日経平均32000円の大台回復
2023年8月23日(水)15:05更新
前日の米国株
NYダウ 34,288.83ドル ▼174.86ドル -0.50%
ナスダック 13,505.873 △8.283 +0.06%
S&P500 4,387.55 ▼12.22 -0.27%
米国10年債利回り 4.327% ▼0.007%
NY原油 79.58ドル
ドル円 145.69円-145.71円 23日 9:44
前日の米国株は高安まちまちでNYダウは続落し
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、小幅に続伸。
21日、S&Pグローバルレーティングスは、資金調達コストの上昇で
収益力の低下を理由に米国地銀5行を格下げしました。
金融株全体に売りが広がりました。
百貨店大手のメーシーズの8-10月期見通しが予想を下回り下落し
消費関連株も相場の重しになりました。
東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 31717.91(9:00)▼138.80
高値 31966.40(11:25)△109.69
安値 31717.91(9:00)▼138.80
前引 31962.99(11:30)△106.28 +0.33%
TOPIX前引 2271.20(11:30)△5.49 +0.24%
後場
寄付 31926.50〈12:30〉△105.79
高値 32039.60(14:59)△182.89
安値 31875.11(13:33)△18.40
大引 32010.26(15:00)△153.55 +0.48%
前日の米国株は地銀5行格下げにより金融株が売られ
消費関連銘柄も総じて軟調で、NYダウは続落、日経平均先物も
連動して下げたため、寄付きはマイナススタートになりました。
7割がたの銘柄が売られ、日経平均は安寄り後
寄付 31717.91(9:00)▼138.80
下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上しました。
前引けにかけて3桁の上昇となり前引けを迎えました。
前引 31962.99(11:30)△106.28 +0.33%
後場の取引は前引け水準をやや下回って始まると
先物主導で前日終値水準まで上げ幅を縮小しました。
売り一巡後は再び先物買い、買戻し主導で上昇し前場高値を超え
大引けにかけて一段高になりました。
連日の先物主導の方向感がつかみにくい相場展開です。
日経平均は5連続陽線を引き、3日続伸して引けました。
昨日の米国株はNYダウ、S&P500指数が値下がりしましたが
ハイテク株比率の高いナスダック指数小幅ながら続伸し、米国株の下げ要因は
地銀株のレイティング引き下げによるもので、日本市場に直接影響のある
悪材料ではありませんでした。
日経平均先物が米国時間に下げたため、寄付きは安く始まりましたが
短期筋はそこから売ってくることはなく、前引けにかけて先物買いが優勢でした。
後場は先物売りで急速に伸び悩んだ後、先物買い主導で32,000円の大台を回復しました。
連日薄商いのなか、短期筋のAIによる先物主導の方向感がつかみにくい相場になっています。
◎銘柄研究
8/22まで6日続落
7453良品計画 8/22終値1887.5円
7/7発表、2023年8月期 第3四半期(22年9月~23年5月期)
売上4357億9700万円(前年同期比17.5%増)
純利益が186億8200万円(前年同期比6.6%減)
第3四半期に入って価格改定を行い国内事業の収益改善
海外事業も好調に推移し、純利益は第3四半期で進捗率100.4%達成。
翌7/8終値1672.5円△300円S高 +21.86%で引け、その後も上値を試す展開になり
8/14高値2000円まで買われました。
8/17の下ヒゲの陰線以降、25日移動平均プラス乖離率縮小となり
高値圏でのもみ合いが続いています。
貸株の空売り比率は高くありません。
トレンドは生きていますが、この水準でリスクをとって買うほどの銘柄とは思えません。
今後も増収増益が続くかどうか。
8/22まで5日続落
4839WOWOW 8/22終値1101円
月足チャートで確認できますが、2017年3/14高値4125円からの長期にわたる調整です。
値幅日柄調整というものではなく、売り上げの伸びは止まり、本業の利益を表す営業利益は
毎期減少し続けているための株価下落といえます。
薄商いの銘柄ですが貸株の空売り高水準で、6/2安値1051円水準まで
空売りによる売り崩しになるかどうか。
減収減益が続く企業への投資は避けるべきと思います。
6235オプトラン 8/22終値1883円
中国生産・販売 学薄膜装置を製販、プロセス設定とアフターサービス
貸株の空売り高水準 中国関連株のリスク
2022年高値2774円 戻り高値1/24高値2644円
2/15安値1868円で底が入り、7/3高値2529円まで上昇後
再び下値を探る展開となりました。
直近安値8/18安値1827円
短期筋のAIが売り仕掛けする可能性があり、空売り次第では
底割れする可能性があります。
コロナショック安値2020年3/8安値1598円までは下がらないと思いますが
9月にかけて様子見です。
3676デジタルハーツ 8/22終値1191円
ゲームソフトの不具合検出(デバッグ)が主力
2020年3/23コロナショック安値552円から大相場になり2021年12/13高値2700円
天井形成後2022年相場は、1400円台で下げ止まり、10/31戻り高値2053円
直近にかけて再び下値模索の展開。
8/17安値1112円
四季報「最高益更新」
一般システム検証は顧客数拡大、大型プロジェクト増 最高純益更新。
