2017-10

新興銘柄の光と影

6月9日(木)20:30

大引け

日経平均株価

16742.03(9:00)

16785.83(9:34)

16587.77(13:17)

16668.41(15:15)

前日比▼162.51 -0.97%

TOPIX

1343.96(9:00)

1347.32(9:12)

1332.19(13:16)

1337.41(15:00)

前日比▼13.56 -1.00%


値上がり銘柄数 541


値下がり銘柄数 1280


新高値銘柄数 96


新安値銘柄数 35


騰落レシオ25D 113.8


日経平均25D乖離率 +0.07


TOPIX25D乖離率 -0.03


日経平均株価は3日ぶりに反落

為替が再び円高ドル安進行
朝方発表の機械受注統計、船舶電力を除く民需の受注額が
前月比-11% (設備投資の先行指数悪化)
日経平均株価は売り優勢で始まりました

寄付 16742.03(9:00)▼88.89

高値 16785.83(9:34)▼45.09

寄り後底堅い値動きでしたが、為替水準が106円台半ばになり
日経平均株価は下げ幅を拡大、16,600円を割り込む場面がありました

安値 16587.77(13:17)▼243.15

売り一巡後は下げ幅を縮小しましたが
日経平均株価は3日ぶりに反落して引けました

大引 16668.41(15:15)▼162.51


先週末の米国雇用統計ショックで為替が急速に円高に振れ
106.40水準の円高となり、この円高を嫌気して日経平均株価は
6/6(月)安値16322.64円まで売り込まれましたが、円高の一服から
この日は急速に下げ幅を縮小し小幅安で引けました。
6/6(月)安値16322.64円 ▼319.59円
6/6(月)終値16580.03円 ▼62.20円

この日はTOPIXにまとまった買いが入り日経平均株価は
▼319.59円から▼62.20円まで急速に切り返しに転じたわけですが
これは先日申し上げたように公的資金の買い支えでした。
5/10以降も16,400円水準を割り込まないよう見えざる力が働いていましたが
今回の米国雇用統計ショック安の場面でも同様に公的資金の買い支えがありました。
年金等公的資金、日銀のETF買いは下値は買い支えますが高値を買い上がりません。
6/8高値16830.92円(昨日の高値引け)結局この水準を買いあがることはなく
海外時間で106円台後半の円高、日本時間で106円台半ばの円高を嫌気して
本日は16,600円の攻防となりました。

再三申し上げております日銀金融政策決定会合結果発表は
6/16(木)正午の時間帯になります。
本日の値動きを見る限りでは、海外短期筋によるイベント先取りの買いは見られず
106円台半ばまで進んだ円高の割には、本日の大引け水準は比較的堅調といえます。
大引 16668.41(15:15)▼162.51
5/10以降同様に下値では公的資金の買い支えが働くものと思われます。

日経平均株価チャートを見ると上にも下にも振れないこう着相場が続いています。
メインプレーヤーも様子見となり次のイベントを見守っています。

6/14~6/15 米国FOMC 
6月、7月の利上げの可能性はほぼないので、市場への影響は無しと考えられます。

6/15~6/16日銀金融政策決定会合
6/16(木)正午に結果発表 6/16後場の日本株、円相場に影響

6月23日 イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票
     結果次第では円高日本株売り

6/15(水)まではこう着相場が続き、それ以降はイベント次第で相場は動くでしょう。
海外短期筋が買いと判断すれば上方向に
売りと判断すれば円高株安方向に

新興銘柄の光と影
新興銘柄が循環物色相場になっています。
インデックス、主軸銘柄、大型株がこう着相場になっているため
リスクをとれる投資資金は、新興銘柄、小型株に物色の矛先が向かっています。
7/19マザーズ先物スタートを前に国内外ファンドや投機筋の資金も
ボラティリティーの高い人気株物色に向かっています。
短期間で大きなリターンが見込めるそれらの銘柄は、常に一方通行相場となり
上昇が止まりその上を買う投資家がいなくなれば、最後はハシゴを外され
おおきな調整期となります。

3692FFRI
昨年政府系のHPのサイバー攻撃が頻繁に起こり、サイバー攻撃の
危機感が改めて見直され、3692FFRIがサイバーセキリュティーの
本命銘柄として市場を賑わせました。
上昇前のレンジは4500円~5500円水準でしたが
(15/5/29 4515円 15/6/3 5550円)
急騰し、2カ月で7/23高値18500円まで上昇、明智光秀の天下取りのように
短命で終わり長い調整となりました。(15,000円水準の高値滞在日数8営業日)

15/7/23高値18,500円~16/2/29安値3410円
値下がり幅15090円 値下がり率81.69%
日柄146日間の調整でいったん底打ち

相場の格言
「山高ければ谷深し」「お里帰り」と表現されますが
現在人気の新興銘柄も天井を付けたもの、天井形成中のもの
様々循環物色相場になっていますが、多くの銘柄が「ババヌキ」
の佳境に差し掛かっています。

