2017-06

イギリスショック

6月24日(金)15:25

大引け

日経平均株価

16333.87(9:00)

16389.17(9:07)

14864.01(14:02)

14952.02(15:00)

前日比▼1286.33 -7.92%

TOPIX

1307.84(9:00)

1309.08(9:07)

1192.80(12:50)

1204.48(15:00)

前日比▼94.23 -7.26%


週末6/24(金)日経平均株価はイギリスのEU離脱を受け
▼1286.33 -7.92% 大幅安で引けました




前日の米国株高、イギリスのEU残留が優勢との
楽観ムードから買い先行で始まりました

寄付 16333.87(9:00)△95.52

高値 16389.17(9:07)△150.82

離脱派の多い地方からの開票となったため途中経過が
離脱優勢の流れになり海外短期筋のプログラム売買で
乱高下になりました
ボラティリティーの高い値動きが続き前引けを迎えました

前引 15742.40(11:35)▼495.95

前引け後、イギリスの離脱が伝わると日経平均先物は大きく売られ
サーキットブレーカー発動(10分間)対ドルで99円台の円高
週末要因も加わり投げが投げを呼ぶ展開になりました。

安値 14864.01(14:02)▼1374.34

大引 14952.02(15:00)▼1286.33

日経平均株価はイギリスEU離脱決定で大幅安で引けました

イギリスショック
最悪のシナリオが出そろいました。
米国FOMC 利上げ見送り
日銀金融政策決定会合 ゼロ回答
イギリスのEU離脱決定

今後の方針
イギリスのEU離脱まで2年程度かかります。
ここからはEUが今後どのようになるか、まったくわからない不安は
残りますが、サムプライムショック、リーマンショックの時の様な時とは違い
以前から最悪のシナリオは様々シュミレーションされていました。
各国の強調政策発動の期待と円高の不確定要因の綱引きになっていくと考えます。

これで世界が崩壊するわけではありません。
目先はショック安の影響は残るでしょうが、最悪のシナリオの想定値は
本日の暴落でかなり織り込みました。

日経平均EPS、PERは、本日の円の独歩高により
暫く投資尺度として機能しなくなりました。
ここで最も使える指標は、日経平均PBRです。
昨日6/23 
日経平均終値16238.35円 日経平均PBR1.11倍 日経平均BPS14629.14円
テクニカル的な下値メド2/12安値14865.77円を14:02に割り込んだため
投資尺度は、日経平均PBR 1倍前後が意識されます。
日経平均BPS14629.14円(PBR1倍)多少のオーバーシュートは
あるかもしれませんが、本日の下げは、かなりの最悪シナリオは織り込んだ形です。

最悪のシナリオに備え、現金ポジションをできる限り引き上げていたため
今後どこで新規買いを行うかタイミングを考えています。
昨日までに買う銘柄も絞り込んでいますが、欧米市場の動向、為替の動向次第で
もう一段安あるかもしれません。
これも海外短期筋の思惑次第です。

1週間~1カ月くらいで戻りを試す場面が来ることを考え、最高益銘柄の底値買い
成長銘柄の底値買いを模索する場面が来ました。

今後は、ピンチをチャンスに変えるための銘柄選択が重要です。
海外短期筋の空売りの標的になる大型株は今後投資銘柄から除外します。

今後買いたくない銘柄
①空売りの標的となる大型株
②円高の影響を受けやすい銘柄

今後買う銘柄
①中小型成長銘柄
②17/3期最高益予想銘柄で売られすぎの銘柄

買いのタイミングとしては欧米市場の落ち着き、円高の一服が
見えてからでも遅くないと考えます。

昨年からの日本株の特徴は、2段下げ、3段下げがあることです。
本日の暴落は1段下げです。
来週はリバウンドがあるでしょう。
問題はリバウンド後に2段下げがあるかどうかです。
理想は、リバウンド後の2段下げの底値で買いたいところです。

今後の最大の問題点
イギリスのEU離脱を突破口に他のEU加盟国の離脱が広がり
欧州経済の混乱になりそれが各国に影響を及ぼすことです。
EUの3本柱 ドイツ、フランス、イギリス(離脱)
オランダも離脱の方向に向かい始めました。
フランスが混乱するとEU崩壊につながります。
現時点では売られすぎの反動がいつになるかを模索する場面です。

円売り介入、日銀臨時会合召集などの政策対応も今後の焦点になります。
今いえることは、ここから投げても仕方なく、冷静さが必要の時です。
PBR1倍水準14629.14円(PBR1倍)まで近づきました。
本日かなりの下げシロを埋めたため残りの下げシロを試す場面です。