8/10決算発表 単位百万円(EPS円単位)第1四半期のため進捗率25%で中立
売上9,296 前年同期比+11.0% 進捗率22.7%
営業益404 前年同期比-36.8% 進捗率12.9%
経常益415 前年同期比-34.9% 進捗率13.1%
純益338 前年同期比-18.8% 進捗率16.0%
EPS15 前年同期比-21.0% 進捗率17.2%
決算発表内容を嫌気して株価は底割れし下値模索の展開。
8月、9月の底練り相場を見て判断します。
出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率
8/22 72,500 31,900 32,200 44.4%
8/21 46,200 12,800 30,400 65.8%
8/18 62,500 18,600 40,300 64.4%
8/17 141,800 57,400 58,100 41.0%
8/16 167,700 54,300 77,800 46.4%
8/15 210,800 98,000 98,300 46.6%
8/14 237,000 88,300 125,100 52.8%
直近は薄商いにもかかわらず、板の薄いところを貸株の空売りに押されています。
短期筋のAIは、下がる空売り、個人の押し目買いの投げが出て下がるから売る
その悪循環になっています。
8/17安値1112円はかなりの水準ですが、2023年相場では大底からでも
貸株の空売りを仕掛け売り崩してくる例が多々あり、需給悪がいつまで続くか
注目している銘柄です。
2127日本M&AHD 8/22終値743.5円
売られすぎ銘柄で日々見ている銘柄です。
2022年12/1高値1966円からの調整局面は、8/4安値687.3円で底が入りました。
8/23の陽線で、トレンド転換に期待。


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2022年、2023年、短期筋のAI主導の相場が、一段と日本市場を席捲する時代になりました。
事前予想値との決別 四季報の事前予想値を信じていてはAIには勝てない時代。
1,四季報の内容を過信しないこと。参考程度にとどめること。
2,短期筋の空売りの標的になる小型株投資は「どん底値」であっても
投資資金の10%~20%以内にとどめ、どん底値の異常値の分散投資を行うこと。
3,投資資金の80%以上を時価総額上位5000億円以上の世界的な超一流株
日本を代表する一流株の底圏分散投資を行うこと。
次回更新は、8/24(木)20:00までに更新いたします。
通常ブログ更新時刻
(月)(水)(金)15:05 大引け前に更新する日もあります
(火)(木)20:00前に更新
(土)(日)(祝)休み 相場急変時は臨時に更新
直近は相場が変動するため(日)13:00前に更新しています。
当サイト「株式投資勝利の法則」は、サイト管理人の
「株式投資日記」を日々公開しています。
記事には万全を期していますが
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NYダウ 34,288.83ドル ▼174.86ドル -0.50%
ナスダック 13,505.873 △8.283 +0.06%
S&P500 4,387.55 ▼12.22 -0.27%
米国10年債利回り 4.327% ▼0.007%
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ドル円 145.69円-145.71円 23日 9:44
前日の米国株は高安まちまちでNYダウは続落し
ハイテク株比率の高いナスダック指数は、小幅に続伸。
21日、S&Pグローバルレーティングスは、資金調達コストの上昇で
収益力の低下を理由に米国地銀5行を格下げしました。
金融株全体に売りが広がりました。
百貨店大手のメーシーズの8-10月期見通しが予想を下回り下落し
消費関連株も相場の重しになりました。
東京マーケット
日経平均株価
前場
寄付 31717.91(9:00)▼138.80
高値 31966.40(11:25)△109.69
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前引 31962.99(11:30)△106.28 +0.33%
TOPIX前引 2271.20(11:30)△5.49 +0.24%
後場
寄付 31926.50〈12:30〉△105.79
高値 32039.60(14:59)△182.89
安値 31875.11(13:33)△18.40
大引 32010.26(15:00)△153.55 +0.48%
前日の米国株は地銀5行格下げにより金融株が売られ
消費関連銘柄も総じて軟調で、NYダウは続落、日経平均先物も
連動して下げたため、寄付きはマイナススタートになりました。
7割がたの銘柄が売られ、日経平均は安寄り後
寄付 31717.91(9:00)▼138.80
下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上しました。
前引けにかけて3桁の上昇となり前引けを迎えました。
前引 31962.99(11:30)△106.28 +0.33%
後場の取引は前引け水準をやや下回って始まると
先物主導で前日終値水準まで上げ幅を縮小しました。
売り一巡後は再び先物買い、買戻し主導で上昇し前場高値を超え
大引けにかけて一段高になりました。
連日の先物主導の方向感がつかみにくい相場展開です。
日経平均は5連続陽線を引き、3日続伸して引けました。
昨日の米国株はNYダウ、S&P500指数が値下がりしましたが
ハイテク株比率の高いナスダック指数小幅ながら続伸し、米国株の下げ要因は
