月末の需給悪は無事通過来週は月初の需給悪
2023年6月30日(金)15:05更新
明日7/1(土)は休ませていただき
次回更新は、7/2(日)14:00までに更新します。
前日6/29の米国株
NYダウ 34,122.42ドル △269.76ドル +0.79%
ナスダック 13,591.331 ▼0.419 -0.00%
S&P500 4,396.44 △19.58 +0.44%
米国10年債利回り 3.844% △0.133%
NY原油 69.73ドル
ドル円 144.78-144.79 30日 9:00
前日の米国株は高安まちまち
FRBはストレステストの結果を28日に発表、米国国内で
規模の大きい23行すべての銀行が不況時にも規制上必要な
自己資本を維持できるとの見解を示しました。
金融システム不安が和らぎ、金融株が買われました。
NYダウは反発し、ハイテク株比率の高いナスダック指数は3日ぶりに
小幅反落しました。
6月30日東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 33068.36(9:00)▼165.78
高値 33151.13(11:06)▼83.01
安値 32918.77(9:14)▼315.37
前引 33058.99(11:30)▼175.15 -0.53%
TOPIX前引 2779.00(11:30)▼17.25 -0.75%
マザーズ指数前引 810.75(11:30)△0.10 +0.01%
大型株指数 2210.11(11:30)▼18.13 -0.81%
中型株指数 2504.60(11:30)▼16.52 -0.66%
小型株指数 3869.86(11:30)▼22.89 -0.40%
プライム市場 値上がり 399銘柄 値下がり 1367銘柄 変わらず 67銘柄
前引時点プライム市場売買代金 概算1兆6740兆円
後場
寄付 33009.87(12:30)▼224.27
高値 33232.89(14:33)▼1.25
安値 32979.96(12:37)▼254.18
大引 33189.04(15:00)▼45.10 -0.14%
本日6/30(金)は四半期末、機関投資家による月末のリバランスによる
需給悪化が意識されていることや7月月初ETF分配金捻出に伴う
売りなどの需給悪化を警戒して、売り先行で始まりました。
半導体関連株など値がさのハイテク株を中心に利益確定売りが出て
日経平均は、33,000円を割り込み▼315.37円値下がりしました。
その後も上値は重く、33,000円を挟んで小動きになりました。
後場の取引は、前引け水準を下回って始まりました。
後場寄り付き直後に再び33,000円を割り込み▼254.18円値下がりしましたが
売り一巡後は、大引けにかけて下げ渋りました。
週末、月末6/30(金)日経平均株価は大きな下げにならず通過
日経平均は、小幅に反落して引けました。
来週7月相場は、月初の需給悪を迎えます。
●直近急落銘柄
4565そーせい 6/29終値1441円
巨大市場の肥満薬開発ファイザーの開発中止で株価半減
報道の出た前日6/26高値3175円 6/27、6/28、売り気配で暴落し
6/29ようやく寄り付き、一時1390円まで下落しました。
このような相場の先行きは予想できませんが
調整局面には、「値幅調整」と「日柄調整」の2つの調整があります。
値幅は、6/26高値3175円から6/29安値1390円まで56%急落したものの
日柄調整はこれからです。
これだけの暴落になったため、3か月~6か月は見るだけにして
買いは避けるべきです。
4755楽天グループ 6/29終値501円 直近安値6/28安値466円
大赤字の携帯事業が収益の重しになり、毎期大幅赤字
出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率
6/29 58,531,800 21,682,100 18,550,700 31.7%
6/28 35,834,400 14,287,500 12,090,300 33.7%
6/27 33,808,100 16,029,500 10,169,000 30.0%
6/26 34,702,600 11,560,900 14,635,000 42.2%
6/23 39,586,800 13,801,800 18,129,500 45.8%
6/22 33,456,600 13,116,800 13,684,700 40.9%
6/21 39,172,800 14,696,600 16,848,500 43.0%
6/20 49,013,500 15,084,300 23,595,100 48.1%
6/19 31,783,900 9,171,100 15,626,300 49.2%
貸株の空売りは50%を超えていませんが、個人投資家の
信用新規売り+信用返済売りの合計を含めるとかなりの需給悪になっています。
6/29 18,299,000 6/28 9,456,600 6/27 7,609,600
2021年3/15高値1545円からの下げ相場はかなりの安値水準になり
直近安値6/28安値466円 目先下げ止まるかもしれませんが
早期の業績回復は見込めず、もう一段安の「どん底値」まで売り込まれる可能性があり
新規の買いは見送りが妥当です。
3415TOKYO BASE 6/27終値355円
個人投資家の信用の投げ(返済売り)が連日出ています。
6/29 53,000 6/28 40,100 6/27 48,300
6/26 133,000 6/23 100,300 6/22 148,900
売り物が出切るまで底が見えませんし、ここから短期筋の貸株の空売りが続き
売り崩しも考えられます。
「日柄調整」がまだ足りません。
出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率
6/29 268,600 125,200 85,400 31.8%