この続きは、6/27(月)に記載いたします。



次回は、6/27(月)16:00頃更新いたします。

6月23日(木)イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票離脱決定  
      
今後の注目点
①各国の政策協調
②円高の行方

7月のイベント
7/8米国雇用統計 前回が急速に悪化したため今回の指標は重要
7/10参議院選挙 自民が苦戦すると日本株売り要因
        (海外投資家は政局に敏感です)
公的資金の株価買い支えは選挙までかもしれません
7/15 中国4-6期GDP発表
7/18~7/21 米国共和党代議員大会(オハイオ州クリープランド)
7/24 クリントンキャッシュ米国で上映(クリントン叩き)
7/25~7/28 米国民主党代議員大会(ペンシルバニア州フィラデルフィア)
7月から大統領選挙が本格的に始まります。
トランプ氏優勢となれば日本にとっても株式市場にとっても逆風となります。
7/26~7/27 米国FOMC
7/28~7/29日銀金融政策決定会合(展望レポート中間評価)

7月 米国4-6月期決算発表 減額修正予想(米国株リスク要因)
7月 ギリシャ債務の行方
7/29 GPIF2015年度実績発表
  通常7月上旬発表ですが、参議院選挙前は避け7/29になりました。
  現時点での大手証券の試算では、5兆円を超えるマイナスになる見込み。
  この規模はリーマン以来のマイナスになるため、国内で議論が予想され
  7/10参議院選挙苦戦となれば、GPIF運用損出をはやし立てて
  海外短期筋の売り要因になる可能性あり
7/29 米国4-6期GDP発表
7/29 ユーロ圏GDP発表

証券3社の今年度企業業績見通し(6/9)
野村、大和 下方修正(円高が続くと再減額修正)

野村 16年度経常増益率2.9%増益予想 (前回予想7.2%)
ドル円相場108円前提
17年度経常増益率11.4%増益予想

大和 16年度経常増益率2.6%増益予想 (前回予想4.1%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率8.6%増益予想

日興 16年度経常増益率6.0%増益予想 (前回予想5.9%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率9.7%増益予想


2016年IMF世界経済見通し(4/12改定)
世界の成長率3.2%に減速

世界全体2016年3.2%▼0.2% 2017年3.5%▼0.1%
日本2016年0.5%▼0.5% 2017年ー0.1%▼0.4% 

米国2016年2.4%▼0.2% 2017年2.5%▼0.1%
ユーロ圏2016年1.5%▼0.2% 2017年1.6%▼0.1%
中国2016年6.5%△0.2% 2017年6.2%△0.2%
インド2016年7.5%±0 2017年7.5%±0
ロシア2016年ー1.8%▼0.8% 2017年0.8%▼0.2%
ブラジル2016年ー3.8%▼0.3% 2017年0.0%±0

日本2016年成長率アジア向け輸出減、個人消費停滞で0.5%予想
2017年は消費増税で個人消費低迷でー0.1% マイナス成長予測
世界経済は減速中、高止まりしている米国株の下落リスク
中国経済下振れリスクを頭の片隅にとどめておくべきでしょう。

為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで大きく変わってきます。

2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍 
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍 
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍 
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍 
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍
6/10日経平均EPS1198.65円日経225PER13.85倍
6/15日経平均EPS1198.76円日経225PER13.28倍
6/20日経平均EPS1198.60円日経225PER13.32倍

6/20日経225PER13.32倍
15965.30÷13.32=1198.60
日経平均PERは日経新聞投資指標から抜粋

6月~7月以降世界同時株安に注意
今年は夏枯れ相場の可能性があります。
相場はイギリスのEU離脱で大波乱になりました。
為替が急速に円高進行になったため大波乱になりました。
現在の為替水準では日経平均PERは一時的に機能しなくなり
当面は、日経平均PBRの方が株価判断の目安になります。
日経平均PBR1倍水準の目安として14600円台
これが目先のレンジ下限と想定されます。
しかし、相場にはオーバーシュートがつきものです。

2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍  12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍

17/3期減収増益予想になりましたが、為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1198.60×0.92=1102.71

円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1102.71×15.99=17632.33
1102.71×12.97=14302.15

2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17632.33円
レンジ下限値 14302.15円

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コメント

15,000円割れは分散買いとのことでしたが、本日はなぜ買われていないのでしょうか?

よろしくお願いします。

おかげさまで

おかげさまで、6月上旬までに、現金ポジションを極限まで高めておくことができました。優待株でも売れるのは売りました。
今日、-1000円を想定して打診買いを入れておいたら、何本か刺さっていました。今日の内容を見て、本格買いは慎重にします。
今後も参考にさせていただきます。

こんにちは

大きい損を出してから投資から遠ざかっていたのですが、また始めようと思い現金をためています。そしたらEU離脱か否かのニューでどのぐらい株価に影響するのかなーと静観していたら暴落… ピンチはチャンス 休むも相場をスローガンにキャッシュを増やして行こうと思います。 Amazonで評価の高かったお金に関する本を現在読書中...

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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