地銀株のレイティング引き下げによるもので、日本市場に直接影響のある
悪材料ではありませんでした。
日経平均先物が米国時間に下げたため、寄付きは安く始まりましたが
短期筋はそこから売ってくることはなく、前引けにかけて先物買いが優勢でした。
後場は先物売りで急速に伸び悩んだ後、先物買い主導で32,000円の大台を回復しました。
連日薄商いのなか、短期筋のAIによる先物主導の方向感がつかみにくい相場になっています。
◎銘柄研究
8/22まで6日続落
7453良品計画 8/22終値1887.5円
7/7発表、2023年8月期 第3四半期(22年9月~23年5月期)
売上4357億9700万円(前年同期比17.5%増)
純利益が186億8200万円(前年同期比6.6%減)
第3四半期に入って価格改定を行い国内事業の収益改善
海外事業も好調に推移し、純利益は第3四半期で進捗率100.4%達成。
翌7/8終値1672.5円△300円S高 +21.86%で引け、その後も上値を試す展開になり
8/14高値2000円まで買われました。
8/17の下ヒゲの陰線以降、25日移動平均プラス乖離率縮小となり
高値圏でのもみ合いが続いています。
貸株の空売り比率は高くありません。
トレンドは生きていますが、この水準でリスクをとって買うほどの銘柄とは思えません。
今後も増収増益が続くかどうか。
8/22まで5日続落
4839WOWOW 8/22終値1101円
月足チャートで確認できますが、2017年3/14高値4125円からの長期にわたる調整です。
値幅日柄調整というものではなく、売り上げの伸びは止まり、本業の利益を表す営業利益は
毎期減少し続けているための株価下落といえます。
薄商いの銘柄ですが貸株の空売り高水準で、6/2安値1051円水準まで
空売りによる売り崩しになるかどうか。
減収減益が続く企業への投資は避けるべきと思います。
6235オプトラン 8/22終値1883円
中国生産・販売 学薄膜装置を製販、プロセス設定とアフターサービス
貸株の空売り高水準 中国関連株のリスク
2022年高値2774円 戻り高値1/24高値2644円
2/15安値1868円で底が入り、7/3高値2529円まで上昇後
再び下値を探る展開となりました。
直近安値8/18安値1827円
短期筋のAIが売り仕掛けする可能性があり、空売り次第では
底割れする可能性があります。
コロナショック安値2020年3/8安値1598円までは下がらないと思いますが
9月にかけて様子見です。
3676デジタルハーツ 8/22終値1191円
ゲームソフトの不具合検出(デバッグ)が主力
2020年3/23コロナショック安値552円から大相場になり2021年12/13高値2700円
天井形成後2022年相場は、1400円台で下げ止まり、10/31戻り高値2053円
直近にかけて再び下値模索の展開。
8/17安値1112円
四季報「最高益更新」
一般システム検証は顧客数拡大、大型プロジェクト増 最高純益更新。
8/10決算発表 単位百万円(EPS円単位)第1四半期のため進捗率25%で中立
売上9,296 前年同期比+11.0% 進捗率22.7%
営業益404 前年同期比-36.8% 進捗率12.9%
経常益415 前年同期比-34.9% 進捗率13.1%
純益338 前年同期比-18.8% 進捗率16.0%
EPS15 前年同期比-21.0% 進捗率17.2%
決算発表内容を嫌気して株価は底割れし下値模索の展開。
8月、9月の底練り相場を見て判断します。
出来高 現物売り 貸株の空売り 貸株の空売りの比率
8/22 72,500 31,900 32,200 44.4%
8/21 46,200 12,800 30,400 65.8%
8/18 62,500 18,600 40,300 64.4%
8/17 141,800 57,400 58,100 41.0%
8/16 167,700 54,300 77,800 46.4%
8/15 210,800 98,000 98,300 46.6%
8/14 237,000 88,300 125,100 52.8%
直近は薄商いにもかかわらず、板の薄いところを貸株の空売りに押されています。
短期筋のAIは、下がる空売り、個人の押し目買いの投げが出て下がるから売る
その悪循環になっています。
8/17安値1112円はかなりの水準ですが、2023年相場では大底からでも
貸株の空売りを仕掛け売り崩してくる例が多々あり、需給悪がいつまで続くか
注目している銘柄です。
2127日本M&AHD 8/22終値743.5円
売られすぎ銘柄で日々見ている銘柄です。
2022年12/1高値1966円からの調整局面は、8/4安値687.3円で底が入りました。
8/23の陽線で、トレンド転換に期待。


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事前予想値との決別 四季報の事前予想値を信じていてはAIには勝てない時代。
1,四季報の内容を過信しないこと。参考程度にとどめること。
2,短期筋の空売りの標的になる小型株投資は「どん底値」であっても
投資資金の10%~20%以内にとどめ、どん底値の異常値の分散投資を行うこと。
3,投資資金の80%以上を時価総額上位5000億円以上の世界的な超一流株
日本を代表する一流株の底圏分散投資を行うこと。
次回更新は、8/24(木)20:00までに更新いたします。
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直近は相場が変動するため(日)13:00前に更新しています。
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