2017-08

大幅反発の買い主体は買戻し

6月27日(月)15:25

大引け

日経平均株価

15153.08(9:00)

15323.95(14:59)

15061.66(9:20)

15309.21(15:00)

前日比△357.19 +2.39%

TOPIX

1216.70(9:00)

1227.16(14:59)

1212.24(9:20)

1225.76(15:00)

前日比△21.28 +1.77%


日経平均株価は大幅反発

先週末の暴落による日本市場の売られすぎから
買戻しが先行して始まりました

寄付 15153.08(9:00)△201.06

安値 15061.66(9:20)△109.64

安倍総理が日銀と連携して金融市場の安定を図るように
主要閣僚に指示したことが報道され、秋の10兆円規模の
財政出動が自民党の中で活発に論議されたことも安心材料になり
医上昇幅を拡大する要因になりました

高値 15323.95(14:59)△371.93

日経平均株価は大幅反発、高値付近で引けました

大引 15309.21(15:00)△357.19


本日上昇の買い主体は、売り方の買戻しが大半です。
現時点でイギリスEU離脱の影響がどのくらいの規模になるか不透明の為
機関投資家はしばらく様子見となり、場合によってはヘッジ売りを含め
売り越してくる可能性も残っています。

日本市場のメインプレーヤーは、長期と短期の海外投資家です。
長期で運用する海外投資家は日本市場から遠ざかったままです。
一方の海外短期筋は、円買い日本株売りにポジションは傾いています。
日本株本格上昇の条件は、メインプレーヤーの海外短期筋が
買い越しに転じることですが、目先短期的に大幅買い越しに転じる可能性は
極めて低いと考えます。

昨年からの相場は、以前とは違い大きく下がった後
急速に切り返しに転じるのではなく2点底、3点底を形成しました。
2015年の場合は切り下がりの3点底
8/26安値17714.30円
9/8安値17415.61円
9/29安値16901.49円
2016年の場合は切り下がりの2点底
1/21安値16017.26円
2/12安値14865.77円
要するに最初の底で買うと底割れし利益がとりにくいということです。
買い手不在の日本市場で、海外短期筋がとことん売りたたくためです。

従来のコア銘柄、大型株は海外短期筋の空売りの標的になるため
安易に買えません。
17/3期の減額修正は必至で、中長期の収益予想は確実に下振れします。
一般的な銘柄を安値圏で買っても常に減額修正する可能性がつきまといます。
そのことは、大手証券株に表れています。
8601大和証券G本社 6/27終値533.0円
8604野村HD 6/27終値358.3円

イギリスの不動産バブルの崩壊がまだ騒がれていません。
ロンドンでは1ベットのマンションが1億円以上し
それでも人気があるということを4月に友人の商社マンから聞きました。
彼は、その時にイギリスが仮にEU離脱になればイギリスの
不動産バブル崩壊になるといっていました。
日本の不動産大手のイギリス不動産投資も大規模になっているとのことも
その時耳にしましたがこれも不安要素の一つです。

イベント前に現金比率を95%超に引き上げましたが
先週末も本日も何も買っていません。
6/24安値14864.01円を底値①とすると
次に来るであろう底値②は、底値①の上か下かは
現時点ではわかりませんが、底値②で買い始めるつもりです。
前回の2点底、3点底の日柄を考慮して、外部要因と為替を見ながら
今後の買いを考えていくつもりです。

日本市場を売って、売って、とことん叩き売る海外短期筋の手口を
考えたうえで投資に臨まなければ今の日本市場ではなかなか勝てません。



次回は、6/28(火)20:00~21:00頃更新いたします。


イギリスのEU離脱後の注目点
①各国の政策協調
②円高の行方

東証1部上場企業のEU向け売上比率は4.5%程度です。
電機、精密、機械関連企業は、10%超と算出されているため
イギリスのEU離脱の影響が落ち着くまでは
電機、精密、機械関連企業の売り圧力が大きいため
値ぼれ買いは危険です。

米国の対日ドル安政策、日本の対ドル為替介入の制限
米国利上げ確率の低下、等様々な円高要因があるため
当面円安にはなりにくく、輸出関連銘柄はもうしばらく
弱含みとなりそうです。
買ってはいけない業種として、電機精密、機械があげられます。

これからの重要イベントと不安要因
①欧米株の一段安のリスク
②中国経済不安の再燃
③米国経済の頭打ち(欧州経済の頭打ち)
④7月の米国FOMCと日銀政策会合の行方
⑤ギリシャなどの金融不安の再燃
⑥参議院選挙の与党の選挙結果
⑦7/29GPIFで巨大損出発覚による地合い悪化のリスク

