後場欧州勢の買いはいらず大幅反落
2023年5月31日(水)15:05更新
前日5/30(木)の米国株
NYダウ 33,042.78ドル ▼50.56ドル -0.15%
ナスダック 13,017.426 △41.738 +0.32%
S&P500 4,205.52 △0.07 +0.00%
米国10年債利回り 3.690% ▼0.114%
NY原油 69.64ドル
ドル円 139.83円-139.84円 31日 10:35
休場明け昨日の米国株は高安まちまち
先週末27日、バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長が
連邦政府の債務上限問題で合意し、安堵感が出ましたが
議会の承認を巡って慎重な見方もあり、NYダウは反落し
相場全体の上値は重くなりました。
(合意案は31日に下院で採決される見通し)
FRBは、6月追加利上げを決めるとの見方が相場の重しになりました。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は3日続伸。
5月31日(水)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 31057.09(9:00)▼271.07
高値 31142.78(10:28)▼185.38
安値 30928.88(9:40)▼399.28
前引 30976.54(11:30)▼351.62 -1.12%
TOPIX前引 2137.87(11:30)▼31.35 -0.99%
後場
寄付 30966.06(12:30)▼362.10
高値 30993.14(12:45)▼335.02
安値 30785.98(14:10)▼542.18
大引 30887.88(15:00)▼440.28 -1.41%
日経平均は昨日まで半導体関連主導で、4営業日続伸し
バブル後33年ぶり高値を連日の更新、本日は大きく下がっていた
日経平均先物にサヤ寄せして、全面安で始まりました。
日経平均はその後、▼399.28円まで下げアバを広げましたが
押し目を拾う動きや買戻しが入り、▼185.38円まで下げ幅を縮小しましたが
前引けにかけて再び安値水準に押し返されました。
前場 プライム市場
値上がり220銘柄 値下がり1565銘柄 変わらず50銘柄
後場の取引は売り優勢となり、前場安値を下回り下げ幅を広げました。
日経平均は直近、後場になると買い物が断続的に入り、上昇する時が
しばしば見受けられます。
これは取引が始まる欧州勢の買いで、後場に欧州勢の買いが入る可能性があるため
売り方も慎重になりますが、本日はこの動きは見られず下値を探る展開となりました。
安い場面では、▼542.18円値下がりしました。
本日は欧州勢の買いが入らず、日経平均は大幅安で反落して引けました。
今後の下値サポート
5/18(木)窓を開けて大幅高
5/18日経平均寄付30432.54円
5/18TOPIX寄付2153.28 割り込み 窓を埋めてしまい
5/31大陰線を引いたため警戒します。
TOPIXは、25日移動平均プラス乖離を保っていますが
今後25日移動平均2108.36円を維持できるかどうか。
◎銘柄研究
5/30まで10日続落
7956ピジョン
1年近くレンジ相場が続いています。
戻り高値2200円を超えると売り物が増え、2200円以上の株価水準の
滞在日数は1日~5日程度
レンジ下限は、1900円台半ば
底割れの場合は、1800円くらいまで値下がりしそうです。
本日5/31前引け時点で11連続陰線 安値1985円
かつての成長力はなくなり、主戦場の中国では、高品質になった中国製品に
押され気味です。
上値下値も限定的のため、1850円以下の突っ込みを見ます。
2023年想定レンジ1800円~2300円
5/30まで10日続落
2267ヤクルト本社
ヤクルト1000が、爆発的なヒット商品となり今でも品薄状態が続いています。
株価も2020年11/16安値4950円から長期にわたり上昇トレンド継続となり
5/1高値10430円まで買われ台相場になりましたが、天井形成かンが出てきました。
5/30まで10営業日続落となりましたが、本日5/31前場は、陽線を引き
200日移動平均でいったん下げ止まった感じですが、200日移動平均の攻防が続きそうです。
5/30まで10日続落
6099エラン
5/30まで10営業日続落となりましたが、本日5/31 9:40安値836円で下げ止まったようです。
前引け時点で下ヒゲの陽線による底打ち感
2023年想定レンジ 5/31安値836円~1150円
4440ヴィッツ
