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2023-12

米国債格下げショック安の日本株先物売り

2023年8月3日(木)18:10更新

前日8/2の米国株
NYダウ 35,282.52ドル ▼348.16ドル -0.97%
ナスダック 13,973.447 ▼310.466 -2.17%
S&P500 4,513.39 ▼63.34 -1.38%
米国10年債利回り 4.086% △0.056%
NY原油 79.55ドル
ドル円 143.57-143.59 3日13:07

前日の米国株は主要3指数そろって大幅安で反落。
大手格付け会社による米国債の格下げ、米国長期金利上昇で
幅広い銘柄が利益利益確定売りに押されました。
米国10年債利回り4%台が連日続き、ハイテク株比率の高いナスダック指数が
-2.17%の大幅安となり、、多くの機関投資家が運用指標にするS&P500指数も
-1.38%の値下がりになりました。
長期金利上昇=高PERハイテク株、グロース株売り

8月3日東京マーケット
日経平均株価
 前場
寄付 32375.85(9:00)▼331.84
高値 32467.06(9:06)▼240.63
安値 32180.02(10:02)▼527.67
前引 32244.08(11:30)▼463.61 -1.42%
TOPIX前引2274.99(11:30)▼26.77 -1.16%
 後場
寄付 32236.13(12:30)▼471.56
高値 32378.22(13:05)▼329.47
安値 32142.25(14:50)▼565.44
大引 32159.28(15:00)▼548.41 -1.68%

TOPIX
2283.57(9:00)
2285.65(9:00)
2265.06(14:51)
2268.35(15:00)
前日比▼33.41 -1.45%

値上がり銘柄数 158
値下がり銘柄数 1666
新高値銘柄数 23
新安値銘柄数 81
騰落レシオ25D 92.0
日経平均25日移動平均乖離率 -1.79%
TOPIX25日移動平均乖離率 -0.43%

米国債の格下げを機に始まった世界同時株安
前日8/2の米国株は主要3指数そろって大幅安で反落し
ハイテク株比率の高いナスダック指数が-2.17%の大幅安になり
日経平均先物は連日の下値模索となり、寄付きの日経平均は
先物価格にサヤ寄せして、売り優勢で始まりました。
日経平均は安寄り後、先物主導で下げ幅を広げ
32,200円を割り込み、▼527.67円下げ、売り一巡後やや下げ渋るも
前場安値 32180.02(10:02)▼527.67
前引けにかけて再び先物主導で値下がりしました。
前引 32244.08(11:30)▼463.61 -1.42%
後場の取引も売り優勢で始まりました。
12:35過ぎに日銀が臨時の国債買い入れオペ(公開市場操作)を実施
買戻しが入り、13:05に32378.22円▼329.47まで下げ渋りましたが
大引けにかけて再び先物主導で下値を探る展開になりました。
安値 32142.25(14:50)▼565.44
大引 32159.289(15:00)▼548.41 -1.68%
日経平均は大幅安で続落して引けました。

日経平均は昨日8/2(水)32707.69円▼768.89円-2.30%
そして本日8/3(木)32159.28円▼548.41-1.68%
2営業日で1317.30円の値下がりになりました。
この米国債格下げショックは、震源地の米国市場より日本市場の下落が大きく
世界の主要国で最も下げが大きくなっています。
この2営業日で短期筋のAIがかなりの規模の先物売りを出した模様で
国内機関投資家も買いポジションの手仕舞いか、ヘッジ目的の先物売りを
出した模様です。
7月相場~直近までの日経平均のレンジ下限は
7/12安値31791.71円 7/21安値32080.95円 7/28安値32037.55円
明日以降も米国株が落ち着かないと短期筋による先物主導の相場展開が続きそうで
上記レンジ下限を試す可能性は否定できません。
海外投資家の夏休み時期も重なり、買い手不在の中AI主導の荒れた
相場展開が考えられます。

