2017-09

個人投資家が生き残る策

7月1日(金)15:45

大引け

日経平均株価

15698.02(9:00)

15765.00(10:33)

15635.57(14:40)

15682.48(15:00)

前日比△106.56 +0.68%

TOPIX

1254.87(9:00)

1260.54(10:33)

1248.49(9:21)

1254.44(15:00)

前日比△8.62 +0.69%

週末7/1(金)日経平均株価は5日続伸

前日の欧米市場堅調、為替の円高一服
外部要因の落ち着きを背景に買い先行で始まりました

寄付 15698.02(9:00)△121.10

高値 15765.00(10:33)△189.08

買い一巡後は昨日までの4連騰から売りも出やすく
伸び悩む場面がありました

安値 15635.57(14:40)△59.65

外部要因の落ち着きを背景に日経平均株価は5日続伸して引けました

大引 15682.48(15:00)△106.56


前日の米国市場大幅高で3日続伸
NYダウ17929.99ドル △235.31ドル
ナスダック指数 4842.67 △63.42
イングランド銀行(イギリス中央銀行)総裁が講演で
「何らかの金融緩和策が夏場にかけて必要になる可能性が高い」
と発言 欧州市場が堅調 
米国株式市場は米国利上げが遠のいたため、その安心感から上昇しています。
イギリスショックの震源地、イギリス、欧州主要市場の上昇基調は
力強いものになっていますが、日本市場はそれに比べると上値は重くなっています。
日本市場のメインプレーヤーの海外投資家は、日本市場への投資を縮小しているため
買い手不在の状態です。
主要輸出関連企業の為替レートは105円~110円です。
円相場の高止まりでは、今後の収益見通し不安があり積極的に
上値を買い上がることはできません。
常に為替水準を横目で見ながらの相場展開になります。
16,000円水準を大きく上回る上昇には、円安が必須となります。
7月の米国FOMCでは、利上げは期待できません。
米国の利上げが遠のくと円相場の高止まりは今後も続くことになります。

日本市場は、円安頼みの市場の為
円安=株高 円高=株安の構図は不変です。
現在は円高一服から100円に迫る円高局面はいったん遠のきましたが
年後半も米国利上げがなければ、円の高止まりは不変でしょう。

今後は16年4-6月期の決算が出てきますが、105円~110円レベルの想定為替レートでは
再減額修正リスクがあり、海外投資家の買いも細っています。

参議院選挙の与党の選挙結果
7/26~7/27 米国FOMC
7/28~7/29日銀金融政策決定会合(展望レポート中間評価)
ギリシャなどの金融不安の再燃
トランプ氏の支持率が上昇すると大きな不安要因になります。
ゴールドマンサックスの事実上の日本株売り推奨
不透明材料が山積しています。

欧米株堅調が続き、円高一服状態が続けば日本株の上値余地はもう少し出てきますが
メインプレーヤーの海外投資家が日本市場上昇の道筋をつけてくれない限り
大きな上昇は望めません。

コア銘柄、大型株、インデックスは重く、今後も成長株投資に分がある
相場展開は続きそうです。
年後半相場では、一握りの好業績中小型株と成長力のあるテーマ株だけが強い
「2極化相場」になっていくことになるでしょう。

小型株は何でも良いということではありません。
3年後、5年後も成長が見込める銘柄、第4次産業革命テーマ株は
大きく買われる場面が続くでしょうが、割安のバリュー銘柄は人気の圏外で
なかなか循環物色の流れには乗ってこないのが今の相場の特徴です。


8591オリックスは6/28安値1210円で底打ちになりました。
2/12安値1260円を下回り、きつい下げになりましたが
なぜここまで売られなければならなかったのでしょうか。

大株主のほぼすべてが海外ファンドです。
浮動株比3.8%に対し外国人比は59.5%
直近にかけての海外投資家の日本株離れが顕著に表れています。
好業績で割安でもメインプレーヤーが買わなければ上昇しません。
目先のレンジは1250円~1450円前後と想定します。
つまり1300円を大きく下回った時は買い
1400円を上回った時は売り
100円儲けるのも一苦労になります。

