▼1.48%の大幅続落になりました。
NYダウは、午前中プラス圏で推移していましたが買いは続かず
マイナス圏に転落し▼300ドルほど値下がりする場面がありました。
クリスマス休暇を取る投資家が増え、薄商いの中売りに押される
相場展開になりました。
12月20日(火)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 27257.35(9:00)△19.71
高値 27339.49(10:21)△101.85
安値 27222.63(9:01)▼15.01
前引 27315.54(11:30)△77.90
TOPIX前引 1943.21(11:30)△7.80
後場
寄付 26838.98(12:30)▼398.66
高値 26844.40(12:30)▼393.24
安値 26416.91(14:35)▼820.73
大引 26568.03(15:00)▼669.61 -2.46%
TOPIX
1938.12(9:00)
1944.42(11:07)
1894.47(14:35)
1905.59(15:00)
前日比▼29.82 -1.54%
値上がり銘柄数 205
値下がり銘柄数 1612
新高値銘柄数 43
新安値銘柄数 98
騰落レシオ25D 94.5
日経平均25日移動平均乖離率 -4.70 後場マイナス乖離拡大
TOPIX25日移動平均乖離率 -3.18 後場マイナス乖離拡大
前場
前日12/19(月)の米国株 主要3指数はそろって4日続落
日経平均は小幅に反発して始まり、寄り付き直後に一時マイナス圏に
沈みましたが、200日移動平均が下値サポートになり上げ幅を広げ
27,300円台での推移となりました。
寄付 27257.35(9:00)△19.71
安値 27222.63(9:01)▼15.01
高値 27339.49(10:21)△101.85
前引けは反発して引けました。
前引 27315.54(11:30)△77.90
後場
日銀は金融政策決定会合で、長期金利の許容変動幅をプラスマイナス0.5%程度に
拡大することを決め、想定外の金融緩和の修正を受け、円相場は1ドル=133円台
まで円高が進行 株式市場では幅広い銘柄に売りが広がって後場の取引が始まりました。
寄付 26838.98(12:30)▼398.66
高値 26844.40(12:30)▼393.24
あっさりと27,000円の大台を割り込んで後場の取引が始まりました。
日経平均はその後も売りが広がり、先物主導で下げが加速し
▼820.73円値下がりする場面がありました。
安値 26416.91(14:35)▼820.73
売り一巡後は大引けにかけてやや下げ渋りましたが、大幅安で引けました。
大引 26568.03(15:00)▼669.61 -2.46%
◎日銀金融緩和の修正報道で相場の冬景色が急変
昨日12/19(月)プライム市場1839銘柄
プライム市場 25日移動平均
+乖離銘柄数 673銘柄
+10%以上乖離銘柄数 20銘柄
-乖離銘柄数 1159銘柄
-10%以上乖離銘柄数 35銘柄
株価位置が8合目~10合目に位置する銘柄 252銘柄
株価位置が0~1.5合目に位置する銘柄 367銘柄
正午の日銀の想定外の金融緩和の修正により、株価は大波乱の様相になり
相場全体の分布状況が大きく変化しました。
12/20(火)プライム市場1839銘柄
プライム市場 25日移動平均
+乖離銘柄数 393銘柄
+10%以上乖離銘柄数 16銘柄
-乖離銘柄数 1439銘柄
-10%以上乖離銘柄数 110銘柄
株価位置が8合目~10合目に位置する銘柄 202銘柄
株価位置が0~1.5合目に位置する銘柄 449銘柄
昔から現在に至るまで株式市場は、突然の急落や暴落に遭遇します。
株価が急落することは、全く予想がつかないため、短期筋主導の日本市場では
株価が高値水準にあるときは、現金ポジションを高め新規買いは見送ること。
高値を更新できなくなり、相場が崩れかかっている銘柄を空売りする。
そして、周期的に来るが、いつ起こるか分からない急落暴落を待つ。
急落暴落時の最終段階で、事前に調査した厳選銘柄の底値を買うこと。
(現時点でいつ買うか分かりませんが、2023年1月、2月ころを想定)
高値付近や決して中途半端な水準の株価では買わないこと。
これらが短期筋の餌食にならない個人投資家の唯一の生き残り策と考えます。
株価が底値圏で買った場合、仮に予期せぬ急落や暴落に遭遇しても
今後相場が落ち着けば、戻りの場面で売り抜けることは十分可能です。
◎短期筋主導の日本市場では、今までとは異なる投資手法
危ない橋を渡らないように注意しなければなりません。
愚直なまで以下の投資方針を継続し、中途半端な場面や高値圏での
買いは行いません。
1,好内容の銘柄が大きく売り込まれた底値圏での買いに徹する。
2,短期筋の貸株を使った空売りで、株価が異常値まで売り込まれた
好内容の銘柄の大底買いに徹する。
2,株価が買われすぎの高値圏まで買われ、新値を更新できなくなった時