6/28 242,600 76,500 110,800 45.7%
6/27 492,500 147,900 284,300 57.7%
6/26 496,900 95,000 254,700 51.3%
6/23 564,000 171,900 266,100 47.2%
6/22 668,800 169,300 323,200 48.3%
6/21 491,600 180,900 209,200 42.6%
6/20 1,000,000 260,600 346,900 34.7%
6/19 1,100,200 349,600 584,300 53.1%
3/17高値569円からの調整局面
貸株の空売りと現物売り(ロスカット)に加え個人投資家の
信用新規売り+信用返済売りの合計を含めるとかなりの需給悪になっています。
6/27安値347円で下げ一服になったようにも見えますが、安値水準から
貸株の空売りの売り崩しが始まる可能性があるため、「どん底値」になるまでは
中途半端な安値の買いは控えるべきでしょう。
◎ブログ公開銘柄
3937Ubicomホールディングス(ユビコムHD) 6/29終値1600円
フィリピン拠点活用のオフショアシステム開発と医療情報関連ソフト
保険会社向けプラットフォームも手がける。
2021年1/4高値4070円 7/8高値3945円ダブルトップ形成後の
本格調整 6/30安値1537円
四季報予想は「好転」 人件費大幅増かわし営業増益予想
株価は6/22~6/30まで7連続陰線
貸株の空売りが板の薄いところに出ており、個人の投げを誘発させています。
今の相場は、AIの空売りが底値圏からさらに売り崩す新時代の相場です。
ありえない「どん底値」にならなければ儲けられません。
ありえない「どん底値」を待つ場面です。
月末月初の需給不安
●6月末にかけて、年金基金のリバランスの売り
本日6/30(金)通過
●7月上旬は、日本株の上場投資信託(ETF)の分配金捻出の売り
(日本株を買い支えした日銀保有ETFの分配金が大半)
来週7/3(月)、7/4(火)ETF分配金捻出の売りが出るため
短期筋の動向次第で乱高下が予想されます。
直近になって海外投資家の日本株買い越しが止まってきました。
一方、4月以降売り越しが続いていた個人投資家の押し目買いが入っています。
7月相場は、海外投資家の買いが続くかどうか。
145円台まで進んだ円安の動向。
7月の米国株の動向。
メインプレーヤーの海外短期筋が、どのように動くか、引き続き難しい相場展開になりそうです。


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(火)(木)20:00前に更新
(土)(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
直近は相場が変動するため(日)13:00前に更新しています。
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NYダウ 34,122.42ドル △269.76ドル +0.79%
ナスダック 13,591.331 ▼0.419 -0.00%
S&P500 4,396.44 △19.58 +0.44%
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NY原油 69.73ドル
ドル円 144.78-144.79 30日 9:00
前日の米国株は高安まちまち
FRBはストレステストの結果を28日に発表、米国国内で
規模の大きい23行すべての銀行が不況時にも規制上必要な
自己資本を維持できるとの見解を示しました。
金融システム不安が和らぎ、金融株が買われました。
NYダウは反発し、ハイテク株比率の高いナスダック指数は3日ぶりに
小幅反落しました。
6月30日東京マーケット
日経平均株価
前場
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高値 33151.13(11:06)▼83.01
安値 32918.77(9:14)▼315.37
前引 33058.99(11:30)▼175.15 -0.53%
TOPIX前引 2779.00(11:30)▼17.25 -0.75%
マザーズ指数前引 810.75(11:30)△0.10 +0.01%
大型株指数 2210.11(11:30)▼18.13 -0.81%
中型株指数 2504.60(11:30)▼16.52 -0.66%
小型株指数 3869.86(11:30)▼22.89 -0.40%
プライム市場 値上がり 399銘柄 値下がり 1367銘柄 変わらず 67銘柄
前引時点プライム市場売買代金 概算1兆6740兆円
後場
寄付 33009.87(12:30)▼224.27
高値 33232.89(14:33)▼1.25
安値 32979.96(12:37)▼254.18
大引 33189.04(15:00)▼45.10 -0.14%
本日6/30(金)は四半期末、機関投資家による月末のリバランスによる
需給悪化が意識されていることや7月月初ETF分配金捻出に伴う
売りなどの需給悪化を警戒して、売り先行で始まりました。
半導体関連株など値がさのハイテク株を中心に利益確定売りが出て
日経平均は、33,000円を割り込み▼315.37円値下がりしました。
その後も上値は重く、33,000円を挟んで小動きになりました。
後場の取引は、前引け水準を下回って始まりました。
後場寄り付き直後に再び33,000円を割り込み▼254.18円値下がりしましたが
売り一巡後は、大引けにかけて下げ渋りました。
週末、月末6/30(金)日経平均株価は大きな下げにならず通過
日経平均は、小幅に反落して引けました。
来週7月相場は、月初の需給悪を迎えます。
●直近急落銘柄
4565そーせい 6/29終値1441円
巨大市場の肥満薬開発ファイザーの開発中止で株価半減