銀行、証券、保険、主軸銘柄は上がれば、海外短期筋の
空売りの標的になるため魅力がなくなっています。

従来の株式投資勝利の法則は、年に1度~2度の暴落時の安値を
主軸銘柄、コア銘柄に投資する投資手法でした。
バカの一つ覚えでこれだけで儲かっていましたが
長期運用の海外投資家が日本市場から遠ざかり
海外短期筋の貸し株を使った空売りの標的になる
主軸銘柄、コア銘柄、大型株投資は時代の流れから難しくなりました。

現在は第4次産業革命期です。
今後は一握りの成長株、3年後5年後も成長の見込める銘柄
第4次産業革命のテーマに沿った銘柄に投資資金を選択と集中していくほかに
現在の日本市場で海外短期筋を相手に勝ち残る策はないと考えております。
TOPIX寄与度上位銘柄の銀行株は収益低下で買えませんし
同様に証券株、保険株も買えません。
私の好きな主軸株のオリックスも現在の相場環境においては
投資妙味に欠けます。

1974年に高校1年でこの世界に入り様々な相場を見てきましたが
景気拡大期が終わると「2極化相場」となり強い銘柄だけが買われます。
夢のある新興銘柄、小型の成長株、第4次産業革命のテーマ株
これらを研究し、安値圏で買い続ければホームランの量産に
つながると確信しております。

新興銘柄はハイリスクハイリターンです。
それは今も変わりませんが、底値圏で買うことができれば
ローリスクハイリターンになります。

コア銘柄はローリスクでリターンを得られるものでしたが
現在では、ハイリスクローリターンになってしまいました。

イギリス市場が大きく上がり、日本市場が蚊帳の外になっている現状は
アベノミクス相場終焉を意味している結果でしょう。
その時代を背景に、時代に最も適した投資方法を模索しなければ
海外短期筋の餌食になるばかりです。

海外短期筋の餌食になりたくなければ、今の日本市場では
一握りの成長株、3年後5年後も成長の見込める銘柄
第4次産業革命のテーマに沿った銘柄に投資資金を選択と集中する以外
策はないと思います。

これが時代の変革期の特徴なのでしょう。
今後の2極化相場を予想します。

2000年のITバブル、ネットバブルの時と同様に
一握りの成長株、3年後5年後も成長の見込める銘柄
第4次産業革命のテーマに沿った銘柄の安値圏の選択と集中
これが個人投資家の生き残りの道と考えます。



次回は、7/4(月)16:00頃更新いたします。

ゴールドマンサックス証券の日経平均株価見通し(7/1)
従来予想から大幅に目標株価を引き下げ
3か月後1万4375円、半年後1万5000円
1年後を1万6250円

日本株株価見通し6/29日経新聞より抜粋
野村証券 
従来予想年内 17,500円~20,000円
直近修正年内 15,250円~17,250円
みずほ証券
従来予想年内 15,000円~19,000円
直近修正年内 14,000円~19,000円
大和証券
直近修正当面 14,500円~16,500円
シティーグループ証券
直近修正当面 14,000円~16,500円

日経平均株価短期的レンジ
下値 15,000円割れ水準
戻りメド①15,500円前後
戻りメド②16,000円水準
短期的には、日経平均株価16,000円を超えて大きく上がる可能性は
極めて低く、中途半端な水準での買いは控えた方が良いと思います。
本格買いの時期はまだ先になりそうです。
メインプレーヤーの海外短期筋が日本市場の動向に大きく影響します。
7月中旬以降、日銀追加緩和を材料に買い上がる可能性があります。
日銀がゼロ回答ならば、一気に売り叩いてきますのでイベントには
十分注意が必要です。