3/22安値847円大底形成
その後自動運転関連銘柄として時々急上昇しきな臭い動きが続いています。
5/30高値1362円年初来高値を更新し、相場はまだ生きています。
2023年相場は久々に上昇が見込めそうです。
1949住友電設
2021年12/1安値1902円からの上昇相場は、今年2月に2222円まで下がりましたが
5/18高値3035円天井を想定。
直近、11陰線 2陽線
貸株の空売りも増えていますが、高値で買った投資家の現物売りが優勢になっての下げ局面です。
下降トレンド継続予想
2023年想定レンジ 2222円~3035円 この範囲での値動きになりそうです。
ということは、今の株価は7合目付近で中途半端な水準のため、買いは不可となります。
下降トレンド銘柄の値ぼれ買いは禁物です。
3月決算企業の配当金払いは6月上旬以降始まります。
配当金の再投資が日本株にとって好需給となるため、それを先回りして
海外短期筋の先物買いが再び活発になる可能性があります。
多くの短期筋は、ショートポジション(売り方)の買戻しによる踏み上げ相場を
仕掛けてくる可能性があります。
直筋上昇した日本株、GPIFのリバランス 6月上旬
上昇した日本株の買いポジション(投資比率を低下させる)を低下させる売りが
仮に出た場合、高値圏の日本株、一時的に需給悪化になる可能性があります。
大型株、主力株の需給悪化
6月中旬に日本銀行金融政策決定会合、米国FOMC、22日頃に
アメリカの銀行ストレステストの発表も控えており、それが相場の下押し材料に
なる可能性もあります。
6月末に株主総会が集中し、自社株買いや株主還元策がひとまず終了し
7月入るとETF分配金捻出のための売りによる需給悪化があり、これを先回りするであろう
海外短期筋の先物売りが予想されます。
6月9日(金)日本、メジャーSQ
6/16(金)米国 日本のSQ(特別清算指数)に当たる「クアドルプル・ウィッチング」
6月22日頃には米国銀行のストレステスト結果が発表


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ブログ更新時刻
(月)(水)(金)15:05 大引け前に更新する日もあります
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(土)(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
直近は相場が変動するため(日)13:00前に更新しています。
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前日5/30(木)の米国株
NYダウ 33,042.78ドル ▼50.56ドル -0.15%
ナスダック 13,017.426 △41.738 +0.32%
S&P500 4,205.52 △0.07 +0.00%
米国10年債利回り 3.690% ▼0.114%
NY原油 69.64ドル
ドル円 139.83円-139.84円 31日 10:35
休場明け昨日の米国株は高安まちまち
先週末27日、バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長が
連邦政府の債務上限問題で合意し、安堵感が出ましたが
議会の承認を巡って慎重な見方もあり、NYダウは反落し
相場全体の上値は重くなりました。
(合意案は31日に下院で採決される見通し)
FRBは、6月追加利上げを決めるとの見方が相場の重しになりました。
ハイテク株比率の高いナスダック指数は3日続伸。
5月31日(水)東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 31057.09(9:00)▼271.07
高値 31142.78(10:28)▼185.38
安値 30928.88(9:40)▼399.28
前引 30976.54(11:30)▼351.62 -1.12%
TOPIX前引 2137.87(11:30)▼31.35 -0.99%
後場
寄付 30966.06(12:30)▼362.10
高値 30993.14(12:45)▼335.02
安値 30785.98(14:10)▼542.18
大引 30887.88(15:00)▼440.28 -1.41%
日経平均は昨日まで半導体関連主導で、4営業日続伸し
バブル後33年ぶり高値を連日の更新、本日は大きく下がっていた
日経平均先物にサヤ寄せして、全面安で始まりました。
日経平均はその後、▼399.28円まで下げアバを広げましたが
