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2023-10

相場の波動と日柄を考える

2023年2月14日(火)17:55更新

前日2/13(月)の米国株
NYダウ 34,245.93ドル △376.66ドル +1.11%
ナスダック 11,891.789 △173.669 +1.48%
S&P500 4,137.29 △46.83 +1.14%
米国10年債利回り 3.703% ▼0.033%
NY原油 79.17ドル
ドル円 132.13円 2/13

前日2/13(月)の米国株は、主要3指数そろって1%を超える大幅高で引けました。
14日発表、1月米国消費者物価指数(CPI)発表前日にもかかわらず
インフレ鈍化が示されるとの期待が高まり、ハイテク株を中心に買いが広がりました。
13日発表、ニューヨーク連銀の1月消費者調査で、3年先の予想物価上昇率が
2.7%と2年3カ月ぶりの低水準となったことが相場の後押しにつながりました。
NYダウは続伸し、ハイテク株比率の高いナスダック指数は4営業日ぶりに反発しました。
欧州主要国株もそろって上昇しました。

2月14日(火)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 27705.37(9:00)△278.05
高値 27721.82(9:01)△294.50
安値 27553.18(10:32)△125.86
前引 27579.61(11:30)△152.29
 後場
寄付 27577.60(12:30)△150.28
高値 27625.41(14:59)△198.09
安値 27561.22(12:30)△133.90
大引 27602.77(15:00)△175.45 +0.64%

TOPIX
1994.70(9:00)
1996.80(9:03)
1987.80(10:32)
1993.09(15:00)
前日比△15.42 +0.78%

値上がり銘柄数 1458
値下がり銘柄数 330
新高値銘柄数 86
新安値銘柄数 12

騰落レシオ25D 130.1
日経平均25日移動平均乖離率 +1.88%
TOPIX25日移動平均乖離率 +1.91%

前日の米国株は、14日の1月CPI発表前に主要3指数そろって
1%を超える大幅高となり、欧州主要国株もそろって上昇しました。
連動高となった日経平均先物にサヤ寄せして始まりました。
寄付 27705.37(9:00)△278.05
高値 27721.82(9:01)△294.50
寄付き直後に△294.50上昇しこの日の高値を付けた後は
前引けにかけて伸び悩みました。
安値 27553.18(10:32)△125.86
前引 27579.61(11:30)△152.29
 後場
後場の商いは前引け水準で始まりましたが
寄付 27577.60(12:30)△150.28
安値 27561.22(12:30)△133.90
27,600円を挟んだ水準で売り買い交錯となり狭いレンジでの
相場展開になりました。
高値 27625.41(14:59)△198.09
日経平均は反発して引けました。
大引 27602.77(15:00)△175.45 +0.64%

全体相場の値動きを表すTOPIXは、本日高値1996.80(9:03)まで上昇し
2/10高値1999.37の目前まで上昇し堅調さを保っています。
日経平均は、昨日の下げを大半埋めたものの、27,800円台の戻り売りを
買い上がることができるかどうか短期筋の動向次第です。

◎米国株の「楽観相場」がどこまで続くか
日経平均上昇波動
2022年10/3安値25621.96円~11/24高値26502.29円(前回の上昇相場)
値幅2880.33円の上昇 日柄35営業日
直近の上昇局面1/4安値25661.89円~2/14(火)継続中 直近高値2/6高値27821.22円
値幅2159.22円 日柄28営業日

米国株の「楽観相場」次第ですが、崩れなければ短期筋の先物買い、売り方の買い戻しの流れが
続く可能性があります。
2月のどこかで米国株が上げ一巡し、日本株も調整に入る可能性があります。
このことは常に用心しなければなりません。
日経平均上昇波動の日柄を35営業日とすると2/24(金)になります。

前回上昇時日経平均高値圏滞在日数
2022年11/8~12/16 27営業日

今回75日移動平均、200日移動平均到達の1/24を起点とすると
2/14までの高値圏滞在日数は、15営業日 
27営業日まで高値圏を維持すると3/3(金)になります。

プライム市場騰落レシオ25D
2022年7/20 119.9 ~8/24 116.0 日柄25営業日
1/27 122.2 ~本日2/14 130.1 日柄13営業日 

上記の日柄を考えると2/24(金)~3/3(金)が相場の転換期になる可能性があります。
現在のようなAI主導の市場環境で相場の予想をしても当らないし無意味です。
予想はせず、日柄と波動を十分に考慮して、相場がいつ急落しても大丈夫なように
買いポジション、現金ポジションのコントロールだけは怠らないようにします。