これからの重要イベントと不安要因
①7月の米国FOMCと日銀政策会合の行方
②中国経済不安の再燃
③米国経済の頭打ち(欧州経済の頭打ち)
④参議院選挙の与党の選挙結果
⑤ギリシャなどの金融不安の再燃
⑥7/29GPIFで巨大損出発覚による地合い悪化のリスク
⑦税収減により財政出動は限定的に

市場の期待
①日銀追加緩和
②秋の財政出動の規模10兆円超(税収減の為限界説も)

7月のイベント
7/8米国雇用統計 前回が急速に悪化したため今回の指標は重要
7/10参議院選挙 自民が苦戦すると日本株売り要因
        (海外投資家は政局に敏感です)
公的資金の株価買い支えは選挙までかもしれません
7/15 中国4-6期GDP発表
7/18~7/21 米国共和党代議員大会(オハイオ州クリープランド)
7/24 クリントンキャッシュ米国で上映(クリントン叩き)
7/25~7/28 米国民主党代議員大会(ペンシルバニア州フィラデルフィア)
7月から大統領選挙が本格的に始まります。
トランプ氏優勢となれば日本にとっても株式市場にとっても逆風となります。
7/26~7/27 米国FOMC
7/28~7/29日銀金融政策決定会合(展望レポート中間評価)

7月 米国4-6月期決算発表 減額修正予想(米国株リスク要因)
7月 ギリシャ債務の行方
7/29 GPIF2015年度実績発表
  通常7月上旬発表ですが、参議院選挙前は避け7/29になりました。
  現時点での大手証券の試算では、5兆円を超えるマイナスになる見込み。
  この規模はリーマン以来のマイナスになるため、国内で議論が予想され
  7/10参議院選挙苦戦となれば、GPIF運用損出をはやし立てて
  海外短期筋の売り要因になる可能性あり
7/29 米国4-6期GDP発表
7/29 ユーロ圏GDP発表

証券3社の今年度企業業績見通し(6/9)
野村、大和 下方修正
想定レンジが108円~110円の為、直近の円高が続くと再減額修正必必至

野村 16年度経常増益率2.9%増益予想 (前回予想7.2%)
ドル円相場108円前提
17年度経常増益率11.4%増益予想

大和 16年度経常増益率2.6%増益予想 (前回予想4.1%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率8.6%増益予想

日興 16年度経常増益率6.0%増益予想 (前回予想5.9%)
ドル円相場110円前提
17年度経常増益率9.7%増益予想


2016年IMF世界経済見通し(4/12改定)
世界の成長率3.2%に減速
イギリスEU離脱後は再減額修正

世界全体2016年3.2%▼0.2% 2017年3.5%▼0.1%
日本2016年0.5%▼0.5% 2017年ー0.1%▼0.4% 

米国2016年2.4%▼0.2% 2017年2.5%▼0.1%
ユーロ圏2016年1.5%▼0.2% 2017年1.6%▼0.1%
中国2016年6.5%△0.2% 2017年6.2%△0.2%
インド2016年7.5%±0 2017年7.5%±0
ロシア2016年ー1.8%▼0.8% 2017年0.8%▼0.2%
ブラジル2016年ー3.8%▼0.3% 2017年0.0%±0

日本2016年成長率アジア向け輸出減、個人消費停滞で0.5%予想
2017年は消費増税で個人消費低迷でー0.1% マイナス成長予測
世界経済は減速中、高止まりしている米国株の下落リスク
中国経済下振れリスクを頭の片隅にとどめておくべきでしょう。

