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2023-12

2/3米国雇用統計発表、ハイテクへの資金回帰はどこまで続くか

2023年2月3日(金)15:05更新

前日2/2(木)の米国株
NYダウ 34,053.94ドル ▼39.02ドル -0.11%
ナスダック 12,200.818 △384.498 +3.25%
S&P500 4,179.76 △60.55 +1.46%
米国10年債利回り 3.396% ▼0.030%
NY原油 75.94ドル
ドル円 128.66円 2/2

前日の米国株 主要3指数は高安まちまち
ヘルスケアなどディフェンシブ株が利益確定売りに押され
NYダウは反落しました。
半面、年始まで売り込まれていた高PERのハイテク株
グロース株が買われ、ハイテク株比率の高いナスダック指数は
△384.498 +3.25%の大幅高で続伸しました。
ナスダック指数は、昨年9月高値9/12高値12270.19水準まで回復。
S&P500指数も△1.46%の大幅高で続伸して引けました。
2/3米国雇用統計発表、ハイテクへの資金回帰はどこまで続くか。
今晩以降の株価に注目です。

2月3日(金)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 27455.03(9:00)△53.03
高値 27612.57(10:36)△210.52
安値 27455.69(9:00)△53.64
前引 27518.75(11:30)△116.70
 後場
寄付 27492.88(12:30)△90.83
高値 27535.09(12:41)△133.04
安値 27477.95(14:26)△75.90
大引 27509.46(15:00)△107.41 +0.39%

前日の米国株は、高PERのハイテク株、グロース株が買われ
ハイテク株比率の高いナスダック指数は△384.498 +3.25%の
大幅高で続伸しました。
日本市場でもハイテク株、値嵩株、大型株中心に買いが入り
続伸して始まりましたが、プライム市場全体は値下がり銘柄が多くなりました。
寄付 27455.03(9:00)△53.03
安値 27455.69(9:00)△53.64
9:30過ぎになると日経平均は先物主導でじりじりと上げ幅を広げ
上値の壁である27,500円台を超え、27,600円台に乗せ△210.52円上昇しました。
高値 27612.57(10:36)△210.52
買い一巡後は前引けにかけて伸び悩みました。
後場
後場の取引は前引け水準を下回って始まりました。
寄付 27492.88(12:30)△90.83
後場寄付き直後に△133.04円買われましたが
高値 27535.09(12:41)△133.04
上値は重く、27,500円を挟んだ水準でのもみ合いになりました。
安値 27477.95(14:26)△75.90
週末2/3(金)日経平均株価は、3日続伸して引けました。
大引 27509.46(15:00)△107.41 +0.39%

◎日本株の羅針盤
プライム市場 銘柄数1837銘柄 

2/2(木)プライム市場 25日移動平均 
+乖離銘柄数 1381銘柄
+10%以上乖離銘柄数 89銘柄
-乖離銘柄数 468銘柄
-10%以上乖離銘柄数 8銘柄
新高値銘柄数 48銘柄
新安値銘柄数 銘6柄
騰落レシオ25D 121.4

1/31(火)プライム市場 25日移動平均 
+乖離銘柄数 1598銘柄
+10%以上乖離銘柄数 84銘柄
-乖離銘柄数 235銘柄
-10%以上乖離銘柄数 4銘柄
新高値銘柄数 91銘柄
新安値銘柄数 銘2柄
騰落レシオ25D 125.6

騰落レシオ25Dは、1/30 128.9を付けた後は、次第に切り下がってきました。
それと同時に幅広く買われていた相場全体は、底上げ相場が一服となり
日経平均優位になり、相場全体の値動きを表すTOPIXは、伸び悩んでいます。
2/3米国雇用統計発表、ハイテクへの資金回帰はどこまで続くか。
今晩の米国株は、結果をどのように判断するか。
来週2/6(月)の日本株の動向を決める今晩の米国雇用統計に市場の注目が集まります。

◎銘柄研究

4519中外製薬 
2023年相場は売り先行で始まり1/17安値3191円まで値下がりしました。
3200円台後半のレンジ下限を割り込みました。
結果としてその後の日本株の買戻し優勢相場で、1/27高値3509円まで
戻りましたが、昨日2/2安値3271円まで下落し、本日2/3は一時
3426円△132円まで買われました。
1/17安値3191円が、目先の底値となりました。
2/2発表の22年12月期 本決算は
売上+26% 営業益+26.4% 経常益26.6% 純益23.5% EPS+23.5%
の好内容でしたが、これは前期決算となり、今期は23年12月期になります。
コロナ向けロナプリーブ大幅減、アクテムラ出荷一服となる見込みで
今期、23年12月期は、減収減益予想です。
かなりの減収減益になることが、四季報に記載してあります。
2023年相場は、米国の「楽観相場」終了後の調整局面で
レンジを一段切り下げる可能性があり、ここからの買いは見送りが妥当と考えます。
2023年1/17安値3191円は、短期的には底入れ感は否定しませんが
中長期目線で考えると底割れになる可能性大と考えるため買いは見送りです。

4074タカラバイオ 
コロナ後高値20年6/11高値3535円 21」年2/15高値3340円 22年9/17高値3350円
週足チャートでご確認ください。
これで天井形成となり、コロナ関連銘柄としての相場は終焉しました。
2021年11月以降は本格調整局面に入り、1/5安値1651円まで下落し
短期的には底が入りましたが、24年3月期は抗原検査反落響き利益続落
今期、来期、営業減益見通しです。
来期見通しは、コロナ関連の利益は見込めず大幅減益になるため
今後は底練り後、底割れの可能性が極めて高く、「値ぼれの買い」は
手出し無用の場面と考えます。

上記銘柄の見通しにつきましては、2/3時点の考えのため
今後の相場環境や材料次第で、相場は変動します。

今後の業績低迷銘柄の「値ぼれ買いは禁物」

稼ぐ力のある銘柄で、有利子負債が少なく、自己資本比率が高く
1年後、3年後、5年後も営業利益が伸びそうな好内容の銘柄の
安値圏なら銘柄研究の努力が報われますが、今期、来期の業績不透明な安値圏銘柄は
今後も短期筋の貸株を使った空売りの標的になる可能性があり、「安物買いの銭失い」に
なりかねませんし、短期筋の餌食になることも否定できません。
株価が底値圏でも買って良い銘柄と買ってはいけない銘柄があることを考えてみるべきです。




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コロナとの共存生活が始まっています。
手洗い、消毒、うがい、は予防の基本です。
自信を守る健康管理、今後も継続なさることをお勧めします。

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k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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