短期筋対策底値買い銘柄17 
4369トリケミカル研究所 決算発表11/30通過 次回決算発表3/15
10/24寄付き2082円買い
2/14終値2351円 10/24以降高値 11/25高値2619円
2022年9/30安値1760円 大底 12/29安値1880円 2番底
連結売上高利益率 38.18% 自己資本比率78.5% 
半導体、光ファイバー、太陽電池の製造工程で使用する
高純度化学薬品メーカー、多品種少量生産に強み。
ニッチ市場で高シェア 業績は半導体の生産動向との連動性が強い。
中国、韓国、東南アジアを開拓中、2020年に台湾に新工場建設。
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連22.1  11,574 2,976 5,294 4,095 126.3(最高益更新)
連23.1予 14,100 3,680 6,700 5,230 160.9
連24.1予 15,600 4,030 6,730 5,250 161.6
2022年高低 1/4高値3745円 9/30安値1760円大底 12/29安値1880円2番底
2121年高低 1/14高値5043円 7/20安値2914円
2020年高低 12/30高値4233円 3/17安値1479円(コロナショック)
11/30(水)15:00決算発表
第3四半期 75%で中立
売上71.9% 営業益76.6% 経常益83.7% 純益83.6% EPS83.6%
前年同期比 売り上げ+18.9% 営業利益+20.0% 経常益+37.7%
寄り付き直後に貸株を使った売りに押される場面がありましたが
売り方の買戻しが入り株価は切り上がり、2582円まで買われました。
12/5以降、ナスダック指数軟調の影響を受け下がり、12/29安値1880円2番底
今後の成長性、企業内容は問題ありませんが、半導体関連のため上値が重くなりそうです。
米国株の乱高下に今後も振り回されそうです。
戻りメド1 2500円 11/25高値2619円
戻りメド2 2900円 これ以上は半導体関連の回復次第です
2023年相場想定レンジ 1760円~2900円
直近高値2/2高値2430円
1/24以降、中段持ち合いが続いています。
上値をとる動きが見られないと判断した場合は、いったん利食うことも選択肢とします。

短期筋対策底値買い銘柄18 
7725インターアクション 10/24寄付き1425円買い 決算発表1/12通過
2/14終値1456円 10/24以降高値 11/25高値1673円 
11/4安値1338円 1番底形成
連結売上高利益率 19.14% 自己資本比率81.0% 負債/売上13.7%
半導体撮像素子CMOSセンサー・CCD検査用の光源装置を設計・販売。
同分野ではニコンや若狭光学研究所などを抑えて世界首位。
イメージセンサーの検査用光源装置と瞳モジュールが
スマートフォン向けに活況。
自動運転に不可欠な車載向けの需要を有望視。
主要取引先 ソニーG サムスン
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連22.5  6,017 1,130 1,196  761  69.6
連23.5予 7,623 2,200 2,224 1,459 134.4(7/12会社予想)
連23.5予 7,623 2,220 2,224 1,459 134.4(10/12会社予想)
連23.5予 7,623 2,200 2,224 1,459 134.0(1/12会社予想)
連24.5予 9,800 3,100 3,130 2,050 188.7
2022年高低 1/5高値2650円 11/4安値1338円 1番底形成
2021年高低 9/13高値2930円 5/13安値2074円
2020年高低 1/6高値3220円 10/29安値1577円
コロナショック時安値3/19安値1702円
2019年高低 12/30高値3205円 6/3安値1272円
光源装置は採算よい海外軸に積み上がった受注残消化本格化。
ソニー新工場関連が後半上乗せ 好採算の瞳モジュールは国内増
海外向けも後半初出荷、後半にかけて営業利益急回復見込み。
10/12決算発表 第1四半期 25%で中立
売上23.8% 営業益19.8% 経常益21.3% 純益22.0% EPS23.4%
7月まで2000円を挟んだ水準でのもみ合いが続いていましたが
その後株価は大きく値下がりしました。
11/4安値1338円で底が入り、11/25にかけて戻りを試す場面となりました。
11/25高値1673円
しかし、その後は戻り高値が右肩下がりになり、緩やかな下降トレンドです。
レンジ相場ともいえますが
レンジ下限1400円~1420円
レンジ上限1600円
投資家の買いコストは1700円~2200円 2400円~2600円
英国系ファンドの買いは1900円台
2023年想定レンジ 1400円~2200円
1600円水準の戻りを待つか。その直前で利食うか。
次の戻りを見て決断します。

◎銘柄研究
9783ベネッセHD
進研ゼミなど通信教育最大手 傘下に東京個別指導学院
少子高齢化の日本では、教育産業の競争の激化が続いています。
一定の子供の人数の争奪戦が今後も続きます。
直近安値1/16安値1907円は、2003年以来20年ぶりの安値水準です。
長期で見ると2017年7/21高値4540円からの長期下降トレンドは
2021年1/5安値1946円でいったん底を付け、7/8高値2814円まで戻るも
直近安値1/16安値1907円を付け、底練りが続いています。
12/7安値1923円 1/16安値1907円 2/13安値1917円
これでトリプルボトム形成となるか?
1/16安値1907円を割り込み一段安になるか?
連日見ているチャートです。
2023年想定レンジ 1800円~2400円

上記銘柄については、2/14時点のコメントです。
今後の相場環境や個別材料によっては株価が大きく変動します。
チャートの勉強用にご紹介しました。




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次回の更新は、2/15(水)15:05の予定です。

ブログ更新時刻
(月)(水)(金)15:05 大引け前に更新する日もあります
(火)(木)20:00前に更新
(土)(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新 
直近は相場が変動するため(日)13:00前に更新しています。

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手洗い、消毒、うがい、は予防の基本です。
自信を守る健康管理、今後も継続なさることをお勧めします。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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