ピンポイントの空売り 天井形成後相場が崩れかかったタイミングでの空売り。
ロスカット値厳守によりリスク軽減
下がらなかったり、下がりにくくなったら即刻手仕舞い。
短期筋が上値を買い上がり、空売り圧力が減少したときは空売りを控えます。
以上のことを厳守すれば、仮に暴落急落に巻き込まれても致命傷には至らず
生き残ることができると考えます。
加えて、1銘柄に集中投資せず、複数の銘柄に分散投資することで
リスクを抑えることもできます。
空売り監視銘柄30 7000番台 本日寄付きで新規売りしました。
相場が崩れだすと今まで悪材料視されなかったことも株価下落の悪材料として
市場で騒がれるようになります。
「ゼロコロナ」政策を大幅に緩和した中国は、首都北京などで
感染者が急増になっています。
オフィスの出勤者や繁華街の人出は激減し、多くの市民は外出を控えています。
来年1~2月に感染のピークを迎える」と予測
中国国産ワクチンの有効性は、ファイザーやモデルナ製と比べ有効性が極めて低く
中国の新型コロナ感染急拡大による景気減速リスク再燃
非公式の推計によると北京市では10日ほどで数百万人が感染した模様。
北京では霊柩車が列をなしているとのことで、今後の中国の死者は50万人とも100万人とも
言われています。
北京や広州市の火葬場が満杯で建物の中に収容し切れない遺体が外に並んでいるとの一部報道。
1月7日には鉄道など公共交通機関が春節(旧正月)向けに特別な輸送態勢を敷く「春運」が始まり
地方の実家に帰省する人が増えるため、大都市中心の感染が医療資源が乏しい地方都市や農村に
爆発的に広がりかねない。
春節前後で混乱が増幅する恐れは否定できず、2023年年初の相場の売り材料になることが
十分に考えられます。
その他の売り材料もあるため、この続きは明日のブログでご説明いたします。
日本株の冬景色が、半日で急変してしまいました。
先週末に絞り込んだ底値圏の銘柄と高値圏の銘柄は、一から見直し再検証作業となります。


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前日12/19(月)の米国株
NYダウ 32,757.54ドル ▼162.92 -0.49%
ナスダック 10,546.032 ▼159.382 -1.48%
S&P500 3,817.66 ▼34.70 -0.90%
米国10年債利回り 3.585% △0.098%
NY原油 75.67ドル
前日12/19(月)の米国株 主要3指数はそろって4日続落
先週に続き、FRBによる金融引き締め長期化による
2023年米国景気減速懸念から、売りが優勢となりました。
19日発表、12月住宅市場指数が市場予想に反して低下し
景気悪化への警戒感が高まったことも相場の売り材料になりました。
長期金利が上昇し、高PERのハイテク株やグロース株が売られました。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は▼1.48%の大幅続落になりました。
NYダウは、午前中プラス圏で推移していましたが買いは続かず
マイナス圏に転落し▼300ドルほど値下がりする場面がありました。
クリスマス休暇を取る投資家が増え、薄商いの中売りに押される
相場展開になりました。
12月20日(火)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 27257.35(9:00)△19.71
高値 27339.49(10:21)△101.85
安値 27222.63(9:01)▼15.01
前引 27315.54(11:30)△77.90
TOPIX前引 1943.21(11:30)△7.80
後場
寄付 26838.98(12:30)▼398.66
高値 26844.40(12:30)▼393.24
安値 26416.91(14:35)▼820.73
大引 26568.03(15:00)▼669.61 -2.46%
TOPIX
1938.12(9:00)
1944.42(11:07)
1894.47(14:35)
1905.59(15:00)
前日比▼29.82 -1.54%
値上がり銘柄数 205
値下がり銘柄数 1612
新高値銘柄数 43
新安値銘柄数 98
騰落レシオ25D 94.5
日経平均25日移動平均乖離率 -4.70 後場マイナス乖離拡大
TOPIX25日移動平均乖離率 -3.18 後場マイナス乖離拡大
前場
前日12/19(月)の米国株 主要3指数はそろって4日続落
日経平均は小幅に反発して始まり、寄り付き直後に一時マイナス圏に
沈みましたが、200日移動平均が下値サポートになり上げ幅を広げ
27,300円台での推移となりました。
寄付 27257.35(9:00)△19.71
安値 27222.63(9:01)▼15.01
高値 27339.49(10:21)△101.85
前引けは反発して引けました。
前引 27315.54(11:30)△77.90
後場
日銀は金融政策決定会合で、長期金利の許容変動幅をプラスマイナス0.5%程度に