報道の出た前日6/26高値3175円 6/27、6/28、売り気配で暴落し
6/29ようやく寄り付き、一時1390円まで下落しました。
このような相場の先行きは予想できませんが
調整局面には、「値幅調整」と「日柄調整」の2つの調整があります。
値幅は、6/26高値3175円から6/29安値1390円まで56%急落したものの
日柄調整はこれからです。
これだけの暴落になったため、3か月~6か月は見るだけにして
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4755楽天グループ 6/29終値501円 直近安値6/28安値466円
大赤字の携帯事業が収益の重しになり、毎期大幅赤字
出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率
6/29 58,531,800 21,682,100 18,550,700 31.7%
6/28 35,834,400 14,287,500 12,090,300 33.7%
6/27 33,808,100 16,029,500 10,169,000 30.0%
6/26 34,702,600 11,560,900 14,635,000 42.2%
6/23 39,586,800 13,801,800 18,129,500 45.8%
6/22 33,456,600 13,116,800 13,684,700 40.9%
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6/20 49,013,500 15,084,300 23,595,100 48.1%
6/19 31,783,900 9,171,100 15,626,300 49.2%
貸株の空売りは50%を超えていませんが、個人投資家の
信用新規売り+信用返済売りの合計を含めるとかなりの需給悪になっています。
6/29 18,299,000 6/28 9,456,600 6/27 7,609,600
2021年3/15高値1545円からの下げ相場はかなりの安値水準になり
直近安値6/28安値466円 目先下げ止まるかもしれませんが
早期の業績回復は見込めず、もう一段安の「どん底値」まで売り込まれる可能性があり
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3415TOKYO BASE 6/27終値355円
個人投資家の信用の投げ(返済売り)が連日出ています。
6/29 53,000 6/28 40,100 6/27 48,300
6/26 133,000 6/23 100,300 6/22 148,900
売り物が出切るまで底が見えませんし、ここから短期筋の貸株の空売りが続き
売り崩しも考えられます。
「日柄調整」がまだ足りません。
出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率
6/29 268,600 125,200 85,400 31.8%
6/28 242,600 76,500 110,800 45.7%
6/27 492,500 147,900 284,300 57.7%
6/26 496,900 95,000 254,700 51.3%
6/23 564,000 171,900 266,100 47.2%
6/22 668,800 169,300 323,200 48.3%
6/21 491,600 180,900 209,200 42.6%
6/20 1,000,000 260,600 346,900 34.7%
6/19 1,100,200 349,600 584,300 53.1%
3/17高値569円からの調整局面
貸株の空売りと現物売り(ロスカット)に加え個人投資家の
信用新規売り+信用返済売りの合計を含めるとかなりの需給悪になっています。
6/27安値347円で下げ一服になったようにも見えますが、安値水準から
貸株の空売りの売り崩しが始まる可能性があるため、「どん底値」になるまでは
中途半端な安値の買いは控えるべきでしょう。
◎ブログ公開銘柄
3937Ubicomホールディングス(ユビコムHD) 6/29終値1600円
フィリピン拠点活用のオフショアシステム開発と医療情報関連ソフト
保険会社向けプラットフォームも手がける。
2021年1/4高値4070円 7/8高値3945円ダブルトップ形成後の
本格調整 6/30安値1537円
四季報予想は「好転」 人件費大幅増かわし営業増益予想
株価は6/22~6/30まで7連続陰線
貸株の空売りが板の薄いところに出ており、個人の投げを誘発させています。
今の相場は、AIの空売りが底値圏からさらに売り崩す新時代の相場です。
ありえない「どん底値」にならなければ儲けられません。
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月末月初の需給不安
●6月末にかけて、年金基金のリバランスの売り
本日6/30(金)通過
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(日本株を買い支えした日銀保有ETFの分配金が大半)
来週7/3(月)、7/4(火)ETF分配金捻出の売りが出るため
短期筋の動向次第で乱高下が予想されます。
直近になって海外投資家の日本株買い越しが止まってきました。
一方、4月以降売り越しが続いていた個人投資家の押し目買いが入っています。
7月相場は、海外投資家の買いが続くかどうか。
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7月の米国株の動向。
メインプレーヤーの海外短期筋が、どのように動くか、引き続き難しい相場展開になりそうです。


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