為替水準と外部要因で海外短期筋がどのような策を取るかで大きく変わってきます。

2/12日経平均EPS1152.86円日経225PER12.97倍
2/19日経平均EPS1148.72円日経225PER13.90倍
2/24日経平均EPS1155.83円日経225PER13.77倍
2/26日経平均EPS1151.38円日経225PER14.06倍
2/29日経平均EPS1150.52円日経225PER13.93倍
3/2 日経平均EPS1154.14円日経225PER14.51倍
3/4 日経平均EPS1151.20円日経225PER14.78倍
3/7 日経平均EPS1155.93円日経225PER14.63倍
3/11日経平均EPS1159.40円日経225PER14.61倍
3/16日経平均EPS1173.08円日経225PER14.47倍
3/18日経平均EPS1169.57円日経225PER14.30倍 
3/25日経平均EPS1131.25円日経225PER15.03倍 
4/1 日経平均EPS1119.40円日経225PER14.44倍
4/5 日経平均EPS1118.98円日経225PER14.06倍
4/8 日経平均EPS1104.85円日経225PER14.32倍
4/13日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/15日経平均EPS1103.86円日経225PER14.84倍
4/19日経平均EPS1097.88円日経225PER15.37倍
4/22日経平均EPS1098.97円日経225PER15.99倍
4/27日経平均EPS1111.21円日経225PER15.56倍
4/28日経平均EPS1092.14円日経225PER15.26倍
5/6 日経平均EPS1091.24円日経225PER14.76倍
5/10日経平均EPS1098.49円日経225PER15.08倍
5/12日経平均EPS1140.94円日経225PER14.59倍
5/13日経平均EPS1191.88円日経225PER13.77倍
5/17日経平均EPS1195.46円日経225PER13.93倍 
5/20日経平均EPS1193.75円日経225PER14.02倍 
5/25日経平均EPS1190.15円日経225PER14.08倍
5/30日経平均EPS1192.73円日経225PER14.31倍
6/2 日経平均EPS1192.41円日経225PER13.89倍
6/8 日経平均EPS1195.38円日経225PER14.08倍
6/10日経平均EPS1198.65円日経225PER13.85倍
6/15日経平均EPS1198.76円日経225PER13.28倍
6/20日経平均EPS1198.60円日経225PER13.32倍
6/28日経平均EPS1198.99円日経225PER12.78倍日経平均PBR1.04倍 

6/28日経225PER13.32倍
15323.14÷12.78=1198.99
日経平均PERは日経新聞投資指標から抜粋

以前から6月~7月以降世界同時株安に注意と
お伝えしておりましたが、イギリスのEU離脱で大波乱になりました。
為替が急速に円高進行(円の独歩高)になったため
しばらく日経平均PERは一時的に機能しなくなり
当面は、日経平均PBRの方が株価判断の目安になります。
日経平均PBR1倍水準の目安として14600円台
これが目先のレンジ下限と想定されます。

2015年9月以降
日経225PER
レンジ上限 11/19 15.73倍  12/30 15.57倍 2016/4/22 15.99倍
レンジ下限 1/21 13.32倍 2/12 12.97倍

17/3期減収増益予想になりましたが、為替変動による下振れの場合
今後の2017/3期減益分を加味(為替次第 -8%として)
1198.99×0.92=1103.07

円高進行による減益の場合
中長期日経平均株価レンジ 日経225PER12.97倍~15.99倍
1103.07×15.99=17638.09
1103.07×12.97=14306.82

2016年後半(7月~12月)日経平均想定レンジ
レンジ上限値 17638.09円
レンジ下限値 14306.82円

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コメント

御礼

8591,1579アドダイス有難うございます。8591は4回も回答していただき有難うございます。今後も宜しくお願いします。季節がらお体ご自愛ください。松永

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こんにちは、蒼士です。
いつも楽しく読ませてもらっています。
1974年からこの相場の世界でやられているということで、相当の経験値がお有りですね。
さすがです、読む力は相当なものですね。
これからも情報をよろしくお願いします。
それでは、応援して帰りますね。

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プロフィール

k124816

Author:k124816
1974年高校1年で株式投資を始める。
順調に儲かったが、大学時代に仕手株投資で、8ケタの損出。その後30歳代で10ケタ近くの損出。
その苦い経験から 
「株式投資勝利の法則」と「秘伝指数表」を使って勝ち続ける法則を実践。

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