イベントリスクを前にしてのこう着相場では、無理に動かないに越したことはありません。
上に行くか下に行くかに資金投入しては、丁半博打と同じです。
現在上昇中の新興銘柄への順張りも常に飛び降りる準備が必要です。
明日以降の日本株は、為替次第です。
円高が一服し107円台半ば水準まで円安方向に振れれば本日の下げは埋められるでしょう。
逆に105円台の円高進行になれば、日経平均先物売りに注意しなければなりません。
日本経済のバロメーター東京マーケットは、連日為替と投機筋の影響に振り回される
軟弱な市場になってしまいました。

ゼロ成長の国の主軸株は投資魅力がなくなり、3年後5年後の先の夢に投資する
成長銘柄に資金がシフトしているのが、現実の世界です。
新興銘柄はやがて天井形成後、調整局面に入るでしょうが
今後も成長を続ける成長銘柄物色は終らないでしょう。

第4次産業革命期に入った世界経済は、今後も技術の革新とともに新しい成長銘柄に
投資マネーがシフトしていき、旧態依然とした成長の止まった銘柄からは
投資資金は逃げていく構図は今後も続きそうです。
2000年のネットバブル相場を思い出しますが、年後半以降も
この流れは変わりそうもありません。

これが後の世に第4次産業革命と語り継がれることになるのでしょう。




次回は、6/10(金)16:00頃更新いたします。

日経平均株価レンジ16400円~16800円(公的資金の買い支え)
イベント先取りで17000円~17200円(6/15まで為替次第)

6/14~6/15 米国FOMC 6月利上げの可能性はゼロに近い             
             市場への影響はないと思われます        

6/15~6/16日銀金融政策決定会合 要注意 何もなければ円買い日経平均先物売り
6/16(木)正午に結果発表 6/16後場の日本株、円相場に影響

6月23日(木) イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票 週替わりで状況が変化
6/24(金)の日本株、円相場に影響

7/10(日)参議院選挙

7月ギリシャ70億ユーロ返済の山場 要注意

7月10日参議院選挙

7/19 マザーズ先物取引 売りから入る可能性大

◎米国市場3指数高値圏注意
米国企業業績の伸びは鈍り、高値圏滞在日数の日柄から考えても
1番天井4/20高値 18167.63ドル奪回にならなければ、6月~7月に
いったん調整局面入りする可能性が極めて高いと思います。
現時点では早期に高値を越え、再び次の上昇波動に向かうとは考えにくく
6月~7月のどこかで調整期に入ると考えます。
米国株は、自社株買いバブルになっていますので、現在堅調ですが中長期的に要注意です。

2016年IMF世界経済見通し(4/12改定)
世界の成長率3.2%に減速

世界全体2016年3.2%▼0.2% 2017年3.5%▼0.1%
日本2016年0.5%▼0.5% 2017年ー0.1%▼0.4% 

米国2016年2.4%▼0.2% 2017年2.5%▼0.1%
ユーロ圏2016年1.5%▼0.2% 2017年1.6%▼0.1%
中国2016年6.5%△0.2% 2017年6.2%△0.2%
インド2016年7.5%±0 2017年7.5%±0
ロシア2016年ー1.8%▼0.8% 2017年0.8%▼0.2%
ブラジル2016年ー3.8%▼0.3% 2017年0.0%±0

日本2016年成長率アジア向け輸出減、個人消費停滞で0.5%予想
2017年は消費増税で個人消費低迷でー0.1% マイナス成長予測
消費増税実施の動向によって見通しは大きく変わります。
世界経済は伸び悩み、現在落ち着いている中国景気低迷
ギリシャを始めとする欧州不安も解消されたわけではありません。
年後半には、再び海外短期筋の標的になることを頭の片隅に
とどめて投資なさることをお勧めします。

企業の想定為替レート 117.46円 1.9%の減益(3月時点)
107円台突入は容認できない水準 対ユーロで121円台突入(4/18)
1円の円高で企業収益0.63%引き下げ圧力
つまり10円の円高で6.3%収益引き下げにつながります。

為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで大きく変わってきます。

2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍 
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍 
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍 
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍 
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍

6/8日経225PER13.89倍
16830.92÷14.08=1195.38

6月~7月以降世界同時株安に注意
現時点では秋口に底打ちを想定
6月中旬を目途に現金ポジションを高める方針

2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍  12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍

17/3期減収増益予想になりましたが、為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1195.38×0.92=1099.75

円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1099.75×15.99=17585.00
1099.75×12.97=14263.76

2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17595.00円
レンジ下限値 14263.76円


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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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