拡大することを決め、想定外の金融緩和の修正を受け、円相場は1ドル=133円台
まで円高が進行 株式市場では幅広い銘柄に売りが広がって後場の取引が始まりました。
寄付 26838.98(12:30)▼398.66
高値 26844.40(12:30)▼393.24
あっさりと27,000円の大台を割り込んで後場の取引が始まりました。
日経平均はその後も売りが広がり、先物主導で下げが加速し
▼820.73円値下がりする場面がありました。
安値 26416.91(14:35)▼820.73
売り一巡後は大引けにかけてやや下げ渋りましたが、大幅安で引けました。
大引 26568.03(15:00)▼669.61 -2.46%
◎日銀金融緩和の修正報道で相場の冬景色が急変
昨日12/19(月)プライム市場1839銘柄
プライム市場 25日移動平均
+乖離銘柄数 673銘柄
+10%以上乖離銘柄数 20銘柄
-乖離銘柄数 1159銘柄
-10%以上乖離銘柄数 35銘柄
株価位置が8合目~10合目に位置する銘柄 252銘柄
株価位置が0~1.5合目に位置する銘柄 367銘柄
正午の日銀の想定外の金融緩和の修正により、株価は大波乱の様相になり
相場全体の分布状況が大きく変化しました。
12/20(火)プライム市場1839銘柄
プライム市場 25日移動平均
+乖離銘柄数 393銘柄
+10%以上乖離銘柄数 16銘柄
-乖離銘柄数 1439銘柄
-10%以上乖離銘柄数 110銘柄
株価位置が8合目~10合目に位置する銘柄 202銘柄
株価位置が0~1.5合目に位置する銘柄 449銘柄
昔から現在に至るまで株式市場は、突然の急落や暴落に遭遇します。
株価が急落することは、全く予想がつかないため、短期筋主導の日本市場では
株価が高値水準にあるときは、現金ポジションを高め新規買いは見送ること。
高値を更新できなくなり、相場が崩れかかっている銘柄を空売りする。
そして、周期的に来るが、いつ起こるか分からない急落暴落を待つ。
急落暴落時の最終段階で、事前に調査した厳選銘柄の底値を買うこと。
(現時点でいつ買うか分かりませんが、2023年1月、2月ころを想定)
高値付近や決して中途半端な水準の株価では買わないこと。
これらが短期筋の餌食にならない個人投資家の唯一の生き残り策と考えます。
株価が底値圏で買った場合、仮に予期せぬ急落や暴落に遭遇しても
今後相場が落ち着けば、戻りの場面で売り抜けることは十分可能です。
◎短期筋主導の日本市場では、今までとは異なる投資手法
危ない橋を渡らないように注意しなければなりません。
愚直なまで以下の投資方針を継続し、中途半端な場面や高値圏での
買いは行いません。
1,好内容の銘柄が大きく売り込まれた底値圏での買いに徹する。
2,短期筋の貸株を使った空売りで、株価が異常値まで売り込まれた
好内容の銘柄の大底買いに徹する。
2,株価が買われすぎの高値圏まで買われ、新値を更新できなくなった時
ピンポイントの空売り 天井形成後相場が崩れかかったタイミングでの空売り。
ロスカット値厳守によりリスク軽減
下がらなかったり、下がりにくくなったら即刻手仕舞い。
短期筋が上値を買い上がり、空売り圧力が減少したときは空売りを控えます。
以上のことを厳守すれば、仮に暴落急落に巻き込まれても致命傷には至らず
生き残ることができると考えます。
加えて、1銘柄に集中投資せず、複数の銘柄に分散投資することで
リスクを抑えることもできます。
空売り監視銘柄30 7000番台 本日寄付きで新規売りしました。
相場が崩れだすと今まで悪材料視されなかったことも株価下落の悪材料として
市場で騒がれるようになります。
「ゼロコロナ」政策を大幅に緩和した中国は、首都北京などで
感染者が急増になっています。
オフィスの出勤者や繁華街の人出は激減し、多くの市民は外出を控えています。
来年1~2月に感染のピークを迎える」と予測
中国国産ワクチンの有効性は、ファイザーやモデルナ製と比べ有効性が極めて低く
中国の新型コロナ感染急拡大による景気減速リスク再燃
非公式の推計によると北京市では10日ほどで数百万人が感染した模様。
北京では霊柩車が列をなしているとのことで、今後の中国の死者は50万人とも100万人とも
言われています。
北京や広州市の火葬場が満杯で建物の中に収容し切れない遺体が外に並んでいるとの一部報道。
1月7日には鉄道など公共交通機関が春節(旧正月)向けに特別な輸送態勢を敷く「春運」が始まり
地方の実家に帰省する人が増えるため、大都市中心の感染が医療資源が乏しい地方都市や農村に
爆発的に広がりかねない。
春節前後で混乱が増幅する恐れは否定できず、2023年年初の相場の売り材料になることが
十分に考えられます。
その他の売り材料もあるため、この続きは明日のブログでご説明いたします。
日本株の冬景色が、半日で急変してしまいました。
先週末に絞り込んだ底値圏の銘柄と高値圏の銘柄は、一から見直し再検証作業となります。


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