市場の期待
①日銀追加緩和
②秋の財政出動の規模10兆円超

7月のイベント
7/8米国雇用統計 前回が急速に悪化したため今回の指標は重要
7/10参議院選挙 自民が苦戦すると日本株売り要因
        (海外投資家は政局に敏感です)
公的資金の株価買い支えは選挙までかもしれません
7/15 中国4-6期GDP発表
7/18~7/21 米国共和党代議員大会(オハイオ州クリープランド)
7/24 クリントンキャッシュ米国で上映(クリントン叩き)
7/25~7/28 米国民主党代議員大会(ペンシルバニア州フィラデルフィア)
7月から大統領選挙が本格的に始まります。
トランプ氏優勢となれば日本にとっても株式市場にとっても逆風となります。
7/26~7/27 米国FOMC
7/28~7/29日銀金融政策決定会合(展望レポート中間評価)

7月 米国4-6月期決算発表 減額修正予想(米国株リスク要因)
7月 ギリシャ債務の行方
7/29 GPIF2015年度実績発表
  通常7月上旬発表ですが、参議院選挙前は避け7/29になりました。
  現時点での大手証券の試算では、5兆円を超えるマイナスになる見込み。
  この規模はリーマン以来のマイナスになるため、国内で議論が予想され
  7/10参議院選挙苦戦となれば、GPIF運用損出をはやし立てて
  海外短期筋の売り要因になる可能性あり
7/29 米国4-6期GDP発表
7/29 ユーロ圏GDP発表

証券3社の今年度企業業績見通し(6/9)
野村、大和 下方修正
想定レンジが108円~110円の為、直近の円高が続くと再減額修正必必至

野村 16年度経常増益率2.9%増益予想 (前回予想7.2%)
ドル円相場108円前提
17年度経常増益率11.4%増益予想

大和 16年度経常増益率2.6%増益予想 (前回予想4.1%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率8.6%増益予想

日興 16年度経常増益率6.0%増益予想 (前回予想5.9%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率9.7%増益予想


2016年IMF世界経済見通し(4/12改定)
世界の成長率3.2%に減速
イギリスEU離脱後は再減額修正

世界全体2016年3.2%▼0.2% 2017年3.5%▼0.1%
日本2016年0.5%▼0.5% 2017年ー0.1%▼0.4% 

米国2016年2.4%▼0.2% 2017年2.5%▼0.1%
ユーロ圏2016年1.5%▼0.2% 2017年1.6%▼0.1%
中国2016年6.5%△0.2% 2017年6.2%△0.2%
インド2016年7.5%±0 2017年7.5%±0
ロシア2016年ー1.8%▼0.8% 2017年0.8%▼0.2%
ブラジル2016年ー3.8%▼0.3% 2017年0.0%±0

日本2016年成長率アジア向け輸出減、個人消費停滞で0.5%予想
2017年は消費増税で個人消費低迷でー0.1% マイナス成長予測
世界経済は減速中、高止まりしている米国株の下落リスク
中国経済下振れリスクを頭の片隅にとどめておくべきでしょう。

為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで大きく変わってきます。

2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍 
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍 
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍 
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍 
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍
6/10日経平均EPS1198.65円日経225PER13.85倍
6/15日経平均EPS1198.76円日経225PER13.28倍
6/20日経平均EPS1198.60円日経225PER13.32倍

6/20日経225PER13.32倍
15965.30÷13.32=1198.60
日経平均PERは日経新聞投資指標から抜粋

以前から6月~7月以降世界同時株安に注意と
お伝えしておりましたが、イギリスのEU離脱で大波乱になりました。
為替が急速に円高進行(円の独歩高)になったため
しばらく日経平均PERは一時的に機能しなくなり
当面は、日経平均PBRの方が株価判断の目安になります。
日経平均PBR1倍水準の目安として14600円台
これが目先のレンジ下限と想定されます。
しかし、相場にはオーバーシュートがつきものです。

2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍  12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍

17/3期減収増益予想になりましたが、為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1198.60×0.92=1102.71

円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1102.71×15.99=17632.33
1102.71×12.97=14302.15

2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17632.33円
レンジ下限値 14302.15円

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コメント

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現金比率95%ということは大半の株を売却されたんですね。お答えいただきありがとうございました。

本文中に記載のあります8604野村HDと、メガバンク8306三菱UFJをそれぞれ700円前後の買値で保有しております。長い目でみれば、今はナンピンどきでしょうか?いまさらとも思いますがロスカットすべきでしょうか?お時間ありましたらアドバイスよろしくお願いします。 

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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