短期筋対策底値買い銘柄33 踏み上げ相場
9008京王電鉄 7/18寄付き4302円買い 時価総額6284.86億円 
8/3終値4889円 ☆決算発表8/2通過
東京中西部に鉄道、バス網。不動産、ホテルや百貨店等展開
売上 営業益 経常益 純益 EPS 単位百万円(EPS円単位)
連23.3 347,133 21,479 21,772 13,114 107.4
連24.3予 369,000 21,300 19,700 15,800 129.4(5/12会社予想)
連24.3予 388,000 33,000 31,700 25,200 196.0(8/2増額修正)
会社四季報最新号「小幅減益」 減額↓
鉄道動力費やホテルなどの人件費、光熱費増響き営業微減益。
☆決算発表8/2通過 第1四半期 進捗率25%で中立
単位百万円(EPS円単位)
売上88,764 前年同期比+11.3% 進捗率22.8%  
営業益11,973 前年同期比+132.9% 進捗率36.2% 
経常益12,134 前年同期比+112.8% 進捗率38.2%  
純益8,825 前年同期比+411% 進捗率35.0%  
EPS72 前年同期比410.8 進捗率36.8%
会社四季報予想は大きく乖離し第1四半期時点の大幅な増額修正となりました。
8/3(木)全面安の中、好決算を受けて買い優勢で始まり
5000円まで買われる場面がありました。
2023年高低 5/18高値5350円 7/7安値4237円 底値を想定
2022年高低 9/13高値5590円 5/25安値4025円
2021年高低 2/18高値8820円 11/29 12/14安値4980円
2023年想定レンジ7/7安値4237円~5200円
7/10年初来安値更新4234円底値を想定
直近7/18まで貸株の空売り比率50%超が13日続きましたが
7/10安値4234円までで、下がらなくなりました。
7/13~8/1 13営業日中 陽線11本 陰線2本
7/26買いサイン 7/27寄付き基準値4490円
8/1追撃買いサイン1 75日移動平均 追撃買いサイン2は未達
8/2時点 75日移動平均4794.6円 200日移動平均4833.3円
8/2決算発表増額修正
8/3 追撃買いサイン2 200日移動平均回復
  出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率
8/3
8/2 621,000 344,400 253,300 40.8% 陰線
8/1 444,500 190,800 225,600 50.8% 5連続陽線
7/31 770,700 341,800 346,700 45.0% 4連続陽線
7/28 1,237,000 550,500 542,400 43.8%全体相場急落の中、大陽線
7/27 503,400 260,800 199,500 39.6% 空売り比率低下
7/26 232,600 94,400 123,100 52.9% 高値4554円 買いサイン
7/25 353,400 143,800 180,900 51.2% 高値4506円 陰線
7/24 441,500 139,900 246,800 55.9% 4連続陽線高値4482円
7/21 422,400 185,900 202,600 48.0% 3連続陽線高値4449円
7/20 504,400 239,000 232,700 46.1% 連続陽線高値4384円
7/19 446,600 212,300 201,400 45.1% 
7/18 495,200 202,000 277,900 56.1% 13日連続50%超の異常な状態
7/14 515,900 194,700 303,700 58.9% 12日連続50%超の異常な状態
7/13 380,700 121,800 224,800 59.0% 11日連続50%超の異常な状態
7/12 437,300 132,300 283,600 64.9% 10日連続50%超
7/11 494,400 184,200 274,400 55.5% 9日連続50%超
7/10 787,400 248,400 494,200 62.8% 8日連続50%超 年初来安値4234円
7/7  857,700 163,900 641,400 74.8% 7日連続50%超の異常な状態
7/6  955,600 216,600 660,400 69.12%
7/5  667,100 169,100 465,700 69.8%
7/4  844,200 173,900 611,000 64.7%
7/3  649,400 215,500 411,300 63.3%
6/30 767,200 240,400 496,800 64.8%
6/29 425,900 180,100 231,400 53.3%
6/28 296,900 155,300 123,800 41.7%
6/27 282,900 142,000 125,000 44.2%
6/26 276,600 79,000 179,100 64.8%
かなりの大幅増益になったため、このまま保有し今後上値が重くなったら
逆指値を入れ続けて保有します。

2127日本M&AHD 8/3終値706.6円
直近高値7/27高値1120.5円からの下降局面
8/3全体相場急落の影響もあり、4連続陰線を引き安値699.2円
連日現物売り(実需売り)が続いています。
加えて、貸株の空売り、信用返済売り、すべての売りが出尽くさないと今後も下値が見えません。
貸株の空売り比率はさほど高くはありませんが、AIの売買が活発になっているため
仮にいったん底が入っても、リバウンドでとるにはリスク大と考えます。
これだけのショック安の場合は、底値形成後の「日柄調整」も十分考え
売られすぎの「どん底値」で買う価値があるかどうか考えます。
かつて時価総額1兆円企業が、2499.05億円まで低下しました。
日本M&Aショック安
6080M&Aキャピタル8/3安値2624円 4連続陰線
6196ストライク8/2安値2814円で下げ止まり

保有銘柄の決算発表を迎え、事前予想を上回るもの、下回るもの
明暗が分かれる時期です。
3か月に1度の決算発表のハードルを乗り越えなければなりません。
時価総額上位銘柄で内容の良い銘柄の底値を買って、事前予想値を下回り
減額修正となっても、時価総額上位銘柄ならば売られすぎの水準では
海外投資家の買いが見込めます。
基本は買いサインが出た後、日柄は3か月ですが、現役で底割れした際は
レンジを見ながら6か月程度の保有も考え、3か月に1度のハードルを乗り越えます。




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プロフィール

k124816

Author:k124816
株式投資を始めて半世紀近くになります。
様々な暴落やショック安を何とか乗り越えて生き残ることができました。
激動の新時代の投資2022年、2023年相場は、かつて経験したことのないAI主導の
新しい時代になりました。
株式投資で儲けるということは、市場を占有する短期筋のAIに
勝たなければなりません。
今まで以上に売られすぎの超一流株の底値圏での買いに
投資資金を分散投資して、生き残りを図ります。
日々変化する相場の中から、売られすぎの銘柄を中心に掲載しますのでご参考になさってください。

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