押し目を拾う動きや買戻しが入り、▼185.38円まで下げ幅を縮小しましたが
前引けにかけて再び安値水準に押し返されました。
前場 プライム市場
値上がり220銘柄 値下がり1565銘柄 変わらず50銘柄
後場の取引は売り優勢となり、前場安値を下回り下げ幅を広げました。
日経平均は直近、後場になると買い物が断続的に入り、上昇する時が
しばしば見受けられます。
これは取引が始まる欧州勢の買いで、後場に欧州勢の買いが入る可能性があるため
売り方も慎重になりますが、本日はこの動きは見られず下値を探る展開となりました。
安い場面では、▼542.18円値下がりしました。
本日は欧州勢の買いが入らず、日経平均は大幅安で反落して引けました。
今後の下値サポート
5/18(木)窓を開けて大幅高
5/18日経平均寄付30432.54円
5/18TOPIX寄付2153.28 割り込み 窓を埋めてしまい
5/31大陰線を引いたため警戒します。
TOPIXは、25日移動平均プラス乖離を保っていますが
今後25日移動平均2108.36円を維持できるかどうか。
◎銘柄研究
5/30まで10日続落
7956ピジョン
1年近くレンジ相場が続いています。
戻り高値2200円を超えると売り物が増え、2200円以上の株価水準の
滞在日数は1日~5日程度
レンジ下限は、1900円台半ば
底割れの場合は、1800円くらいまで値下がりしそうです。
本日5/31前引け時点で11連続陰線 安値1985円
かつての成長力はなくなり、主戦場の中国では、高品質になった中国製品に
押され気味です。
上値下値も限定的のため、1850円以下の突っ込みを見ます。
2023年想定レンジ1800円~2300円
5/30まで10日続落
2267ヤクルト本社
ヤクルト1000が、爆発的なヒット商品となり今でも品薄状態が続いています。
株価も2020年11/16安値4950円から長期にわたり上昇トレンド継続となり
5/1高値10430円まで買われ台相場になりましたが、天井形成かンが出てきました。
5/30まで10営業日続落となりましたが、本日5/31前場は、陽線を引き
200日移動平均でいったん下げ止まった感じですが、200日移動平均の攻防が続きそうです。
5/30まで10日続落
6099エラン
5/30まで10営業日続落となりましたが、本日5/31 9:40安値836円で下げ止まったようです。
前引け時点で下ヒゲの陽線による底打ち感
2023年想定レンジ 5/31安値836円~1150円
4440ヴィッツ
3/22安値847円大底形成
その後自動運転関連銘柄として時々急上昇しきな臭い動きが続いています。
5/30高値1362円年初来高値を更新し、相場はまだ生きています。
2023年相場は久々に上昇が見込めそうです。
1949住友電設
2021年12/1安値1902円からの上昇相場は、今年2月に2222円まで下がりましたが
5/18高値3035円天井を想定。
直近、11陰線 2陽線
貸株の空売りも増えていますが、高値で買った投資家の現物売りが優勢になっての下げ局面です。
下降トレンド継続予想
2023年想定レンジ 2222円~3035円 この範囲での値動きになりそうです。
ということは、今の株価は7合目付近で中途半端な水準のため、買いは不可となります。
下降トレンド銘柄の値ぼれ買いは禁物です。
3月決算企業の配当金払いは6月上旬以降始まります。
配当金の再投資が日本株にとって好需給となるため、それを先回りして
海外短期筋の先物買いが再び活発になる可能性があります。
多くの短期筋は、ショートポジション(売り方)の買戻しによる踏み上げ相場を
仕掛けてくる可能性があります。
直筋上昇した日本株、GPIFのリバランス 6月上旬
上昇した日本株の買いポジション(投資比率を低下させる)を低下させる売りが
仮に出た場合、高値圏の日本株、一時的に需給悪化になる可能性があります。
大型株、主力株の需給悪化
6月中旬に日本銀行金融政策決定会合、米国FOMC、22日頃に
アメリカの銀行ストレステストの発表も控えており、それが相場の下押し材料に
なる可能性もあります。
6月末に株主総会が集中し、自社株買いや株主還元策がひとまず終了し
7月入るとETF分配金捻出のための売りによる需給悪化があり、これを先回りするであろう
海外短期筋の先物売りが予想されます。
6月9日(金)日本、メジャーSQ
6/16(金)米国 日本のSQ(特別清算指数)に当たる「クアドルプル・ウィッチング」
6月22日頃には米国銀行のストレステスト結果が発表


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