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2023-12

短期筋のAI対策

2023年5月26日(金)15:05更新
明日5/27(土)は休ませていただき、5/28(日)14:00までに更新します。

前日5/27の米国株
NYダウ 32,764.65ドル ▼35.27ドル -0.10%
ナスダック 12,698.094 △213.932 +1.71%
S&P500 4,151.28 △36.04 +0.87%
米国10年債利回り 3.822% △0.074%
NY原油 71.73ドル
ドル円 139.83円-139.84円 26日 11:14
欧州市場 
ドイツDAX 15,793.80 ▼48.33 -0.30%
イギリスFTSETM100 7,570.87 ▼56.23 -0.73%
フランスCAC40 7,229.27 ▼24.19 -0.33%

前日5/27(木)米国株はNYダウは5営業日続落で小幅安。
ナスダック指数、S&P500紙数は、3営業日ぶりに反発。
AIブームを背景に決算発表で業績拡大を示したエヌビディアが24%上昇
この流れを受けて、半導体関連、ハイテク株、グロース株が買われ
ナスダック指数は△1.71%の大幅高になりました。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7%上昇しました。
NYダウは、債務上限問題が重しになりマイナス圏で引けました。
米国長期金利がじわじわと上昇してきたのが気がかりです。
米国10年債利回り 3.822% △0.074%
ドル高円安も同時に進行しました。
欧州主要国株価はさえず、続落となりました。

5月26日(金)東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 30909.61(9:00)△108.48
高値 31101.60(11:30)△300.47
安値 30864.49(9:00)△63.36
前引 31101.60(11:30)△300.47 +0.98%
TOPIX前引 2158.63(11:30)△12.46 +0.58%
 後場
寄付 31083.36(12:30)△282.23
高値 31049.28(12:30)△248.15
安値 30916.31(15:00)△115.18
大引 30916.31(15:00)△115.18 +0.37%

ナスダック指数、S&P500紙数は、3営業日ぶりに反発
ナスダック指数は△1.71%の大幅高になり、日経平均先物も連動高したため
寄付きは買い先行で始まりました。
円安・ドル高進行も輸出関連株中心に追い風となり、日経平均は前引けにかけて
先物主導で上げ幅を広げ、31,100円台に乗せて、高値引けとなりました。
一時1ドル140円台まで円安進行
後場の商いは、前引けを下回って始まり週末要因もあり上げ幅を縮め
31,000円を挟んでの値動きになりました。
週末5/26(金)日経平均株価は、続伸して引けました。

本日も昨日に続き、半導体関連の東京エレク、アドバンテストの上昇が日経平均を押し上げ
上昇分のかなりの部分を占め、他の銘柄は全体的に値下がり銘柄が多くなりました。
半導体関連上昇、日経平均上昇、いびつな相場展開で日経平均が高値圏を維持しています。
5月25日(木)時点
◎日本株の羅針盤
プライム市場 銘柄数1835銘柄 
プライム市場 25日移動平均 
+乖離銘柄数 964銘柄
+10%以上乖離銘柄数 106銘柄
-乖離銘柄数 864銘柄
-10%以上乖離銘柄数 51銘柄
日経平均、TOPIXが33年ぶりの高値を更新したばかりですが
マイナス乖離銘柄が増加しています。
東証大型株指数は上昇、逆に小型株指数は下げ続けています。
長期運用の海外投資家は、時価総額上位銘柄を買うため
大型株に資金が集中する一方で、小型株の多くに短期筋の貸株の空売りが続き
需給悪化となり、相場を崩す原因になっています。
相場は、需給が主導するため、流れは小型株売りになり
多くの銘柄が底値圏や大底圏に位置し、年初来安値、上場来安値を
付ける銘柄も増加しています。

現在の海外投資家の大幅な買い越しは、先週末まで8週連続となり
個人投資家は売り越し続いています。
個人投資家による相場が高値圏と見て買っていた1357日経ダブルインバースは
4/6高値340円が、5/23安値258円まで下落しています。
(1357日経ダブルインバースは、日経平均が下がると2倍の値上がりが見込める)
個人投資家がロスカットするとその分先物買いが入り、相場の上昇要因になる。

8年ほど前は、短期筋のAIの介入は現在ほどではなく、空売り比率のピークは
33%くらいでした。
当時は空売り比率が33%を超えると全体相場の三分の一が空売りのため
異常値と判断されていましたが、現在では45%水準くらいまでは正常値となり
50%を超え続けると異常値と見る判断値となりました。
現在はAIの空売りがほぼ全銘柄に介入しているため、貸株の空売りは
個々の銘柄の需給に直結します。
ブログで貸株を使った空売りが、出来高の何%になっているか、ご紹介していますが
50%が長く続く銘柄、株価が大底圏にあるにもかかわらず、そこからさらに売り仕掛けを
してくる銘柄も多くあり、企業の実際の株価水準から大きくかけ離れている銘柄が目立ちます。
昨年までは、株価が異常値まで売り込まれると株価はそれなりに戻ったのですが
短期筋がAIの空売りを仕掛けてくるため、株価が異常値の大底に達しても
さらに値下がりのリスクがあり、今の相場で小型株を買う目安は、「底値」「大底」ではなく
「どん底」で買わなければ、ならなくなりました。
「どん底値」まで叩き売られた銘柄の日々の貸株の空売り比率を連日チェックし
下がらなくなって、「どん底値」から陽線が立って「買いサイン」を見てから買いの判断をします。
「追撃買いサイン1」「追撃買いサイン2」「75日移動平均」「200日移動平均」をみて
トレンド転換の判断を行います。

ニーサ拡充による分割分散投資、配当、優待取り投資は否定しませんが、今の日本市場で
株を買うということは、市場シェア半数を占める海外短期筋のAIと戦うということを覚悟して
投資を行うということを理解しなければなりません。

5月末 米国債務上限問題で、政府と共和党の協議に進展期待
6月9日(金)日本、メジャーSQ
6/16(金)米国 日本のSQ(特別清算指数)に当たる「クアドルプル・ウィッチング」
6月22日頃には同国の銀行のストレステスト結果が発表




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直近は相場が変動するため(日)13:00前に更新しています。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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